「KOSPI」カテゴリーアーカイブ

韓国経済、米中貿易戦争開始後の気になるウォンとKOSPI

韓国経済、米中貿易戦争開始後の気になるウォンとKOSPI

リアルタイムで韓国市場を知らせるのはわりと久しぶりな気がするが、このサイトの特徴は韓国ウォンとKOSPIのリアルウォッチにある。だから、あるレート基準に達したり、米中貿易戦争みたいな重大な経済事象が起きたときは,しばらくはウォッチを続けていく。まあ、今回はウォンが下がって、KOSPIは上がったようだ。では、ウォンとKOSPIを順番に見ていく。

■ウォン

まずはウォンの動きだが、米中貿易戦争開始合図からウォン高になっていたのが、急にウォンが下がっている。1120~1115まで下降して、1114ウォンで終わった。この辺のレートの行き来はそこまで驚くことでもないが、市場ではウォンを売っていると。最初の傾向である。

■KOSPI

今度はKOSPIだが、逆に米中貿易戦争開始合図から上昇している。2275ぐらいまでか。これは上海株が上昇している事も関連していると思う。ついでに上海総合指数も見ておくか。

■上海総合指数

これも上昇している。管理人はまだ中国が米国への対抗措置として、関税措置に踏み切ったかは確認していない。すぐやると言いながら、その手のニュースはまだない。そういう意味では迷っているのか。ジャブでいきなり全面降伏なのか。さすがにそこまで弱くはないと思うが。このように上海総合指数も上がっているので韓国株もそれに釣られた感じだろうか。

ということで数時間後の結果はわりと静かな感じであるな。激流が走った感じではなく、投資家も様子見てことだとおもう。これが来週にどうなるかはダウの反応次第だろうか。

韓国経済、〔韓国への死亡通知〕米(FOMC)、0.25%利上げ 年1.5~1.75% 今年「3回」を維持

韓国経済、〔韓国への死亡通知〕米(FOMC)、0.25%利上げ 年1.5~1.75% 今年「3回」を維持

記事要約:先ほど、せっかく韓国経済に韓国鉄鋼関税が免除されたことを伝えたばかりなのに、こんな悲しいニュースを伝えることになるとは・・・なんていうのか。計画通りだった。でも、どんなニュースだって事実なら受け入れるしかない。なあに。ちょっと米国から韓国に利上げという死亡通知書が届いただけだ。

アメリカのFRBの利上げが0.25%となり、年1.5~1.75%となった。これで韓国と金利が並んだ。しかも、今年「3回」を維持するそうなので後、0.5%はあがるわけだ。最終的に2~2.25%まで2018年末までになる予定ということだ。この動きだと韓国が金利を上げない限り、金利が逆転する。外国人の投資家が韓国から一斉に引き揚げる動きが加速する。

>米連邦準備制度理事会(FRB)は21日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を3カ月ぶりに0.25%引き上げ、年1.5~1.75%にすることを決めた。焦点だった今年の利上げペースは、3回とした昨年12月時点の想定を維持。景気の拡大基調などを見極め、上方修正する可能性を残した。

このままだと韓国のKOSPIが暴落してしまう。今日中に何かしらの手は打ってくるとはおもうが、最近、市場の動きがたいしたことないからな。もっと面白い動きを期待していたところだ。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、〔韓国への死亡通知〕米(FOMC)、0.25%利上げ 年1.5~1.75% 今年「3回」を維持

【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は21日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を3カ月ぶりに0.25%引き上げ、年1.5~1.75%にすることを決めた。焦点だった今年の利上げペースは、3回とした昨年12月時点の想定を維持。景気の拡大基調などを見極め、上方修正する可能性を残した。

利上げ決定は全会一致。金融緩和が続く日本や欧州との金利差がさらに拡大する。

今年2月に就任したパウエル議長が政策会合を取り仕切るのは初めて。会合後の初めての記者会見では「景気見通しは改善した」と、先行きに自信を示した。ただ、トランプ政権の強硬策を受けた貿易戦争の恐れは「新たなリスク」と言及。景気への影響を注視する姿勢を見せた。

