「ウォン高」カテゴリーアーカイブ

韓国経済、〔そろそろ為替介入か〕尋常でないウォン高…外為当局がバランスを取らねば

韓国経済、〔そろそろ為替介入か〕尋常でないウォン高…外為当局がバランスを取らねば

記事要約:昨日、韓国のウォンが1060ぐらいなったことをコラム形式で紹介したわけだが、あれから1日経過して、今のウォン市場はどうなのか。

管理人は1050ウォンが防衛ラインだと見ていたのだが、どうやらその前に1060で我慢できなかったらしい。一昨日、1061ウォンまであがって、昨日と今日と急激に下げている。今は1067ウォンである。微調整介入だとは思うのだが、ウォンの適正範囲が実に狭いことがよくわかるだろう。でも、半導体は好調でKOSPIも高い。ウォン高の圧力はこの程度で済まないと思われる。

>中小企業の経営環境悪化要因として、最低賃金引き上げ、労働時間短縮に続き、為替相場が追加された。大企業は利益を減らしウォン高に耐えられるだろうが限界中小企業の苦痛はさらに大きくなるほかはない。

ウォンの適正レートが1100~1150の間だと管理人は述べているわけだが、1060でウォン高過ぎるということで中小企業は苦しいようだ。しかも、最低賃金引き上げがいきなり200円だったか。労働時間も短縮された。

>もちろんウォン高のおかげで良い点もある。海外に行った韓国国民がより良い待遇を受けられ、輸入物価を下げ家計の消費と企業の投資を増やす効果がある。ウォン高は輸出大企業には大変だが、内需を育てるという点で韓国政府が追求する所得主導成長と軌道を同じくする側面もある。

ウォン高で海外に行くのは良いが、日本には来ないでくれ。ウォン高の良い点が書いてあるが、もう一つ指摘すると、庶民が安い輸入品を食べられるということ。腹が減っては戦はできぬ。何するにしても食料確保は大事だ。ウォン高になって、海外ブランドとか借金して買うのだが韓国人だが。賢い主婦や主夫はウォン高のうちに米とか、日持ちがいい食料を蓄えていることだろう。でも、韓国では内需は育たない。IMFにあれだけ指摘されても輸出依存国家だからな。

>だが韓国政府は為替相場効果に頼って経済成績表を良くさせたい誘惑を警戒しなければならない。為替相場をいじったことで起きた過去の政策の失敗はひとつやふたつではない。

オバマ元大統領はなんとか許してくれたが、トランプ大統領はそこまで甘くないだろう。為替介入なんてしたら、韓国が為替操作国に指定されるかもしれない。でも、ウォン高の圧力はかなり強いと思うので微調整介入だけではどこまでレートを下げることができるのか。実に楽しみだ。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、〔そろそろ為替介入か〕尋常でないウォン高…外為当局がバランスを取らねば

昨年高止まりしたウォンが新年も上昇基調を続けている。ついにきのう金東ヨン(キム・ドンヨン)経済副首相が「(為替相場の)急激な傾きには断固として対処するだろう」と口先介入をした。

ウォン高は経常収支黒字が続いている上に韓国経済の全体的な成績表が悪くないためだ。北朝鮮の核とミサイル挑発で引き起こされた地政学的リスクもやはり最近沈静化している。外国為替当局も市場介入を自制する雰囲気だ。ともすると米国の為替相場操作国指定や韓米自由貿易協定(FTA)改定交渉で言葉尻を捕えられかねないためだ。

だがウォン高の速度がとても速い感がある。この1年間に対ドルでウォンの価値は13.8%も上がった。これに対し日本企業はアベノミクスのおかげで円安を楽しんでいる。米国も特にこれを問題にしていない。最も懸念されるのは輸出競争力低下だ。すでに法人税引き上げが予告された輸出大企業はウォン高という追加負担を抱えることになった。

中小企業の経営環境悪化要因として、最低賃金引き上げ、労働時間短縮に続き、為替相場が追加された。大企業は利益を減らしウォン高に耐えられるだろうが限界中小企業の苦痛はさらに大きくなるほかはない。

もちろんウォン高のおかげで良い点もある。海外に行った韓国国民がより良い待遇を受けられ、輸入物価を下げ家計の消費と企業の投資を増やす効果がある。ウォン高は輸出大企業には大変だが、内需を育てるという点で韓国政府が追求する所得主導成長と軌道を同じくする側面もある。

