「自動化への道」カテゴリーアーカイブ

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その12:生産施設の大規模化

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その12

前回、サイエンスパック(赤)を生産して自動化技術1を開発した。ここからサイエンスパック(赤)を完全自動で生産したいわけだが、実はFactotioはここから超忙しくなる。その理由はあまり時間をかけていると、近隣住民であるバイターさんが怒って襲撃してくるからだ。

しかも、管理人は記事を書きながらゲームを進めていたので普段の5倍ぐらい時間がかかっている。でも、バイターさんが来たって防衛する力があれば大丈夫だ。今のバイターならそこまで手強くはない。

■前回まで

 

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その10:「ボイラーと蒸気機関で電力を造る」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その11:サイエンスパック(赤)を作成する

■生産施設の大規模化

サイエンスパック(赤)の完全自動化を目指すわけだが、その前に今まで1つ生産施設の数を増やしていく。同時に手動でサイエンスパックを作り、いくつかサイエンスパック(赤)だけで可能な研究を並行して終わらせていく。順番はそれほど重要では無いが欲しいのは色々ある

物流学を研究すれば地下搬送ベルト、高速インサータ、分配器などが製造できるようになる。どれも後で使うのでこれも速めに研究したい。

次に大事なのが防壁技術。近所のお隣のバイターさんは気性が激しいので汚染が自分の巣へと到達すると怒って工場を壊しに来る困った近隣さんなのだが、壁があるとそこまでこれないわけだ。全体的な壁を建設するというのはローマ帝国でも良くやっていたことだ。

一人で大規模な施設を守るのは難しい。弾さえいれたら自動でバイターを狙うタレット。これが序盤の強い味方だ。

こんな感じでサイエンスパック(赤)で可能な研究を進めながらアイテム生産を加速させる。これだけのアイテムは到底、石の炉1つだけでは賄えない。そこで新たに5つ作成した。

生産施設の数を増やすときに大事なのは炉の場合は石炭がないと動かないこと。だから、石炭を流すライン。銅鉱石を流すラインの2つ、さらにそれを取り出すラインがいる。そして、取り出すのに用いるのがこのロングアームインサータである。

ロングアームインサータでは2マス離れた場所にアイテムを運ぶ。これによって別のラインやチェストにしまうことができる。上の画像も石の炉で鉄鉱石を鉄板に焼成し、出来上がった鉄板をチェストにしまっている。

銅鉱石も施設を増やして生産。その後、石壁を作成しているが、これは大量に石壁が必要な一時的な生産となる。ラインを考えるとき、3つのラインを常に頭の片隅で考えておくといい。こうして銅板や鉄板をさらに大量生産できたら、今度は中間生産物を作っていくことになる。タレットやその弾も並行してやっていこう。

 

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略まとめ

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略

記事も増えてきたのでまとめリンクを作成しておく。因みに攻略はSteamで提供しているバージョン14.00の方なので、今、最新だと15がでているようだ。また、Factorioは正式版ではないのでそのうち、正式版だとしてリニューアルされると思われる。

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その11:サイエンスパック(赤)を作成する

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その11

前回はボイラーや蒸気機関で電力を造って燃料の中心を石炭から電力へと変えた。今回はサイエンスパック(赤)を作成していく。

■前回まで

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その1:「Factorioって何だ?」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その2:「Factorioの購入方法とPCスペック」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その3:「Factorioのゲームモードについて」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その4:「ゲームを始めて最初に確認すること」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その5:「ゲームクリアまでの手順」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その7:「石炭を自動で採掘しよう」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その8:「銅板と鉄板の焼成を自動化しよう」

 

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その9:「インサータと搬送ベルトの使い方」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その10:「ボイラーと蒸気機関で電力を造る」

■サイエンスパック(赤)を作成する。

サイエンスパックは実はもう自分で造れる。材料は銅板1,鉄の歯車1でいいからだ。だから、今まで作成してためておいた鉄板と銅板を取ってくれば良い。

作成した鉄版と銅板を取ってきた。すでに273個とか、大量に造れるわけだが、これでも全然足らない。なぜなら、ここから全ての研究にサイエンスパック(赤)を使うからだ。では、フィールド画面でキーボードの「T」を押して欲しい。するとこのようなテクノロジーリストが出てくる。サイエンスパック(赤)で造れるものは色々あるのだが、最初は自動化技術を研究する。これがないとこの先、サイエンスパックを自動で造ることができない。