FRBは声明で「経済見通しはこの数カ月で強まった」と評価。インフレ率は「今後数カ月で上昇する見込み」と述べ、大型減税や歳出拡大に伴う景気刺激効果をにらみ、「さらなる緩やかな利上げ」が適切との見解を示した。

(https://www.jiji.com/jc/article?k=2018032200143)

韓国経済、韓国主要10企業グループ 外国人株主への配当金が過去最高に

韓国経済、韓国主要10企業グループ 外国人株主への配当金が過去最高に

記事要約:韓国の主要10企業グループの外国人株主への配当金が過去最高となったようだ。KOSPIが2割以上の上昇したので配当金が増えるのは当たり前なのだが、だいたいサムスン電子やサムスングループだと思えばいい。

>このうち外国人株主に支払った配当金は同31.4%増の7兆1108億ウォンだった。サムスングループが最も多く、3兆9068億ウォンで45.6%増加した。

外国人への配当が31%増えて7兆ウォン。その中で3兆9億ウォンで45.6%と。サムスン電子が数年前に配当を増やすとも述べていたので、外国人株主がだいたいサムスン電子株を購入してると。100万ウォンから200万ウォン、最高で280万ウォンまで上がったからな。さすがはサムスン電子というところでヘッジファンドが儲けを美味しく頂いたと。

>次いでSKグループが1兆151億ウォン(20.6%増)、現代自動車グループが9938億ウォン(0.3%減)、LGグループが5097億ウォン(18.2%増)などの順。

SKグループか。ここはハイニックスか。LGグループ、LG電子も半導体強かったよな。つまり、韓国の半導体メーカーがこぞって収益を上げたと。それを外国人株主が配当として儲けたと。半導体需要と価格高騰を見ればそれほど予想外ではないか。これが今年いっぱいは続くとみている。来年はわからないか。中国が半導体工場を建設中だしな。以前に触れたが稼働は2018年末、2019年とかいわれている。

半導体が強いのはそれだけアップル製品といった大量にものを売れる商品に使われるからだ。米アップルがサムスン電子にDRAMを依頼している以上はそれだけ1億台ほど売れるわけだからな。iPhoneXでサムスン電子はかなり儲けたようだし。まあ、管理人は爆発さえしなければ、中身に韓国製の部品が使用されていようが、そこまで気にはしないんだが、できれば台湾製にしてほしいところだ。次のiPhoneSE2はそうしてほしいな。

残念ながら今のIT製品でサムスン電子や韓国製のDRAMを排除して購入するというのはかなりの知識がないと難しいんだよな。

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韓国経済、韓国主要10企業グループ 外国人株主への配当金が過去最高に

【ソウル聯合ニュース】韓国の主要10企業グループが外国人株主に支払った配当金が初めて7兆ウォン(約6850億円)を超えた。

財閥情報専門サイト・財閥ドットコムによると、主要10企業グループ系列の上場企業の2017年会計年度(1月1日~12月31日)の配当金は15兆3528億ウォンで前年比27.7%増加した。

このうち外国人株主に支払った配当金は同31.4%増の7兆1108億ウォンだった。サムスングループが最も多く、3兆9068億ウォンで45.6%増加した。

次いでSKグループが1兆151億ウォン(20.6%増)、現代自動車グループが9938億ウォン(0.3%減)、LGグループが5097億ウォン(18.2%増)などの順。

また、韓国政府が配当税の引き下げなど、配当拡大政策を実施した2015年から3年間で外国人株主が主要10大企業グループから受け取った配当金は17兆ウォンを超えた。

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2018/03/04/0500000000AJP20180304000200882.HTML

韓国経済、サムスン 営業利益83%増、5兆6千億円 売上高18%増、25兆2千億円 17年、過去最高更新

韓国経済、サムスン 営業利益83%増、5兆6千億円 売上高18%増、25兆2千億円 17年、過去最高更新

記事要約:サムスン電子の営業利益が凄い。昨年の83%増の5兆6千億円とのこと。売上高が18%増加。2017年は25兆2千億円である。言っておくがウォンではない。円である。DRAM価格の世界的な需要と高騰についてはサイトで取り上げてきたわけだが、さすがにここまで稼ぐとは想定外だった。景気が良いのはわかっていたのだが、5兆円だもんな。半導体に1兆円投資しても余裕で元が取れる。ただ、これだけの営業利益をたたき出しても実は市場予想より低いんだよな。ロイター新聞を読んでいたら2日前ぐらいに出ていた。まずは株価を見ておこうか。

