米韓首脳会談、李在明大統領が原潜開発支援を要請…アメリカは車関税15%に引き下げ

なぜ韓国は同じ過ちを繰り返すのか。きっとそれは韓国人だからと突っ込んだら誰もが納得してしまうのだが、なんと、昨日の米韓首脳会談の後の夕食会で李在明が関税交渉を電撃合意をしたようだ。でも、これは米韓首脳会談では共同声明も記者会見もなかった。そしてトランプさんは撮影するときに常に不満げな顔しているのが印象的だった。

つまり、これは写真を不満げに撮ることで李在明を追い詰めていった。米韓首脳会談では李在明は関税交渉について平行線だった。それがいきなり200億ドルを10年分割とかトランプさんに直談判してOKをもらえたようだが、韓国さんは毎年200億ドルも現金で払えるんですか。こちらは150億ドル程度が限界だったと記憶しているんだが。しかも、毎年200億ドル。どう見ても上納金ですよ。

毎年、3兆円ほど現金で直接投資しないといけないのはある意味、拷問だよな。まさか、トランプさんがいなくなれば上納金はチャラになるとか思っているんだろうか。政権は韓国と違って引き継がれるので、アメリカは10年でちゃんと2000億ドル要求するはずだ。

しかもだ。なんか合意したからもう自動車関税15%に下がるように書いてるが、それも甘い。なぜなら文書化されてないからだ。そもそもトランプさんの口からは何も聞いてない。韓国政府が述べているだけ。

【慶州(韓国南東部)=池田慶太、仲川高志】米国のトランプ大統領と韓国の 李在明イジェミョン 大統領は29日、韓国・慶州で会談した。李氏は「韓国が原子力潜水艦の燃料供給を受けられるよう決断してほしい」と述べ、原潜開発の支援を要請した。会談後、韓国側は、韓国の自動車への関税の15%への引き下げなど両国の関税交渉が妥結したと発表した。

現在、米韓原子力協定は韓国にウラン濃縮や原子力発電所の使用済み核燃料の再処理を禁じている。李氏は同協定を改定し、韓国の核燃料の再処理などを認めるよう求めた。

李氏は会談冒頭、核兵器搭載の潜水艦を建造するつもりはなく、通常戦力の原潜を念頭に置いていると説明した。「ディーゼル潜水艦は潜航能力が低く、北朝鮮や中国の潜水艦の追跡活動に制限がある」と訴えた。

トランプ氏は会談で、韓国訪問中に模索していた北朝鮮の 金正恩キムジョンウン 朝鮮労働党総書記との会談の見送りを表明した。記者団に「日程が合わなかった」と述べた。トランプ氏は、「朝鮮半島は公式には戦争状態にあることを承知している。我々は解決に向けてできることを検討する」と語り、朝鮮戦争終結にも意欲を示した。

韓国政府によると、米韓関税交渉では、米国が相互関税と自動車関税を15%に引き下げる代わりに韓国が7月に約束した3500億ドル(約53兆円)の対米投資の方法を巡り、2000億ドルを現金による直接投資で、残りの1500億ドルを造船分野への投資に回すことで折り合った。

トランプ氏は29日に日本を離れ、アジア歴訪の最後の訪問地・韓国に到着した。アジア太平洋経済協力会議(APEC)関連行事での演説などの日程をこなした。

ニュースは以上。

なんで韓国政府だけの発言しかないんだよ。アメリカ政府から言質取って来いよ。双方の妥結なら相手も同じこと言わないと信じられないんだよ。だって韓国政府はすぐ大嘘つくからな。信用がねえよ。

あと、下げるに原子力潜水艦の燃料供給とか、センシティブ国家のくせにそんな要請をアメリカが受け入れるわけないよな。もろ、エネルギー章の管轄じゃないか。要請したのは事実のようだが、トランプさんが了承したとはどこにもない。

しかし、中身のない首脳会談だよな。たった3つぐらいしか焦点がないのか。しかも、これで共同声明や共同記者会見もない。韓国側だけの一方的な発表。

つまり、要点を整理するとこうなる。

1.通貨スワップ締結は最低限→当然、そんなものはない。

2.現金投資は全体の5%しか無理→3500億ドルの2000億ドルだから70%現金投資

3.投資利益の90%が韓国得る→50%減額

これで韓国が勝利したと言えるのか。むしろ、韓国は10年も毎年、200億ドルずつアメリカに現金渡すんだぞ。しかも、韓国は財政赤字ですよね。財政赤字なのに毎年、200億ドルアメリカに渡す。そもそも、ドルを渡すてことはウォン安が進めば、韓国はもっと苦しくなるんだよな。毎年、ウォンのレートが100下がれば、200億ドル調達が厳しくなる。