テクノロジーリストの技術は全てツリー形式となっている。自動化技術から下にツリーが表示されているがこれらのほとんどを開発していくものである。自動化技術に必要なのはサイエンスパック(赤)10個。では、研究開始をクリックしよう。

後は研究所を建てて電力を通してサイエンスパック(赤)10個を入れるだけ。後は勝手に研究が進み、時間が来れば完成する。サイエンスパックを1個消費するのに約15秒。これが10個なので150秒。2分30秒である。

サイエンスパック(赤)を10個ぐらいなら手動で造っていればいいのだが、これから数千個、数万個とか必要になる。最終的、何個いるのか数えたことはないがとにかく数がいる。つまり、サイエンスパック(赤)の作成を自動化しないといけない。それに今の自動化技術1が必須となる。これで組み立て機1とロングアームインサータが作成できるようになった。

さて、ここからが大変だ。サイエンスパックを造る手順はこうだった。

サイエンスパック(赤)は銅板と鉄の歯車がいる。さて、銅板は既に作成してるので流せばいいが、鉄の歯車は鉄板から作成しないといけない。これを自動化するには組み立て機で鉄の歯車を作成して、さらにそれを流してサイエンスパック(赤)を作成する組み立て機に材料を入れる必要があるのだ。このようにだんだんややこしくなってくる。ということで、次回はサイエンスパックの自動化するための手順を解説していく。

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その10:「ボイラーと蒸気機関で電力を造る」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その10

攻略10回目となるわけだが、今回は完全自動化を目指すために電力を造っていく。Factorioで電力を造る方法は主に3つ。蒸気機関、ソーラーパネル、火力発電である。原子力発電がバージョン15.00からあるが、記事での攻略バージョン14の方なので原子力発電はクリアしてから述べていく。とりあえず、最初に蒸気機関とボイラーで電力を得ていくのが大事だ。

■前回まで

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その1:「Factorioって何だ?」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その2:「Factorioの購入方法とPCスペック」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その3:「Factorioのゲームモードについて」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その4:「ゲームを始めて最初に確認すること」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その5:「ゲームクリアまでの手順」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その7:「石炭を自動で採掘しよう」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その8:「銅板と鉄板の焼成を自動化しよう」

 

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その9:「インサータと搬送ベルトの使い方」

■ボイラー、蒸気機関、パイプ、汲み上げポンプを作成する

アイテムの作り方はわかってきたと思うので詳細は省いていくが、電力を造るにはボイラー、蒸気機関、パイプ、汲み上げポンプの4つが必要なので作成しよう。さらにボイラーの燃料には石炭がいる。また、電力を通すには小型電柱もいる。これらは今までの材料、銅板、鉄版などで造れる。

これが管理人が作成したもの。まず、汲み上げポンプを水辺に配置する。後はその入り口をパイプでつなぐとパイプに水が流れていくという仕組みだ。水が流れてない場合はグラフィックが変わらないので、水が流れているかを確認しておこう。ポンプの先にボイラーを4つほど設置する。そして、その後ろに蒸気機関を3つほどつなげていけばいい。

汲み上げポンプ1,ボイラー4,蒸気機関3というのはゆっくり実況で教えてもらったこと。実際、やってみるとボイラー1だけでは発熱する水が少ないのか最大出力を出せていない。あと、これは最初、良くやってしまうことだが、パイプやボイラー、蒸気機関の上は移動できない。だから、あまりに蒸気機関をつなげすぎると歩きにくくなる。

管理人は横に3つぐらいにして後は上に拡張していこうという感じで置いている。石炭を通すラインを確保しながら、いまはこれぐらいで良いが、まだ後で拡張するときはもう少し複雑になる。

さて、上のようにつなげて石炭を入れてボイラーを動かすと電力が造られるので、これを電柱で施設に通す。蒸気機関の上に研究所をとりあえず、置いてあるのは施設がないと電気が通らないからだ。電気が通ると動き出す。

こうして電力を確保できたら、次にやることは燃料式掘削機を電動掘削機、燃料式インサータをインサータに変えていくこと。もちろん、電力はいるので小型電柱を鉄鉱石や銅鉱石の採掘現場に伸ばしていくことになる。

