金星軌道に投入成功=あかつき、日本初の惑星探査へ-JAXA

金星軌道に投入成功=あかつき、日本初の惑星探査へ-JAXA

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記事要約:あかつきの軌道投入失敗で、燃料も無くなり、あの絶望的な状況から最後の賭けを選んだJAXAの判断には驚かされたが、最後の最後にこのようなウルトラCで軌道再投入させて成功させるとか。一体、どれだけJAXAは凄いんだろうか。

はやぶさの時もそうだったが、このような窮地になっても何とかしようとするアイデア、そして僅かなチャンスを何年も待つという忍耐強さ。多くの日本人はあかつきは失敗したんじゃないかと思っていたのではないか。

管理人も、さすがに数年待つとか言われて、大丈夫かと心配していたのは認める。でも、ちゃんと成功させた。心から拍手を贈りたい!おめでとうございます~。

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金星軌道に投入成功=あかつき、日本初の惑星探査へ-JAXA

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9日、金星探査機「あかつき」が、金星を回る軌道への投入に成功したと発表した。あかつきは2010年12月に軌道投入に失敗し、今月7日に再び金星に接近。

姿勢制御エンジンを約20分間噴射して軌道投入に再挑戦していた。日本の探査機が惑星周回軌道への投入に成功したのは初めて。

プロジェクトマネジャーの中村正人JAXA教授は記者会見で「大変感慨深い。5年たったが、われわれの夢が実現したことになる」と話した。

JAXAによると、あかつきは7日の噴射で減速。エンジンの効率が良く、当初の想定より金星に近い約13日間で回る楕円(だえん)軌道へと投入された。

あかつきは異なる波長で観測できるカメラなど計5種類の機器を搭載。金星の気象や大気の動きなどを調べる。7日から一部のカメラを使い、金星の試験的な撮影に成功した。機器の調整などを進め、来年4月から2年間、本格的な観測を行う。

日本の惑星探査は、1998年に打ち上げた火星探査機「のぞみ」で失敗していた。惑星周回軌道への投入は米国、旧ソ連、欧州、インドが成功している。(2015/12/09-20:02)

(http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015120900704)

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金星軌道に投入成功=あかつき、日本初の惑星探査へ-JAXA」への3件のフィードバック

  1. そうそう、さきほどの報告会でJAXAの人が
    「軌道投入時、観測機のあらゆる部分が故障した場合に備えるプログラムを書いた。万一メインロケットが不調になったら、すぐに機体を反転し補助ロケットを使ってでもなんとか軌道に入れる試みも用意していた・・・」と言っていました。

    今回、使われなかった「そんなこともあろうかと!」はまだまだ用意されていたようです。

  2. 5年も耐え忍び創意工夫によって軌道に乗せるとは、まさしく日本人らしい忍耐強さだ。このような精神が若い世代に受けづがれていって欲しいものだと思う。JAXA殿に心からおめでとうと言いたい。

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