韓国経済、英国のEU離脱は韓国に危機であり機会だ

韓国経済、英国のEU離脱は韓国に危機であり機会だ

記事要約:この記者は間抜け過ぎると思う。管理人は何年も前から、インターネットのツール発達、TwitterやFacebook、LINEなどによるグローバル化の波は逆に「個人主義を呼び寄せる結果」となっていたことを指摘していた。グローバル化された西欧社会ではすでに消えたと思われていた「孤立主義」「民族主義」「自国優先主義」の復活という点で驚くべき ことだとか述べている時点でお話にならない。

どう考えても,今の時代、孤立、民族、自国優先主義が台頭している。それは日本でもそうだし、アメリカ、欧州だってそうだろう。今の多くの人間の考え方は全体より「個」という小さな単位から形成されている。それは情報発信が簡単にできるようになってより強くなり、わかりやすくなった。

例えば、YOUTUBEでお金を稼ぐ人をユーチューバ-というわけだが、現実を知らない日本人は彼らや彼女らを馬鹿にするが、芸能人以上に稼ぐいる人間がいる時点で、それは1つの職業として形成されるわけだ。自分たちの何らかの能力で人から注目を集めている。それは簡単なようで難しい。アメリカなんて億単位で稼いでいる人もいるらしい。こうした個人での情報配信が孤立、民族主義、自国優先主義を復活させるというのは普通に考えるとおかしなことのように見える。しかし、それは違うのだ。なぜなら、情報は共有されて拡散されていくからだ。

管理人は保守サイトとしてそれなりに知名度を持っているわけだが、管理人が発信した韓国経済の情報は、韓国の現実を知ろうという日本人に拡散されていく。これも実は孤立主義、民族主義、自国優先主義を加速させている。それはなぜか。管理人の思想とこのサイトの目的はそれだからだ。

日本の国益を無視して海外に金をばらまき、韓国や中国に技術を提供して経済発展させた日本はどうなったのか。この期間を失われた20年とさえいわれている。それを取り戻すには日本人が国益を重視した政治家を選ぶ必要がある。自国を優先するということは日本人を優先するので民族主義が加速する。そして、自国を優先するなら相手(他国)への干渉は減っていく。それは孤立主義を誘発させる。

このような考え方に同意してくださる読者様がこのサイトを応援してくれる。その応援が日本の国益を重視するという行動に繋がる。そしてそれらはTwitterやFacebookなどに拡散されて大きな動きとなる。管理人のサイトがアクセ数が伸びれば伸びるほど、そういった考え方の日本人が増加していることになる。でも、管理人は将来的に米国軍を撤退させて、核武装まで考えているが、さすがにこの意見はまだ少数派だと思う。ただ、上の3つの主義が実は「事なかれ主義」もまた増加させていることを最後に指摘しておかなければならない。

管理人の意見を聞いてくれるのは嬉しいのだが,管理人の意見はかなり強い保守的なので,今すぐそれが実現する可能性というのは低い。だから、他人からするとこいつは何言っているんだと思われるわけだ。しかし、それは時がたてば現実になっていく。

先日、イギリスのEU独立の投票でロンドンは雨だった。独立してイギリスを変えようとした人は雨でも投票にいっただろう。しかし、残留派の人は雨が降っている。どうせ、残留派が勝つだろうと投票に行かなかった。これについても指摘した通りだ。危機感を持つ人の行動は団結を生み、事なかれ主義はいつかは駆逐される。日本の政治家選びも危機感を持って行動すれば舛添元知事なんてものを選択することはまずあり得なかったわけだが。

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韓国経済、英国のEU離脱は韓国に危機であり機会だ

英国の選択は衝撃的だ。23日に行われた国民投票で英国国民は51.9%の支持率で欧州連 合(EU)離脱を決めた。グローバル化された西欧社会ではすでに消えたと思われていた「孤立主義」「民族主義」「自国優先主義」の復活という点で驚くべき ことだ。今後交渉を経てEUから脱退すれば、英国は43年間をともにしたEUと決別し独自の道を歩むことになる。だれも進んだことも、さらには考えてみる こともできなかった全人未踏の道で文明史的にも大事件だ。一歩一歩が不安で緊張するほかはない。英国とEUだけでなく韓国を含めた全世界までこうしたイバ ラの道をともに進むことになったという点から懸念が大きい。

事実英国は人類の歴史で特別な役割をしてきた。力ではなく討論で共同体の未来を決める議会民主主義の産室だ。科学と創造力、芸術と想 像力、教育と自律性を基に新たな知識基盤産業を興した。開かれた経済を基にグローバル貿易国としてそびえ立った。19世紀末に世界化を通じ今日のグローバ ル化された世界の土台も提供した。1980年代のサッチャー首相時代には規制緩和を通じて世界の資金をかき集める金融産業を新たに作った。当時浮上した新 自由主義経済理論はかつて全世界を風靡した。英国は多人種・多文化・多宗教・多信念の民主国家のモデルを作ったという評価も受けてきた。これを基に世界か ら人材が集まり実力を発揮するグローバルな魅力のある国としての役割もしてきた。こうした革新的で未来指向的なイメージの国から出た国民投票の結果が退行 的な欧州離脱と孤立選択という事実は残念なばかりだ。