燃料式掘削機を電動掘削機に、燃料式インサータをインサータへと変えていく。これによって石炭補給が石の炉だけになって、後は電力がなくならいかぎりは止まらない。つまり、完全自動化である。factorioの特徴である完全自動化にようやくたどり着いたわけだ。そして、ここからが本番だ。整理しておこう。

■自動化できたこと

燃料の補給

鉄板と銅板の焼成

電動掘削機による鉄鉱石と銅鉱石の自動採掘

後は放置しておいても自動で物が増え続ける。しかし、ファクトリオは銅板と鉄板造ってるだけではクリアできない。これらを作成しているのはあくまでも最後の4つのサイエンスパック造りに必要だからである。今回で終わったのは2.水、蒸気機関とボイラーで電力を造るという項目だ。

次回はサイエンスパック(赤)を作成する手順を解説する。

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その9:「インサータと搬送ベルトの使い方」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その9

攻略的には要約、Factorioらしい要素が出てきてMinecrafやテラリアのように資源をずっと手動で掘っているだけじゃないというのがわかってきたと思う。しかし、まだまだ完全自動化まではほど遠い。燃料である石炭がなくれば22分後には石の炉は止まってしまうためだ。では、今回は燃料補給の自動化をしていく。

■前回まで

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その1:「Factorioって何だ?」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その2:「Factorioの購入方法とPCスペック」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その3:「Factorioのゲームモードについて」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その4:「ゲームを始めて最初に確認すること」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その5:「ゲームクリアまでの手順」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その7:「石炭を自動で採掘しよう」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その8:「銅板と鉄板の焼成を自動化しよう」

 

■搬送ベルトを作成する

石の炉や燃料式掘削機に燃料である「石炭」を自動化したい。それには搬送ベルトを使う。搬送ベルトというのはいわゆるベルトコンベアである。つまり、このコンベアを置くことでコンベアに沿って物が流れていく。ええ?ベルトコンベアだって電気使うんじゃない?とか、疑問に思うかもしれないが、Factorioの搬送ベルトは「謎の動力」で動く。というより、ゲームの仕様上、これを電気とかにしたら燃料入れるだけで進まないとおもう。

とりあえず、100ほど作成してみた。後はこれを地面に置いていくだけ。ただ搬送ベルトは向きが重要なので流したい方向に合わせる必要がある。間違ってもRキーで簡単に修正はできるが。後は燃料を運びたい資源採掘場所に搬送ベルトを並べていく。そして、次Factorioに超重要アイテム「インサータ」である。

■燃料式インサータを作成しよう

インサータというのはあまり聞き慣れないと思うが、英語で意味を調べるとこうなっている。

>インサーター/封入封緘機とは 「紙折り」「封入」「封緘」を自動処理することができるピツニーボウズのインサーター/封入封緘機。 発送処理のなかでも時間と労力がかかる面倒なこの工程を自動化することにより、飛躍的な生産性の向上とコスト削減を実現することが可能です。

このような画像が出てくるのだがFactorioでいうインサータはこんな機械ではない。でも、インサートとして役割はよく似ている。用は面倒な工程を自動化するもの。現代では印刷用に使われているらしい。

Factorioのインサータの役割はチェストや施設などから製品を自動的に取り出してくれたり、反対に入れてくれる工業機械である。つまり、石の炉で焼成した銅板をチェストに入れてくれたり、流れてくる石炭を燃料が切れたら自動的に追加してくれる。何のことかよくわからないと思うが、大事なことはインサータで取り出りだしたり、入れることで自動化が可能になるということ。だから、搬送ベルトを並べるときは施設とベルトをインサータ設置スペース用に「1マスあけておくこと」が大事だ。インサータにはいくつか種類があるが、燃料式インサータは当然、燃料がいる。

後、インサータは向きが重要だ。掴む方の先の物を取り出したり、入れたりする。上の搬送ベルトは石炭が流れてくるのでインサータの方向は掴む側となって、石炭を自動的に燃料式掘削機や石の炉に入れてくれる。では、石の炉の右にあるインサータは何なのか。これは出来上がった銅板をチェストに入れて保管している。100枚生産すると止まってしまう石の炉がチェスト1杯まで自動的に動くことになる。これによって燃料が切れる22分経過しても、燃料補給が自動化なので生産がストップしなくなった。

