韓国経済、韓国のTHAAD配備問題、露大統領は越えて中国主席だけ残った

韓国経済、韓国のTHAAD配備問題、露大統領は越えて中国主席だけ残った

記事要約:韓進海運の破産ニュースの続報も気になるところであるのだが、管理人は韓国のTHAAD配備の決定ついての中国とロシアの動きにも注目している。中国とロシアはTHAAD配備に反対する立場を示しているのだが、韓国への対応はまるっきり異なる。また、G20が中国で開催されているわけだが、それを見越しての北朝鮮がミサイルを発射している。明らかにG20開催国の中国に対して喧嘩を売っている。こうした動きに対して韓国はTHAAD配備の重要性について各国を説得しやすくなった。

北朝鮮は一体何を考えているのか。最近、やたらとミサイル発射の回数が増えているのも気になる。そろそろ北朝鮮の崩壊が間近に迫っているのか。そうした中、G20の前に韓国の朴槿恵大統領とロシアのプーチン大統領が韓露首脳会談を行った。それについて興味深いことになっている。

>これに先立ち3日に露ウラジオストクで行われた韓露首脳会談は、韓中首脳会談の前哨戦の性 格だった。この日の会談後に行われた朴大統領とプーチン露大統領の共同記者会見では「THAAD」という言葉が出てこなかった。

共同記者会見ではTHAADという言葉が出てこなかった。これはどういうことだろう。ロシアが黙認したとは思えないんだが。しかし、ロシアも原油価格の下落でGDPが韓国に負けるほど経済が停滞している。韓国との経済協力を選るためにTHAAD配備を真っ向から反対する立場にはならなかった。韓国との経済協力を得て国を立て直すほうがロシアにとっては重要だということだろうか。プーチン大統領もさすがに今の経済では強気には出られなかったと。

>朴大統領は「北の問題の解 決においてプーチン大統領と戦略的疎通をさらに強化していくことにした」とし「北の核と潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の脅威は我々にとって生と死の 問題」と述べた。また「こうした状況で責任がある政府なら、国の安全と国民の生命を保護するために必要なあらゆる措置を講じていくしかない」とし、THAAD配備の正当性に迂回的に言及した。

確かに北朝鮮の核と潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)は今までの核脅威をさらに倍増させるものとなった。そのてのが技術が確立されてしまえば、弾道ミサイルの射程距離を遙かに超えた距離にまでミサイルを飛ばすことが可能だ。人工衛星から潜水艦を探すのはミサイル基地のミサイル発射準備を探すより難しいと思うのだが、こうなってしまうと韓国だけの脅威ではなくなってくる。北朝鮮に近い,日本を始めとするアジア圏内は北朝鮮の核の脅威に晒される。最も今すぐというわけではないが。

朴槿恵大統領の述べていることは概正しい。だが、北朝鮮の核の脅威がTHAAD配備したところで防げるかどうかといえば、答えはノーだろう。そもそも、THAAD配備は北朝鮮の核に対応出来るものではない。首都ソウルを守らないTHAAD配備に韓国を守る意思は感じられない。また、韓国はミサイルの脅威に目を奪われガチだが、北朝鮮とソウルは目と鼻の先にある。陸から戦車で攻めてこられてもソウルは火の海だろうに。管理人はさっさと首都移転でも始めるべきだと思うが、もう遅いんだろうか。

>プーチン大統領は北朝鮮の核問題に関し、「われわれ両国は平壌(ピョンヤン)の自称『核保有』地位を容認する ことはできない」と述べた。THAAD問題には言及せず、韓露経済協力分野に関する発言が中心となった。

プーチン大統領は韓国よりも北朝鮮を警戒しているようだ。しかし、どちらも同じ朝鮮人。信用には値しない。そうもいってられない事情があるにせよ韓国の蝙蝠外交がロシアを巻き込もうとしているのがよくわかる。だが、大事なことがある。記事を読んでると韓国の朴槿恵大統領にTHAAD配備の決定権があるように書いてあるが、決定権があるのは米国であって韓国ではない。その辺りを知っているならプーチン大統領が言及しなかったのは直接、米国と交渉しようとしているからかもしれない。

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韓国経済、韓国のTHAAD配備問題、露大統領は越えて中国主席だけ残った

