韓国経済、サムスン電子の第4四半期、純利益40%減

韓国経済、サムスン電子の第4四半期、純利益40%減

記事要約:サムスン電子の第世半期の純利益が40%減少したようだ。朝に伝えたニュースだと売上高は減って営業利益は増えていたのだが、純利益だと3兆2000億ウォン(約26億5000万ドル)となるようだ。日本円だと3207億円となる。

これは思ったよりかなり少ない純利益だ。2.5兆円営業利益があったのに、純利益が3207億円って・・・まじなのか。3207億円でも凄い額ではあるのだが、ちょっと営業利益から純利益が少なすぎないか。赤字に転落するようなことはないとは思うが、市場予想なんかより遙かに厳しい状態かもしれないな。

>半導体事業の営業利益は2兆8000億ウォンで、前期比では約25%減少したが、前年同期比ではわずかに増加した。モバイルデバイスとPCに対する需要が世界的に弱まっていることに加え、メモリチップの供給過多により価格が低下したことが、利益の伸びを予測よりも低くした。

そういえば一年で半額以下になったのだったか。それで、日経トレンディが述べたギャラクシーブームはいつ来るんだろうか。このままだとスマホも撤退するんじゃないか。

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韓国経済、サムスン電子の第4四半期、純利益40%減

サムスン電子が発表した2015年度第4四半期(2015年12月31日締め)の決算は、予想以上に厳しい内容となった。 サムスンはさらに、2016年上半期の減益も示唆した。

2015年10-12月期の純利益は、前年同期比40%減の3兆2000億ウォン(約26億5000万ドル)だった。

外国為替相場の変動による推定4000億ウォンのマイナスの影響を考慮しても、結果は予想に届かなかった。金融情報の提供会社FactSet Research Systemsによると、アナリストらは純利益を5兆1000億ウォンと予想していた。

第4四半期の売上高は前年同期比1%の微増で53兆3000億ウォンだったのに対し、営業利益は同16%増の6兆1000億ウォンとなり、1月に入って発表していた速報値とほぼ同じだった。

第4四半期の業績は、サムスンの2つの中核事業であるスマートフォンと半導体が減速傾向にあるなか、同社にとっての新たな課題を浮き彫りにしている。

スマートフォン需要の世界的な減退は、サムスンのモバイルデバイス販売だけでなく、Appleなどのような企業へのモバイル部品供給にも打撃を与えている。

サムスンは、PCやモバイルデバイスで使用されるメモリチップの世界最大のメーカーである。また、同社は、スマートフォンおよびテレビセットの世界最大のメーカーでもある。

2015年度通期では、利益が前年比19%減の19兆1000億ウォンと、4年ぶりの最低水準を記録した。サムスンは2013年に利益が30兆5000億ウォンとなりピークを迎えたが、その後2年連続で年間の純利益が減少している。

2015年度第4四半期には、半導体事業が1年以上ぶりに前期比で減益となった。

半導体事業の営業利益は2兆8000億ウォンで、前期比では約25%減少したが、前年同期比ではわずかに増加した。

モバイルデバイスとPCに対する需要が世界的に弱まっていることに加え、メモリチップの供給過多により価格が低下したことが、利益の伸びを予測よりも低くした。

「メモリチップに対する需要は、DRAMやSSDを搭載する高密度サーバやより高い機能を搭載したスマートフォンに保存されるコンテンツの増加に伴い、高まる見込みだ」とサムスンはリリースで述べている。

今後についてサムスンは、10nmのDRAMの開発、第2世代14nmコンポーネント量産の継続、そして、高密度DRAMおよびNANDストレージ販売の引き上げを予定していると述べる。

サムスンは1月に入って、同社の第2世代14ナノメートルFinFETプロセスを使用したロジックチップの量産を開始したこと、そして、Qualcommの「Snapdragon 820」を独占的に製造する契約を締結したことを明らかにしている。

携帯電話事業の営業利益は2兆2000億ウォンで、2四半期連続の減益となった。

サムスンは、曲面ディスプレイ搭載の「Galaxy Edge」シリーズのようなハイエンドスマートフォンの販売を拡大したが、消費者の人気は価格のより低い端末に集まったため、全体的な利益を引き下げる結果となった。

2016年について、サムスンはスマートフォンとタブレットで1桁台の成長を見込んでおり(ローエンドの分野で成長が期待できるという)、今後もネットワーク事業でLTEサービスのさらなる拡大を目指すと述べている。

(http://japan.cnet.com/news/business/35077061/)

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