「2016年8月危機」カテゴリーアーカイブ

韓国経済、“ギャラクシーノート7爆発”使用中止勧告は世界10カ国 サムスン電子、緊急品質教育を実施

韓国経済、“ギャラクシーノート7爆発”使用中止勧告は世界10カ国 サムスン電子、緊急品質教育を実施

記事要約;サムスン電子の脅威のメカニズムで製造された新型スマホ「ギャラクシーノート7」。その機能は充電するだけで爆発するという。まさに未来のスマホ型「爆破装置」の先行例ともいえる。この導入パターンもまさかここまで続くとは思ってなく段々言い回しを考えるのが面倒になってきた管理人だが、相次ぐ、ギャラクシーノート7の爆発で使用中止勧告は世界の10カ国になったそうだ。だが、実は驚くべきニュースがある。

なんとギャラクシーノート7だけではない。爆発はSamsung Galaxy S7 edgeでも起きているようだ。つまり、Samsung Galaxy S7 edgeもリコールしないといけないかもしれない。こうなってくるとサムスン電子製のスマホ全てが爆発する恐れがあるわけだ。あれ?当たり前の認識じゃないか。むしろ、爆発することなんて良くあったじゃないか。

今回は新型スマホが発売してすぐに爆発事故が起きて、ユーザーがSNSに次々と画像を公開したので、裏で内密に処理ができなかったてことか。原因がバッテリーにあるのか。充電器、またはスマホにあるのか、いまいち不明だが。そういえば、充電池って漢字「池」と書くんだな。中々、面白い。そういうことで今日は朝から勉強しよう「充電の仕組み」である。

■充電の仕組み

充電池というのは内部にニッケルやカドミウムといった化学反応で発電する金属元素が入っている。これに電圧と電流を与えることで発電とは逆の化学反応を起こすことで充電する。ちょうど昨日、韓進海運の話で水道の蛇口で例をあげたが、この充電の仕組みもこれに似ている。充電器は水道の蛇口のような働きをする。そして、電池は容器ということになる。

正確には電圧を流すのだが、電圧の法則というか、気圧や水圧には高いところから低いところに流れるというものがある。だから、充電器の電圧を電池より高くするだけで電池に流れていく。しかし、電圧が高すぎると流れてくる電流を電池側の方で吸収できない。つまり、電圧が高いことで、ショートする、内部で爆発する可能性が出てくる。だから、充電するときに5A、10Aとか書いてあるわけだ。

それで充電器で充電した電池やバッテリーは最大まで電流を貯めているわけだが、充電を完了したらコンセントを抜くわけではないので、一体どこに最大容量を超えた電流が吸収されているのかという疑問がある。それは熱となっている。充電中や充電が終わって、充電器やスマホを触ると熱くなっているのに気付いた人も多いと思う。

充電の仕組みをざっと説明したが、管理人が述べたいのはサムスン電子のバッテリー、または充電器には電圧や電流を上手く処理することができない何らかの欠陥があるのではないかと。しかも、こういう不具合は充電装置やバッテリーが劣化したときに起こるものだと思うのだが、どうもサムスン電子の場合は新品でも同じだからな。

バッテリーをまともに製造するてそんな難しいことではないんだよな。おそらく、サムスン電子の充電器は急速充電の方だと思われる。バッテリーに負担が大きくなる急速充電は流れる電流の量も長時間充電のよりは大きくなる。電流の量を内部で調整、または処理しきれずに爆発しているとか考えられないんだよな。そもそも、どれだけ電圧をかければスマホ内部で爆発するのか。これって本当に致命的なんだ。その手の技術がないてことを露呈するからなあ。

世の中は電気社会といわれるほど家電やテレビ、パソコンに至るまで電気が使われている。その電流をまともにコントロールできないのに電気製品を扱っていることになるわけだ。

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スマートフォン「ギャラクシーノート7」の爆発で危機を迎えた韓国・サムスン電子が品質教育を実施した。

12日、業界によると、サムスン電子は最近、「ギャラクシーノート7」爆発に責任のある無線事業部(IM)だけでなく、半導体(DS)部門と消費者家電(CE)などを対象に品質教育をおこなった。

部長級以上のエンジニアを対象とした教育は「ギャラクシーノート7」の爆発事故を受けて、
技術開発から製品生産および最終検査に至るまで、全工程に完ぺきを求める内容で進行された。

サムスン電子は事態が拡散するや、去る10日、「ギャラクシーノート7」の使用中止勧告を発表した。

使用中止勧告は韓国や米国に続き、世界10カ国に拡大された状況だ。

2016年9月12日10時20分配信 (C)WoW!Korea

韓国経済、【韓進海運】18億円投じてようやく5隻で荷役…残り72隻の資金は不透明 船舶差し押さえ禁止申請4カ国にとどまる

韓国経済、【韓進海運】18億円投じてようやく5隻で荷役…残り72隻の資金は不透明 船舶差し押さえ禁止申請4カ国にとどまる

記事要約:やったな200億ウォン払って韓進海運の船舶5隻が自由になった。でも、後、72隻は知らないらしい。資金目処も立ってないそうだ。法定管理から13日目経過して、自由になった船はたった5隻。しかも、米国のロングビーチのみで作業開始と。なんだろう、解決に向かって前進は見られるが、その解決度合いは10%にも満たないてところか。後、管理人は指摘した陸上の輸送費についても出てきた。

>ロングビーチ港の鉄道や貨物トラック会社などが韓進海運に代金を踏み倒されることを懸念して輸送を拒否すると、サムスン電子は韓進グリース号に船積みされたコンテナ200個を独自に契約したトラックを通じて運送することにした。

やはり、輸送を拒否されていたか。そして、サムスン電子は自国の荷物、コンテナ200個を独自に契約したトラックを通じて運送と。サムスン電子だけでコンテナ200個とかおかしいだろうに。そりゃ、港湾使用料を立て替えるわ。納期までに届けないと損害賠償でサムスン電子ですら危うそうだもんな。

>韓進海運が法定管理に入って10日が過ぎたが11日現在で同社が差し押さえ禁止を申請した国は主要寄港地がある43カ国のうち米国、英国、日本、シンガポールの4カ国だけだ。

シンガポールもステイオーダを承認したのか。中々意外だな。シンガポールの港に入れない船が1番多いのに。

>韓進海運は当初5~10日に差し押さえ禁止を申請した国を含め台湾、カナダ、ドイツ、オランダ、スペイン、イタリアなど10カ国余りの裁判所に申請書を出す計画だった。だがまだ申請作業は速度を出せていない。事前準備が不十分だったためだ。

事前準備も何も風呂敷を最初から畳んでいればこんなことになってないだろうに。韓進海運の事前準備て船にコンテナ満載で破産したことがじゃないのか。どう見ても計画的に物流混乱を引き起こしたようにしか思えないが。