だが韓国政府は為替相場効果に頼って経済成績表を良くさせたい誘惑を警戒しなければならない。為替相場をいじったことで起きた過去の政策の失敗はひとつやふたつではない。

為替相場という価格変数は経済主導者が急騰落により混乱が起きないようにする線で管理しなければならない。外国為替当局は賢くバランスを取らなければならない。

2018年01月04日09時35分

(http://japanese.joins.com/article/152/237152.html?servcode=100)

韓国経済、〔輸出に大影響〕進むウォン高の行方

韓国経済、〔輸出に大影響〕進むウォン高の行方

今回は管理人のコラム形式なのだが、とりあえず、今、中々、興味深いことが起きている。ええ?お正月て韓国市場なんて見てもいないって?まあ、それでいいと思うのだが、このサイトは韓国経済を特集が主な内容なので、現在のウォン市場についてみておこう。

これが2週間分のウォンの動きである。見ての通り、高騰している。韓国の適正レートは1100~1150なので、1060ウォンといえば、40ウォンほどウォン高となる。これは当たり前である。韓国経済は3%成長や、サムスン電子によって好調に見えるのでウォンの価格は上昇する。しかし、ウォン高になればなるほど韓国の輸出が苦しくなるわけだ。そこで為替介入が懸念される。

管理人の今回の防衛ラインは「1050」だと見ている。ここより高くなれば介入に踏み切るんじゃないだろうか。実際、1060で動きそうだと思っていたが、年明けても介入らしき行動は見られていない。お正月でのんびりしていると思うのだが、韓国市場は開いているので何か大きな動きがあれば紹介していく。ただ、1050以上にならない限りはそこまで輸出に悪影響とはいえない。

2018年の韓国市場はウォン高がさらに懸念されているわけだが、読者さんはウォン安を見る方が楽しめるんじゃないだろうか。でも、実はウォン高も色々面白いので、ウォン高になったらどうなるかと基本的なことを機会があれば解説しよう。今はそこまで慌てる時間ではないので。

韓国経済、継続するウォン高…外国人観光客減り輸出にも悪影響の懸念

韓国経済、継続するウォン高…外国人観光客減り輸出にも悪影響の懸念

記事要約:一般的に輸出が好調なら、通貨のレートは上がる。韓国は今、原油高、DRAM需要などといったことで輸出が好調なのでウォンが1100以下になっているわけだ。実際、カナダとの通貨スワップ協定が転機になっている気もしないでもない。まず、ここ2週間のウォンを見て頂きたい。

カナダとの通貨スワップ協定があったのが11月16日である。このときは1100ウォン以上だったわけだが、この日を境にウォン高へと進んでいる。そして、今、1085ウォンほどになっている。でも、そこまで慌てて注目するレベルではない。適正レートの1100~1150より、15ウォンほのウォン高である。これが1050,1000とかになれば2007年の再来だろう。

>このようなウォン高傾向は外国人観光客が韓国への旅行を控える要因になりうるとの分析が出ている。ことし9月までに外国人が韓国で支出した額は100億5680万ドル(約1兆1190億円)で昨年同期比24%も減った。

韓国のTHAAD配備で中国人観光客から見捨てられて、今度はウォン高で観光客が来ない。まあ、観光業はたいした規模でもないし、他で儲けたら良いんじゃないか。観光資源のない国が観光がどうとかいってもな。

>ウォン高は自動車をはじめとする輸出の主力業種にも打撃を与えかねない。ウォンの価値が上昇した場合、韓国企業が日本や中国など他国家と海外市場で競争する時に価格競争力が落ちて輸出に悪影響を与える。サムスン経済研究所によると、為替相場が10%下落すれば、輸出は0.54%ポイント下落する。

それを阻止しようと為替介入を続けているわけだが、既にトランプ大統領の時代。オバマ政権ではのらりくらりかわしていたが、果たして上手くいくか。何、いらぬ動きを見せたら為替操作国として認定されるだけだ。そもそも輸出がこれだけ増えているのにここまで適正レート維持のほうがおかしいのだ。今の韓国なら1000ウォン、900ウォンでも良いんじゃないか。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、継続するウォン高…外国人観光客減り輸出にも悪影響の懸念

