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韓国経済、【韓国造船危機→韓国金融危機】大宇造船海洋の大規模損失に震える韓国金融業界

韓国経済、【韓国造船危機→韓国金融危機】大宇造船海洋の大規模損失に震える韓国金融業界

記事要約:今回の記事を読む前に前回のリンクを貼っておく。ほぼ続きものなので前回の記事を読んでからにして欲しい。

韓国経済、【韓国造船危機】日本造船業、約7年ぶりに世界受注1位に

前回は日本の造船業が約7年ぶりに世界受注1位になったことを伝えて,その理由を解説した。簡単に言えば、高い技術力、採算の取れない造船受注の禁止。風呂敷を広げすぎない経営方針への転換、そして、顧客への信頼とブランド価値の向上。これら4つが日本の造船業を自然とシェア1位へと返り咲いた。もう少し付け加えると、民主党政権時代に起きた76円という空前絶後の円高でもなんとか耐えてきた。あの円高を乗り切ったのは凄いと思う。

本当,民主党政権が後数年ほど続いていたら日本産業はもっと壊滅的な打撃を被っただろう。東日本大震災が起きて良かったとは微塵にも思っていないが、もし、起きていなければ民主党政権時代はおそらく続いていた。どっちが良かったんだろうな。歴史にifはないのであまり考えても意味はないが。

話がずれてきている。では、前回の最後に触れた韓国造船危機が韓国金融危機を招くという話題についてだ。すでにタイトルに書いてあるとおり、韓国の大手造船ビッグ3の中核であるは大宇造船海洋は大規模な損失を出しており、稼いだ分、以上の大赤字となっている。当然、銀行から多額の融資を受けてこの有様。これについては記事に詳しく書いてあるのでまずは抜き出してみる。但し、この記事は2015年7月16日の記事である。今はもっと酷い。

何で、この記事を持ってきたかは韓国経済が順調に回復している数値と造船の構造調整による経済の影響が乖離しすぎているからだ。

>韓国の銀行の大宇造船海洋に対する信用供与額は21兆7000億ウォンに上る。 貸出債権、有価証券、確定支払い保証のような信用供与額をすべて合わせた金額だ。銀行別に見れば輸出入銀行が12兆5000億ウォンで最も多く、産業銀行 が4兆1000億ウォン、農協が1兆6000億ウォンと続く。都市銀行ではハナ・外換銀行の1兆95億ウォンに続き国民銀行が8967億ウォン、ウリィ銀 行が5469億ウォン、新韓銀行が4087億ウォンの順だ。

このように書いてある。21兆7000億ウォン。日本円で直すとおよそ2兆1千億円となる。日本の大企業でもこのような莫大な負債を持っているところはソフトバンクぐらいしか思い付かない。そして、この2兆円が大宇造船海洋が構造徴税に入り、借入金がほとんど返ってこなくなれば、そりゃ、銀行は大慌てである。2兆円の借入金がそのまま不良債権になる。この手のニュースで大宇造船海洋の株価だけではなく、韓国銀行の株価も軒並み売られる。

>この日の株式市場では大宇造船海洋の株価が損失報道によりストップ安となり8750ウォン まで落ち込んだ。2003年3月以降12年 4カ月ぶりの最低値だ。社債価格も前日より19.6%下がった7960ウォンを記録した。ハナ金融が7.62%、ウリィ銀行が5.5%下がるなど銀行株も 一斉に下落した。

このように書いてある。このチャートが面白いのでお見せしよう。

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これが大宇造船海洋の5年間の株の動き。2014年からナイアガラの滝みたいに下がっている。ピークが37175.00が今は4085.00である。およそ9倍以下になっているわけだ。本当、虫の息状態だということがよくわかるんじゃないだろうか。それでも潰せば13000人が職を失う。GMやJALのように大きすぎて潰せないというのがたまにあるが、これもその1つに数えられるだろう。管理人は2兆円の損失に銀行が耐えられるかに注目しているのだが、この記事から1年経過しても具体的な損失は確定していない。

確定したらしたで莫大な税金がどれだけ投入されるのか。国民の理解はえられるのか。そもそも、責任は誰が取るのかという問題もある。特に責任の所在が曖昧なままに大量の税金投入は韓国民は納得しないだろう。ウォン安で散々儲けておいて、数年、経ったらこの有様である。