■サムスン電子株価(5年間と1年間)

ロイターがアナリスト(17人)の平均予想は3ヶ月で15兆9000億ウォン。実際は15兆ウォン1000億ウォンであったので実はウォン高が影響している。読者様からたまに質問を受けるがウォン高というのはサムスン電子であろうが、売上に影響する。

今日で1070ウォンに戻していた。どうやら1060ウォン辺りで防衛ラインを張っているようだ。そして、1年前を見ると1200ウォンまでさがっていたのだ。サムスン電子が好調なのは1100~1150の範囲内でレートが動いてたときというのが1年のウォンとサムスン電子の株価を比較すればわかるんじゃないだろうか。

昨年の11月頃がピークなわけだがサムスン電子の株価もちょうどピーク時だったりする。サムスン電子は286万1千ウォンが2017年11月1日。ウォンが1114ウォンここから一気に急騰する。範囲内を逸失したウォンによってサムスン電子の株価どんどんさがり、営業利益も落ちていると。

このように普通ではあり得ない、一社だけのデータでウォン変動を語るということで、普通に経済を知っている人間からすれば、こいつ無知すぎるだとうと突っ込まれるわけだが、そうではない。もう、その領域なのだ。普通、トヨタの株価を見て日本経済がどうとかなんて分析しない。トヨタが好調だろうが、不調だろうが、日本経済という大きさからすればほんの数パーセントだからだ。

しかし、サムスン電子の売上1つでウォンとKOSPIが語れる時代が来たのだ。おそらく、そんなこと述べているのは管理人が初だと思うが、実際、そうだから仕方がない。サムスン電子が株価(時価総額)はKOSPIの21パーセントを占めるのだ。普通の国ではあり得ない。しかも、サムスン電子は国営でもない。明らかにサムスン帝国が韓国に誕生しているわけだ。でも、逆に言えば分析はしやすくなったのだ。サムスン電子とDRAMの動向を追っておけば良いからな。

このように韓国経済はサムスン電子だけ飛び抜けて絶好調なので、ここが崩れない限りは輸出での経済破綻はない。あるとしたら増え続ける家計負債というのが管理人の見方である。それが2020年頃に爆発して経済破綻というのが管理人の3,4年前からのシナリオである。当たるかは2020年が過ぎないとわからない。当たって欲しいのだが、さすがにここまでサムスン電子が飛躍するとは想定外だったので、それがどう影響するかは未知数という。

ああ、メルマガのネタに取っておいた韓国経済2018年の展望みたいになっているな。まあ、いいか。韓国経済はサムスン電子次第と結論出して終わるか。でも、株価がピーク時からさがっているというのはそれ以上はないという市場予想なので、今年もこれだけの売上をさらに更新できるかといえば厳しい見方になるわけだ。

後、韓国経済に大きく影響するとすれば中国とUAEだろうか。中国の依存度が26%。UAEはそれほどないが、原油という輸出に欠かせない資源の調達先である。そういう意味では原油価格が今、62ドルと上がっているのも注目だ。これが70ドルとかになれば韓国経済はどうなってしまうのか。UAE激怒で原油輸入禁止とかさすがにないとは思うんだが…。3倍の価格で購入とかあるかもしれない。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、サムスン 営業利益83%増、5兆6千億円 売上高18%増、25兆2千億円 17年、過去最高更新

韓国のサムスン電子が9日発表した2017年12月期連結決算(暫定集計)は、本業のもうけを示す営業利益が前期比83・3%増の53兆6千億ウォン(約5兆6800億円)、売上高は18・7%増の239兆6千億ウォンだった。好調が続く半導体事業が業績をけん引、いずれも過去最高を更新した。

17年10~12月期の営業利益は前年同期比63・8%増の15兆1千億ウォンで、四半期としての過去最高を更新。売上高は23・8%増の66兆ウォンだった。サムスンは今月下旬に、部門別の実績を含む確定値を発表する予定。(共同)

(http://www.sankei.com/economy/news/180109/ecn1801090018-n1.html)