今後新自由主義経済や多文化民主主義など英国が追求してきた政策は左右に関係なく世界的に見直される可能性が大きい。19世紀に英国 の首相だったパーマストン子爵が説破した「国際政治では永遠の同志も永遠の敵もない。ただ永遠の国益があるだけ」という言葉のように、協力と統合の代わり に孤立と自国優先主義が国際社会の新たな傾向として台頭する可能性も懸念される。国際社会は力を合わせてこうした滔々とした濁流の拡散を警戒しなければな らない。(中央SUNDAY第485号)

EU離脱がもたらす足下の火は断然経済だ。何より英国経済の足を引っ張るという懸念があふ れる。英国は2015年に国内総生産(GDP)2兆8490億ドルで世界5位の経済大国だ。これまで対外貿易と経済開放、自由化で成長の果実を享受してき たと評価される。したがってEU離脱は悪材料だ。すでに市場は為替相場と株価で反応を始めた。英国が実体の曖昧な主権を「小貪」して経済という実利を「大 失」する自ら不利を招く手を使ったという指摘が少なくない理由だ。連合王国である英国で「残留」に圧倒的な票を入れたスコットランドと北アイルランドの離 脱も懸念される。英国は景気低迷、国家分裂、EU跛行につながる最悪のシナリオを防ぐことに知恵を集めなければならない。

さらに大きな問題はグローバル経済に対する影響だ。英国のEU離脱は韓国経済にも不安要因として近寄る可能性が大きい。英国との直接 貿易額が年130億ドル規模と大きくないからと安心することではない。グローバル経済は互いに絡みあっており影響はどのような形であれ韓国経済に押し寄せ るためだ。世界貿易が萎縮すれば欧州向け輸出に依存する中国に対する韓国製中間財輸出が減少する恐れもある。実体経済だけでなく金融も問題だ。EU離脱に 端を発した不安心理は投資萎縮と安定投資選好につながるかもしれない。ユーロとポンドの不確実性が大きくなり安全資産であるドルと円の人気をあおる可能性 が大きい。こうした場合ウォンの価値が下がり、ややもすると大規模投資資金流出が発生する懸念もある。

こうした副作用を防いだり最小化するために韓国政府当局は可能なすべての政策の可能性を残しておき代案を用意しなければならない。金 利調節のような通貨政策だけでなく、追加補正予算のような財政政策まで総動員しなければならない。これに合わせて韓国の経済体質の根本的な改善作業も急が なければならない。ためらっている時ではない。

英国のEU離脱には明暗が共存する。ドルや円の上昇は韓国には輸出拡大と新市場開拓の機会になるかもしれない。緻密な戦略と積極的な 対応は危機を機会に変えることができる。主要20カ国(G20)加盟国として国際社会での発言と役割を拡大する機会でもある。英国のEU離脱が韓国経済に とって危機の三角波になるか、反転の機会になるかはこれからのわれわれの行動にかかっている。(中央SUNDAY第485号)

(http://japanese.joins.com/article/458/217458.html?servcode=100&sectcode=110)

韓国経済、英国のEU離脱は韓国に危機であり機会だ」への2件のフィードバック

  1. 「日本の国益を無視して海外に金をばらまき、韓国や中国に技術を提供して経済発展させた日本はどうなったのか。」
    ・・・管理人さんのおっしゃる通りですね。

    今でも「国際友好」の美名を掲げ、中韓への資金提供・技術移転を唱える「文化人」「政治家」は沢山います。
    統合への長い歴史(交渉も戦争も)を持つ欧州でさえ、お互いの利益調整は困難を極めるのです。
    まして「日本へのタカリ(彼らは謝罪と賠償と呼ぶ)」しか知らない中韓と経済・政治で利害が一致することなど不可能です。

    「国益優先」の何が悪いのか?
    政治の基本は「自国民を守る」ことでしょう。
    民主党時代の「中韓へ媚びる外交」が、どれだけ日本の国益を損なったことか。
    安倍さんへの不満は勿論ありますが、民進党や共産党には絶対に政権を渡すべきではないと思います。

  2. 私も、日本の自主性を持つために核ミサイルを持つべきだと思います。専守防衛と言うことで、パトリオット等の相手のミサイルを打ち落とすミサイルを持てばよいという人もいますが現実が分かっていません。一発だけなら可能かもしれませんが、何十発もきたらどうでしょうか。防衛する方は、失敗もありますから何倍ものミサイルを打たなくてはなりません。また、潜水艦やトラックに積んだ移動できるものでは、どこから来るか分かりません。相手の軍事費の何倍も必要になります。やったらやり返す核ミサイルが防衛の基本になります。

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