管理人はこのような税金投入は無駄だし,失った信頼はかえってこない。なら、こんな無駄なことはしないで失業対策に税金投入して、リストラ危機の社員に仕事を斡旋した方がいいんじゃないかと考えている。少なくとも経営の失敗は明らかなのだから、このままゾンビのように存続させても、再び同じことを繰り返すに決まっている。しかし、決めるのは韓国人だ。韓国人は無駄な物に税金投入するのは大好きだからな。

設計図から間違えてそうな長さの違う橋とか、ジェットコースターみたいな地下鉄の線路とか、全自動といいながら、開通直後8分で止まるリニアもどきとか。先端地下鉄といいながら開通した日に3日止まる、中には試運転で客を一回も乗せないで廃棄される列車とか上げれば色々ある。そういった無駄な物に税金を投入している余裕が韓国にあるかは知らないが,今後の韓国経済を考えるなら管理人は大宇造船海洋は破産させるべきだとおもう。

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韓国経済、【韓国造船危機→韓国金融危機】大宇造船海洋の大規模損失に震える韓国金融業界

大宇造船海洋の大規模損失をめぐる影響が銀行圏に広まっている。大宇造船海洋が構造調整に 入れば銀行からの借入金をまともに返せなくなるためだ。大宇造船海洋は2011年に受注した反潜水式ボーリング船などで出した2兆ウォン台の損失を今年第 2四半期の業績に反映することにした。

NH投資証券が15日に明らかにしたところによると、韓国の銀行の大宇造船海洋に対する信用供与額は21兆7000億ウォンに上る。 貸出債権、有価証券、確定支払い保証のような信用供与額をすべて合わせた金額だ。銀行別に見れば輸出入銀行が12兆5000億ウォンで最も多く、産業銀行 が4兆1000億ウォン、農協が1兆6000億ウォンと続く。都市銀行ではハナ・外換銀行の1兆95億ウォンに続き国民銀行が8967億ウォン、ウリィ銀 行が5469億ウォン、新韓銀行が4087億ウォンの順だ。

この日の株式市場では大宇造船海洋の株価が損失報道によりストップ安となり8750ウォンまで落ち込んだ。2003年3月以降12年 4カ月ぶりの最低値だ。社債価格も前日より19.6%下がった7960ウォンを記録した。ハナ金融が7.62%、ウリィ銀行が5.5%下がるなど銀行株も 一斉に下落した。

大株主である産業銀行を含む債権団は、損失が確定した場合には大宇造船海洋の構造調整に入ることにした。ひとまず貸付の満期延長の代 わりに資産売却、人材縮小を要求する自律協約に重点を置いている。構造調整では損失を解消しにくいが法的強制性があるワークアウトなどに入るほどではない との判断からだ。しかし自律協約に入るだけでも1万3000人の大宇造船海洋従業員だけでなく納品会社従業員まで雇用不安に陥る。

NH投資証券のチェ・ジンソク研究員は、「韓国銀行が成長見通しを2%台に下げた状況で主債務系列である大宇造船までぐらつけば景気回復は容易でないだろう」と話した。

(http://japanese.joins.com/article/225/203225.html?servcode=300&sectcode=300&cloc=jp|article|related)

 

韓国経済、韓国、ことし上半期の海外建設受注40%減…4年ぶり最低

韓国経済、韓国、ことし上半期の海外建設受注40%減…4年ぶり最低

記事要約:韓国金融危機、韓国造船危機、韓国鉄鋼危機、韓国経済危機、そして、更にもう一つ、韓国建設危機もそろそろ追加されそうな感じである。今年、上半期の海外建設受注が40%減になったようだ。4年ぶり最低とのこと。そして、内訳を見ると今まで受注してくれた中東が44%減少という。これは原油安の問題が響いているのだろう。

韓国は石油などの資源を他国から輸入しているので原油安になれば、燃料費は安くなるわけだが、当然、中東を中心にしていた建築、海外プラントといった大きなプロジェクトの受注は減る。では、原油高よいのかというとそれも微妙。なぜなら、韓国は原油価格の影響を1番受けやすい国だから。これは適正な為替レートの範囲が狭いことに通ずるものがある。