後は同じように鉄版にも搬送ベルトに並べてインサータで取り出せばいい。

するとこんな感じで搬送ベルトのラインが出来上がる。燃料式掘削機で掘削した石炭を搬送ベルトに置くのもインサータの役目。逆に燃料式掘削機に燃料補給するためにチェストに石炭を入れて、その石炭を取り出して燃料式掘削機に入れるのもインサータがやってくれる。ええ?ややこしいって?整理するとこうなる。

■生産施設を自動化する

燃料の自動化(石炭)→搬送ベルトで運ぶ→運んだ石炭をインサータを使って施設に燃料を入れる→できた物をインサータで取り出してチェストに保管する→保管したものをインサータで取り出した物を別の搬送ベルトや石の炉、組み立て機などに運ぶ→以下略

この流れが基本となる。これが中盤になると鉄道で石炭や資源を運ぶといったことも可能となるが、まだまだそこまでは遠い。

まだ、そこまで複雑なことはしてないと思うが、Factorioで詰まるのは工程が複雑になればなるほど難しく考えることが多いからだ。実際、やりたいことは単純に考えていくだけで案外、答えにたどり着くのだ。それについてはサイエンスパックの生産で嫌と言うほど解説することになるだろう。後、インサータの向きが間違っていて良く詰まることも多いので向きは良く確認して欲しい。

さて、これによってFactorioのゲームクリアまでの手順1「スタートエリア近くで資源を集める」がようやく終わった。手順1だけで4つの攻略記事を書いた。管理人はクリアまでの手順の全て解説すると50記事ぐらいは想定しているのでまだ5分の1ぐらいである。

次はクリアまでの手順その2、いよいよ「水、蒸気機関とボイラーで電力を造る」である。

今まで燃料式掘削機や燃料インサータ、石の炉を使っていたわけだが、これをこのまま続けて行けば石炭の消費量が膨大になり、すぐ枯渇してしまう。しかし、電気を作ることで石炭の消費量を抑えて、燃料式掘削機→電動式掘削機。燃料式インサータ→インサータとすることで石炭補給をしなくても良くなるのだ。つまり、さらに楽ができる。

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その8:「銅板と鉄板の焼成を自動化しよう」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その8

前回、燃料式掘削機を使って石炭の採取を自動化した。

今回は銅鉱石と鉄鉱石を採掘して自動化。さらに石の炉にそれぞれの資源を入れて銅板と鉄版を製造していく。

■前回まで

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その1:「Factorioって何だ?」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その2:「Factorioの購入方法とPCスペック」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その3:「Factorioのゲームモードについて」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その4:「ゲームを始めて最初に確認すること」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その5:「ゲームクリアまでの手順」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その7:「石炭を自動で採掘しよう」

■燃料式掘削機で鉄鉱石を掘る

石炭を十分確保できたら今度は鉄鉱石を掘りに行こう。そして、燃料式掘削機を置いて鉄鉱石を箱の中に集めていけばいい。ただ、鉄鉱石をそのまま使うことはあまりないので焼成するのが基本となる。

後、ここで燃料式掘削機に石炭を入れるときに便利なショートカットを説明しておく。CTRL+左クリックすると画面を開かずに石炭の燃料を入れることができる。こういう便利なショートカットを覚えておくと時間節約と効率化に役立つ。このショートカットは箱に使っても資源取り出せるし、逆に燃料を取り出したいときにも使える。

■石の炉で鉄版に焼成する

鉄鉱石を集めたら予め作成しておいた石の炉、または最初から1個ある石の炉で鉄鉱石を鉄版に焼成していく。石の炉を地面におこう。

石の炉を動かすには燃料がいる。というより、factorioは何かしら施設を動かすには燃料、または電気がいる。石の炉は燃料式なので石炭、または原木などを入れる。

箱に貯めていた鉄鉱石をそのまま入れても良いのだが、ここで重要なテクニックを述べる。燃料式掘削機を石の炉にくっつければ自動的に「鉄鉱石」が石の炉へと入り、鉄板が焼成される。これは、燃料式掘削機をRキーで方向転換するだけでいい。

後は自動的に鉄版がどんどん量産化されていく。石の炉に鉄板がこうして焼成されていくのだが、実はこれもいつかは止まる。鉄板が100枚まで生産されたら詰まってしまうのだ。もちろん、取り出したらまた動き出す。

鉄板100枚が生産されて機械は止まった。後は取り出してもう一度、100枚生成しておけばいい。さて、この鉄板100枚でようやく燃料式掘削機の数を増やすことができる。