>海運業界関係者は「韓進グループ独自の資金で船舶10隻余りの荷役が追加で可能だが、残りの船舶の荷役は荷主が費用を負担しなければならないかもしれない」と話した。

これが理解できない。なんで荷主が負担をしないといけないのだ?あれかこんな潰れそうな海運を使っていた責任か。一理あるな。実際、サムスン電子は後悔しているだろうな。でも、韓進海運でサムスン電子の製品が4割積んでいたらしく、それが米国のロングビーチターミナルだけでコンテナ200個とかは恐れ入った。確か韓進海運が扱っていた韓国企業の積み荷は1割ぐらいだったよな。なら、ほぼサムスン電子の積み荷だろう。

問題は後の9割、米国、中国、日本などのコンテナ数は軽く千個以上あるということだ。そりゃ、1700億ウォンはかかるわな。大体300億円ぐらいか。しかし、どこも金を出してくれそうにないんだよな。大体債権団が資産を押さえているのに、無理に担保を取って支援とか、どう見ても揉めるに決まっているからな。このままいけば140億ドル相当の損害賠償は免れそうだが。それでも100億ドルはありそうだよな。

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韓国経済、【韓進海運】18億円投じてようやく5隻で荷役…残り72隻の資金は不透明 船舶差し押さえ禁止申請4カ国にとどまる

米ニュージャージー裁判所が韓進海運の船舶に対する差し押さえ禁止命令(ステイオーダー)を承認し、仮差し押さえのリスクから脱した韓進の船舶が10日、米ロングビーチ港に入港し荷役作業をしている。

米ロングビーチ港沖で足止めされていた韓進(ハンジン)海運のコンテナ船5隻の荷役作業が法定管理に入ってから10日ぶりに始まった。韓進海運が荷役費、燃料費として200億ウォン(約18億5500万円)を支払い米国の裁判所の承認を得てようやく行われた。

だがまだ海上に足止めされている韓進海運の船舶は72隻に達する。これら船舶の問題を解決する資金は大きく不足した状態だ。

当初1000億ウォンを物流大乱解消費用として出すことにしていた韓進グループも、大韓航空社外理事の反対に遭い400億ウォンだけ出せることになった。

◇ロングビーチは解決されたが

11日に米ロングビーチ港で韓進グリース号の荷役が始まった。続いて韓進ボストン号、韓進ジョンイル号、韓進グディニャ号、韓進モンテビデオ号など港湾近隣の船舶の荷役も始まる予定だ。

韓進海運が10日に米国の裁判所から「差し押さえ禁止命令(ステイオーダー)」を受け、荷役費として200億ウォンを支払うことにしたためだ。

韓進海運が保有するコンテナ船97隻中のうち、荷役費、燃料費などを支払えず出入港が拒否された船舶はこれまでの77隻から72隻に減る予定だ。

72隻のうち半分の36隻はシンガポール(21隻)、米シアトル(3隻)、ニューヨーク(3隻)、ドイツ・ハンブルク(3隻)、スペイン・アルヘシラス(5隻)、メキシコ・マンサニージョ(1隻)などで出入港が禁止された。

韓国政府は残りの半分の船舶に対しては釜山(プサン)、光陽(クァンヤン)など韓国国内の港湾に復帰し荷役するよう誘導している。

問題は追加で出さなければならない荷役費だ。韓進海運は13日に予定された趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長の私財400億ウォンの提供と自社の売上債権の流動化で荷役費を追加で調達する予定だ。

この資金は荷主の被害が深刻なシンガポール港などに先に支払われるものとみられる。だが裁判所が予想した物流大乱を解消するための最小荷役費1700億ウォンにははるかに満たない。

海運業界関係者は「韓進グループ独自の資金で船舶10隻余りの荷役が追加で可能だが、残りの船舶の荷役は荷主が費用を負担しなければならないかもしれない」と話した。

物流大乱で供給支障を懸念した荷主が韓進海運の荷役費や運送費を代わりに出す事例も続出する見通しだ。

ロングビーチ港沖にいる韓進海運の船舶にディスプレーの完成品と部品を積んだサムスン電子は8日に米国の裁判所に「費用を代わりに支払うので荷役できるようにしてほしい」と要請した。

だがこの日韓進海運が荷役費を出すことで負担を減らすことになった。貨物運送が正常化するには荷役費だけでなく陸上運送費も出さなければならない。

ロングビーチ港の鉄道や貨物トラック会社などが韓進海運に代金を踏み倒されることを懸念して輸送を拒否すると、サムスン電子は韓進グリース号に船積みされたコンテナ200個を独自に契約したトラックを通じて運送することにした。(あと、省略)

8http://japanese.joins.com/article/569/220569.html)

韓進海運、船舶差し押さえ禁止申請4カ国にとどまる

韓進海運が海外の裁判所に出す「差し押さえ禁止命令(ステイオーダー)」の申請が依然遅々として進まない。

韓進海運が法定管理に入って10日が過ぎたが11日現在で同社が差し押さえ禁止を申請した国は主要寄港地がある43カ国のうち米国、英国、日本、シンガポールの4カ国だけだ。

韓進海運は当初5~10日に差し押さえ禁止を申請した国を含め台湾、カナダ、ドイツ、オランダ、スペイン、イタリアなど10カ国余りの裁判所に申請書を出す計画だった。だがまだ申請作業は速度を出せていない。事前準備が不十分だったためだ。(あと、省略)

(http://japanese.joins.com/article/572/220572.html)

韓国経済、【スマホ爆発】韓国紙「海外で大幅イメージダウンない 『信頼更に高まった』が37%など、好意的な反応が多数だ」

韓国経済、【スマホ爆発】韓国紙「海外で大幅イメージダウンない 『信頼更に高まった』が37%など、好意的な反応が多数だ」

記事要約:ついに世界の航空会社から機内への持ち込みが禁止されてしまったサムスン電子のスパイ御用達の秘密兵器「ギャラクシーノート7」。リコール発表後もジープを炎上したり、家を焼いたりとその破壊力は増すばかり。しかも、サムスン電子はとうとう、自社のHPで使用しないように呼びかけるようにまでなった。

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この画像はサムスン電子株の5日間の動きである。サムスン電子のリコール当初はそれほど株価に大きな影響はなかったが、航空会社が禁止すると共に急激に下落し始めた。今日なんて7%近く下落しているので暴落といってもいいほどだ。これなのに韓国メディアはサムスン電子の擁護するような記事を連発。

管理人は韓国経済を扱うので株価やデータを重視する。だから、韓国メディアの見通しは甘いと考えている。海外で大幅イメージダウンがないといいながら、この急落をどう説明するのか。では、記事に突っ込んでいくか。

>アンドロイド端末専門メディアの米アンドロイドポリスが発表した一般インターネットユーザー1万1621人を対象にしたアンケートの結果によると、ギャ ラクシーノート7のリコールに絡み、「サムスンブランドに対する認識に影響を及ぼしていない」との回答が39%を占めた。

影響を及ぼしていないが39%を占めたということは後の「61%」は影響を及ぼしたんだよな.何で少ない方が中心になっているんだ。明らかにこの記事は61%の海外消費者の信頼を失っただろ。

>「サムスンの迅速で効果的な対応に、信頼がさらに高まった」も37%に達した。好意的な反応が全体の76%を占めたことになる。

これよくわからない。影響を及ぼした。信頼が高まったは別の回答じゃないのか?