韓国経済、「韓国経済は徐々に死にゆく『がん』にかかっている」

韓国経済、「韓国経済は徐々に死にゆく『がん』にかかっている」

記事要約:韓国経済が徐々に死にゆく「がん」にかかっているというのが今回の記事。朝鮮日報と韓国経済研究院と共同で一般市民800人と経済専門家48人にアンケート調査を実施した結果、専門家の68%が「20年前の金融危機と同等の危機が今後5年以内に発生する恐れがある」と答えたそうだ。

なるほど。管理人は2020年の韓国経済破綻を予想しているわけだが、専門家は5年以内だと考えているのかその原因はどこにあるのだろうか。

>専門家らは経済危機の原因となり得るぜい弱な分野として「主力産業の没落」(20.6%)と「家計債務(個人負債)」(16.5%)を挙げた。

管理人は2020年に韓国経済は家計債務が原因で「経済破綻」すると数年前から予想している。これが当たるかどうかはまだ3年あるので不透明なのだが、経済の専門家は主力産業の没落危機の可能性の方が高いと考えているようだ。

ただ、DRAMの価格が高騰していて、さらに原油価格の高騰も中東のきな臭い動きである。今、原油価格が56ドル。これが70ドルとかになれば韓国にはかなりの追い風となるので、造船や石油化学製品、建築などといった中東への輸出が強い分野が息を吹き返す可能性が出てくる。

主力の自動車も3不宣言で中国の経済報復措置がこのまま解除されたら、ある程度は盛り返すので輸出的には悪くない状況といえる。だから、IMFが今年の経済成長を3.2%に上方修正し、来年も3%成長予想をあげた。とても3年以内に主力産業の没落危機で経済破綻する未来が見えてこない。

やはり、あるとすれば家計債務爆弾の爆発だろう。1500兆ウォンを超えたらもうダメだと思うのだがどうなることやら。でも、株価は2500もあるし、ウォンはまだ1093ぐらいだし、今の株価や為替は過去最高に絶好調だからなあ。主力産業が死んでるといっても、その分、別分野で儲けて貿易総額も1兆ドル突破も確実な状況となっている。

たまに間違えられるがこのサイトはまとめサイトに良くある嫌韓サイトではないので、韓国経済の状況を正確に分析して、こうだと伝えている。だから、韓国嫌いな人には面白くないかもしれないが、むしろ、誤った情報を伝えて、煽るサイトというのは管理人の趣味ではない。あくまでも韓国経済を冷静に分析している。だから、嫌韓サイトでは取り上げないネタが3割ほどは占めている。

昨日のソウルが海外渡航先ランキングで7位や貿易額1兆ドルとかも5chのニュース速報になかったりするわけだ。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、「韓国経済は徐々に死にゆく『がん』にかかっている」

「韓国経済は徐々に死にゆく『がん』にかかっている」
IMF金融危機から20年
専門家の68%「5年以内に同様の危機起きる」

韓宝鉄鋼の倒産、起亜自動車の法定管理申請と大手企業が次々に傾き、韓国経済危機説がひっきりなしに聞こえていた1997年11月21日、就任からわずか3日の林昌烈(イム・チャンヨル)経済副総理(当時)が夜10時20分に緊急記者会見を開いた。「政府は金融・外為市場の困難を克服するために国際通貨基金(IMF)に金融資金を要請することを決定した」

こうして始まったIMFによる韓国救済体制は、30大財閥のうち16財閥が解体、銀行26行のうち16行が閉鎖と韓国経済を根こそぎ揺るがしたが、先延ばしになっていたさまざまな改革課題を実施に移すことで韓国経済の体質を変える役割も果たした。当時、IMF総裁を務めていたミシェル・カムドシュ氏は「変装した祝福」と評した。それから20年が過ぎた今、韓国経済は危機の心配のない安全地帯にいるのだろうか。

林元副総理は18日、本紙とのインタビューで「韓国経済は徐々に死にゆく『がん』にかかっている」と診断した。林氏は「(主力産業のうち)造船はすでに中国に(主導権を)奪われたし、電子も時間の問題だ」「主力産業を延命できる解決策を見いだせなければ韓国経済はいっそう深刻になる」との見方を示した。

