韓国経済、韓国のTHAAD配備地、ロッテ系ゴルフ場に

韓国経済、韓国のTHAAD配備地、ロッテ系ゴルフ場に

記事要約:ロッテは上手くやったと思う。THAAD配備地として自分たちのゴルフ場を使わせる代わりにロッテへの捜査を終結させた。つまり、ロッテ会長や関係者の逮捕状の棄却されたのだ。韓国にとってTHAAD配備地は地元住民の反対で中々進まなかった。ロッテが土地を差し出したのはまさにどちらにとっても有益であったと。

まさか、こんな解決方法で捜査を終わらせるとは・・・むしろ、朴槿恵政権はこれを狙っていたのだろうか。さすがにこんな終わり方で決着が付くとか思いもしなかった。でも、元々、よくわからない理由での逮捕劇だったので、これ以上の追求もできない泥沼状態だった。この辺で手打ちしたほうがどちらにもいいと。このままだと日本のロッテが韓国ロッテ財閥をそのまま吸収したかもしれないしな。逮捕劇がなかったことになれば、再編も難しくなる。

ただ、THAAD配備の候補地がロッテ系ゴルフ場になっても、中国はTHAAD配備そのものに反対しているので意味はないだろうな。引き続き、韓国に嫌がらせを仕掛けてくるだろう。でも、中国も追い詰められているのであまり韓国に経済的な報復を仕掛けるのも躊躇しているようにも見える。最近、THAAD配備の報復の話題もあまりきかないしな。

さて、明日から10月になるわけだが、韓国経済はさらに忙しくなる。また、世界中が注目しているアメリカ大統領選挙が近づいて来ている。これが11月8日なので10月に入れば本当にもうあと僅かてところだ。そのため、米国は選挙ムード一色になりつつある。

結局、最終候補者はクリントン氏か、トランプ氏かの両者2名になっている感じだ。どちらが大統領になるのか。また別の人物が大統領になるかははまだわからないが、10月はこの辺りのニュースにも注目していく。なんせ韓国経済にとっても誰が大統領になるかで色々と変わってくる。後、もう一つ北朝鮮の動きも気になる。北朝鮮の核の脅威はすでに最終段階へ入ろうとしている。原子力潜水艦から核ミサイルが飛ぶ悪夢が数年後に実現する可能性が出てきている。

そんな中、米国で重要な法案が提出された。それは核兵器の先制使用を大統領に認めるかどうかだ。オバマ大統領は拒否権を行使して、この法案を潰したのだが上院、下院で可決されたことで拒否権が覆された。そしてこの法案は提出された。これは次期大統領候補のトランプ氏が核兵器の発射ボタンを握ることで核兵器の先制使用が現実味を帯びてきたからだ。

でも、核兵器の先制使用を禁止して、議会の承認を得るとかのプロセスを得ていたら「先に核を撃たれる」に決まっている。国民が討論会の夢中になっている中で、わりと世界の運命すら左右されそうな法案が提出されていたことになる。

10月に北朝鮮が挑発に出る可能性はあるが、米国はまず動かないだろう。大統領選挙が終わらない限りは表だって行動することは中々考えられない。しかし、タイムリミットは刻一刻と迫っている。潜水艦への核ミサイル搭載が現実になればどんな国だろうが標的になる可能性があるのだ。

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韓国経済、韓国のTHAAD配備地、ロッテ系ゴルフ場に

【ソウル=名村隆寛】韓国国防省は30日、北朝鮮のミサイルに対処する米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備先として、南部の慶尚北道(キョサンプクト)星州(ソンジュ)郡にあるゴルフ場が最適との結論を出し、関係自治体や国会に説明した。聯合ニュースなどが報じた。

新たな配備先は大手財閥、ロッテグループ系列の商社が経営するゴルフ場。海抜680メートルで、7月に発表された当初の候補地である砲兵部隊の敷地よりも約300メートル高く、レーダーの電磁波による健康への影響も少ないという。

韓国政府は土地の取得に向け、今後、ロッテと交渉を進めるが、ゴルフ場へのTHAAD配備をめぐっては、星州郡と隣接しレーダーが向く金泉(キムチョン)市の住民らが反対している。

韓国国防省は7月、星州郡の韓国軍基地への配備を発表したが、付近住民らの反対に遭い、在韓米軍とともに再検討していた。米韓は、遅くとも来年末までにTHAADの配備と運用を実現させる方針だ。

(www.sankei.com/world/news/160930/wor1609300024-n1.html)

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