>別の海外メディア、GSMアリーナはギャラクシーノート7を交換して使い続けるか、別のスマホに変えるかを尋ねるオンライン投票を実施した。12日まで に発表された結果では、7465人のネットユーザーのうち63%がギャラクシーノート7の交換を待つとした。37%は別の製品を選ぶと回答した。

つまり、37%はもうギャラクシーノート7はいらないと判断したわけだな?ええと、150万台の37%は52万台ぐらいか。つまり、52万人がもういらないというわけだ。これって凄い危険な数値じゃないのか?どう見ても37%の客を失うなんて静観していいとかのレベルじゃないぞ。しかも、どうせ新しく交換してもまた爆発するのだろ?その時、サムスン電子は一体どうするつもりなのか。

そもそも、リコール発表して交換は数週間後とかにしたのはどうしてなんだろうな。もっと速く回収していればジープが炎上することはなかったかもしれない。もっとも、スマホが爆発していくらリコールが速くても「信頼」が高まるなんてあり得ないんだが。韓国メディアもちょっと無理ありすぎだろう。恣意的な調査過ぎる。

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韓国経済、【スマホ爆発】韓国紙「海外で大幅イメージダウンない 『信頼更に高まった』が37%など、好意的な反応が多数だ」

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子がバッテリーに欠陥が見つかった大画面スマートフォン(スマホ)の新製品「ギャラクシーノート7」の大規模なリコール(無料の回収・修理)を始めたが、海外の消費者の信頼は大きく低下していないことが12日、分かった。

アンドロイド端末専門メディアの米アンドロイドポリスが発表した一般インターネットユーザー1万1621人を対象にしたアンケートの結果によると、ギャ ラクシーノート7のリコールに絡み、「サムスンブランドに対する認識に影響を及ぼしていない」との回答が39%を占めた。

「サムスンの迅速で効果的な対応に、信頼がさらに高まった」も37%に達した。好意的な反応が全体の76%を占めたことになる。

その一方で、サムスンのスマホに対する信頼が「多少低下した」は13%、「大きく低下した」は11%にとどまった。

別の海外メディア、GSMアリーナはギャラクシーノート7を交換して使い続けるか、別のスマホに変えるかを尋ねるオンライン投票を実施した。12日まで に発表された結果では、7465人のネットユーザーのうち63%がギャラクシーノート7の交換を待つとした。37%は別の製品を選ぶと回答した。

電子業界の関係者は「サムスン電子ブランドに対する顧客の忠誠心が予想より高いことが分かる」と話した。

韓国の購入者も返品より交換希望者のほうが多いと見込まれている。

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/12/2016091201374.html)

韓国経済、韓進海運、10日ぶりに米国で荷役再開…追加資金調達は「難航」 荷役費など資金問題で「物流大乱」解消の道のりは遠い

韓国経済、韓進海運、10日ぶりに米国で荷役再開…追加資金調達は「難航」 荷役費など資金問題で「物流大乱」解消の道のりは遠い

記事要約:韓国の最大手、韓進海運が法定管理に入って12日目が経過。しかし、その混乱は収まるところか拡大しているという現実。そもそも、根本的な問題解決には港湾使用料、備船料といった滞納した分の600億円を払う必要があるので400億ウォン(36億円)ぐらいでは全然たりない。追加で600億ウォン来てもその事実には変わりはない。

もっとも、その600億ウォンすら韓進海運の持つロングビーチターミナル資産(保有地54%)を担保にしたら承認するらしく、しかも、すでに二重担保になっていて、抵当権にすれば7番目とかになってしまうので、何の意味もない。そもそも、他の抵当権者が担保を許すとは思えない。

では、今回はどうして積み荷が降ろされているかだが、これは米国の裁判所がステイオーダー(差押禁止命令)を承認したからだ。これについては日本、英国、米国の3カ国が承認している。日本や英国が先ということは、やはり海洋国家だから対応が早いんだろうか。差押禁止したから荷物を下ろすことはできた。でも、問題はまだまだある。なぜなら、港がゴールではない。

例えば、ウォルマートの荷主に届けるにはここから大型トラックなどの輸送手段が必要となる、輸送関係者も当然、韓進海運が破綻したことを知っており、普通に考えたらニコニコ現金一括払いを要求する。これは、企業が破産しており、クレジットとかにしても払ってもらえない恐れがあるためだ。

つまり、広大な米国で荷物を降ろしたのは米国大陸でのスタート地点に過ぎない。ここから何百キロもある輸送代を韓進海運は負担しないといけないわけだ。でも、韓進グループは陸上部門で韓進交通を持っていたはずなので、この辺りで輸送トラックを手配していることは考えられる。

実際、どういう契約になっているか個々で異なると思うが、届け先までの輸送代金は全て韓進海運への輸送コスト代に含まれているだろう。連携して荷物を運ぶのが安くなるしな。韓進海運がロングビーチターミナルを保有しているのもそういう理由だろう。

だが、400億ウォン支援、ステイオーダーが12日経過した成果とは情けないな。どう見ても、すでに400億ウォン以上の損害は膨らんでいるのに。

>このように利害関係が複雑なプロセスを経なければならないため、物流大乱解消の「ゴールデンタイム」を逃す恐れも多分にある。

最後に突っ込まざる得ないことが書いてある。物流大混乱解消のゴールデンタイムってなんだよ。そもそも、物流混乱させている時点でアウトなんだ。プロ野球では25年ぶりに広島が優勝したが、今の韓進海運の状況をプロ野球に例えると、8回の裏ツーアウトで4-33ぐらいの点差が付いているのだ。もちろん、韓進海運が33点入れられている。

これだけ絶望な状態で物流大混乱解消のゴールデンタイムがどうとか述べているところに韓国メディアもまだ事の重大性の認識に欠けていると指摘せざる得ない。

>海洋水産部の関係者は「貨物荷役のための資金調達は韓進グループの役目だ。政府は裁判所、関係部処と協力体系を構築し、韓進海運、韓進グループ、債権団な どと積極的に協力する」とし、「ただし運送の遅れで経営の困難に直面している中小企業のには緊急経営安定資金などで支援する」と話した。

しかし、本当に韓国政府は600億円相当のドルもないんだろうか。中小企業の経営を支援するとか、そんなことは後回しだろうに。水道水の蛇口からコップに水が溢れでているのを必死にコップの水を減らそうとしても無意味だ。蛇口の水を止めないかぎりは水はすぐにコップから溢れでるだろうに。

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韓国経済、韓進海運、10日ぶりに米国で荷役再開…追加資金調達は「難航」 荷役費など資金問題で「物流大乱」解消の道のりは遠い

米裁判所が10日、差押禁止命令(ステイオーダー)を承認したことを受け、韓進海運の船舶がロングビーチ港湾で10日ぶりに貨物を降ろしている=写真・海洋水産部//ハンギョレ新聞社

米国裁判所が債権者の資産の差し押さえを禁止する命令(ステイオーダー)を承認し、韓進(ハンジン)海運の船舶4隻が港に入り荷物を降ろすことができるようになった。しかし、他の船舶の数十隻の貨物荷役に必要な資金の調達に困難を抱えており「韓進海運発物流大乱」の事態を解決するまでの道のりは遠い。

