1泊5万円がほぼ満室に Go Toで「明暗」 民宿では利用者ゼロも

1泊5万円がほぼ満室に Go Toで「明暗」 民宿では利用者ゼロも

記事要約:管理人はコロナが怖いので旅行や遠出とかは全く今年は行ってないのだが、どうやらGoToでは普段、泊まるのが難しい高いホテルや旅館などが人気で、民宿など安いところは利用者が少ないようだ。それは還元されるなら高い方がいいよな。

つまり、最大限に還元されるのが1万4000円で35%引きなので、代金が4万以上なら1番お得ということになる。だから、1泊5万円のホテルがほぼ満室になっているようだ。

>政府の観光支援事業「Go To トラベル」で、低価格が売りの民宿、ビジネスホテルが苦戦を強いられている。GoToは宿泊料金が高いほどお得感が増すためだ。22日で事業開始から二カ月。10月からは割引対象に東京発着旅行が追加され、旅行代金に応じて配布額が決まる地域共通クーポンも始まるため、一層の高級宿人気を懸念する声が出ている。

なんか色々と始まるのだな。管理人はどうせ使わないので、食事券だけでいいのだが、もう、ここまで感染拡大でゼロに抑えるのはほぼ不可能。しかも、日本政府は日本人に丸投げしたので、コロナに注意して旅行を楽しんでもいいんじゃないか。マスクしながら旅行して楽しめるかは別問題であるが、地域経済の活性化になるのは間違いないので、後は高級宿と普通の宿との明暗をどうするかだな。

>政府の観光支援事業「Go To トラベル」で、低価格が売りの民宿、ビジネスホテルが苦戦を強いられている。GoToは宿泊料金が高いほどお得感が増すためだ。22日で事業開始から二カ月。10月からは割引対象に東京発着旅行が追加され、旅行代金に応じて配布額が決まる地域共通クーポンも始まるため、一層の高級宿人気を懸念する声が出ている。

まあ、今のままだとそうなるよな。ただ、高級宿と普通の宿といっても、選ぶのは消費者だろう。どちらも儲かるような仕組みなんてないだろう。それなら普通の宿に補助金を付けるとかそういうことになる。でも、それはただの延命措置だからな。

>訪日客の受け皿として増えた低価格の簡易宿所、民泊も青息吐息だ。一泊3000円程度のゲストハウス「まくや」(京都市)は、新型コロナ対策で1日二組に減らしているが、空室は埋まらない。経営者は「訪日客が戻らないと回復は難しい。給付金で支援してくれた方が今はありがたい」と話す。

当たり前だ。国内旅行する日本人が民泊なんて泊まるわけないだろう。どんな外国人が泊まっているのかわかりもしないものな。管理人ならアパホテルに泊まりたいところだ。

>野村総合研究所の木内登英氏は「クーポン開始と高所得者の多い東京都民追加で、高級志向が加速するのではないか」と指摘。「税金を使った事業なのに、補助が(高級プランを提供できる)大手事業者、高所得者中心となるのは問題。恩恵が行き渡るよう国は取り組むべきだ」としている。

確かにその通りでぐうの音も出ない。ただ、それは結局、難しいので補助金を出した方が良いんじゃないか。でも、延命措置だと指摘したことは事実だ。コロナ禍でパラダイムシフトが起きた。この先、日本で観光立国を目指すなんてやめるべきなのはいうまでもない。

1泊5万円がほぼ満室に Go Toで「明暗」 民宿では利用者ゼロも

政府の観光支援事業「Go To トラベル」で、低価格が売りの民宿、ビジネスホテルが苦戦を強いられている。GoToは宿泊料金が高いほどお得感が増すためだ。22日で事業開始から二カ月。10月からは割引対象に東京発着旅行が追加され、旅行代金に応じて配布額が決まる地域共通クーポンも始まるため、一層の高級宿人気を懸念する声が出ている。

「夏は大学生のテニス部の合宿でにぎやかになるが、今年は静かで寂しい」。石川県能登町の海水浴場近くで民宿を営む女性はため息をつく。GoToに参加登録したが、これまで利用客はゼロ。「新型コロナウイルスの感染が落ち着くまでは元に戻らないのかな」とぼやく。

GoToは旅行代金の35%引きを先行する形でスタート。宿泊の場合、1人一泊当たり1万4000円が上限のため、代金4万円以上で割引額が最大に達する。広島県福山市のあるビジネスホテルも8月の利用客は昨年の六割にとどまった。もともと一泊5000円前後の料金設定で、担当者は「GoToが続く限り、客は戻らないのかも」と不満そう。

訪日客の受け皿として増えた低価格の簡易宿所、民泊も青息吐息だ。一泊3000円程度のゲストハウス「まくや」(京都市)は、新型コロナ対策で1日二組に減らしているが、空室は埋まらない。経営者は「訪日客が戻らないと回復は難しい。給付金で支援してくれた方が今はありがたい」と話す。

日本民泊協会(大阪市)の担当者は、GoTo開始以降、リゾートの1軒家など高価格の物件は利用が伸びた半面、マンションを活用した低価格のものは低調と指摘。休業急増で、会員は半数に減った。

対照的なのは、普段は手が届きにくい高額プランだ。大阪市の旅行会社によると、露天風呂付き客室などが人気で、担当者は「割引額が大きく、感染対策も安心のイメージがある高級宿が選ばれている」と分析する。

岩手県西和賀町の温泉旅館「山人」は10月も1泊3万~5万円の客室が既に満室に近く、予約受け付けを休止。GoToで初めて訪れる人が増えたという。

観光庁によると、熊本地震などの被災地を対象に過去行った「ふっこう割」の一部も、代金の一定割合を値引きしたため、高級宿に人気が集まる傾向があった。

10月から始まる地域クーポンは、旅行代金の15%分を旅先の飲食店、土産店で使える。宿泊の場合、1人1泊当たり6000円が上限だ。

野村総合研究所の木内登英氏は「クーポン開始と高所得者の多い東京都民追加で、高級志向が加速するのではないか」と指摘。「税金を使った事業なのに、補助が(高級プランを提供できる)大手事業者、高所得者中心となるのは問題。恩恵が行き渡るよう国は取り組むべきだ」としている。(共同)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/57600

1泊5万円がほぼ満室に Go Toで「明暗」 民宿では利用者ゼロも」への1件のフィードバック

  1. 俺の個人的な考えはGO.TO~は感染者蔓延に手を貸すだけとあんまり賛成しかねるのだが、考えてみればホテルに人が泊まれば納入業者が息をつける。肉や魚、野菜や調味料などの業界や調理器具だってメンテナンスが進むし、増えるだろう。土産物業者だって少しは売り上げが増えるかもしれないし、各々の会社で働く従業員の仕事の確保にも繋がるだろう。たしかに恩恵に与れないところもでるだろうが100%完璧な施策があるわけないしなぁ。ウチみたいなホテルなどの大口のお客はないところには直接の恩恵はないけど、問屋さんが回転がよくなると波及効果で納品物が安くなったり、質が上がったりはある。文中にあるように支援金のほうがたすかるけど、世の中そう甘くはないからな。今日も頑張るか!

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