対話アプリ、暗号化見直しで声明 日米英など7カ国(ファイブ・アイズを構成する国と日印)が署名

対話アプリ、暗号化見直しで声明 日米英など7カ国(ファイブ・アイズを構成する国と日印)が署名

記事要約:既に気づいてると思うが、この先、世界は3つに分類される。1つは米国側。2つは中国側。3つ目はそれ以外の国となる。そして、米中対立で重要なのは中国に情報を渡さないことだ。軍事機密とかも当たり前だが、公的機関や一流企業の情報は重要な事が含まれる。そのために必要なのは暗号化である。

そして、ファイブ・アイズと日本とインドが対話アプリの暗号化見直しで声明を出した。これは将来、ファイブ・アイズに日本とインドが加盟していく流れだろう。一気にシックスアイズどころか、セブンアイズになるかもしれない。

>英国政府は11日、米フェイスブックなどテクノロジー企業に向け、対話アプリのメッセージ暗号化の見直しを求める声明を公表した。声明には米国や日本を含む7カ国が署名。プライバシー保護を重視しつつも、児童犯罪の捜査などで支障を来さないように、令状などがある場合は当局が内容を確認できるようにすることを求めた。

これに応じない企業は7カ国を敵に回すことになると。結局、情報を盗まれないようにしないといけない。それが運営側にもでだ。

>署名したのは機密情報を共有する枠組み「ファイブ・アイズ」を構成する英米・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド5カ国に、日本とインドを加えた計7カ国。

ここに韓国が入ってないのが実に素晴らしいな。

>懸念を示したのは、対話アプリでやりとりしたメッセージの内容を送信者と受信者しか見られなくする暗号化措置だ。アプリ運営企業自身も見られなくなる。フェイスブックが提供する「ワッツアップ」など多くのアプリで導入が広がる。

まあ、これはどんどんやるべきだ。

>7カ国は暗号化がプライバシー保護などに役立つと認めつつ、児童犯罪などにも悪用されると指摘。悪用の運営企業による検知や、令状があれば暗号化を解いた状態のデータを当局が見られるようにすることなどを求めた。「公共の安全とプライバシーなどの保護を両立することは可能だ」と企業側に協力を迫った。

ただ、犯罪などに利用される怖れもあるので、礼状があれば暗号化を解いた状態のデータを警察などは見れると。これは当然だな。犯罪行為をプライバシー保護などで助長させるわけには行かないからな。

>フェイスブックの報道担当者は11日、日本経済新聞に対し「暗号化は個人の最もプライベートな情報を守るために必要で、利用者も求めている。フェイスブックは業界の先頭に立ち、児童犯罪などに対応しつつ利用者の安全も守る新たな道を今後も追求する」とコメントした。

どうなるかはわからないが、暗号化しつつ、犯罪者にも利用されなくい対話アプリが望ましいと。利便性も求めたいところだが、後はフェイクニュースをどうするかだよな

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対話アプリ、暗号化見直しで声明 日米英など7カ国(ファイブ・アイズを構成する国と日印)が署名

英国政府は11日、米フェイスブックなどテクノロジー企業に向け、対話アプリのメッセージ暗号化の見直しを求める声明を公表した。声明には米国や日本を含む7カ国が署名。プライバシー保護を重視しつつも、児童犯罪の捜査などで支障を来さないように、令状などがある場合は当局が内容を確認できるようにすることを求めた。

署名したのは機密情報を共有する枠組み「ファイブ・アイズ」を構成する英米・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド5カ国に、日本とインドを加えた計7カ国。

懸念を示したのは、対話アプリでやりとりしたメッセージの内容を送信者と受信者しか見られなくする暗号化措置だ。アプリ運営企業自身も見られなくなる。フェイスブックが提供する「ワッツアップ」など多くのアプリで導入が広がる。

7カ国は暗号化がプライバシー保護などに役立つと認めつつ、児童犯罪などにも悪用されると指摘。悪用の運営企業による検知や、令状があれば暗号化を解いた状態のデータを当局が見られるようにすることなどを求めた。「公共の安全とプライバシーなどの保護を両立することは可能だ」と企業側に協力を迫った。

フェイスブックの報道担当者は11日、日本経済新聞に対し「暗号化は個人の最もプライベートな情報を守るために必要で、利用者も求めている。フェイスブックは業界の先頭に立ち、児童犯罪などに対応しつつ利用者の安全も守る新たな道を今後も追求する」とコメントした。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64874600R11C20A0EAF000/

対話アプリ、暗号化見直しで声明 日米英など7カ国(ファイブ・アイズを構成する国と日印)が署名」への1件のフィードバック

  1. >令状などがある場合は当局が内容を確認できるようにする

    言っている綺麗事は、理解できるけど、じゃ、実際に、このような機能をどうやって暗号システムに組み込むのだろうか?
    全ては、諸刃の剣です。このような余分な機能は、セキュリティーホールになる可能性大です。ここを手掛かりにして解かれて、悪用されるのがオチです。

    それに、暗号システム自体は、能力さえあれば、構築は比較的簡単です。アルゴリズムが比較的単純でも、パスワードさえ長くすれば、解読は、困難です。
    だから、犯罪組織は、自前の暗号システムを準備するか、闇のシステムを利用すると思います。

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