11日、政府や韓進海運の言葉を総合すると、この日から米国ロングビーチ港湾近くに待機中である韓進ギリシャ号、韓進ボストン号・韓進チョンイル号、韓進グディニア号などの船舶4隻が順次ターミナルに入港し、10日ぶりに貨物を降ろしている。

米裁判所が前日、韓進海運の船舶に対するステイオーダー申請を承認したことによるものだ。現在まで、韓進海運のステイオーダー申請を承認した国は、米国、日本、英国など3カ国。

海洋水産部関係者は「ドイツ、スペイン、オランダなど韓進海運の他の主要取引国にも来週初めから差押禁止申請に入るだろう」とし、「事態の解決までは時間がかかるが、問題解決の糸口が少しずつつかめていくものと期待する”と話した。

韓進海運が保有したコンテナ船計97隻のうち、荷役を完了した船舶は計20隻だ。国内港湾に10隻、中国、ベトナム、中東など国外の港湾に10隻が荷降ろしを終えた。

残りの船舶77隻は釜山、光陽(クァンヤン)(36隻)、シンガポール(21隻)、米国・ロングビーチ(5隻)、シアトル(3隻)、ニューヨーク(3 隻)、ドイツ・ハンブルク(3隻)、スペイン・アルヘシラス(5隻)、メキシコ・マンザニーロ(1隻)など拠点の港湾近くに待機中だ。

このうち国内港湾に誘導する36隻を除けば、船荷の荷役の正常化に向けて集中して管理しなければならないコンテナ船舶は計41隻と政府は把握している。

韓進海運の船舶が差し押さえの憂慮なく港湾に入ったとしても、荷役費が問題だ。裁判所は貨物を降ろす費用など約1700億ウォン(約158億ウォン)が追加でかかるだろうと推算している。

裁判所は債権団に新規資金支援を要請したが、政府と債権団は担保なしの追加資金は支援できないという強硬な態度を保っている。

ここに韓進グループの大株主として責任を履行するとし、チョ・ヤンホ会長が400億ウォン(約37億円)を拠出し、韓進海運の最大株主の大韓航空が担保を前提に600億ウォン(約56億円)を融通すると明らかにした。

400億ウォンは遅くとも今月13日までに拠出するとのことだが、残りの600億ウォンは調達が不透明な状態だ。大韓航空取締役会は背任所持などを理由に韓進海運から先に担保を得られればお金を支援できるとブレーキをかけた。

韓進海運が保有した米ロングビーチターミナル資産(保有持分54%)を担保に取るという意味だ。そのためには先にターミナル資産を担保に融資した6つの外国金融機関とターミナルの他の大株主であるMSC(保有持分46%)の同意を得なければならない。

このように利害関係が複雑なプロセスを経なければならないため、物流大乱解消の「ゴールデンタイム」を逃す恐れも多分にある。

海洋水産部の関係者は「貨物荷役のための資金調達は韓進グループの役目だ。政府は裁判所、関係部処と協力体系を構築し、韓進海運、韓進グループ、債権団などと積極的に協力する」とし、「ただし運送の遅れで経営の困難に直面している中小企業のには緊急経営安定資金などで支援する」と話した。

キム・ソヨン、キム・ギュウォン記者

(http://japan.hani.co.kr/arti/economy/25157.html)

韓国経済、【韓国造船危機】中国や日本より技術力は優れているのに…仕事がなくてため息をつく韓国の造船企業

韓国経済、【韓国造船危機】中国や日本より技術力は優れているのに…仕事がなくてため息をつく韓国の造船企業

記事要約:なんだろう。こういう当たり前のことを突っ込んだら負けな気もするが、韓国メディアが本当にそう書いているのでやはり、突っ込まざる得ない。韓国の造船業が中国や日本より技術力が優れていることなどあり得ない。なぜなら日本は韓国が造れない船、潜水艦とか建造できるからな。他にも複雑なスクリューといった推進装置とか、ただの大型タンカーぐらいしか造れない韓国と一緒にしないでもらいたい。

そもそも、何度も述べているが韓国の造船技術なんてものは全て日本からパクリであり、劣化ものに過ぎない。あまり知られていないが1950年代辺りは日本はすでに造船大国だった。韓国はその技術をぱくってダンピングでシェアを伸ばしたに過ぎない。

だから、造船もいつもの韓国企業のやり方である。というより、韓国は成功したやり方しか真似出来ない屑なので、いつも同じ事しかしないんだよな。大量生産して、ダンピングでシェアを奪って、他の企業が採算取れずに撤退したら、価格を上げていくという。しかし、それには莫大な規模の資産が必要だ。しかも、輸出は世界経済に大きく影響するので、結局、景気が悪ければその方法だと赤字状態が続き最後は破綻しかない。最近は、同じ事を中国がやり始めたので韓国には勝ち目がないという。

大体、技術力が本当に高いなら仕事がないとかあり得ないだろうに。世の中、どんな不況でも物流は回っているのだ。ハロウィーンやクリスマス、年末はやってくる。もっとも、今の韓国では技術力がないだけではなく、信用もないんだよな。

韓進海運の物流混乱はボディーブローのようにじわじわ効いてくる。海運業はもちろん、関連がある造船にも悪影響するだろう。実際、どこまで影響出るかは未知数だが、事態は全然良くなってないので長期化する恐れすらあるからな。

韓国人は都合の悪いことを忘れるが、世界は覚えているぞ。

2007年12月、ヘーベイ・スピリット号原油流出事件でサムスン重工業がタンカーに激突したのに韓国の裁判所ではなぜかタンカー側のインド人の船長が逮捕されたり、2014年のセウォル号惨事ではただの海難事故がなぜか300人の生徒を犠牲にしたり、ナッツが袋に入っているためにわざわざ引き返したナッツ・リターン事件、そして韓進海運の物流混乱と・・・管理人は特集してきた。

そして、どれもが韓国人でしか起こりえない「斜め上」を強く味わった。それを世界は決して忘れていない。造船も構造調整すればそのうち造船大国に戻れるとか本気で思っているならただの愚か者だ。どうせ、ダンピングしようとするのだろう?でも、それ欧州や日本から警告されていたよな。政府が支援してダンピングするのはルール違反だと。

最も構造調整が上手くいくこともないんだよな。なぜなら構造調整して成功した企業は1社しかないんだから。

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韓国経済、【韓国造船危機】中国や日本より技術力は優れているのに…仕事がなくてため息をつく韓国の造船企業

[アジア経済シム・ナヨン記者]我が国の造船企業の船舶建造技術力は中国や日本より優れているが、受注で遅れを取って競争力がますます失われるのが実情だ。

11日、英国の世界造船・海運分析機関クラークソン・リサーチによれば現在(8月末基準)韓国の受注残高は2331万CGTで、1年前の昨年8月末に比べ て895万CGT減少した。12年10カ月ぶりに最も低い数値だ。日本(2196万CGT)より上で中国(3570万CGT)より下だ。CGTとは船舶の 建造難易度を反映した価値換算トン数だ。