ウォン相場の支持線と見なされていた1ドル=1090ウォンラインが崩壊した。22日、2年6カ月ぶりに最低値となる1ドル=1080ウォン台で取引を終えた。また、ウォン高円安の流れも継続している。

このようなウォン高傾向は外国人観光客が韓国への旅行を控える要因になりうるとの分析が出ている。ことし9月までに外国人が韓国で支出した額は100億5680万ドル(約1兆1190億円)で昨年同期比24%も減った。

ウォン高は自動車をはじめとする輸出の主力業種にも打撃を与えかねない。ウォンの価値が上昇した場合、韓国企業が日本や中国など他国家と海外市場で競争する時に価格競争力が落ちて輸出に悪影響を与える。サムスン経済研究所によると、為替相場が10%下落すれば、輸出は0.54%ポイント下落する。

韓国の金融投資専門家は、現在の状況だと追加的なウォン相場の下落の可能性は高いと見ている。新韓金融投資のノ・ドンギル研究員は「実質実効為替レートを基準として、ドルの価値が依然として高く評価された状態なので、先進国の通貨政策同調化や金融規制緩和に伴う米国の海外投資拡大などがドル安圧力として働くだろう」と述べた。

(http://japanese.joins.com/article/730/235730.html?servcode=300)

韓国経済、韓国副首相「為替操作はない」 米財務長官と会談

韓国経済、韓国副首相「為替操作はない」 米財務長官と会談

記事要約:韓国の副首相が為替操作はないといっても、市場を見る限りではここ数年、ウォンがド安定しすぎているんだよな。しかも、韓国有利で。

このチャートは2016年10月~2017年10月のウォン変動を示しているわけだが、実に安定していると思わないだろうか。2017年12月がピークにウォンが上がっていく。韓国の輸出で有利なレートは1100~1150である。これをわかりやすくするとこうなる。

管理人が黄色い線で1100~1150までの範囲を書き加えた。これでわかるとおり、韓国有利なウォンレートをずっと保っている。しかも、2016年10月~12月はトランプ大統領が誕生することがわかった時期。この時期は「為替操作」を控えていたんじゃないかと思うぐらいわかりやすい下がり方をしている。適正レートから超えない範囲で微調整しながら介入を続けているとしか思えないのだ。

今の韓国経済はサムスン電子もあって非常に絶好調である。過去最高の貿易額にもなっているにウォンが全く変動していないというあまりにも不自然過ぎるのだ。これを介入してなければどう説明するんだ。一般的に輸出が好調になればなるほど通貨高になる。それがなっていないという。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、韓国副首相「為替操作はない」 米財務長官と会談

【ワシントン聯合ニュース】 訪米中の韓国の金東ヨン(キム・ドンヨン)経済副首相兼企画財政部長官は14日(現地時間)、ワシントンでムニューシン米財務長官と会談し、対北朝鮮政策での連携、米為替報告書、韓米自由貿易協定(FTA)改定に向けた交渉などについて意見交換した。

会談では、北朝鮮の相次ぐ挑発への懸念を共有するとともに、北朝鮮リスクに対する韓米間の連携体制を強化し、隙のない対応体制を維持することで一致した。

韓米FTAに関連しては、両国の経済協力が互いに役立っているとの認識を共有した。金氏は韓米FTA改定に向けた交渉が相互の利益均衡を確保する方向で進められなければならないと強調した。

米国が近く発表する予定の為替報告書も議題にあがった。金氏は、韓国が基本的に為替相場の変動を市場に任せており操作は行っていないため為替操作国に指定される理由がないことを説明した。

今回の会談で双方は韓米同盟関係を基盤とする緊密な経済・金融分野の協力関係を再確認し、今後も主要懸案を巡り頻繁に意思疎通を図り、連携を強化する方針で一致した。

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2017/10/15/0500000000AJP20171015000900882.HTML)

 

韓国経済、韓中通貨スワップ協定の廃止による市場への影響は?9時の開幕は1134ウォン

韓国経済、韓中通貨スワップ協定の廃止による市場への影響は?9時の開幕は1134ウォン

さて、韓中通貨スワップ協定は満期を迎えためでたく終了したわけだが、その終了からの最初の市場は1134ウォンの開幕となった。昨日より-3ウォンほどあげているので、そこまで大きな影響は見られない。そこは予想通りなのだが、しばらくは市場の動きも注目したい。KOSPIはまだなのでそれについても後で追っていこう。