燃料式掘削機を作成するのに必要な素材は鉄の歯車×3、石の炉×1,鉄板×3。時間は2秒。これで燃料式掘削機が1つ出来上がる。今の材料で5台造れるので5つほど造って、同じように資源を採取していこう。燃料式掘削機が一気に増えるので燃料に使う石炭も増える。ここからだんだん忙しくなっていくがまだ手動で管理できる。

資源は銅鉱石、鉄鉱石、石、石炭の4つだが、チェストも用意しておくことを忘れずに。銅鉱石と鉄鉱石はそのままでは使えないので箱に入れるよりは炉で銅板や鉄板にしておくといいだろう。空き時間には木を伐採しておくといい。

燃料式掘削機や石の炉をセットして5分か、10分ぐらいすればこれだけの資源は揃ってくる。すると造れるものが色々増えてくるのでいよいよ「完全自動化」を目指すことになる。何しろ、今のままだと石炭を入れたり、石の炉から鉄板や胴板を一々取り出さないといけないからだ。数は少ないうちはそれでも余裕はあるのだが、数が増えてくると管理だけで何もできなくなる。

だから燃料補給や鉄板を石の炉から取り出すのを自動化する。ということで次回はインサータと搬送ベルトを作成して「完全自動化」にまで持って行く。

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その7:「石炭を自動で採掘しよう」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その7

前回は鉄の斧を作成して、木を伐採したり、石を集めて終わったが、今回はこれらの資源を使って石炭、鉄鉱石、銅鉱石などを集めていく。Factorioは何するにしてもばく大な資源が必要になるのでこれらの資源はいくらあっても足りない。

ただ、この中で原木の伐採だけはまだ自動化できないので、最終的には他の資源を自動で採取している間に伐採を進めていくことになる。しかし、最初はそこまで効率よくしなくていい。慣れたら自然とできるようになる。

■前回まで

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その1:「Factorioって何だ?」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その2:「Factorioの購入方法とPCスペック」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その3:「Factorioのゲームモードについて」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その4:「ゲームを始めて最初に確認すること」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その5:「ゲームクリアまでの手順」

■石炭採掘場所に燃料掘削機を置く

原木と石がある程度集まったら、石炭が採掘できる場所に行き燃料掘削機を置こう。燃料掘削機は置いただけでは動かない。動かすには「燃料」が必要だ。ちなみに燃料掘削機など置きたい場合はマウスカーソルを置きたいアイテムにあわせて右クリックすれば簡単に置ける。そして次が大事だ。「置いた施設やアイテムなどは左クリック押しっぱなしでいつでも撤去」できる。

インベントリに入るので再び設置が簡単に可能だ。つまり、間違えても大丈夫ってこと。後で配置が気に入らない場合もすぐに置き直せる。ただし、原油関連施設などの一部の施設は撤去すると中の液体が消滅してしまうことがあるので注意。もっとも、一部の施設だけなので今は大丈夫だ。

■施設はアイテムは撤去せずに「R」キーで回転できる

Factorioでは施設や搬送ベルトなどといったアイテムは「向きが重要」となることが多い。その向きは「R」キーを押せば簡単に回転することが可能。これ覚えてないと一々、撤去して向きを変える必要がある。最も設置するときもRキーで回転が可能だ。さらに同じ施設ならその施設の物を取り出さないで再設置できる。意外と便利なので覚えておこう。

■燃料式掘削機に燃料を入れよう

燃料式掘削機にマウスカーソルをあわせるとこのような画面がでる。上に明らかに燃料入れそうなマークが見える。そこに先ほど取ってきた原木を入れてみよう。

燃料の入れ方は燃料にしたい原木や石炭、固形燃料などを上のようなマークの場所に置くだけである。今は原木100掴んでいるのでそれを入れてみよう。

燃料式掘削機に燃料を入れるとこのように動き出す。すると、燃料式掘削機は石炭を掘ってくれる。掘った石炭は緑色のゲージの先にたまるので取り出したい場合はそこにマウスカーソルをあわせれば取り出せるのだが、燃料式掘削機は少し動いただけで突然止まることになる。最初に躓くポイントである。

ここで大事なことを述べる。掘削機は地面に石炭が落ちているとそれ以上は動かない。つまり、掘削するにも掘った石炭が邪魔をしてしまうのだ。だから、石炭を拾えば動く。地面に落ちているアイテムはキーボードの「F]を押せば拾える。このように拾えば動くがそれを毎回やるのが面倒すぎる。そこで登場するのが「箱」である。