国内造船企業の仕事が急速に減ったのは中国や日本より技術力が優れ、船舶建造速度が相対的にはやいことの影響が大きい。造船業界関係者は「それでも受注量が支えなければ、来年には日本よりも受注残量が低くなる確率が高い」と憂慮した。

中国と日本は各々542万CGT、161万CGTずつ減って我が国より減少速度がはるかに遅かった。これに伴い、同時期の全世界受注残高占有率も我が国だ け28.4%から24.1%に大きく落ちた。日本は1.9%(20.8%→22.7%)に上がり、中国も0.7%(36.2%→36.9%)上昇した。船 舶受注量も過去1年間、我が国は中国と日本より下だった。昨年、中国は863万CGT、日本は528万CGTを受注したが、我が国は377万CGTに終 わった。

中国と日本が世界的な造船業不況の中でも我が国よりうまくやっているのは自国発注のおかげだ。中国政府だけでも今年の初め、ブラジル・ヴァーレの鉄鉱石輸入用で40万DWT級バルク船30隻を発注した。日本の造船会社も自国造船所から着実に発注されている。

「造船業主導権が1960年代のヨーロッパから日本に移って、2000年代から韓国が主導して以降、最近では中国へ渡る傾向」という意見におおむね同意する雰囲気だ。

発注回復指標の一つ船価もまだ反騰の兆しがない。造船業界関係者は「船価が上昇してこそ船主らもさらに上がる前に発注を始める。下落傾向の時は価格がさらに落ちる時まで待って、発注を先送りする」と説明した。

シム・ナヨン記者

ソース:アジア経済(韓国語) 中・日より技術力優れるが…仕事なくてため息をつく韓造船

ソースは韓国語なので2chより記事掲載

(http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2016091109113726388)

韓国経済、大韓航空、韓進海運に担保を条件に600億ウォンの支援決定

韓国経済、大韓航空、韓進海運に担保を条件に600億ウォンの支援決定

記事要約:確か昨日は600億ウォン支払うのを延期していたはずだが、今日になって600億ウォンの支援を決定したようだ。これで大韓航空は1000億ウォンの支援をしたことになる。もっとも、それでも港湾使用料、備船料にしても「足りない」。しかも、これ大韓航空は債権団の許可を得ているのか。ロングビーチターミナルに対する担保を貸し出し条件にしたとして、その担保を受け取れる保証はどこにあるのか。

破産している企業から財産を担保して貸付とか、裁判所は許すんだろうか。債権団は当然、その辺りの資産は押さえていると思うんだが。よくわからない。

>しかしロングビーチターミナルを担保として提供するには、これを担保としてすでに資金を貸し付けた海外金融機関6社と、ターミナルの株式の46%を持つ大株主MSCの同意を得なければならない。

後、1番読んでいて理解できないのがこれ二重担保だよな。すでに担保に入っているものを担保になんかできるのか。これなんか民法を勉強したときにあったな。確か抵当権だったかな。抵当権というのは担保となっているものを債務者のもとに残しておきながら、債務が弁済されないときにその物から債権者が優先的に弁済を受けることを内容とする担保物権のこと。

この場合、抵当権はすでに海外金融機関6社と、ターミナルの株式の46%を持つ大株主MSCが所持していると思われる。抵当権が二重に発生するてことはないのでその抵当権を巡って交渉するてことだろう。ええ?これ誰が同意するんだ?相手に取って一円も得しないじゃないか。

うん。法律的に考えてもよくわからない。管理人がもし、海外金融機関6社なら絶対同意しない。そもそも、メリットがないものな。なんで抵当権をおさえているのにそれを相手に貸さないといけないのだ。これを見る限りではメリットがないので拒否されるだろうな。

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韓国経済、大韓航空、韓進海運に担保を条件に600億ウォンの支援決定

大韓航空が韓進(ハンジン)海運に600億ウォン(約55億6876万円)を支援することに決めた。

大韓航空理事会は10日午前に会議を開き、担保を先に取得する条件で資金支援を決議した。

これにより、韓進海運が保有するロングビーチターミナルに対する担保を提供すれば大韓航空が資金を貸し付ける方式で支援が行われる。韓進海運はロングビーチターミナルの株式54%を保有している。

しかしロングビーチターミナルを担保として提供するには、これを担保としてすでに資金を貸し付けた海外金融機関6社と、ターミナルの株式の46%を持つ大株主MSCの同意を得なければならない。

同意が得られれば韓進海運は趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長が約束した私財400億ウォンなど1000億ウォンを確保できることになる。これに先立ち米ニュージャージー州ニューアークの連邦破産裁判所は、韓進海運が申し立てていた臨時保護命令を承認し米国の港湾での荷役作業が可能になった。

(http://japanese.joins.com/article/542/220542.html)

 

【日本の防衛】稲田防衛相、韓国国防相に軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の早期締結を要請

【日本の防衛】稲田防衛相、韓国国防相に軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の早期締結を要請

記事要約:度重なる北朝鮮の核とミサイル発射実験に稲田防衛大臣が韓国との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の早期締結を要請したようだ。管理人はこの軍事協定は必要だと考えている。おそらく米国の圧力もあるのだろう。そもそも、韓国と情報共有してもすぐに中国に軍事機密が行き渡るんじゃないか。とか、思うわけだが、実はこの協定はそれを守る方だったりする。

>稲田防衛相は10日、韓国の韓民求国防相と電話で会談し、北朝鮮の核実験を受け、日韓が防衛機密を共有するための軍事情報包括保護協定 (GSOMIA)の早期締結を呼びかけた。

用語の説明からすると、GSOMIAとはGeneral Security of Military Information Agreementの略。日本語では難しく、軍事情報包括保護協定とか書いてあるが用は互いに交換した軍事機密を守るという協定である。この協定を結ぶことで韓国が日本の軍事機密で知り得た情報を、例えば、中国に流すことが難しくなる。

もっとも、素直に韓国が守るとは思えないが縛るにしては絶好の協定だからな。もし、漏洩がばれたらこの先、日本と韓国の軍事的な関係も破綻するだろうし。今、日本は軍事情報包括保護協定を米国とインドで締結済みである。

多くの読者様は韓国と軍事情報を共有なんて必要ないと考えているかもしれないが、少なくとも、韓国が流す情報の「発信源」は突き止めることができるようになる。その情報の信憑性を探るには必要だろう。

>また、日米両政府は、自衛隊と米軍の緊密な連絡・調整を行う協議機関「同盟調整メカニズム」の局長級テレビ会議を10日に開催した。

この同盟調整メカニズムが関連しているということだろう。韓国は米国の同盟国であることはいうまでもないので、米国が日本で知り得た情報を韓国に流す時にこの協定がないと、中国へと行き渡るおそれが出てくるので米国は日本に圧力をかけているのが真相だろう。仮に韓国が中国に軍事機密を漏洩すれば米韓同盟にも影響するわけだ。やっぱり、鎖じゃないか。

もっとも、韓国の世論は反対らしいのでそう簡単に協定締結とはいかないようだ。しかし、なんで反対しているのかはよくわからないが。THAAD配備決定といい、自国を守るための協定を反対するとか、管理人には理解出来ない。

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軍事情報協定締結を要請、稲田防衛相が韓国側に
2016年09月11日 00時00分
特集 北朝鮮

