韓国経済、【生産職の半分が離職】「生産の崖」ルノーサムスン、2度目の構造調整に出る

韓国経済、【生産職の半分が離職】「生産の崖」ルノーサムスン、2度目の構造調整に出る

記事要約:先ほど、東京モーターショーに韓国メディアの評価が酷いという記事を出したのはこの記事の伏線である。ルノーサムスンといえば、急に覚醒したルノーサムスンの労組のストライキによって、会社側と労働側が対立していた。

そして、何度もルノー側が警告してきたわけだが、ストライキは続き、こうして、2度目の構造調整に出るようだ。そして、それによって生産職1800人のうち半分ほどが会社を離れる状況も発生する可能性があるという。記事は長いので構造調整の大まかな3つの案をあげておく。

1. 生産職の年次休暇(最大30日)をすべて使わせ遊休人材を最小化する案

2. は時間当たり生産台数を45台から35台に下げる案

3. 2交代勤務方式を1交代に変えることも検討中

この3つの案が出てきたのは例のローグである。 ルノーサムスン釜山(プサン)工場の生産台数の半分ほどを占める年間約10万台の日産「ローグ」の生産が来年初めに終わるからだ。そして、輸出量を確保できない場合、生産台数は大幅に減少する必要があると。そして、ここに労使対立が絡んでくる。

> ルノーサムスンは今年初めに後続の委託生産モデルを確保しようとしたが、ルノーグループがこれに反対した。ルノーグループはルノーサムスンの労使対立が終わらなければならないという理由を掲げた。ルノーサムスン労使は6月に2018年度賃金団体交渉を年を越して終えたが、すぐに2019年の賃金団体交渉を始めなければならなかった。

2018年の賃金団体交渉は年を越えて終わったら、すぐに2019年の賃金団体交渉を始めたそうだ。そんなことやっていると事態はどんどん悪化していくと。

>その間にルノーグループの他の工場が動いた。ルノーサムスンに割り当てられる予定だった年8万台規模の欧州輸出向け「XM3」を他の工場と分け合わなければならない境遇だ。割り当ての時期も遅れている。いま割り当てを受けても生産準備期間などを考慮すると来年下半期から生産に入れる。相当期間は内需向けで持ち堪えなければならないという意味だ。

いつ終わるかもわからない賃金団体交渉などより、先に生産が可能な工場に割り当てるのは普通だよな。もっとも、今から割当を受けても今からだと来年の下半期の生産という。その間は内需向けらしいが、韓国の内需なんて雀の涙だろう。

> 内需状況も悪い。ルノーサムスンの1~9月の内需販売台数は6万402台で前年同期の6万2343台より3.1%減った。2017年1~9月の7万5172台と比較すると19.6%減少した。その上一時ルノーサムスン内需販売の30%ほどを占めた「SM3」「SM5」「SM7」は生産が中断される。業界専門家らは準大型「SM6」とスポーツ多目的車(SUV)の「QM6」だけで内需市場を攻略するのは容易ではないだろうと分析した。

それは韓国経済が不況だからな。車を買う余裕なんて減ってきているだろうに。出も、良いじゃないか。高い給料を貰えていたんだろう。当然、貯蓄はしているよな。してなければ無職になるだけだが。それで、最初に戻るが構造調整のために3つの案が出てくる。

> 生産職の年次休暇(最大30日)をすべて使わせる1案は労組の激しい反発を避けることができるが、効果は大きくない。時間当たり生産台数を45台から35台に下げる2案は工程ごとに必要な人数が減る。小幅の減員は避けられない。2交代勤務を1交代勤務に変える3案は生産職の最大半分ほどの約900人が「残る人材」になる。

それで、1案は問題解決には至らない。2案か、3案になることはなんとなくわかるだろう。

> 業界関係者らは、ルノーサムスンが2案または3案を有力に検討していると分析している。ある関係者は「ルノーグループが今年初めにローグの後続物量を配分しなかったのは結局労使対立のためだが、まだルノーサムスン労使は対立を解消できずにいる。XM3の輸出量を早い時期に完全に受け入れる可能性がないだけに追加減員は避けられない」と話した。

業界関係者も2案か。3案を有力に検討していると分析。どちらの案になるにしても、人員削減にはなるな。

> 労使対立が早い時期に解消される可能性はほとんどない。ルノーサムスン労組は来月に2日間の特別勤務(休日勤務)をしようという会社の提案を拒否した。会社の転換配置を受け入れることはできないというのが労組の反対理由だった。業界では世界の自動車工場が生産台数を確保するために総力を挙げる状況でルノーサムスン労組が過度な要求を掲げて闘争しているとの指摘が出ている。

