【はやぶさ2】目標をはるかに超える大量の試料採取…JAXA「数ミリの黒い粒がごろごろ、どっさり入っていた」(画像)
記事要約:はやさぶ2が小惑星「リュウグウ」から取ってきた砂粒がついに公開された。しかも、多数の砂粒とか量ではない。管理人は1グラムぐらいだと思っていたら全然違う。とりあえず、画像を見たらすごく驚くと思う。保存ものである。
https://www.sankei.com/images/news/201215/lif2012150029-p1.jpg
なんとリュウグウの岩の中に入っていた砂粒はコーヒー豆のようなものだった。これには驚いた。まさか黒いとはな。管理人は砂をイメージしていたので、まさか黒い粒とは全然思わなかった。これはさすがにオーストラリアにはないだろう。まさに竜宮城の玉手箱に入っていたコーヒー豆である。もちろん、コーヒーにして飲むわけにはいかないんだが、結構な量はあるとおおう。5グラム?もっとかな。
我々が生きている時代においてリュウグウの砂粒を持って帰ってくることはまずないので、これが最初で最後だ。ああ、これ博物館で展示してくれないかな。でも、大気に触れたらだめなのかな。実物がみたい。しかし、宇宙は本当に想像もしない世界が広がっているんだな。まさか、黒い粒とはなあ。ああ、1000年後に産まれたかったなあ。
【はやぶさ2】目標をはるかに超える大量の試料採取…JAXA「数ミリの黒い粒がごろごろ、どっさり入っていた」(画像)
探査機「はやぶさ2」が地球に持ち帰ったカプセルに入っていた小惑星リュウグウの試料は、目標の0・1グラムをはるかに超える量だったとみられると、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が15日、発表した。
JAXAの宇宙科学研究所(相模原市)で同日、1回目の着地で地表から採取した試料を収めた容器を開封し、大量の試料が入っていることを確認した。
オンラインで会見した沢田弘崇主任研究開発員は「大きさ数ミリの黒い粒がごろごろ、どっさり入っていた。目標量を上回るのは確実だ」と述べた。
科学に関する責任者を務める渡辺誠一郎名古屋大教授は「大きな粒子が取れたことで、成分だけでなく構造を調べることも可能になる」と、今後の分析に期待を膨らませた。
リュウグウの試料は14日、容器のカバーの底から砂状のものが確認されていたが、分量は明らかにしていなかった。2回目の着地で地下から採取した試料が入っているとみられる容器は年明けに開封する予定。その後は顕微鏡で形や大きさなどを観察し、成分を調べてから大学などに提供、さらに詳しく分析を行う。
またJAXAは同日、カプセルから採取したガスがリュウグウ由来と判断したことも正式に発表した。
はやぶさ2は昨年、リュウグウの地表と地下から試料採取を行った。太陽系の成り立ちや地球の生命の起源に迫る研究成果が期待されている。
https://www.sankei.com/life/news/201215/lif2012150029-n1.html