稲田防衛相は10日、韓国の韓民求国防相と電話で会談し、北朝鮮の核実験を受け、日韓が防衛機密を共有するための軍事情報包括保護協定 (GSOMIA)の早期締結を呼びかけた。

韓氏は国内世論を見極めながら協議を進める意向を示した。

日韓のGSOMIAを巡っては、2012年6月に締結予定だったが、韓国側が国内世論の反発を受け、署名直前にキャンセルした経緯がある。

稲田氏と韓氏は電話会談で、日韓、日米韓の情報共有などでの連携を改めて確認した。
これに関連し、日米韓3か国は10日、防衛当局局長級によるテレビ会議を開催した。

また、日米両政府は、自衛隊と米軍の緊密な連絡・調整を行う協議機関「同盟調整メカニズム」の局長級テレビ会議を10日に開催した。

(ここまで326文字 / 残り336文字)
2016年09月11日 00時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

ソース・読売新聞

(http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160910-OYT1T50068.html)

 

韓国経済、大宇造船「幽霊顧問」12人に16億ウォン=韓国

韓国経済、大宇造船「幽霊顧問」12人に16億ウォン=韓国

記事要約:韓進海運の物流混乱で初めてこのサイトに訪れて韓国経済に触れた読者も中にはいると思うが、このような物流混乱の背景にあるのは実は「韓国社会の深い闇」そのものである。財閥以外は全て奴隷の格差社会。韓国政府と財閥の癒着。責任を取ろうとしない経営者や債権団。韓国政府の事なかれ対応。世界中が迷惑しているのに自己中心的な民族。これらの要素が加わって今回の物流混乱を招いているわけだが、それは海運だけではない。造船でもだ。

韓国は造船でも政府支援を頼りにダンピングでシェアを拡大してきた。相手のシェアを奪うためなら大赤字になろうが関係ない。なぜなら、元々自転車操業で政府支援を当てにする構造だからだ。実際、このようなダンピングはウォン安を背景にして韓国を造船大国といえるほど成長させた。

少なくともシェア1位になったことは事実だし、造船黄金期には莫大な利益を韓国にもたらしていた。しかし、造船は原油価格下落をきっかけに世界同時不況となり、中東企業が相次いで受注をキャンセル。気がつくとビッグ3とまでいわれた大宇造船海洋の構造調整まで叫ばれるようになった。最も管理人からいわせると2008年頃からその兆候はすでにあったのだが、なんせ、当時からそのうち中国に技術を奪われて敗北していくと噂されていた。

原油価格の下落はトドメを刺したに過ぎず、誰が見ても韓国政府によるダンピングでのシェア獲得にも無理が生じていた。もっとも、ここでも韓国人は信用を落としている。例えば、相手が受注した船の納期に間に合わせない。完成した船が仕様と違うなどして、受注した顧客を怒らせた。つまり、無能な経営者が招いた韓国造船危機も起こるべくして起きているということだ。そして、そこにあるのはいつもの癒着である。

>大宇(デウ)造船海洋が2008~2015年の間に一度も出勤しなかった12人の会社顧問に対し16億3000万ウォン(約1億5200万円)を支給したと金海永(キム・ヘヨン)共に民主党議員が8日明らかにした。

日本の天下りが可愛く見えるほどの韓国政府と大宇造船海洋の癒着ぶり。一度も出勤しなくても給料が支払われるという歪んだ社会。ああ、でも出勤したら、経営の素人がろくなことしないのも事実だしな。

>金議員は「大宇造船が事実上、仕事をしていない顧問13人にまで巨額のお金を払ったのは血 税で支援された公的資金を裏金のように使っ ていたという意」としながら「不良経営状況を監視しなければならない産業銀行の役員と大宇造船の出身者が大挙して顧問団になったのは明白な元官僚待遇」と 批判した。

批判する前に会社の再生に役立たずの連中を送り込んで、さらに無駄に混乱させているのが理解できない。どういった経緯で選ばれたか興味あるが、ここにも韓国政府と財閥の癒着が見え隠れする。

>同じく共に民主党のチェ・ユンギョン議員が入手した大宇造船監査委員会の陳情書〔慶南昌原(キョンナム・チャンウォン)地検に提出し た資料〕には、高載浩(コ・ジェホ)元大宇造船社長が数兆ウォンの損害を知っていながら受注を断行したと記されている。

あれこれ韓進海運と同じじゃないか。なんで、数兆ウォンの損害を知りながら元社長は受注を断行していたのか。それは破産しても政府や銀行が助けてくれる。なぜなら、顧問には政治家や、産業銀行の出身、さらに国家情報院出身などがいるからだ。このような癒着がダンピングを事実上、許可していた。

>大宇造船は高元社長が決裁した4つ のプロジェクトで2兆7429億ウォンの損失を出した。監査委はこのうち1兆1060億ウォンが高元社長の背任に伴う損失だと指摘した。

1兆1000億ウォンなので1000億円ぐらいだが、このように韓国社会に蔓延する韓国政府の財閥優遇は後を絶たない。しかし、あまりにも財閥優遇が過ぎていくと韓国庶民が反発する。そうすると財閥にも厳しいという「フリ」をすることになる。それがロッテや韓進海運への対応である。

大宇造船海洋は助けても、韓進海運は助けない。自分らで何とかしろという事なかれ主義。今まで韓国企業の輸出を助けていたのにどうして韓国政府はスルーなのか。おそらく、政府への接待や賄賂が足りなかったのだろう。しかし、潰すにしても世界中に迷惑をかけない方法で風呂敷を畳んで欲しいものだ。

このように韓国経済を見ていくと、結局、行き着く先はいつも同じである。まず、日本や世界の技術をパクリ、劣化コピー品を大量生産。韓国政府が韓国の工場だけに電気代を優遇。そうして出来上がった製品をダンピングで売りさばき、シェア獲得した後は自転車操業。政府支援があるので強気だが無能な経営者たち。それらの財閥グループがゾンビ企業として韓国に居座り続けている。

しかし、韓国政府の支援にも限界がある。いずれは全てを精算するときがくるだろう。その時、経済破綻という事象が起こる。管理人はそれを看取るだけ。だから、業者や規模が違えど良くある光景なんだ。

それをまず初心者さんは理解してほしい。韓国経済を正しく理解するためには韓国社会に根幹にある李氏朝鮮時代から続く両班の「深い闇」を読み取る必要がある。

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韓国経済、大宇造船「幽霊顧問」12人に16億ウォン=韓国

大宇(デウ)造船海洋が2008~2015年の間に一度も出勤しなかった12人の会社顧問に対し16億3000万ウォン(約1億5200万円)を支給したと金海永(キム・ヘヨン)共に民主党議員が8日明らかにした。

金議員は産業銀行から提出された「大宇造船海洋の顧問出退勤現況」によれば会社の顧問31人中12人は出勤していない顧問だと分かっ た。顧問団31人の中には大宇造船役員出身が7人、軍出身6人、政治家5人、産業銀行などの国策銀行出身4人、国家情報院出身3人が含まれており、彼らに 計70億ウォンの諮問料を支給していたと金議員は伝えた。