韓国経済、韓国CDSが急上昇、中国を4年ぶりに上回る 北朝鮮リスク警戒

韓国経済、韓国CDSが急上昇、中国を4年ぶりに上回る 北朝鮮リスク警戒

記事要約:韓国CDSが朝鮮半島有事が緊張感で中国を4年ぶりに上回ったようだ。北朝鮮リスクの警戒が原因であるのだが、このCDSを簡単に述べると高ければ破綻するかもしれないという数値だと思っていただければいい。欧州危機の時はドイツ以外は軒並み高かったわけだが、結局、どこもデフォルトしてないので、今の管理人はCDSをそこまで信用していない。

ウォンもまだまだ暴落していない。KOSPIも高い。格付けは日本よりランクが高い。ほら、どこにも危機なんて見当たらない。サムスン電子は絶好調だしな。とりあえず、100ポイント超えてから教えてくれ。

世の中に信用できないの格付け会社の格付け。CDSの連鎖破綻。どうして欧州は乗り越えたのかは未だに謎だからな。ギリシャ助けてCDSが発動しないようにしていたのだが、それだけで発動しないならリスクがないようなもんだしな。

だいたい、文在寅大統領の最低賃金の引き上げや法人税の引き上げなどで経済がどう考えても停滞するのだから、CDSプレミアム上昇がするのはそれほど驚くことでもないんだよな。財閥が憎いらしいが、その財閥が韓国経済を支えているのは周知の事実ではある。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、韓国CDSが急上昇、中国を4年ぶりに上回る 北朝鮮リスク警戒

国や企業の債務不履行(デフォルト)リスクを取引するクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で韓国の保証料率が急上昇している。11日には中国の水準を約4年3カ月ぶりに上回った。

北朝鮮の核とミサイル問題を巡り緊張が高まるなか、リスクに最も敏感な金融派生商品(デリバティブ)とされるCDSの反応が目立つ。

■2013年5月27日以来の中韓逆転

韓国の5年物国債のCDS保証料は11日に69.00ポイン…

(http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL14HXQ_U7A810C1000000/)

 

韓国経済、ウォンが対ドルで3日続落 北朝鮮情勢の緊迫化が影響

韓国経済、ウォンが対ドルで3日続落 北朝鮮情勢の緊迫化が影響

記事要約:朝鮮半島有事でウォンが対ドルで3日連続で続落している。といっても、1140ウォンぐらいなのでたいしたことはない。韓国の為替レートは1100~1150が最も安定する。なので、この数値自体はそれほど驚くことはない。微調整介入をしてくるだろうし、ここから1200を目指すということはなさそうだ。

>北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級ミサイルに搭載可能な小型核弾頭の開発に成功した可能性があると報じられて以降、ウォン・ドル相場の終値は3日間で18.4ウォン下落したが、下落幅は次第に縮小している。前日終値比で9日は10.1ウォン安、10日は6.8ウォン安だった。

為替介入しているのは確実なので、対円ドルように108円まで下がったりはしない。ただ、朝鮮半島有事では日本は円高になるようなので、日経平均株価は下がるかもしれないというか、現に下がっている。でも、韓国経済に朝鮮半島有事が大きな影響を与えるかは、開戦しない限りはそこまで大きくはないと見ている。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、ウォンが対ドルで3日続落 北朝鮮情勢の緊迫化が影響

【ソウル聯合ニュース】核・ミサイルを巡り北朝鮮と米国が対立し、情勢が緊迫化する中、11日のソウル外国為替市場でウォンの対ドル相場は3日続落した。終値は前日比1.5ウォン安の1ドル=1143.5ウォンだった。

北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級ミサイルに搭載可能な小型核弾頭の開発に成功した可能性があると報じられて以降、ウォン・ドル相場の終値は3日間で18.4ウォン下落したが、下落幅は次第に縮小している。前日終値比で9日は10.1ウォン安、10日は6.8ウォン安だった。

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2017/08/11/0500000000AJP20170811003500882.HTML)