結局、労使側が受け入れないので揉めることになると。まあ、そんなことやるよりはさっさとルノーサムスンは韓国から撤退した方が良いぞ。韓国GMと一緒にな。日本の東京モーターショーが排他的だからと言う前に、自分たちの行いを省みた方が良いんじゃないか。

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韓国経済、【生産職の半分が離職】「生産の崖」ルノーサムスン、2度目の構造調整に出る

ルノーサムスン自動車が先月の希望退職に続き2度目の構造調整に出る。「生産の崖」が深化しており、生産職1800人のうち半分ほどが会社を離れる最悪の状況も発生する可能性があるという観測だ。

27日の自動車業界によると、ルノーサムスンは最近労組に来年度の生産計画を公開しながら3種類の追加構造調整案を検討していると説明した。1案は生産職の年次休暇(最大30日)をすべて使わせ遊休人材を最小化する案だ。2案は時間当たり生産台数を45台から35台に下げる案だ。最後に2交代勤務方式を1交代に変えることも検討中だ。

ルノーサムスンが追加構造調整カードを取り出したのは来年の輸出量を確保できない場合、生産台数が大幅に減るためだ。ルノーサムスン釜山(プサン)工場の生産台数の半分ほどを占める年間約10万台の日産「ローグ」の生産が来年初めに終わる。

◇「物量の崖」ルノーサムスン、生産職の半分が離職する可能性も

「世界の自動車メーカーがみんな構造調整をしています。いま自動車産業の労使関係の話題は雇用です。雇用を守るためには労使が力を合わせなければならないという意味です」。

24日にルノーサムスン自動車の2019年賃金団体協約実務交渉で会社側代表は固い顔でこのように話した。彼は労組が基本給を8%(15万3335ウォン)上げてほしいという要求を継続すると、「企業が利益のために工場移転を決める可能性があることをわからなければならない」と付け加えた。労使対立が続けば本社である仏ルノーグループが釜山工場の規模を減らすこともあり得るという「警告性発言」だ。

◇作る車ないルノーサムスン

ルノーサムスンが史上最悪の危機状況に追いやられている。作る車がない「生産の崖」の危機だ。日産ローグの委託生産が来年初めに終わる。年間約10万台で釜山工場の生産台数の半分ほどを占める量だ。ルノーサムスンは今年初めに後続の委託生産モデルを確保しようとしたが、ルノーグループがこれに反対した。ルノーグループはルノーサムスンの労使対立が終わらなければならないという理由を掲げた。ルノーサムスン労使は6月に2018年度賃金団体交渉を年を越して終えたが、すぐに2019年の賃金団体交渉を始めなければならなかった。

その間にルノーグループの他の工場が動いた。ルノーサムスンに割り当てられる予定だった年8万台規模の欧州輸出向け「XM3」を他の工場と分け合わなければならない境遇だ。割り当ての時期も遅れている。いま割り当てを受けても生産準備期間などを考慮すると来年下半期から生産に入れる。相当期間は内需向けで持ち堪えなければならないという意味だ。

内需状況も悪い。ルノーサムスンの1~9月の内需販売台数は6万402台で前年同期の6万2343台より3.1%減った。2017年1~9月の7万5172台と比較すると19.6%減少した。その上一時ルノーサムスン内需販売の30%ほどを占めた「SM3」「SM5」「SM7」は生産が中断される。業界専門家らは準大型「SM6」とスポーツ多目的車(SUV)の「QM6」だけで内需市場を攻略するのは容易ではないだろうと分析した。

◇大規模減員の可能性も

結局ルノーサムスンは8月に1度目の構造調整計画を労組に通知してから2カ月で追加構造調整案をまとめた。時間当たり生産台数を60台から45台に下げ、社員の希望退職を施行する1度目の構造調整では「生産の崖」を超えることができないと判断したためだ。会社は最近3種類の構造調整案を労組に説明した。

生産職の年次休暇(最大30日)をすべて使わせる1案は労組の激しい反発を避けることができるが、効果は大きくない。時間当たり生産台数を45台から35台に下げる2案は工程ごとに必要な人数が減る。小幅の減員は避けられない。2交代勤務を1交代勤務に変える3案は生産職の最大半分ほどの約900人が「残る人材」になる。

業界関係者らは、ルノーサムスンが2案または3案を有力に検討していると分析している。ある関係者は「ルノーグループが今年初めにローグの後続物量を配分しなかったのは結局労使対立のためだが、まだルノーサムスン労使は対立を解消できずにいる。XM3の輸出量を早い時期に完全に受け入れる可能性がないだけに追加減員は避けられない」と話した。