つまり、これの海外建設受注40%減は始まったばかりであり、来年は更に最低を更新する恐れがあるということ。韓国建設危機もまったなしというところだ。いやあ、今回の韓国経済危機は色々な危機が多方面で展開しているという中々,待ったなしの状況で興味深い。2008年頃とは状況が全く違い、為替レートだけを見ていればいいものではなくなっている。

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韓国経済、韓国、ことし上半期の海外建設受注40%減…4年ぶり最低

ことし上半期における韓国建設会社の海外受注実績が大きく落ち込んだことが分かった。

14日、海外建設協会によると、今月13日基準のことしの海外建設受注額は合計141億3837万ドル(約1兆5000万円)で、昨年同期間の受注実績(235億3801万ドル)に比べて40%減少した。

これは同期実績基準137億6578万ドルにとどまった2012年に続き4年ぶりの最低値となる。

地域別では伝統的に受注が多かった中東が66億6058万ドルにとどまり44%減少した。中南米地域も13億1380万ドルで68.4%減った。

海外建設協会関係者は、最近になって国際原油価格が上昇しているが産油国が採算性を厳しく吟味しており実際の発注につながるまでには時間が必要な状況として、上半期にこれといった大型プロジェクトの受注がなかったことも不振の原因だと伝えた。

(http://japanese.joins.com/article/964/216964.html)

韓国経済、サウジアラビアのキングタムタワー、開発費27兆ウォン「チャンスの地」に韓国はいない

韓国経済、サウジアラビアのキングタムタワー、開発費27兆ウォン「チャンスの地」に韓国はいない

記事要約:一言で述べると駄文が多すぎて記事を読む気にはならない。だが、この記事は韓国の海外建設について書かれているので、3分の1ぐらいは重要な内容が含まれている。しかし、それがわかりにくい。なので、管理人が要約しておく。

まず、この記事の主題は、、開発費27兆ウォンのサウジアラビアのキングタムタワー、そしてその周辺の工事に関する話。そのような莫大な建設プロジェクトに韓国の企業はいないという。それは各国が技術が追いついたためとか書いてある。そして、過去のドバイのブルジュタワー、栄光話を語るが、どう考えてもそのドバイでの栄光が評価されてないから、その建設プロジェクトにも参加出来てない。後、。昨年の韓国の海外建設の受注額は461億ドルにとどまり、中東だけで148億2000万ドルが減った。

以上が管理人の要約。大体、5行~6行ぐらいで済むのだが、それ以外には無駄な話が多すぎる。バベルの塔や、サウジアラビアの観光なんてどうでもいいのだ。韓国が受注出来てない理由も、各国の技術が追い上げてきたとかあるが、それは信頼の問題だろうに。

2011年 韓国経済危機の軌跡(週間 韓国経済)

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韓国経済、サウジアラビアのキングタムタワー、開発費27兆ウォン「チャンスの地」に韓国はいない

バベルの塔は、土のレンガを積み上げて空に近づこうとした欲望の塔だった。神は人間の傲慢 さを罰しようと、人々の言語をそれぞれ違わせた。コミュニケーションがとれなくなり工事は中断され、バベルの塔は伝説の中に埋もれた。

サウジアラビアの チェダに21世紀のバベルの塔ができ上がりつつあある。完工すれば世界最高層(1008メートル、200階)になるキングダムタワーだ。現在最高であるド バイのブルジュ・ハリファ(828メートル、160階)より180メートルも高い。

19日にキングダムタワー工事現場を訪れた。荒涼な原野に高くそびえ立ったキングダムタワーは現在31階までしかできていないが途方 もない規模だった。地下の工事だけで150メートル、地下・地上合わせればすでに80階高さのコンクリート構造物を作ることになる。

午後4時になると、す ぐに工事現場の作業員たちメッカに向けて礼拝を始めた。バングラデシュからの移住労働者だった。キングダムタワー工事現場は言語の違う多国籍労働者であふ れかえっていた。設計・監理・技術分野は米国・欧州から来た専門家が、工事はサウジ人を中心にイスラム諸国から来た移住労働者たちが担当していた。

キングダムタワーの周辺には12の大型クレーンが設置され建物をかさ上げている。サウジ史上最大建設プロジェクトであるチェダのキン グダムシティの中心業務地域だ。サウジはキングダムシティを中東の金融・貿易・観光・ショッピング中心地にする計画だ。

大学を含めた学校や先端病院も入 る。開発費が226億ドル(約27兆1200億ウォン)に達する。世界的な投資がキングダムホールディングスのアルワリード会長が開発を主導している。

