韓国経済、韓ロが経済科学技術共同委開催 極東地域開発で協力強化へ

韓国経済、韓ロが経済科学技術共同委開催 極東地域開発で協力強化へ

記事要約:歴史は再び繰り返される。それが歴史の必然なのかは定かではない。だが、韓国という蝙蝠は歴史から何一つ学ぼうとしない。

日露戦争から112年。当時の列強の一因だったロシアは日清戦争で中国から独立を果たした朝鮮半島を狙っていた。ロシアの狙いは凍らない港を確保だったわけだが、ここで日本、ロシア、中国と3者の利害が対立した。当時の大韓民国は迫り来る帝国主義に何一つ対応できず、右往左往と蝙蝠外交を繰り返すのみ。日露戦争で勝った日本、北から侵略を企むロシア、さらに元の宗主国である清国にも韓国はひたすら日和見外交を重ねた。そして、大韓民国は日本に併合されて滅亡した。

時代は流れて112年。世界のパワーバランスはあれから大きく変化した。中国はGDPで米国に次ぐ第2位となり、大国だったロシアは原油価格の暴落で韓国以下のGDPの順位となる。そして、日本は3位。112年前と違うのはそこに世界1位のGDPを持つ米国という国が韓国と同盟関係を結んでいたり、朝鮮戦争で国が分裂して北朝鮮というもう一つの朝鮮人国家があるぐらいだ。

このように当時と比べて東亜の情勢は目まぐるしい変化を遂げているわけだが1つだけ変わらないのは韓国である。朴槿恵政権時代から急に中国へと媚びを売り始めて、中国主導のAIIBに加盟、さらに大統領自らが軍事パレードに出席するなどして、もはや、中国チームと一員となった。しかし、同盟国の米国は激怒し、韓国に年末に日韓慰安婦合意を迫り、さらに韓国のTHAAD配備を決定させた。

これに対して中国は徐々に経済報復を慣行し、従わない場合はさらに強めていくと脅迫。韓国は中国の経済報復が怖くてひたすら右往左往する毎日。その苦心は韓国メディアからも十分読み取れる。まあ、中国を無視した理解出来ない主張は多いが。さらに、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の実験に着手。北朝鮮もまた明らかに韓国を挑発する。北朝鮮の脅威も確実に増しているなか、中国は「中韓を取るか、THAAD配備を中止にする」か、二者択一を要求。韓国政府がG20で中国側につくくかが注目される。

ざっと112年前の現在の情勢を振り返ったのは蝙蝠の次の先が「ロシア」と決まったからだ。ええ?今度はロシアなの?と聞こえてくるような気もするが、すでにロシアからラブコールを受け取ったらしく、この先、韓国経済は韓ロという新しい枠組みが強化されることになる。管理人は韓国経済を通してロシアの方を見ていくことになるわけだ。といっても、多くの読者はロシア経済にそれほど馴染みがあるとは思えない。しかも、今のロシアは原油価格の暴落以後、酷い有様である。経済を回復させるにはまだまだ時間がかかるわけだが、韓国とどのようなことをこれからしていくのか。その中の重要ワードが「極東地域の開発」だと思われる。

では、そもそも極東地域ってどこを指すのか?管理人もなんとなくしかイメージが出てこないのを調べてみた。

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(極東地域はこの赤い部分)

極東地域は地図でいう赤い部分だがここらは極東ロシアとも言われており、ロシア連邦の最も東に分類される地域。東シベリアのバイカル湖から太平洋に接する地域まで地域まで含まれる。ロシアは極東連邦管区指定、西はシベリア連邦管区と接している。

この地域は北方領土は含まれていないが、すぐ近くにあるのは注目だろう。この地域の開発に韓国が協力関係を強化するということは日本の国益にとっても重要な話題となる。今回の経済科学技術共同委員会は韓ロ首脳会談前に話し合う内容を事前に点検するために開催されたようだが、大国の板挟みとなった韓国がロシアに助けを求める可能性が高い。

でも、ロシアだってTHAAD配備を嫌がっているんだよな。だが、今のロシア経済の現状だと韓国からの投資も無視できない。交渉は難航しそうであるが、韓国が有利な状況ではあるな。極東開発に莫大な投資を条件にTHAAD配備に一定の理解をプーチン大統領が了承してくれるかもしれない。ロシアのTHAAD配備のレーダーに引っかかるといっても、中国よりも離れているのでそれほど大きな脅威はないのも見ての通りだ、ほぼ射程範囲外であるしな。監視する軍隊を極東地域に置くぐらいはしてくるだろうが、それで関係拒否までは行かないだろう。

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韓国経済、韓ロが経済科学技術共同委開催 極東地域開発で協力強化へ

【世宗聯合ニュース】韓国とロシアは25日、ソウルで経済科学技術共同委員会を開催し、極東地域の開発に向けた協力を大幅に強化する一方、貿易・投資、エネルギー・資源など経済分野での協力基盤を拡大することで一致した。同委員会は両国間の経済協力全般について協議するハイレベル委員会で、1997年に初会議が開催された。

韓国企画財政部によると、15回目を迎えた今回は、戦略的協力パートナーであるロシアとの経済協力が低迷する中、相互の発展策を協議する一方、来月開催される予定の韓ロ首脳会談の内容を事前に点検するために開かれた。韓国側からは、柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相兼企画財政部長官を首席代表に9官庁3機関の37人が出席した。

ロシア側は、首席代表のトルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表と14省庁、17の機関、企業などから約60人が出席した。双方は貿易・投資、エネルギー・資源、交通、産業、農水産・環境、科学技術、地域間協力、保健・医療・文化の8分野の協力や協力基盤の拡大について協議した。

特に、ロシアが力を入れている極東地域の開発に向け、政府、地方自治体、企業間の多角的な協力を強化することで合意した。柳副首相は、韓国とユーラシア経済連合間の自由貿易協定(FTA)締結推進が両国の経済協力拡大の大きな転機になるとみて、ロシア側の積極的な役割を要請した。

双方は英国の欧州連合(EU)離脱決定など、保護主義や自国中心の政策が世界経済の新たなリスク要因として浮上しているとの認識で一致した。このほか、オイル・ガス分野の協力策、ロシアの韓国知能型交通システム(ITS)導入、朝鮮半島縦断鉄道とシベリア鉄道の連結など、鉄道・交通分野の事業についても持続的に協議することにした。

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2016/08/25/0200000000AJP20160825005500882.HTML)

 

韓国経済、韓ロが経済科学技術共同委開催 極東地域開発で協力強化へ」への3件のフィードバック

  1. 韓国とロシアで思い出すのが 大韓航空機事件 許せない事件です、
    ま~横むいてくれれば どうでもいいですけど、
    私はとてもうまくいくとは 思えません。。。

  2. 露「金寄こせ」
     ⇒韓「金ない」
    韓「技術パクらせろ」
     ⇒露「パクったら銃殺だ」
    露韓「そうだ、日本を巻き込もう!」

  3. ロシアの韓国接近は日本からの経済援助を引き出すためであり、韓国のロシア接近の目的も同じである。両者は日本を外すことで慌てさせる点で一致し、経済援助の話を進展させることを狙っている。
    ここで日本外交のするべきことは、韓国のTHAAD配備、北朝鮮のSLBM開発、米韓合同演習等を騒ぎ立て、韓ロを仲違いさせることである。ロシアにだけは日本からの経済援助を匂わせたい。

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