韓国経済、韓国当局、ドル買い介入のもよう~ウォン5週間ぶり高値=市場筋

韓国経済、韓国当局、ドル買い介入のもよう~ウォン5週間ぶり高値=市場筋

記事要約:昨日、韓国当局が大規模なドル買い介入をしたと市場筋が述べている。管理人もウォンをチェックしていたが介入していたかどうかまで気づかなかった。それもそのはずだ。どうやら取引終了間際、15時半30頃だったらしい。つまり、それが本当なら韓国当局は1120ウォンを防衛ラインとしていることになる。

韓国の適正レートは1100~1150というのはおそらく変わってないと思うのだが、1120を防衛ラインにしたというのは気がかりだ。今回の場合はウォン高になるのを防いだわけだが、1120ウォンはウォン安なんだよな。でも、今の状況でアメリカに為替操作していると疑わせる動きはどうなんだ。米韓FTAの見直しにも影響するんじゃないか。

もう一つ指摘しておくと、輸出が伸びれば伸びるほど自国の通貨の価値は上がる。だから、韓国の為替レートが1100ぐらいなのはかなり異常である。KOSPIが2400を超えたこと。あわせて考えると、管理人は毎日、介入していると思っている。でなければ、こんな韓国だけに都合が良い為替レートができるわけないんだよな。中国と同じである。

輸出が好調ならウォン高に触れるのが自然なのだ。そして、今の輸出規模なら1000ウォン、900ウォンあたりになっていてもおかしくはない。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、韓国当局、ドル買い介入のもよう~ウォン5週間ぶり高値=市場筋

[ソウル 19日 ロイター] – 複数のトレーダーによると、韓国中銀は19日午後、ウォンの上昇ペースを緩やかにするためドル買い介入を実施したもよう。為替トレーダーは現地時間午後3時30分の取引終了間際に、1ドル=1120ウォンの水準に達した時にウォンの上昇を落ち着かせる試みがあったと述べた。

ウォンKRW=KFTCの19日の終値は1ドル=1120.6ウォンと、約5週間ぶり高値。一時は1119.9ウォンまで上昇した。

ウォンは過去2週間で3%近く上昇している。

ソース:ロイター日本語版<韓国当局、ドル買い介入のもよう ウォン5週間ぶり高値=市場筋>

(https://jp.reuters.com/article/southkorea-markets-forex-idJPKBN1A40KP)

韓国経済、〔韓国造船危機〕韓国造船業界、2017年上半期は1隻当たり32億ウォン(約3億1400万円)の赤字受注

韓国経済、〔韓国造船危機〕韓国造船業界、2017年上半期は1隻当たり32億ウォン(約3億1400万円)の赤字受注

記事要約:昨日、韓国の造船が世界経済と原油価格の回復兆しで世界シェア1位を獲得したが、その効果が出るのに2年ほどタイムラグが生じるという記事を紹介した。しかし、管理人ははっきりと中国とシェア争いして勝っているならそれは利益を度外視した受注に他ならないと述べた。そして、今回はその答え合わせである。

既にタイトルに答えがあるが、韓国の造船業界の2017年上半期は1隻当たり32億ウォン(約3億1400万)の赤字受注だったようだ。うん。知ってたという声が聞こえてきそうだが、仕事をして儲けている振りだけなら韓国がナンバーワンだな。

>今年上半期に韓国の造船所が受注した船舶が1隻当たり32億ウォン(約3億1400万円)の赤字受注だったことが分かった。

どうして韓国の造船業界は世界1位シェアを獲得したかったのか。公的資金注入しまくって結果を出さなければ韓国人が納得しないからだろう。だが、1隻造れば3億円の赤字になるような受注を果たして仕事といえるのか?

利益が出ない仕事はただのボランティアである。企業を辞書で意味を引くと、生産・営利の目的で事業を経営することである。営利というのは利益をはかること。造れば赤字になる船にどこに利益があるのか。

>KB証券は19日、今年上半期に韓国造船業界が受注した船舶は、受注価格の低さ、為替要因、厚板値上がりなどの影響で、人件費や販売管理費を10-15%カットしても営業赤字は避けられないとの分析を示した。

なんていうのか。ただのバカだろう。人件費や販売管理費とかそういう削減よりも、まずは受注価格が元々赤字で売ることを普通はしない。為替要因といいながらウォンの価格は対して変化していない。中国や日本を抜いて世界1位シェアを獲得して韓国の造船業界を復活をアピールしたいだけだったのだろう。でも、そんな間抜けなことをすれば全て返ってくる。