キングダムシティはトラム(tram)で都心全体とチェダン空港、チェダン旧都心をつなげる計画だ。トラムと橋2つが完工すればチェ ダン空港からキングダムシティまで7分しかかからないという。都市の中心人工淡水湖をつくり周辺には1.5キロの散歩道を作る。

水辺空間にはコーヒー ショップ・レストランなどを配置する計画だ。紅海浜辺のほとりは大規模リゾートとして開発する。実際に見て回った紅海は美しかった。ヤシの木が立ち並ぶき れいな海でチェダン市民はヨットや海水浴を楽しんでいた。以前に訪れたドバイ人工島の周辺の汚れた海よりもはるかに競争力があるように見えた。

今もチェダ ンはメッカ巡礼客のおかげで収入が年80億ドルを超える。キングダムシティの開発を総括するチェダン・エコノミック・カンパニー(JEC)のカリム・イタ ニ営業マーケティング本部長は「昔からチェダン市民は内陸の首都リヤド市民に比べ開放的だった。キングダムシティが開発されればチェダンの観光収入は現在 の10倍に増える」と話していた。(中央SUNDAY第464号)

キングダムシティはドバイ・カタールをのぞいて中東の中心都市に発展するという野心に満ち た戦略を持っている。彼らの自信には理由がある。まずチェダンは人口が400万人に迫り、レバノン全体の人口と釣り合う。

イスラムの2大聖地であるメッ カ・メディナを訪れる流動人口を合わせれば規模面でドバイ・カタールを圧倒する。また昨年、外国人投資家に開放されたサウジ証券市場(時価総額5700億 ドル)は中東で最も大きい。外国人投資が集まれば中東の金融ハブに成長する可能性が充分だ。ムニブ・ハムードJEC代表は「キングダムシティを国際的な面 目を保った中心都市として開発するのが私たちのビジョン」と話した。

中国は一帯一路戦略の中東の拠点としてチェダンに関心を寄せているようだ。19日、アルワリードに会った習近平中国国家主席はチェダ ンに「サウジ-中国自由貿易地帯」を作るために100億ドルを投資すると提案したといく。ただすべての資金決済を人民元(RMB)で行うという条件を掲げ たという。習近平の「経済策士」である劉鶴・財経中央指導小組主任のアイデアだ。

原油価格の暴落で昨年のサウジの財政赤字は980億ドル(117兆6000億ウォン)に達した。今年の年末のサウジの純海外資産は1386億ドルに減る展望だ。

サウジも石油以後の時代に備えている。2005年から2024年まで経済発展の長期戦略により石油化学・自動車・家電・金属など製造 業はもちろん金融・医療・教育に大規模投資を進行中だ。リヤドのキング・ハーリド国際空港は旅客処理能力を現在より2倍に増やすためにターミナル新築工事 を行っている。サウジは韓国にとってチャンスの地だった。

1976年に現代(ヒョンデ)建設が獲得したサウジのジュベイル産業港工事は当時、国家予算の4 分の1に匹敵する外貨(9億3114万ドル)を稼いだ。だがチェダンのキングダムシティの現場に韓国の建設業者は1社も見られなかった。

2005年李海 チャン(イ・ヘチャン)首相の中東5カ国歴訪に同行した時の韓国企業の活躍はまぶしいばかりだった。ドバイのブルジュ・ハリファを建設したサムスン物産と チェダンで淡水化プラントを作った斗山(トゥサン)重工業のエンジニアなどを見て胸が熱くなった記憶が今も鮮やかだ。今チェダンのキングダムタワーは、サ ウジのビンラディングループが施工する。

ビンラディングループはすでにメッカのカアバ神殿前の別名「クロック・タワー」(120階)を施工した経験があ る。私たちが知らない間にほかの国々の競争力が激しく追い上げてきたのだ。昨年の韓国の海外建設の受注額は461億ドルにとどまった。中東だけで148億 2000万ドルが減った。

イ・クォンヒョン対外経済研究院亜中東チーム長は「海外建設も今や設計・調達・施工(EPC)だけを行う段階から、投資や事後運 営の管理も責任を負うディベロッパー段階に発展させなければならない」と話した。(中央SUNDAY第464号)

(http://japanese.joins.com/article/504/211504.html?servcode=300&sectcode=300)

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