ブラジル、主要都市で都市封鎖相次ぐ 変異ウイルス猛威

ブラジル、主要都市で都市封鎖相次ぐ 変異ウイルス猛威

記事要約:世界中で新型コロナウイルスは1月上旬をピークに減少していたのだが、最近、少しずつ増加し始めた。その中で管理人も何度も取り上げているブラジル。どうやら、新型コロナの変異ウイルスが猛威を振るっており,再びロックダウンをへと追い込まれた。

>ブラジルのサンパウロやリオデジャネイロなど主要都市で新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療崩壊を避けるための都市封鎖(ロックダウン)が始まった。同国で猛威をふるう感染力の高い変異ウイルスにはワクチンの効果が限定的だとの研究結果もあり、状況は悪化の一途をたどっている。全国規模の封鎖措置は2020年前半以来、2回目となる。

何が酷いかというとブラジルの気候はこれから冬になること。つまり、コロナが活性化するところに、既に変異ウイルスが蔓延しているわけだ。しかも、ブラジルの変異種は感染力が強化されている。

因みに先ほど取り上げたが、シノバックのワクチンはブラジルの変異種には効果がない。それで、ブラジルはファイザーのワクチンを購入しようと躍起になっているが、当然、ワクチン争奪戦であって入手するには大金を払うしかない。

>リオデジャネイロ市は5日から夜間の外出を制限し、従わない場合は罰金を科す。サンパウロ州は6日から2週間の間、州全域を緊急事態を示す「ファゼ・ベルメリャ(フェーズ・レッド)」として、食品スーパーや薬局など一部の業種をのぞき、商店の営業を禁じる。全国各地で同様の措置がとられており、飲食店の営業は大幅に制限されている。

3月6日から2週間の間、ロックダウンします。でも、2週間ぐらいで効果あるのか。

>ブラジルは現在、同国由来の変異ウイルスの感染が急拡大している。3日には1日の死者数が1910人と過去最多を更新し、7日移動平均でも昨年記録した第1波のピークを大きく上回る状況だ。集中治療室(ICU)の占有率が100%を超え、患者の受け入れを拒否する病院も相次ぐ。保健省は「月内に1日あたりの死者数は3000人に達する」との見方を示す。

変異種が猛威を振るえばどうなるかをブラジルが壮大に実験してくれるらしい。管理人は2週間のロックダウンで乗り切れるほど甘くないと思うが、それよりもブラジルの大統領だ。

>危機的な状況にもかかわらず、ボルソナロ大統領は新型コロナを「ただの風邪」と呼ぶ姿勢を崩さない。3日には「もし我々がずっと家にいて経済を後回しにすれば、ブラジルの将来はどうなることか」と述べ、各州や市が導入するロックダウンを批判した。

この大統領をどうするんだろうな。仮にコロナをただの風邪とTwitterに投稿したらコロナデマの5回でアカウント削除されるんですかね。ブラジルの大統領がコロナはただの風邪といっているのにな。だから、管理人は信じたい情報を信じればいいと思うぞ。

[blogcard url=”https://kankokukeizai.com/archives/132499″]

ブラジル、主要都市で都市封鎖相次ぐ 変異ウイルス猛威

ブラジルのサンパウロやリオデジャネイロなど主要都市で新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療崩壊を避けるための都市封鎖(ロックダウン)が始まった。
同国で猛威をふるう感染力の高い変異ウイルスにはワクチンの効果が限定的だとの研究結果もあり、状況は悪化の一途をたどっている。全国規模の封鎖措置は2020年前半以来、2回目となる。

リオデジャネイロ市は5日から夜間の外出を制限し、従わない場合は罰金を科す。サンパウロ州は6日から2週間の間、州全域を緊急事態を示す「ファゼ・ベルメリャ(フェーズ・レッド)」として、食品スーパーや薬局など一部の業種をのぞき、商店の営業を禁じる。全国各地で同様の措置がとられており、飲食店の営業は大幅に制限されている。

ブラジルは現在、同国由来の変異ウイルスの感染が急拡大している。3日には1日の死者数が1910人と過去最多を更新し、7日移動平均でも昨年記録した第1波のピークを大きく上回る状況だ。集中治療室(ICU)の占有率が100%を超え、患者の受け入れを拒否する病院も相次ぐ。保健省は「月内に1日あたりの死者数は3000人に達する」との見方を示す。

ウイルスを研究するフィオクルス財団が4日に発表した調査によると、北部セアラ州では新規感染者のうち7割以上から「ブラジル型」の変異ウイルスが検出された。南部パラナ州も同様で、既に国中にまん延している。

この変異ウイルスは重症化しやすいうえ、ワクチンの効果が限定的だとの見方も浮上している。サンパウロ大学などの研究者らが発表した査読前の論文によると、同国で現在主流となっている中国科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製のワクチンを接種した8人が保有する抗体は、変異ウイルスを効率的に中和できなかったという。ブラジルでは感染歴がある人が変異ウイルスに再び感染する例が相次いでいる。

危機的な状況にもかかわらず、ボルソナロ大統領は新型コロナを「ただの風邪」と呼ぶ姿勢を崩さない。3日には「もし我々がずっと家にいて経済を後回しにすれば、ブラジルの将来はどうなることか」と述べ、各州や市が導入するロックダウンを批判した。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN05EBL0V00C21A3000000/

ブラジル、主要都市で都市封鎖相次ぐ 変異ウイルス猛威」への3件のフィードバック

  1. 中国とか欧州の街は、古来、城壁で囲われていた(現在も?)ので、街に出入りするための門を閉じれば、外との連絡を確実に制限できるのだろうけれど、ブラジルの街の構造も同様なのだろうか?そう考えると、日本では都市封鎖って物理的に無理だろう、と思うのですが…。今更ながらの素朴な疑問です。

    1. 我が国は城壁がないかわりに、四方が海に囲まれているアドバンテージがある。そのアドバンテージを突き崩しているのがバカな政治家連中なのだ。同じ条件で台湾は上手く切り抜けた。日本は去年の春節前など外国人流入の遮断の判断を間違えたばかりにいまの状況なのだ。で、まだその反省と現状を認識できない利権亡者がオリンピック開催を叫んでいるのだ。

  2. ブラジルの将来を語る前に「コロナは風邪だ!」といい続け対策を講じなかったバカな大統領を何とかするべきだな。恐ろしいのは、愚かな人間をリーダーに選ぶと、とんでもない地獄を見ると云うことだな。我が国で云えば、家庭から始まって、自治会、区長、村長、町長、市長、県知事や都知事や府知事、それぞれをサポートする議員やスタッフで最後が内閣総理大臣。だけどなぁ~~~。必ず邪魔をするバカがいるし、菅義偉総理も???だしな!しかし、これからどうなるのか。中国に仕返しを考える猛者が現れるのかね。個人的には望んでいるんだけどね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です