■チェストを作成して燃料式掘削機の前に置く

さて、これからチェストを作るわけだが、チェストには原木を使うので先ほど100入れた原木を半分だけ返してもらおう。やり方は燃料に入れた原木にカーソルを合わせて「右クリック」である。ここで大事な操作を解説する。物を掴むときは左クリックは全部掴むが、右クリックだと半分だけ掴む。つまり、99あった原木を右クリックで掴めば50かえってくるわけだ。

仮にこれを右クリックだと99かえってきてまた燃料の入れ直しとなる。反対に50だけ掴めば残り49は燃料として燃料式掘削機に入ったままとなる。動かす施設が増えてくると、こういう操作の手間が非常に煩わしくなってくるので便利な操作はどんどん覚えて欲しい。

さて、原木を取り出せたら、今度はインベントリのレシピ「物流」をクリック。すると木製チェストが25個造れることに気づくだろう。

この木製チェストをとりあえず、5個造ってみよう。作り方は鉄の斧と同じで木製チェストをクリックすれば良い。すると造るための素材と時間が出る。木製チェスト1個造るには原木2が必要で作成時間は1.5秒となる。

ここでも大事なことを述べる。左クリックだと1度の作成個数は「1」だが、右クリックだと1度の作成個数が「5」になる。大量に造りたいときに1個ずつだと面倒なので5個造れる右クリックを活用しよう。もっとも、他のキーを使えば一度に造れるだけ造るとかできるが、それは必要になったら解説する。

右クリック押して5個ずつ作成したので出来上がりには1.5×5=7.5秒かかる。すぐなのでまっていればいい。出来上がったらこのチェストを燃料式掘削機の前に置く。

このとき、燃料式掘削機の方向に注意。前にきっちり置かないと箱に石炭は入らない。

置けたら後は「燃料が尽きる」まで自動的に石炭を箱に入れてくれる。

置いたチェストをクリックすると中には石炭が入っていくのを確認できる。石炭は一度に50個までストックできるので、このチェストには最大で50×16=800.800個入ることになる。800個とか最初は多いとか思うかも知れないが、施設が増えて燃料補給することになれば、一瞬でなくなるのでたいした量ではない。

これでようやく石炭を採掘することの自動化に成功した。しかし、この自動化には燃料の自動化は入っていない。今のままだと燃料がなくなればプレイヤー自身が入れないといけない。ただ現時点で燃料を入れることの自動化はできない。とりあえず、鉄版や銅板がたくさんないと難しいとだけいっておこう。

今は1個だけの燃料式掘削機を動かしているので燃料補給はそれほど手間ではないが、これが10個とか、20個、50個とかになれば途端に面倒になる。Factorioはこういう面倒な作業を全て自動化できるのが「最大の面白さ」といっていい。

記事を書いているうちに燃料式掘削機が止まった。燃料が切れたようだ。ここで燃料補給しよう。チェストに入っている石炭を燃料式掘削機に入れればいい。これで再び燃料式掘削機は動き出す。

■原木と石炭の燃料効率の違い

だいたい185個ほど石炭を採掘すると原木50がなくなるようだ。燃料式掘削機が石炭1個掘るには3.5秒かかる。3.5×185÷60=10.79つまり、だいたい11分19秒で燃料(原木50)がなくなることになる。これが石炭を燃料にした場合はどうなるか。石炭を別のチェストに入れて試してみよう。

これが石炭50で燃料式掘削機で石炭を採掘した場合。石炭の数は374個である。つまり、かかった時間は3.5秒×374÷60=21.8166となり、だいたい22分21秒である。

つまり、燃料を原木50と石炭50では倍近くの燃費差がある。だから、石炭を主要な燃料として使うことになる。

原木が他の素材にも使うが自動化はまだできない。なら、石炭を使う方が効率は良い。後は燃料がどれだけ長持ちするかが重要となる。原木と石炭でどれだけ燃料消費の時間が違うのかをまずは理解してほしい。

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その6:「最初は原木と石を集めて自動化の準備をしよう」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その6