韓国政府は3年8か月でIMFから借り入れた195億ドルを全額返済した。林氏は「IMF体制からの早期脱却が必ずしも良いことだったとは言い切れない。国民が当時の苦しみと教訓をあっという間に忘れてしまった」と話した。さらに「(早期脱却のせいで)政府が進めていた規制撤廃や労働改革が中途半端になってしまったのが残念だ」と指摘した。

1997年の金融危機から20周年を迎え、本紙が韓国経済研究院と共同で一般市民800人と経済専門家48人にアンケート調査を実施した結果、専門家の68%が「20年前の金融危機と同等の危機が今後5年以内に発生する恐れがある」と答えた。専門家らは経済危機の原因となり得るぜい弱な分野として「主力産業の没落」(20.6%)と「家計債務(個人負債)」(16.5%)を挙げた。

韓国国民は20年前、失業者が170万人を超える状況でも、国難を乗り越えるために「金製品集め運動」に賛同した。しかし今回の調査では、このような共同体意識は大きく低下していることが分かった。「再び金融危機が発生した場合、国民が金製品集めのような苦痛の分かち合いに賛同すると思うか」との質問に対し「そうは思わない」との回答が37.8%に達し、「そう思う」(29.2%)を上回った。

羅志弘(ナ・ジホン)記者 , 琴元燮(クム・ウォンソプ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/19/2017111902186.html)

韓国経済、韓国総合株価指数、過去最高値を連日更新するが外国人は9月も売り越し

韓国経済、韓国総合株価指数、過去最高値を連日更新するが外国人は9月も売り越し

記事要約:韓国の総合株価指数が過去最高値を連日更新しているというのが今回のニュース。結局、韓中通貨スワップ協定の中国側の発表は今日までない。党大会が終われば何らかの動きはあるかもしれないので、管理人は今日と明日のニュースに注目しているのだが、とりあえず市場で気になる動きがある。

本来、KOSPIが過去最高値を記録するなら外国人の売買動向が増加しているはずなのだが、その動きがない。先週まで1ヶ月の外国人売買動向はこのようになっている。

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

9月

04日 2329.65 1133.00 650.89 66億
05日 2326.62 1131.00 648.75 -2106億
06日 2319.82 1135.40 652.69 -3269億
07日 2346.19 1129.40 658.48 707億←サムスン電子240万6000ウォン…2.38%↑
08日 2343.72 1127.50 654.29 145億←サムスン電子245万4000ウォン…2.00%

11日 2358.31 1130.80 655.28 -1361億
12日 2365.47 1128.50 660.05 -1824億
13日 2360.18 1128.50 659.09 -299億
14日 2377.66 1132.60 665.41 -2025億
15日 2386.07 1131.70 671.30 -889億←北朝鮮ミサイル発射

18日 2418.21 1126.60 675.87 2145億←)サムスン電子262万4000ウォン…4.13%
19日 2416.05 1131.30 674.48 -1436億
20日 2412.20 1128.30 668.05 -1880億
21日 2406.50 1132.70 661.11 -1880億
22日 2382.53 1136.70 647.58 307億←サムスン電子265万ウォン…0.38%↑

25日 2380.40 1131.80 642.04 316.40 -333億
26日 2374.32 1136.80 642.40 314.29 -3771億
27日 2372.57 1140.70 649.24 313.82 -2847億
28日 2373.14 1149.10 648.09 318.85 -1365億
29日 2394.47 1145.40 642.82 316.27 312億

10月

09日 お休み
10日 2433.81 1135.10 654.59 322.49 8190億←韓中通貨スワップ協定の満期日
11日 2458.16 1135.20 662.31 326.12 4465億
12日 2474.76 1133.20 666.54 328.11 2440億
13日 2473.62 1128.90 663.08 327.35 -349億←韓中通貨スワップ協定の延長報道(韓国側のみ)

とりあえず、単位に億がついているのが外国人売買動向。確かにこうしてみると9月も売り越しているわけだ。

>韓国の株式市場では9月、外国人が1兆1020億ウォン(約1100億円)を売り越したが、依然として時価総額の33.7%に相当する約613兆3000億ウォンの株式を保有している。債券100兆ウォン相当を合計すれば、外国人が韓国で保有する証券は713兆ウォン相当となる。