金議員は「大宇造船が事実上、仕事をしていない顧問13人にまで巨額のお金を払ったのは血税で支援された公的資金を裏金のように使っ ていたという意」としながら「不良経営状況を監視しなければならない産業銀行の役員と大宇造船の出身者が大挙して顧問団になったのは明白な元官僚待遇」と 批判した。

同じく共に民主党のチェ・ユンギョン議員が入手した大宇造船監査委員会の陳情書〔慶南昌原(キョンナム・チャンウォン)地検に提出し た資料〕には、高載浩(コ・ジェホ)元大宇造船社長が数兆ウォンの損害を知っていながら受注を断行したと記されている。大宇造船は高元社長が決裁した4つ のプロジェクトで2兆7429億ウォンの損失を出した。監査委はこのうち1兆1060億ウォンが高元社長の背任に伴う損失だと指摘した。

(http://japanese.joins.com/article/485/220485.html?servcode=300&sectcode=320)

韓国経済、【大韓航空】韓進海運への600億ウォン支援をまたもや延期

韓国経済、【大韓航空】韓進海運への600億ウォン支援をまたもや延期

記事要約:本当、韓国人は葛の集まりだよな。自分たちの傘下のグループが世界中に迷惑をかけているのに600億ウォンの支援すら延期するそうだ。だいたい、600億ウォンでも足りないだろうに。私的に400億ウォン払うとか述べているが合わせて1000億ウォンでも足りないからな。それなのに支援を渋るとか。

と、突っ込んだが、まあ、いいんじゃないか?600億ウォンあろうが、なかろうが「焼け石に水」なのは誰の目でも明かだし、無駄金になるものな。このまま支援すれば大韓航空自体が経営やばそうだもんな。でも、支援しなくても悪評が広まるんだよな。どっちに転んでも詰んでるんだよな。

将棋で例えると、飛車と角が相手に取られた状態で対戦するようなものだ。ええ?もっと酷いて?金と銀辺りも取られているて?大韓航空が玉とすれば、韓進海運は金か銀てところか。懐刀とか呼べる企業だったはずなんだが、その玉に見捨てられたんだよな。しかし、韓国人は本当、自分たちが世界中に迷惑かけていることに自覚がなさ過ぎるな。

>大韓(テハン)航空は8日に続いて9日も取締役会を開き、韓進海運の海外ターミナル持分や債権などを担保に、600億ウォンを貸すことについて議論したが、結論を出さなかった。

同じ韓進グループなのに債権などを担保にとるんだな。でも、その債権て債権団が抑えているんじゃないのか?もっというと裁判所が持っているんじゃないのか?この辺はよくわからないが、無償支援では投資家が激怒するか。大韓航空もほとんど外資だしな。

>趙会長が拠出した400億ウォンは、韓進海運の複数の船舶の荷役作業の再開にははるかに足りない金額だ。これは9日(現地時間)午前に開かれる米ニュージャージー連邦破産裁判所の追加審理にも影響を及ぼしかねない。

1000億ウォンでも足りないとおもうんだが、そう言えば、米国の差押禁止命令は条件付きだったな。米国の裁判はどういってたかな。ああ、差し押さえ許可命令がでるかもしれんな。

>米国の裁判所は7日「米国国内の債権者保護のために、9日までに具体的な資金調達計画を提出するように」との条件を提示し た上で臨時の差し押さえ禁止命令を下しており、今回の審査を経て最終的に決定する。

600億ウォンは無理でしたなら、差し押さえ禁止命令も駄目そうだな。だから、何でいつも韓国人は危機的な状況をさらに悪化させる選択肢しか選ばないのか。自分たちで韓国を滅ぼそうとでもしているのか。ヘル朝鮮なんてなくてもいいとか。それならさっさと中国に主権を渡したらいいんじゃないか。

>企業回生手続き(法定管理)に入った韓進海運は、大韓航空や趙会長が1000億ウォンを支援しても、回生可能性が不透明な状態だ。 取締役会は、資金執行を勝手に決定すれば、株主たちから背任容疑で訴訟を起こされかねないことを懸念している。

そうだろうな。株主は外資だもんな。経営悪化するような選択をすれば、当然、訴訟が待っているだろうな。本当、詰んでるな。何しても八方塞がりじゃないか。THAAD配備決定と似たようになってきたな。違う点をあげれば中国も米国も韓国の対応に怒っているところだが。

>韓進海運は8日午後5時基準で、コンテナ船73隻、バルク船16隻の計89隻の運航に支障が起きている。韓国貿易協会に寄せられた被害だけでも、計258件(256社)で、被害金額は1億1100万ドルと集計された。

寄せられただけで被害額は112億円ぐらいか。安いな。そんな被害額で終わるわけないだろう。少なくとも後10倍は見積もったほうがいいんじゃないか。何しろ8300社だからな。すでに訴訟の準備を始めている会社もありそうだしな。何か何まで詰んでいるな。

>一方、韓進海運の代わりに、米州航路に投入された現代(ヒョンデ)商船の最船舶が9日午後11時、釜山(ブサン)港を出港した。この船舶は4000TEU 級(1TEUは約6メートルの長さのコンテナ1個分)で、10日、全羅南道光陽(チョルラナムド・クァンヤン)を経て、20日、米ロサンゼルスに到着する 予定だ。三星(サムスン)やLGなど、国内荷主の物量が60%ほどであるという。

本当、愚かだな。今、韓国企業のコンテナなんて運んでいる場合じゃないだろ。今、やるべきことは韓進海運のコンテナの方をなんとかすることだ。本当、自分たちが世界中に迷惑かけていることに鈍感すぎる。韓国の貿易が成り立てばそれでいいとか思っているかもしれないが、その次はもうないぞ。信用がマイナスに吹っ切れているからな。

しかし、管理人は11日間、この話題をずっと追ってきたが本当、もう、韓国政府がなんとかする以外はどうしようもない。このまま物流混乱が続けば続くほど韓国経済の破綻へと突き進むことになる。管理人は2020年だと予想しているのに、思わぬところで破綻の芽が出てきた。事実は小説よりも奇なりという。韓国経済をウォッチするというのはその辺に小説読むより面白いんだよな。予想外の出来事が連発するからな。

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韓国経済、【大韓航空】韓進海運への600億ウォン支援をまたもや延期

韓進海運発物流大乱を収拾するための韓進グループへの緊急資金支援が、ややすれば白紙化される危機に置かれている。

韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長による400億ウォン規模の私財拠出は週明けに行われる見込みだ。

大韓(テハン)航空は8日に続いて9日も取締役会を開き、韓進海運の海外ターミナル持分や債権などを担保に、600億ウォンを貸すことについて議論したが、結論を出さなかった。

大韓航空の関係者は、「取締役会が支援案件を否決させたわけではなく、10日に再び議論することになった」と伝えた。

趙会長が拠出した400億ウォンは、韓進海運の複数の船舶の荷役作業の再開にははるかに足りない金額だ。これは9日(現地時間)午前に開かれる米ニュージャージー連邦破産裁判所の追加審理にも影響を及ぼしかねない。

