【中・露】イラン支持、鮮明に
記事要約:多くの読者様も大方、予想はしていたが、やはり、中国とロシアはイラン支持を鮮明にしてきた。これで米国との対立は決定的となったわけだ。ただ、中国とロシアがイランを助けるために援軍を送るとは思えない。
実際。米国とドンパチやり合うような衝突は避けるだろう。だが、中東情勢がまたもや、大国の利害関係の場になっていくことは避けられない。しかし、裏で繋がっているといわれているが、ロシアと中国ももはや、隠そうとしないな。
>【ベイルート=佐藤貴生】イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が米軍に殺害されたことを受け、中露両政府の外相が4日までにイランのザリフ外相と会談し、ともに米国を非難した。トランプ米政権がイランの報復に備えて中東への米軍部隊の増派を決めるなか、中露がイランを支持する意向を示した形で、3カ国は米国への対抗を基盤に今後も連携していくとみられる。
今後も連携する。イランの背景に中露がいる。イランが大きく出る可能性は十分あると。ここに北朝鮮もいるわけだし、韓国もついでに仲間になったらどうだ。司会、ロシアは結局、米国と対立する道を選ぶか。
> ロイター通信によると、ザリフ氏は3日にラブロフ露外相と電話で会談した。ラブロフ氏はソレイマニ氏の殺害に弔意を示し、両外相は「米国の行動は国際法に違反している」との見解で一致した。一方、ザリフ氏と4日に電話会談した中国の王毅外相は、米国は軍事力の乱用を停止して対話による解決を目指すべきだと述べた。
対話による解決なんてできるはずないだろう。テロが日常茶飯事の中東情勢において、現に米大使館にロケット弾が撃たれているだろうに。テロ組織が暗躍する中、誰が誰の味方で敵なのか。裏で繋がっているのか。そういった事情を把握するには複雑過ぎるという。米国が正義とは言わないが、イランが正義とも思えないからな。
>ソレイマニ氏の殺害を受け、イランは米国に報復すると警告している。その時期や手段は不明だが、イランとしては、どのような事態になっても中露を後ろ盾に米国に対抗していく狙いとみられる。
問題は中露がどこまで後ろ盾をするかだ。米国と本気でやり合うほど支援はしないだろう。だから、イランだっていつかは裏切られる可能性がある。中露を信用などできない。利害関係だけで繋がる国はそれがなくなれば平気で裏切る。
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【中・露】イラン支持、鮮明に
【ベイルート=佐藤貴生】イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が米軍に殺害されたことを受け、中露両政府の外相が4日までにイランのザリフ外相と会談し、ともに米国を非難した。トランプ米政権がイランの報復に備えて中東への米軍部隊の増派を決めるなか、中露がイランを支持する意向を示した形で、3カ国は米国への対抗を基盤に今後も連携していくとみられる。
ロイター通信によると、ザリフ氏は3日にラブロフ露外相と電話で会談した。ラブロフ氏はソレイマニ氏の殺害に弔意を示し、両外相は「米国の行動は国際法に違反している」との見解で一致した。一方、ザリフ氏と4日に電話会談した中国の王毅外相は、米国は軍事力の乱用を停止して対話による解決を目指すべきだと述べた。
ソレイマニ氏の殺害を受け、イランは米国に報復すると警告している。その時期や手段は不明だが、イランとしては、どのような事態になっても中露を後ろ盾に米国に対抗していく狙いとみられる。
トランプ政権が中東での軍備増強に乗り出しイランとの軍事的な緊張が高まった昨春以降、中露はほぼ一貫してイランを支援。3カ国は先月末、オマーン湾などで初の合同軍事演習を行っている。
https://www.sankei.com/smp/world/news/200105/wor2001050012-s1.html
格別どうこうとは思わない。中国も露国の外相も別に大した事言っていない。
イラクの米大使館と米軍基地がロケット攻撃も昨年にも5人死傷したのがあったわけで、今回は特に死傷者はでなかったという話。
革命防衛隊自体がソレイマニが健在であってもなくても麾下の部隊というか、ヒズボラやヒズボラに協力する者を制御できるものではない。イラン国軍も大統領ロウハニも同様に革命防衛隊やヒズボラを制御できない。
内輪に対する影響も鑑みないとならないハメネイも発言は難しいとは思うが、充分思慮された発言という印象。この後イランの核開発というテーマも含めて考えても(フッ化水素……)。
アメリカも イラン・イラクも 冷静に!
露・中はアメリカへの支持が薄いと判断し、イランとの協力関係を保っていますが、全面戦争をする気は有りません。ロシアは、米国の軍事力の行使もイランの挑発も押さえたいはずです。抗議は良いし、大使の召還や断交も良いですが軍事報復を示唆すれば、宣戦布告と見なされるでしょうし、落としどころは、難しいですね。
アメリカがシリア、イラクに中途半端に介入して、ISが拡大した結果、反イスラエル、反ISのシーア派武装勢力に武器や資金が渡り、取りまとめのソレイマニ司令官が英雄と為りました。
アメリカの介入は経済発展をもたらしますが、腐敗と格差拡大に繋がるため、上手くいかないことが多いですね。特にイスラム教徒の多い地域では!