ファイザーワクチン 南ア変異型に効果低下の可能性

ファイザーワクチン 南ア変異型に効果低下の可能性

記事要約:ファイザーワクチンが南アフリカの変異種に効果が減少する可能性が出てきた。10日、テルアビブ大学などが発表した研究で、ファイザー製ワクチンを2回接種した後にコロナに感染した150人を対象。南アフリカ型を検出した割合は5.4%。ワクチンを接種していない人の場合の0.7%に比べて、約8倍という。

南アフリカの変異種については、以前に「回復期血漿療法」による抗体が効かないことが判明している。ただ、イギリス型の変異種に対してはファイザーワクチンは効果があるようで、こちらには朗報だ。日本では確認されている多くの変異種はイギリス型だ。

ただ、多くの人間は忘れているが、本来のワクチン効果は「重症化」を防ぐのが目的であって、新型コロナの感染防止効果は副次的な産物に過ぎない。

現在、新型コロナのワクチン接種率でダントツはイスラエルの61.3%。次にイギリスが47.1%。3位にアメリカが34.2%。フランスが15.5%、ドイツは15.1%、ブラジル9.4%。最後に日本が0.9%となっている。ただ、これを見ただけで日本の摂取率が圧倒的に少ないと批判するのは筋違いだ。確かにワクチン接種は進んでいないのは明白だが、そもそも、日本は欧米や欧州、ブラジルのような惨状ではない。

ファイザーワクチンが効かなくなる南アフリカ変異種をなんとか空港の防疫対策で抑えることが出来ればイギリスの変異種はワクチン効果があるので大丈夫だろう。ただし、気になるのは「大阪株」や「東京株」といった従来の変異ウイルスとはまた違った変異種が既に確認されていること。

他にもこの先、ワクチンに対応した変異種が出現する可能性がある。大阪株や東京株がそれに分類されるかはまだわからないが、ワクチン接種が高齢者が終わり、一般人も終わるまでは油断は出来ない。そんな中、今日は2021年4月12日だ。つまり、予定では高齢者へのファイザーワクチン接種が始まってるはずだ。

日本の現在の状況では確かに大阪を中心とした近畿地方では感染拡大の傾向であるのだが、それでもファイザーワクチンに頼るような絶望的な状況ではない。ただ、打つと決めているならアストラゼネカのワクチンが入ってくる前に済ませたほうがいい。日本にはまだファイザーワクチンしか届いてないので、今なら確実にファイザーワクチンを打つことができるからだ。

ファイザーワクチン接種をするか、しないかは自己判断。ただ、ファイザーワクチンを接種したからとマスク生活から解放されることは将来的にない。少なくとも数年間はマスク生活を強いられる。また、南アフリカ変異種にはファイザーワクチンは効果が低下するようなので、ワクチンを2回打っても南アフリカ変異種に感染する可能性も出てきたと。

一方、韓国ではコロナ禍なのにクレジットカードの決済額が急増しているようだ。昨年と比べて18.8%上昇。決済額が1兆2755億円になるという。ファイザーワクチン接種がほとんどできてなく、アストラゼネカのワクチン接種も中断した状況で消費回復傾向にあるが、本当に浮かれている場合かどうかは疑問だな。

ファイザーワクチン 南ア変異型に効果低下の可能性

イスラエルの最新の研究でファイザー製の新型コロナワクチンは南アフリカ型のウイルスに対し、効果が落ちる可能性があることが分かりました。

テルアビブ大学などが10日に発表した研究は、ファイザー製ワクチンを2回接種した後に、新型コロナウイルスに感染した150人を対象としています。

この150人から南アフリカ型を検出した割合は5.4%で、ワクチンを接種していない人の場合の0.7%に比べて、約8倍となりました。

このことからワクチンが従来型の感染を抑制できたものの、南アフリカ型に対しては効果が落ちる可能性があるとしています。

研究者の1人は、「南アフリカ型がワクチンの効果をある程度突破してしまっている」と話しています。一方、イギリス型を検出した割合では大きな差はなかったということです。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000212676.html

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