米連邦破産裁判所は7日(現地時間)、韓進海運の破産保護申請を臨時承認し、9日まで、資金調達計画を提出するよう命じている。資金調達計画がずさんな場合、破産保護は受け入れられず、米国で船舶が再び抑留されることもありうる。

大韓航空取締役会での重要焦点は、背任の可能性が浮き彫りになりかねないということだった。

企業回生手続き(法定管理)に入った韓進海運は、大韓航空や趙会長が1000億ウォンを支援しても、回生可能性が不透明な状態だ。 取締役会は、資金執行を勝手に決定すれば、株主たちから背任容疑で訴訟を起こされかねないことを懸念している。

法曹界によると、資金の回収如何とは関係なく、損をする危険性を知っていながら、経営的判断を強行すれば、背任と判断される可能性が高い。

韓進海運の法定管理を担当しているソウル中央地裁破産部の関係者は、「政府が持続的に圧迫してきただけに、大韓航空の資金支援について検察が刑事起訴をする可能性は低い」としながらも、「しかし、株主たちの民事訴訟提起の可能性があるので、大韓航空の悩みも理解できる」と話した。

韓進海運は8日午後5時基準で、コンテナ船73隻、バルク船16隻の計89隻の運航に支障が起きている。韓国貿易協会に寄せられた被害だけでも、計258件(256社)で、被害金額は1億1100万ドルと集計された。

一方、韓進海運の代わりに、米州航路に投入された現代(ヒョンデ)商船の最船舶が9日午後11時、釜山(ブサン)港を出港した。この船舶は4000TEU級(1TEUは約6メートルの長さのコンテナ1個分)で、10日、全羅南道光陽(チョルラナムド・クァンヤン)を経て、20日、米ロサンゼルスに到着する予定だ。三星(サムスン)やLGなど、国内荷主の物量が60%ほどであるという。

現代商船は、米州航路に代替船舶4隻を投入して、来週から毎週木曜日に国内輸出物量を運ぶ予定だ。

(http://japanese.donga.com/List/3/02/27/740084/1)

 

韓国経済、【韓進海運破綻】米国が韓国に早期解決を要求 世界各地で物流まひ

韓国経済、【韓進海運破綻】米国が韓国に早期解決を要求 世界各地で物流まひ

記事要約:韓国の海運最大手、韓進海運の破綻から11日目が経過した。しかも、破綻するにしても、全て投げっぱなしで破綻するという超斜め上を展開したので世界中の物流に大きな混乱が生じている。しかも、港は滞納した港使用料や備船料などを現金で払わない限りは入港拒否。その額は680億円とかいわれているわけだがここで興味深いことが色々わかってきた。

まず、韓進海運のコンテナの中身の9割は外国企業ものだということ。そして、1番多い順から米国、中国、日本という。何と韓国内の荷物わずか1割に過ぎなかった。そして、韓国内の荷物はほぼサムスン電子であり、サムスン電子は代わりに港使用料を払うことで韓進海運のコンテナを取りかえしていった。

クリスマス商戦の準備に間に合わなければ法外な損害賠償となるのでサムスン電子も必死だ。おそらく、この機に新航路開拓してきた世界一の海運企業マースクでもに依頼するのだろう。つまり、もう韓国企業のコンテナはほとんど残っていないことになる。問題はここからだ。

>足止めさ れている貨物はおよそ140億ドル(約1兆4400億円)規模で、このうち約90%は外国からの注文貨物だ。とりわけ11月に行われる米国最大のショッピ ングセール「ブラックフライデー」を控えた現地の各企業にとっては、在庫物量の確保に支障が生じる事態となっている。

140億ドルの9割なので126億ドルが外国からの注文の数となっている。この中で最も多そうなのがウォルマートやアマゾンといった世界の最大手である。特にウォルマートは西友を買収したときに覚えたが世界一の売上を誇る企業。ブラックフライデーの一日で稼いだ金額はなんと12億ドルらしい。日本円でいくらだ。1232億円ぐらいだ。

わずか1日で1232億円も稼ぐとか桁外れとかそんなレベルじゃないのだが、米国のブラックフライデー、クリスマス商戦はそれだけで米国企業の1年間で7割の売上があるそうだ。つまり、ここを逃せば大損失になることは確定的。しかし、韓進海運によって在庫確保に支障が生じているようだ。これ恐ろしいことに貨物の金額であって、損害賠償の請求額じゃないんだよな。つまり、実際、この126億ドルが、訴訟大国米国なら数倍、数十倍に膨れあがる可能性も決してなくはない。

サムスン電子が自社で金を負担してでも荷物を届けようとしているのはその辺を理解しているからだろうな。しかし、韓進海運の債権団にとっては良いニュースもある。米国で差し押さえ禁止命令が下された。これで日本、米国では差し押さえられることはなくなった。良かったな。入港拒否はかわらんだろうが。

>米国の裁判所は7日「米国国内の債権者保護のために、9日までに具体的な資金調達計画を提出するように」との条件を提示し た上で臨時の差し押さえ禁止命令を下しており、今回の審査を経て最終的に決定する。

ええと、9日までに具体的な資金調達計画を提出・・・。あれ、韓進海運て資金調達のあてがあったのか?どう見てもそんなのないよな・・・。しかし、韓国内では韓進海運を使っている企業がほとんどないというのはどういうことなんだろうか。全然。わからんな。まさか、サムスン電子や一部の財閥だけが優遇されていて後の韓国企業はダンピングの利益に与っていないのか。これについては情報不足だ。何かわかればまたお知らせする。

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韓進海運破綻:世界各地で物流まひ、米国が韓国に早期解決求める

韓国の海運再大手、韓進海運が法定管理(会社更生法適用に相当)を申請したことにより、米国をはじめ世界各国で物流がまひ状態に陥っている。米国政府は 来韓中の商務省副次官補を通じ、韓国政府に対し事態の早期解決を要請した。アジア担当副次官補のダイアン・ファレル氏は9日、韓国海洋水産部(省に相当) のユン・ハクペ次官と非公開で面会し「米国の船主らへの大きな被害が懸念されるため、事態を早急に解決してほしい」と訴えた。

海洋水産部によると、コンテナ船78隻を含め韓進海運の船舶92隻が現在、目的地である外国の港湾で貨物の荷役作業ができず、海を漂っている。足止めさ れている貨物はおよそ140億ドル(約1兆4400億円)規模で、このうち約90%は外国からの注文貨物だ。とりわけ11月に行われる米国最大のショッピ ングセール「ブラックフライデー」を控えた現地の各企業にとっては、在庫物量の確保に支障が生じる事態となっている。

一方、米国ニュージャージー州の連邦破産裁判所は9日午後11時(現地時間9日午前10時)から、韓進海運が申請した船舶差し押さえ禁止命令(ステイ オーダー)に対する審査に入る。米国の裁判所は7日「米国国内の債権者保護のために、9日までに具体的な資金調達計画を提出するように」との条件を提示し た上で臨時の差し押さえ禁止命令を下しており、今回の審査を経て最終的に決定する。韓進海運は審査を前に法定管理裁判所の許可を得て荷役費の一部を米国側 に送金した。

安俊勇(アン・ジュンヨン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/10/2016091000439.html)