高高度ミサイル防衛(THAAD)外交が重大なヤマ場を迎えている。主要20カ国・地域 (G20)首脳会議出席のために中国杭州を訪問した朴槿恵(パク・クネ)大統領が、5日午前に中国の習近平国家主席と首脳会談をすると、鄭然国(チョン・ ヨングク)青瓦台(チョンワデ、大統領府)報道官が4日伝えた。

朴大統領がTHAAD配備を決定(7月8日)した後、習主席と会うのは初めて。両国首脳がどの程度の対話をするかがTHAAD問題の分岐点になるという分析だ。

これに先立ち3日に露ウラジオストクで行われた韓露首脳会談は、韓中首脳会談の前哨戦の性格だった。この日の会談後に行われた朴大統 領とプーチン露大統領の共同記者会見では「THAAD」という言葉が出てこなかった。朴大統領は「北の問題の解決においてプーチン大統領と戦略的疎通をさ らに強化していくことにした」とし「北の核と潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の脅威は我々にとって生と死の問題」と述べた。

また「こうした状況で責任 がある政府なら、国の安全と国民の生命を保護するために必要なあらゆる措置を講じていくしかない」とし、THAAD配備の正当性に迂回的に言及した。

プー チン大統領は北朝鮮の核問題に関し、「われわれ両国は平壌(ピョンヤン)の自称『核保有』地位を容認することはできない」と述べた。THAAD問題には言 及せず、韓露経済協力分野に関する発言が中心となった。

青瓦台の関係者は「会談で両首脳はTHAAD問題を含む、韓半島(朝鮮半島)および北東アジアの戦略的安全問題に関し、友好的な雰囲 気の中で建設的な意見交換をした」と伝えた。両首脳が会談ではTHAAD問題を議論しながらも公開会見で言及しなかったのは「安保分野より経済協力に対話 の優先順位を置くという両国の利害関係が一致したため」と外交当局者が説明した。

韓中会談でもこうした雰囲気が続くかどうかは不透明だ。朴大統領は2日、露メディアのインタビューで「北の核の脅威が除去されれば自 然にTHAAD配備の必要性もなくなるだろう」と述べ、初めて「条件付THAAD配備論」に言及した。ロシアのほかTHAAD配備に強く反発してきた中国 を説得するためのメッセージだったという分析だ。

しかし習主席は3日、オバマ米大統領との会談で「中国は米国がTHAADを韓国に配備することに反対する」という従来の立場を再確認 した。これは5日の韓中首脳会談が容易でないことを予告している。李熙玉(イ・ヒオク)成均館大成均中国研究所長は「中国は今回、G20議長国であるため 不快感を意図的に表すことはないだろうが、THAAD問題における中国の立場を明確にすると予想される」と述べた。

ただ、両首脳間の最初の雰囲気は順調だった。この日、G20会議の最初のセッションで朴大統領は「蝶は幼虫の時期を経験し、覆いから 出てくる過程を通じて翼が力を得て華麗に飛び立つことができる。出てきやすく覆いを破ってやると数日間も生きられない」と述べ、果敢な経済構造改革の必要 性を力説した。

すると習主席は朴大統領の発言を受け継いで「韓国と中国は革新のために協力している。中国の2025目標(製造業育成政策)と韓国の戦略は 軌を一にする」と話した。習主席はセッションを締めくくる発言でも「構造改革を推進し、繭を突き破って飛翔できるようにしなければいけない」と述べ、朴大 統領の発言を引用した。

(http://japanese.joins.com/article/237/220237.html?servcode=200&sectcode=2009

 

韓国経済、韓国のTHAAD配備問題、露大統領は越えて中国主席だけ残った」への1件のフィードバック

  1. 韓国は在日米軍がないと 自国を防衛できない、だから在韓米軍は日本を防衛
    するためにあるようなもの、、、と考えると  北は日本を脅迫するために 
    ミサイルの実験を繰り返す、、、
    だから 間の韓国など 眼中にない  じゃ~なぜ 日本ばかり、、、

    金鉱に人が群がるのといっしょなのでは、
    米軍が後方へ移動するなかで 日本はもっとしっかりしなければいけない。。。   

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