これどれだけサムスン電子の株を所有しているか知りたいところだが、約3分の1が外国人が保有していると。ただ、それほど大きな売り越しではないので、投げ売りが始まったかと見るには難しい。2ヶ月連続との売り越しということで少し気になるが、とりあえず、半年は様子見というところ。実際、株価は高いのに外国人が売り越すということはKOSPIを年金で支えている資産が増加しているかもしれない。

実際、9月は大型連休も月末にあるので利益確定しておきたいという投資家心理も働く。10月に売り越しが改善される可能性だってある。韓国経済を扱うサイトなので韓国市場の動きは毎日チェックしているが、10月10日、11日に外国人売買動向が大きいのを見るとそこまで憂慮すべき投げ売りには見えないというところだ。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、韓国総合株価指数、過去最高値を連日更新するが外国人は9月も売り越し

韓国の株式市場では9月、外国人が1兆1020億ウォン(約1100億円)を売り越したが、依然として時価総額の33.7%に相当する約613兆3000億ウォンの株式を保有している。債券100兆ウォン相当を合計すれば、外国人が韓国で保有する証券は713兆ウォン相当となる。

金融監督院によると、外国人による売り越しは8月(2兆4170億ウォン)よりも縮小したが、2カ月連続だ。今年夏に韓国総合株価指数(KOSPI)が短期間に急騰し、IT株など株価が上昇した銘柄を中心に利益確定売りが出たとみられる。

外国人が保有する韓国株式を国・地域別に見ると、米国(255兆5000億ウォン、41.7%)を筆頭に、欧州(175兆2000億ウォン、28.6%)、アジア(73兆7000億ウォン、12.0%)の順だった。

外国人は9月に債券も3兆7320億ウォン売り越した。ただ、通貨安定債券約4兆ウォンが一度に満期を迎えた影響が大きかった。9月の大幅売り越しにより、外国人が保有する債券は100兆5000億ウォン(上場債券全体の6.1%)に減少した。

株式と債券の合計で9月に海外に純流出した資金は4兆8340億ウォンだ。金融監督院関係者は「9月には外国人の売りムードが優勢だったが、依然として株式と債券合計で713兆8000億ウォンを保有しており、資金流出を心配する必要はない」と説明した。

(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/10/17/2017101700640.html)

韓国経済、韓銀総裁「物価低くても景気回復続けば利上げ検討」

韓国経済、韓銀総裁「物価低くても景気回復続けば利上げ検討」

記事要約:米国の利上げが12月だと市場関係者は予測しているわけだが、最近、輸出が好調の韓国銀行の総裁は「物価低くても景気回復続けば利上げ検討」をしているようだ。物価水準については概ね、2%前後に推移していると以前に1月~9月までのデータを解説した。管理人は2%ぐらいなら緩やかなインフレなので問題ないと述べたわけだが、まあ、先に利上げはないだろうな。

>李総裁は「イエレン議長は政策金利を引き上げていかなければいつかはインフレ問題が発生し、金融の安定が阻害される可能性があり、インフレが2%に到達するまで現在の(緩和的)政策基調を維持するのは適切でないこともある」とし「我々もこの言葉に共感している」と伝えた。

FRBが利上げはそのうちするのは確実視されている。それによって米国と韓国の基準金利が逆転してしまう。それを避けるには韓国も利上げするしかない。なので、追随すると思われる。

>ただ、通貨政策方向に対する立場が変わったわけではないとし、慎重な姿を見せた。李総裁は「我々が注目している不確かな対外環境が依然として続いている」とし「通貨政策方向に関しては先月から一歩踏み出して何らかのメッセージを出す状況ではない」と話した。

今は動くときではないと。基準金利を上げると負債が増加するので慎重な立場なのだろう。でも、まあ、上げるだろうな。

>先月末、外国人投資家が国内債券を大量に売ったことに関しては「外国人投資家、特に中央銀行や国富ファンドが本格的に資金を流出する動きは見られない」と述べた。しかし「北核リスクが高まり、2日(9月26、27日)間に大規模な売り越しがあったため、市場心理が冷え込む可能性がある」とし「市場の動きを注視しながら必要なら対応する」と伝えた。

