韓国経済、4月11日の開幕ウォンは1151。数ウォンの攻防戦が続く

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4月11日、朝の開幕ウォンは1151。先週に無理に上げたウォンの数値を維持している。もっとも、この辺りが適正レートなので大きく動くようなことはあまりないだろう。ヘッジファンドの様子見といったところで、ウォン安、ウォン高と揺れている。

今週いっぱいはこんな感じの展開が続くと見ているが、ウォン安効果でサムスン電子が勢いづくこともあり、韓国経済にとって1250ウォン辺りはベストではなく、ベターかもしれない。

韓国経済、4月11日の開幕ウォンは1151。数ウォンの攻防戦が続く」への2件のフィードバック

  1. 4月10日までの輸出は25%減の予想。
    ウォンの安定している今のうちに金利を下げて負債利子の負担を軽減したいところ。
    でも選挙があるのと金融通貨委員が4人も変わる時期と重なるので4月は動かず5~6月の引き下げ論もあり。
    そうなるとアメリカ金利の引き上げと重なり手が出ない場合も有り得る。
    下半期は経済がさらに悪くなりそうなのでウォン安に持っていきながら輸出企業を支援する体制に?
    看取り体制にそろそれ入ります?
    まだ持ちこたえそう?

    1. コメントありがとうございます。

      そうですね。選挙もありますので、今週もそれほど大きくは動けないでしょうね。

      看取り体制はかなり迷っています。ウォン安でも利益がでない韓国企業がある一方で、サムスン電子が活気づく。やはり。このサムスン電子が韓国経済の柱であり、ここが崩れない限り、韓国経済はまだ持ちこたえることが可能でしょう。つまり、欧州危機のドイツみたいなもんですね。ドイツは各国助けましたが、サムスンはしないでしょう。

      サムスンだけ利益をあげて、他がゾンビ企業となる。しかし、サムスンが利益を失っていけば韓国経済の衰退は顕著で、KOSPIは投げ売りされるでしょう。救世主であり、厄介な存在。このサムスン電子の立ち位置の判断が非常に難しいところです。

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