いよいよ、本格的な攻略へと入る。既に何をしていくかは前回でチャートで説明したとおり。まずは資源を集めていこう。

■前回まで

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その1:「Factorioって何だ?」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その2:「Factorioの購入方法とPCスペック」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その3:「Factorioのゲームモードについて」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その4:「ゲームを始めて最初に確認すること」

Minecraftをプレイしたことがない文系人間が送る「Factorio」攻略その5:「ゲームクリアまでの手順」

■マップの確認

最初の目的はスタートエリア近くで資源を集めるだった。

フリープレイをデフォルト設定で初めて何回かリスタートして超理想的な資源配置を確認。原油も石炭も水場の近くにある。しかも、銅鉱石と鉄鉱石もあるのでこれは非常に都合良い。

フリープレイでは最初に石の炉と燃料掘削機、それに鉄板を8枚所持している。まず、ここでやることは「燃料」の確保だ。石炭が燃料になるわけだが、燃料掘削機を動かすには「石炭」がいる。つまり、最初は手動でいくつかの資源を集めることになる。

■インベントリを開いて鉄の斧を造ろう

インベントリはキーボードのEキーで開く。これを開くと左に自分が所持しているアイテム。右にレシピが出てくる。このレシピは今の材料で造れる物ならはっきり表示されて、造れないものなら薄く表示される。そして、レジピは大きく分けて、物流、完成品、中間生産物、戦闘の4つに分かれる。後はマウスで表示したいレシピをクリックすればいい。今回は完成品を選ぼう。

完成品を選ぶと鉄の斧2,ボイラー1が現時点で作成できることがわかる。ここで資源を集めるために鉄の斧を作成する。

ここで大事なことをいくつか述べる。鉄の斧にマウスカーソルを合わせると鉄の斧の詳細が表示される。採掘力やダメージ、耐久力などはどうでもいい。

大事なのは鉄の斧を作る「時間」と「素材」である。0.5というのは0.5秒で作成できるということ。そして、鉄の斧を造るには鉄筋×2,鉄板×3がいるということだ。あれ?鉄筋なんてないじゃないか。これじゃ鉄の斧を造れないとか思うかも知れないが、そうではない。鉄筋は鉄板1枚で2個造れるのだ。そして、最後にトータルコストである。

鉄の斧を作成するには1秒かかり、鉄板が4枚必要だということ。でも、鉄筋造ってから鉄の斧を造るなんて面倒だと思うだろう。でも、Factorioは自分で造る場合は「中間生産物は自動的に作成」してくれるのだ。だから、実際、プレイヤーがやることはインベントリに鉄板4枚入れて「鉄の斧」をクリックするだけ。1秒後には完成する。

作成した鉄の斧は自動的に装備してくれる。これで資源を集めるための準備は整った。もう一度述べておくが、プレイヤーが作成する場合は中間生産物は自動的に生産してくれる。ただし、中間生産物を作る時間もかかることに注意して欲しい。まあ、厳密にそこまで気にする必要があるのは工場をある程度、動かしてからになるが。

■移動方法

Factorioの移動方法はキーボードのWで上、Aで左、Dで右、Sで下に移動する。最初は慣れないと移動も難しいが徐々に慣れていくので心配ない。

■木を伐採して燃料を確保しよう

鉄の斧を作成したら後は掘りたい資源に近づいて、マウスカーソルを資源に近づけると黄色いカーソルがでる。

このカーソルがでれば後はマウスを左クリックして押し続けるだけ。すると黄色いゲージが出てきてそれが終わると伐採は終了してインベントリに原木4が手に入る。

原木は燃料掘削機を動かす燃料に使ったり、箱や小さな電柱などの材料にもなるので最初に100ぐらい集めておくと良いだろう。

これで原木が100集まった。後、欲しいのは石の炉を作成するのに必要な石である。これが必要なので30個ほど集めていこう。

石を30個集めた。やりかたは伐採と同じである。石の近くでマウスカーソルを合わせて左クリック押し続けるだけ。それで30個ためればいい。因みに何で30個かというと、別に何個でも良いのだが、石の炉の作成に5個いるので5個単位で集めておくと無駄がないというだけ。画面が暗いのは夜になっているからである。

原木100、石30個集めたら、ここから鉄鉱石や銅鉱石、石炭なども集めていく。でも、手動でやるには面倒になってきている頃だろう。ここからがFactorioの真骨頂の「作業の自動化」である。次回は集めた原木と石を使って自動化の方法についてみていく。もっとも、自動化するにはまだまだやることがある。