おそらく調整だろうな。大型連休もあるので持ち越したくなかったと。確かに売りはあったのだが、そこまで大きくはない。

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

25日 2380.40 1131.80 642.04 316.40 -333億
26日 2374.32 1136.80 642.40 314.29 -3771億
27日 2372.57 1140.70 649.24 313.82 -2847億
28日 2373.14 1149.10 648.09 318.85 -1365億
29日 2394.47 1145.40 642.82 316.27 312億

これはメルマガに載せている週の市場データだが、26日、27日に注目して欲しい。確かに大きな売りはでているのだが、KOSPIはほとんど変化してない。29日にはむしろ、上がっている。つまり、そこまで心配する動きではないと。いずれにしても、KOSPIが2400近くあるなどできすぎている。

>韓中通貨スワップ交渉に関する質問には具体的な返答を避けた。3500億元(約6兆円)規模の韓中通貨スワップは今月10日に満期を迎える。

ノーベル症が終わる頃の次なるネタがこれ。10月10日に韓中通貨スワップ協定は満期を迎える。あの、今、10月4日なんだよな。既に6日前で延長はないんではないか。もっとも、今はサムスン電子と半導体が超強いので、仮に延長なしでもKOSPIの大暴落はないだろうが。

ええ?朝から経済ネタは難しいって?まあ、そうだとは思うのだが、このサイトは韓国経済を扱うのでノーベル賞とか、ラスベガスの大乱射事件とか、カタルーニャ州住民の住民投票とか、まあ、管理人の趣味だからなあ。でも、これらの動きはわりと人類の未来、日本の防衛について考えさせられるので、このサイトの趣旨にはあっているとおもう。でも、韓国経済ネタが中心にはなる。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、韓銀総裁「物価低くても景気回復続けば利上げ検討」

韓国銀行(韓銀)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁が「現在の物価水準が低くても中期的に景気回復傾向が続けば(通貨政策)緩和程度の調整を検討する」と述べた。現在の物価上昇率(2017年は年間1.9%推定)が韓銀の物価安定目標(2%)をやや下回っても、景気状況によっては利上げを検討するということだ。

李総裁は先月29日、韓銀担当記者団との懇談会で政策金利についてこのような立場を明らかにした。李総裁は米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の発言を引用した。李総裁は「イエレン議長は政策金利を引き上げていかなければいつかはインフレ問題が発生し、金融の安定が阻害される可能性があり、インフレが2%に到達するまで現在の(緩和的)政策基調を維持するのは適切でないこともある」とし「我々もこの言葉に共感している」と伝えた。

ただ、通貨政策方向に対する立場が変わったわけではないとし、慎重な姿を見せた。李総裁は「我々が注目している不確かな対外環境が依然として続いている」とし「通貨政策方向に関しては先月から一歩踏み出して何らかのメッセージを出す状況ではない」と話した。

先月末、外国人投資家が国内債券を大量に売ったことに関しては「外国人投資家、特に中央銀行や国富ファンドが本格的に資金を流出する動きは見られない」と述べた。しかし「北核リスクが高まり、2日(9月26、27日)間に大規模な売り越しがあったため、市場心理が冷え込む可能性がある」とし「市場の動きを注視しながら必要なら対応する」と伝えた。

韓中通貨スワップ交渉に関する質問には具体的な返答を避けた。3500億元(約6兆円)規模の韓中通貨スワップは今月10日に満期を迎える。

(http://japanese.joins.com/article/040/234040.html?servcode=300&sectcode=300)

韓国経済、韓国当局、ドル買い介入のもよう~ウォン5週間ぶり高値=市場筋

韓国経済、韓国当局、ドル買い介入のもよう~ウォン5週間ぶり高値=市場筋

記事要約:昨日、韓国当局が大規模なドル買い介入をしたと市場筋が述べている。管理人もウォンをチェックしていたが介入していたかどうかまで気づかなかった。それもそのはずだ。どうやら取引終了間際、15時半30頃だったらしい。つまり、それが本当なら韓国当局は1120ウォンを防衛ラインとしていることになる。

韓国の適正レートは1100~1150というのはおそらく変わってないと思うのだが、1120を防衛ラインにしたというのは気がかりだ。今回の場合はウォン高になるのを防いだわけだが、1120ウォンはウォン安なんだよな。でも、今の状況でアメリカに為替操作していると疑わせる動きはどうなんだ。米韓FTAの見直しにも影響するんじゃないか。

