【日本の防衛】760億円の潜水艦開発…日本、尖閣に配備へ

【日本の防衛】760億円の潜水艦開発…日本、尖閣に配備へ

記事要約:先日、韓国が潜水艦を開発しているという記事を紹介したが、今回は我が国の潜水艦についてである。日本も尖閣防衛のために760億円の潜水艦を開発するようだ。中国が明かに尖閣諸島の接続水域に侵入してきているのに、今,防衛費を増やさないなんて選択肢はまずあり得ない。泥棒に家を侵入されないようにするには家の戸締まりを厳重にするしかない。

尖閣諸島に鍵をかけることは出来ないので警備を強化したり、潜水艦を沈ませて置くなどして不測の事態に対処する必要がある。あれだけの挑発行為を繰り返して攻めてこないなんていう楽観視は出来ない。確かに米軍も手伝ってくれるかもしれないが、自国の領土を守るには自国民の強い意志が重要だ。管理人は何度も述べているが、我々日本人には将来的には米軍抜きにしても守れる防衛力が必須である。

それについては核弾頭ミサイルを搭載した潜水艦を沈めておくのが手っ取り早いわけだが、そういうのは裏でこっそりやればいい。表向けにはこういった防衛力の強化をアピールし、相手に攻めさせないのも1つの外交手段である。戦争はあくまでも「外交手段」であり、軍事力がものをいう。これは米国を見ていればよくわかる。米国に軍事と経済という2つの最強クラスの力があるので外交的にも有利に動けるのは見ての通りだ。ただ、外交には権威というのも必要なので,今,中国は上の経済と軍事力の2つを高めているが、最後の権威は落とし続けている。その権威を高めることも大事だ。

権威を辞書で引くと2つの意味がある。たまに権威という言葉を使うので明確な意味を載せておく。

1 他の者を服従させる威力。「行政の―が失墜する」「親の―を示す」
2 ある分野において優れたものとして信頼されていること。その分野で、知識や技術が抜きんでて優れていると一般に認められていること。また、その人。オーソリティー。

1と2の意味はどちらも外交に関わってくる。日本は失われた20年で軍事力はそれほど強化されていないが、この権威はずっと高めてきた。例えば、今回リオ五輪で日本選手は予想を上回る大活躍をした。レスリング3つの金メダルとか、テニスで錦織選手の銅メダルなど。特に日本の陸上選手がリレーで銀メダルを獲得した。これはとてつもない快挙だ。こういったことの他に、毎年、日本が受賞するノーベル賞も権威を高める。つまり、日本すげーと世界中に思わせることが権威を高めることなのだ。

言い換えれば外交の目的は権威を高めて自国の「国益」を増大させていくこと。韓国がノーベル症にこだわるのも,この権威が欲しいからだ。ノーベル賞を取れば世界的に認められて、権威を飛躍的に増大させることになるからな。今の韓国は北朝鮮と同程度の認識だろうし。むしろ、北朝鮮の方が権威あるかもしれない。

中国は経済発展をして遅れてきた帝国主義を振りかざすが、国際法を完全にスルーということで、もはや、権威が地に落ちた。少なくとも,先進国の民主主義国家は中国を認めることはない。いくら強大な軍事力を持っていても,世界中の国家と戦争して勝つことなど土台無理な話である。しかも、権威がなければ相手は言うことを聞いてくれない。少なくとも今の中国は野蛮な国家という位置づけであり、脅威を感じても、仲良くしたいとは思わないだろう。

表向きには難癖付けられるのが嫌で協力するふりをしているかもしれないが、裏では横暴な態度で中国が世界から嫌われているのは見ての通りだ。しかし、嫌われているからといって、中国が態度を改めないだろう。そうなってくるとやはり、防衛力強化が必須になる。将来の戦争に備えてというよりは、攻めてこれない、攻めてきたら多大な損害を被るとか相手に思わせることが大事だ。それには新型兵器の開発、軍事力の強化や適切な配備。相手にここを絶対に死守するという強い意志を示すことだ。そう言う意味ではロシアは強い。こういうことに関しては侵入した瞬間、沈めてくるからな。

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【日本の防衛】760億円の潜水艦開発…日本、尖閣に配備へ

日本が中国と領有権紛争中の尖閣諸島(中国名・釣魚島)に最新型潜水艦を2021年までに 実戦配備することにしたと、産経新聞が21日報じた。日本は最近、中国の海上進出拡大を防ぎ、北朝鮮のミサイル開発に対応するという名目で、防衛費を5年 連続で増やしている。同紙によると、日本防衛省は現在、海上自衛隊の主力潜水艦そうりゅう型の後続として探知能力を強化した最新潜水艦を開発することに し、これを来年度の防衛費予算案に反映させた。費用は1隻あたり760億円。新型潜水艦は敵の潜水艦などを探知するソナー機能が強化される予定だ。

これに先立ち読売新聞は防衛省が尖閣諸島周辺の島に2023年までに射程距離を増やした新型地対艦弾道ミサイルを追加で配備する計画だと報じた。最近、中国の海警船舶と軍艦が尖閣諸島付近まで進出し、これについて正面対抗するレベルでだ。

また日本航空自衛隊は空軍力強化のために主力戦闘機F-15の搭載ミサイルを8基から16基に増やし、寿命を延長する案を検討してい る。敵のレーダーに探知されないステルス機能を備えた米国の最新式F35戦闘機も来年末、青森県に配備される計画だ。日本防衛省の来年度の全体予算は5兆 1685億円で、今年の予算より2.3%増額された。

日本の防衛費は安倍晋三首相が再執権した2012年以降、毎年最高値を更新している。集団的自衛権行使を認める安全保障関連法の通過、尖閣諸島をめぐる中国との紛争などが影響を及ぼしたと分析される。

(http://japanese.joins.com/article/664/219664.html?servcode=A00&sectcode=A00)

【日本の防衛】760億円の潜水艦開発…日本、尖閣に配備へ」への2件のフィードバック

  1. ミサイルだけど 射程距離を遠慮している状況ではないのではないか、
    尖閣の領海侵入の記事を見るたびにイライラしているんだ。

    しかし 最近は自国開発が増えてるのかな 日本開発 なんて記事読むと
    気持ちが落ち着く  岐阜の ???X なんか いつ飛ぶ, 早く飛べ,
    なんて いい歳して 超たのしみに しているのです。

  2. 国だけではなく個人の家でもセキュリティは重要であり、収入や所有している貴重品に応じて金をかけるべきである。当然GDPが世界で3番目(実質2番目)の国であり、最先端技術の研究施設や多くの貴重な文化財を有する日本は、それらに応じてセキュリティに多額の支出をするのも当然であり、潜水艦も十分な質と量を確保しておくべきである。
    但し、国民は「情報開示」といって軍事情報の公開を無秩序に要求するべきではない。新型潜水艦は静かにいつの間にか建造しておいてもらいたい。

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