>これにウォン高進行でウォン建てでの受注価格が昨年を10%程度下回っている。一方、船舶の建造コストの約23%を占める厚板の価格は2015年末の1トン当たり40万ウォンから最近は58万ウォンまで上昇した。

ウォン高ね。これが1年間の韓国為替チャートである。見事にワロス曲線が展開されている。確か1200ウォンを超える時期はあったが、韓国の適正レートは1100~1150である。1089ウォンまであがったがそれぐらいなら問題はなかったはずだ。つまり、ただの言い訳。

>これについて、業界関係者は「昨年よりも収益性が悪化したという点に同意するが、受注船舶ごとに契約額が異なるにもかかわらず、一括して赤字が出ると分析することには無理があるのではないか」と反論した。

公的資金注入しまくってなんで昨年よりも収益性が悪化しているのか。それに同意した時点で韓国の造船危機は未だに進行中ということだな。その反論は受注シェアを誇るのではなく利益を出してからにするべきだな。でも、仕事もないのに6000人を無駄に遊ばせているのだろう?1隻造って3億円赤字。その赤字は韓国人の税金で補填される。

でも、これは明らかに不公平な国際取引である。日本や欧州が造船に公的資金注入しまくって存続させるのは業界を歪める行為だと批判していた。韓国は未だにそれを続けているようだ。自転車操業をするのは勝手だが、まさに蛸が自分の足を食べているような「共食い現象」である。でも、2年間は止まったので急いで自転車をこぎ出しても、もう無理なんじゃないか。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、〔韓国造船危機〕韓国造船業界、2017年上半期は1隻当たり32億ウォン(約3億1400万円)の赤字受注

今年上半期に韓国の造船所が受注した船舶が1隻当たり32億ウォン(約3億1400万円)の赤字受注だったことが分かった。

KB証券は19日、今年上半期に韓国造船業界が受注した船舶は、受注価格の低さ、為替要因、厚板値上がりなどの影響で、人件費や販売管理費をい10-15%カットしても営業赤字は避けられないとの分析を示した。

同社のリポートによると、新規受注する船舶価格は海運景気の改善などで最近は反発しているという。しかし、韓国造船業界の主力である超大型コンテナ船(VLCC)と液化天然ガス(LNG)タンカーの価格は昨年末に比べそれぞれ4%、6%下落した。

これにウォン高進行でウォン建てでの受注価格が昨年を10%程度下回っている。一方、船舶の建造コストの約23%を占める厚板の価格は2015年末の1トン当たり40万ウォンから最近は58万ウォンまで上昇した。

リポートは「韓国造船業は労働力のリストラなどコスト削減に向け努力しているが、船舶価格の値下がり、ウォン高、原材料上昇などはコスト削減だけでは克服が難しい。収益性はさらに悪化する可能性も否定できない」と述べた。

これについて、業界関係者は「昨年よりも収益性が悪化したという点に同意するが、受注船舶ごとに契約額が異なるにもかかわらず、一括して赤字が出ると分析することには無理があるのではないか」と反論した。

全洙竜(チョン・スヨン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/06/20/2017062000522.html)

韓国経済、文在寅大統領の誕生で一夜明けた韓国市場はKOSPI爆上げからすぐに戻るという展開!

昨日、文在寅大統領が誕生したわけだが、韓国への投資家がそれをどう受け止めたのか。

中々、面白いことになっている。

■サムスン電子株

まずはサムスン電子株。文在寅大統領は韓国のサムスン電子にとっては財閥潰しにでると云うことであまり歓迎すべき大統領ではない。それが株価にも影響したのか、235万ウォンから一気に4万ウォンを売られている。そもそもKOSPIが一気に上がって下がったのも謎だ。

■KOSPI

KOSPIは突然、2300を超えて過去最高値を更新したとおもったらその数分後、昨日の同じ数値にまで落ちた。これでは歓迎されているのか、いないのか、よくわからない。ただ、ご祝儀相場はないようだ。

■ウォン

ウォンのほうは最初はウォン安だったのに急にウォン高である。でも、少し落ち着きを取り戻している。見た感じ、市場はそれほど歓迎ムード一色にはなってない。