もう一つ指摘しておくと、輸出が伸びれば伸びるほど自国の通貨の価値は上がる。だから、韓国の為替レートが1100ぐらいなのはかなり異常である。KOSPIが2400を超えたこと。あわせて考えると、管理人は毎日、介入していると思っている。でなければ、こんな韓国だけに都合が良い為替レートができるわけないんだよな。中国と同じである。

輸出が好調ならウォン高に触れるのが自然なのだ。そして、今の輸出規模なら1000ウォン、900ウォンあたりになっていてもおかしくはない。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

韓国経済、韓国当局、ドル買い介入のもよう~ウォン5週間ぶり高値=市場筋

[ソウル 19日 ロイター] – 複数のトレーダーによると、韓国中銀は19日午後、ウォンの上昇ペースを緩やかにするためドル買い介入を実施したもよう。為替トレーダーは現地時間午後3時30分の取引終了間際に、1ドル=1120ウォンの水準に達した時にウォンの上昇を落ち着かせる試みがあったと述べた。

ウォンKRW=KFTCの19日の終値は1ドル=1120.6ウォンと、約5週間ぶり高値。一時は1119.9ウォンまで上昇した。

ウォンは過去2週間で3%近く上昇している。

ソース:ロイター日本語版<韓国当局、ドル買い介入のもよう ウォン5週間ぶり高値=市場筋>

(https://jp.reuters.com/article/southkorea-markets-forex-idJPKBN1A40KP)

韓国経済、文在寅大統領の誕生で一夜明けた韓国市場はKOSPI爆上げからすぐに戻るという展開!

昨日、文在寅大統領が誕生したわけだが、韓国への投資家がそれをどう受け止めたのか。

中々、面白いことになっている。

■サムスン電子株

まずはサムスン電子株。文在寅大統領は韓国のサムスン電子にとっては財閥潰しにでると云うことであまり歓迎すべき大統領ではない。それが株価にも影響したのか、235万ウォンから一気に4万ウォンを売られている。そもそもKOSPIが一気に上がって下がったのも謎だ。

■KOSPI

KOSPIは突然、2300を超えて過去最高値を更新したとおもったらその数分後、昨日の同じ数値にまで落ちた。これでは歓迎されているのか、いないのか、よくわからない。ただ、ご祝儀相場はないようだ。

■ウォン

ウォンのほうは最初はウォン安だったのに急にウォン高である。でも、少し落ち着きを取り戻している。見た感じ、市場はそれほど歓迎ムード一色にはなってない。

韓国経済、韓国総合株価指数 また最高値更新 2292.76で終える

韓国経済、韓国総合株価指数 また最高値更新 2292.76で終える

記事要約;朝鮮半島有事、韓国の大統領選挙とイベント多しの韓国経済だが、ここに来てKOSPIの勢いが凄い。過去最高値を超えて2300台まで迫る伸びをしている。とりあえず、1ヶ月のチャートを見て欲しい。

今日のKOSPIの上がり方が凄い。日経平均株価も2.5%ほど上昇したのだが、KOSPIも最後の10分ぐらいで2.5%上昇した。今日だけで51.52ほどあがり、2292.76である。でも、好調の理由はさっぱりわからない。

確かにサムスン電子の株価も好調だが、いくらサムスン電子も2.5%もあげるほどの力はない。しかも、韓国の大統領選挙前だ。普通なら様子見といったところだと思うのだが、爆上げといっていいほど上昇である。外国人がどうして購入しているのか。2012年で輸出が好調だったときでさえ、こんなに上昇してないんだよな。

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〔北朝鮮、韓国、朝鮮半島有事〕のまとめ

【ソウル聯合ニュース】韓国の総合株価指数(KOSPI)が外国人の大幅な買い越しに後押しされ、前営業日に続き過去最高値を更新した。

8日の株式市場でKOSPIは6年ぶりに過去最高値を更新した前営業日(4日)より51.52ポイント高の2292.76で取引を終えた。

この日は前営業日比4.37ポイント上昇の2245.61で寄り付き、上昇の流れを維持した。

(http://japanese.yonhapnews.co.kr/economy/2017/05/08/0500000000AJP20170508003300882.HTML)