労使対立が早い時期に解消される可能性はほとんどない。ルノーサムスン労組は来月に2日間の特別勤務(休日勤務)をしようという会社の提案を拒否した。会社の転換配置を受け入れることはできないというのが労組の反対理由だった。業界では世界の自動車工場が生産台数を確保するために総力を挙げる状況でルノーサムスン労組が過度な要求を掲げて闘争しているとの指摘が出ている。

https://japanese.joins.com/JArticle/258985

https://japanese.joins.com/JArticle/258986

韓国経済、【生産職の半分が離職】「生産の崖」ルノーサムスン、2度目の構造調整に出る」への6件のフィードバック

  1. 韓国は労働組合が強すぎるし、それが韓国人労働者の権利ばかり主張する体質をさらに助長している。
    結果、企業は疲弊していき業績悪化、やむを得ずリストラなどで人員削減、失業者の増加につながっている。
    韓国経済を弱体化させている原因の大部分は、韓国人の利己的、短絡的な性質にあると思うし、韓国人の本質は永久不変だろうから、韓国が経済強国になることも永久にないだろう。
    しかしどれだけ自己評価が高いんだ、韓国人は。
    韓国人が思うほど、世界は韓国を必要とはしていないと思うのだが…。

  2. ルノーサムスンは作る車や売る車が無いので、消えるか、中国移転でしょうね!
    日産ローグは日産の九州工場で作り、ルノー車はルノーのスペイン工場で作るのでしょう!配置転換も製造車種の変更も認めない組合と話しても無駄ですね。韓国は李氏朝鮮のように世界の貿易体制に背を向けて宗主国と朝貢貿易だけの国になりそうですね(笑)

  3. 韓国の、組合労働者は、後はどうなるかを考えずに、自分たちの、目先の利益だけを考えて、行動する。
    金のなる木を、大切に育てようとする気持ちは、さらさら無い。時には、間引きも必要であるのに。
    どうして、彼らは、物の道理を、わきまえる事が、出来ないのか、生まれつきと、言えばそれまでだが、
    教育によって、多少変わるものならば、日本との、併合時代に、日本式教育を受けたので、変わったはずだが
    何も、生かされていない、やっぱり、朝鮮民族の持って生まれた、性で有る。どしょうも無い、・・・、

    1. 蛇足・・・以前、私の勤めていた会社は、ワンマン経営で、多くの系列会社から、成り立っていました。
      俗に言う、多角経営の会社でした。当然組合側も、お互いに、親交関係を保っていました。
      そのほとんどは、終戦直後からの、新興企業でした。当時の世相を反映して、組合の書記長は、ぱりぱりの?
      共産党員の方でしたが、組合の支持政党は、民社党でしたが、実際には、御用組合でした。
      当時、会長は、わしに、従っていれば、決して路頭に、迷わすようなことしないが、反旗を起こせば、
      直ぐに、会社を閉鎖すると、言った、ワンマン経営でした。もっとも、会社といっても、資本は、同族で、
      占められていて、今の、韓国の財閥のような、形態でした。長くなりましたが、結果だけを言いますと、
      どの組合も、一度も、ストを、要しませんでしたし、例の、共産党員も、定年まで勤務しました、
      日本人は、理想より、現実の生活を、第一に考えた結果だと思います。
      良い悪いは、別にして、このような会長が、韓国にいたら、別な、結果になっていただろうと思います。
      因みに、その会長は、国会議員で、わしが、日本を動かしてきたといって、本まで出して、
      皆に、買わさせてました。価格は当時の日当ぐらいです。当然、私も買いました。
      立派な題名が付いた、分厚い製本でしたが、題名はは伏せます。(読んだ感想はしょうも無い誇張だ)
      多分、購入者は、関係者が、ほとんどで、売れなかったと思います。私も一度読んだだけです。
      日本古来の、生かさず殺さず、と言ったような、経営方針のような、気がします。

      1. 追伸・・・その会長は、わしは柔道6段と言っていましたが、皆は、影で、無ろく段と言っていました、
        体格は、ガッシリしていました、本当は数段で、年を重ねることの名誉段だと思います。
        あまり喋ると、有名な方なので、年配の方には、バレルので、この辺で、!!

        1. すみません、追記の、追記です。
          その会長は、数年に、一度、大阪工場に来ましたが、
          くる度に、約、千人の従業員に、キャッシュで、500円くれました。
          その直後だったので、貰ったお金で、買ったしだいです。
           その会長、話題豊富な方で、私は、8年ほどしか在籍しなかったのですが、
          私に喋らすと、最短3時間でも話はつきません。今はほとんど忘れましたが、
          嫌な話題は、ひとつも無く、マンツウマンで、数時間喋った、こ、と有ります。

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