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韓国経済、朴大統領 3月1日から中東4カ国(クウェート、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール)を歴訪

韓国経済、朴大統領 3月1日から中東4カ国(クウェート、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール)を歴訪

記事要約:この先、韓国経済のイベントは目白推しなのだが、管理人はこの朴槿恵大統領の中東訪問にはかなり興味を抱いている。なぜなら、韓国には以前に破格の条件で受注したUAE原発の問題があるからだ。この受注条件がまた面白い。韓国経済の初心者にまず、このUAE原発破格条件について説明する。

■韓国が受注したUAE原発の破格条件

1.原子炉186億ドルのうち100億ドルの融資
2.原子炉稼働事故保険60年保証
3.故障時の修理回復保証
4.運転、燃料供給等の完全管理
5.原発の韓国軍による駐留警備

この条件である。フランスと日本も交渉に参加していたのだが、さすがにこんな条件を韓国が提示してしまうと、採算取れない以前に大赤字確定なので、どちらも手を引いた。こうして韓国は見事にUAE原発の受注に成功した。だが、どう考えても韓国の原発を60年保証、修理回復保証とか、運転、燃料供給の完全管理とか、出来るはずがない。そもそも、原子炉の代金180ドルの100億ドルの融資すらまだである。

さて、ここまでが前提条件。数年前からの韓国では原発事故が続発している。一々、取り上げていたら切りがないので、管理人はたまにしか取り上げていなかったが、どうやらUAEの受注した同じタイプの原発に事故が起きた。

>2014年12月26日にガス漏れで3人が死亡した新古里(シンゴリ)原発3号機工事現場のバルブ室に、ガス漏れ警報機が設置されていなかったことが確認された。漏出に対応した換気システムも作動しなかった。

どこからどう突っ込んでいいのかわからないが、韓国しか起きない斜め上の原発事故である。そもそもガス洩れ以前に警報器もなく、換気システムも作動しないとか、安全なんてものが絵に描いた餅だとよくわかる光景だ。問題はここからだ。

>雇用労働部は事故が発生した新古里3号機だけでなく4号機も工事を中断し、緊急安全診断を行うことにした。これを受け、来年夏に延期された新古里3号機の 稼働はさらに遅れる見込みだ。新古里3号機は当初、2013年12月に完工する予定だったが、設置されたケーブルが不良品であることが明らかになり、全量 取り替えるために竣工が延期されていた。

この原発はアラブ首長国連邦(UAE)に輸出する韓国型軽水炉のモデルで、来年9月までに完工しない場合、UAEの原発建設に支障が生じ、韓電がUAEに賠償金を支払うことになる。 <

と、最後に気になる文章があるのがわかるだろう。期限は2015年9月なのだ。ちょうど、ノーベル症で、またもや韓国が例の詩人をどうたらと述べている頃だ。そんな時期にタイムリミットが迫っている。賠償金の額は明らかではないが、100億ドルは固いだろう。しかも、融資の100億ドルと合わせれば200億ドルになる。今のレートだとだいたい2兆4千億円である。

韓国は2兆4千億円の賠償金をUAEに支払う必要が出てくるかもしれない。平昌五輪がどうとか述べている場合ではないわけだ。ただ、後半年後で、まだ時期ではないので、それほど頻繁には出てこない.時期が近づけば色々な情報が出てくるだろう。そういった理由もあり、韓国の原発事故に管理人は注目している。そして、朴槿恵大統領の中東訪問で何らかの動きがあるかもしれない。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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