中国に見せつけるように…クアッド4カ国と仏、ベンガル湾で合同演習

中国に見せつけるように…クアッド4カ国と仏、ベンガル湾で合同演習

記事要約:クアッド(日本、米国、インド、オーストラリア)+フランスで5日から7日まで、インド東部のベンガル湾でフランスとの合同海上演習が始まった。先月12日にクアッドのオンライン首脳会議が開かれた後、クアッド加盟国が全て参加する初の軍事演習ということで注目を浴びている。フランスがクアッドに参加するのはかなり早いかもしれない。もちろん、イギリスや台湾なども候補なので、一気に7カ国か。

>クアッドは中国をけん制するためのインド・太平洋地域諸国の集まりだが、米国は既存の加盟4カ国以外の諸国も参加させて「クアッド・プラス」に拡大したいという立場だ。駐印フランス大使館は先月31日に出した声明で「今回の訓練は考えが同じ5カ国の先端海軍戦力が戦術を整え、自由で開かれたインド太平洋において海上交流を増進する機会を提供するもの」とコメントした。

アメリカの空母「セオドア・ルーズベルト」他、空母打撃群が南シナ海を航行。その前に中国の空母「遼寧」など中国海軍の艦艇6隻が沖縄本島と宮古島の間の海峡を通り抜け、太平洋に入ったと発表。インド太平洋を取り巻く環境は劇的に変化している。米中対立の構図が目に見える形で軍事的圧力や牽制として出てきており、日本の防衛にも深く関わっていくので管理人はこれからも米中対立、クアッドの動きなどを追っていく。

さらに、第7艦隊の配置見直しもアメリカは検討していて、インド太平洋という広大な地域に第1艦隊の派遣を検討しているという。

もう、コロナの話題も飽きただろうしな。大阪で700人こえたとか。変異種が増えたとか。そういうのはニュースチェックしていたら自然と目に入るだろう。

追記:朝鮮日報のソースは情報が古いのか微妙な食い違いがでている。それで、産経新聞のリンクも張っておく。大まかな内容に違いはないんだが。

https://www.sankei.com/world/news/210405/wor2104050020-n1.html

[blogcard url=”https://kankokukeizai.com/archives/148242″]

中国に見せつけるように…クアッド4カ国と仏、ベンガル湾で合同演習

米国、日本、インド、オーストラリアの4カ国連合体「クアッド(Quad)」が3日から5日まで、インド東部のベンガル湾でフランスとの合同海上演習に突入した。香港紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」(SCMP)が4日に報じた。

19世紀のフランス海軍探検家にちなんで命名された今回の「ラ・ペルーズ演習」は、フランス海軍が主導する海上合同訓練だ。2年前の訓練では米日豪は参加したもののインドは参加していなかった。ところが今年はインド海軍が駆逐艦2隻と偵察機1機を参加させ、訓練参加国は5カ国、軍艦は8隻に増えた。

クアッドは中国をけん制するためのインド・太平洋地域諸国の集まりだが、米国は既存の加盟4カ国以外の諸国も参加させて「クアッド・プラス」に拡大したいという立場だ。駐印フランス大使館は先月31日に出した声明で「今回の訓練は考えが同じ5カ国の先端海軍戦力が戦術を整え、自由で開かれたインド太平洋において海上交流を増進する機会を提供するもの」とコメントした。

今回の演習は、米国ジョー・バイデン政権発足後の本格的なクアッドの動きという点で注目されている。SCMP紙は「先月12日にクアッドのオンライン首脳会議が開かれた後、クアッド加盟国が全て参加する初の軍事演習」と説明した。

シンガポールのラジャラトナム国際学研究所(RSIS)のコリーン・コー・リサーチフェローは同メディアのインタビューで「演習が成功裏に終わった場合、現在クアッドに参加していないベトナム、フィリピンなどが相互に(クアッドと)同様の形の協力を行う上できっかけになり得る」という見方を示した。

これに対抗して中国も遠洋に空母機動部隊を送り、米国・日本の対中封鎖を突き破る訓練を行っている。日本の防衛省は4日、空母「遼寧」など中国海軍の艦艇6隻が、米国・日本の対中封鎖ラインである沖縄本島と宮古島の間の海峡を通り抜け、太平洋に入ったと発表した。遼寧がこの海域を通過するのは昨年4月以来、1年ぶりだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/37f5581e18af5962766824d6b78e7349ce9f8b58

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です