韓国経済、“北朝鮮が実験” の水爆 どんな核兵器か
記事要約：北朝鮮が今朝に核実験を行った。これについては大きな揺れを北朝鮮で観測したのでほぼ間違いない。ただ、これが原子爆弾か、水爆なのかという意見が分かれており、今のところは爆発規模が同じなので原子爆弾だという見方が優勢である。水爆の破壊力は原子爆弾の数十倍と言われているので、仮に水爆ならもっと大きな地震が起きたのではないかというのが理由だ。
ただ、管理人も核爆弾に詳しいはずもないので、取りあえず、水爆がどんな兵器なのかを調べてみた。するとNHKのサイトで説明してあったので紹介する。原爆と水爆では作る技術に雲泥の差があるようで、日本でもすぐに開発できるといった核兵器ではない。おそらく、水爆を作るとなれば多くの実験が必要となるだろう。
だから、数回の核実験で水爆が完成するということは考えたくないが、仮に水爆だとすれば、世界のパワーバランスが一変する。北朝鮮がテロリストと連携しているなら、過激派組織に核兵器の技術が流出する可能性だってある。核兵器が使えない理論は国を縛るのであって組織には成り立たない。
ただ、日本はあまり騒いでいない。アメリカは既に核実験を行う情報を掴んでいた？日韓慰安婦合意を急がせたのこれのため？もっとも、その場合、韓国はTHAAD導入を速くしないと北朝鮮に核を撃たれて終わりとなるわけだ。
追記：後、核分裂によって生成されるような放射性物質がほとんど発生しませんとあるが、これは最後に書いてある第5福竜丸事件と矛盾する。おそらく記者の書き方のせいであるとおもうが、原子爆弾と水爆の放射性物質に違いがないので、どちらかの判断が難しいという意味合いだと思われる。
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韓国経済、“北朝鮮が実験” の水爆 どんな核兵器か
北朝鮮が実験を行ったと発表した水爆は、重水素などの核融合反応を利用することで、通常の原爆よりも大きな破壊力を持たせることのできる核兵器です。
原爆がウランやプルトニウムの核分裂反応によってエネルギーを生み出すのに対し、水爆は太陽が膨大なエネルギーを作り出すのと同じ核融合反応を利用します。同じ燃料の量であれば、水爆のほうがより大きなエネルギーを得られるため、原爆に比べ、威力は桁違いに大きくできるとされています。
ただ核融合反応を起こすには、超高温、超高圧の状態を作り出す必要があり、実用化されている水爆では、原爆を起爆剤にして重水素などの核融合反応を起こす方法が一般的です。
日本原子力研究開発機構によりますと、水爆の核融合反応では、核分裂によって生成されるような放射性物質がほとんど発生しません。一方で、起爆剤に原爆が使われるため、放射性物質が大気中に放出されたとしても、水爆による実験かどうかを確かめるのは難しいということです。
水爆は１９５０年代以降、アメリカと旧ソ連の冷戦を背景に、両国での開発競争が盛んになり、世界各地で実験が行われました。１９５４年、太平洋のビキニ環礁 で行われたアメリカの水爆実験は、広島に投下された原爆の１０００倍の規模とされ、放射性物質いわゆる「死の灰」が太平洋の広い範囲に降り注ぎ、日本の漁 船「第五福竜丸」の乗組員２３人全員が被爆して、このうち１人が亡くなっています。
（http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160106/k10010362911000.html）
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