さらにもう一つ韓国メディアのソースだそうか。ハンギョレ新聞だ。

記事を引用しよう。

韓米両国は29日、関税交渉で合意に達した。

大統領室のキム・ヨンボム政策室長はこの日の韓米首脳会談の結果ブリーフィングで、韓米関税交渉の最重要争点だった3500億ドルの対米投資について、「年間200億ドルを上限として、総額2000億ドルを直接投資することで合意した」と発表した。

キム政策室長は「2000億ドルの投資は一度ではなく、(年200億ドルの)限度内で事業の進捗の程度に応じて投資することになる。これは国内の外国為替市場が耐えられる範囲」だとして、「外国為替市場に及ぼす範囲を最小化したもの」と語った。

キム政策室長は、残る1500億ドルは企業が造船業に投資すると述べた。同氏は「造船業に投資することになる1500億ドル、いわゆる『MASGA』は企業主導で推進され、企業による投資はもちろん保証も含む」と語った。

この合意により、米国が韓国に課す自動車関税は25%から15%に引き下げられる。相互関税は今年7月末の合意後、すでに15%が適用されている。また、品目関税のうち医薬品などは最恵国待遇を受ける。航空機部品、ジェネリック医薬品、米国内で生産されない
天然資源などは無関税。半導体は、韓国の主なライバル国である台湾と比べて不利でない水準の関税が適用されることになった。米や牛肉を含む農業分野のさらなる開放は行われない。

キム室長は今回の合意について、「外国為替市場の不安が懸念される際に納入時期と金額の調整を要請するための根拠も作った」として、「投資約定は2029年1月までだが、実際の調達は長期にわたって行われるうえ、市場での購入ではない方式で調達するため、外国為替市場に及ぼす影響はさらに緩和されるだろう」と説明した。

また「元金回収の可能性を高めるための多層的な安全装置を設定した」として、「元利金が保障される商業的合理性のあるプロジェクトのみを推進することで合意し、それを了解覚書(MOU)に明示することにしている」と語った。

そして「元利金の回収までは韓米の収益配分を5対5にするものの、20年以内に元利金を全額回収できないと考えられれば収益配分比率の調整も可能だ」と付け加えた。

ニュースは以上。

これがハンギョレ新聞に書いてある内容だ。韓国の政府言い分をどこまで信じていいかわからないが、なんだろうな。200億ドルずつ現金で直接投資というのはかなり悪手なんじゃないか。なんか韓国は支払う現金が分割されて喜んでるが、そもそも投資なんだから一度にやった方が回収が早いのは言うまでもない。

日本がどれだけ一年で米投資するかは知らないが、1000億ドル以上は余裕でするだろう。すると、韓国は200億ドルしか現金投資しないのだから、元利金回収に時間がかかる。造船で1500億ドル投資するとか述べてるが、それも誰が投資するかは未定なんだよな。韓国の造船業が1500億ドル用意できるとはおもえない。

しかも、日本は電力インフラやAIなどの重要な分野に投資である。韓国が投資するころにはたいした案件が残ってないんじゃないか。こちらはこれで韓国の勝利だとまったく思えない。むしろ、毎年上納金200億ドルを最初から払えるなら、なんでそこまで交渉が難航したのか。答え合わせが出ていない。

しかもだ。李在明は自分が大統領辞めて、次の世代に5年分も払うと合意したことになる。それが何を意味するのか。そもそもこちらはどうやって現金200億ドルを毎年、用意するのか楽しみだぞ。

上の話では大丈夫だとか述べているが、それならこんなに長引くわけないよな。韓国は1年で150億ドルが限界だった。それが50億ドルも増えた。明らかに李在明は不機嫌なトランプの前に譲歩する金額をつり上げてしまった。じわじわと効いてくるんじゃないか。

では、ネットの突っ込みを見ておくか。

1.当然後から踏み倒すであろうことを知ってるから、それが絶対にできないように正式調印の際にはルールでガチガチに縛ってくるだろうね
罰則もつくかも

2.いや何も3500億ドルから全く変わってないのに成功とかないだろ

3.アメリカが出した案を全部飲んだだけ
韓国の意向は何一つ入ってない

造船パッケに至っては直前で日本に持って行かれた

4.200億ドル毎年上納は確実に韓国にダメージを与えていくだろうな、後になればなるほどキツいよ

5.で、具体的にいつから関税率は適用されるの?
今までもそこが決まらなかったからこんな状況になっていたわけで…

6.韓国の当初の予定では
直接投資は180億ドル程度で
残りの3000億ドル以上は融資や保証で済ませるつもりだった

その直接投資が「毎年10年以上」に変わったわけだな

7.上限200億ドルじゃあリターンの大きい投資はもらえないんじゃね

8.年250億ドル×8年から年200億ドル×10年に伸ばせたのか
韓国大勝利!

とはいえ市場に影響が出ないレベル(自称)の支払可能上限額払いになったから今後10年間はウォンはノーガードで市場の荒波に晒されるんやな

9.関税交渉を通信社に聞かれて、トランプが成果を誇らずに「We did」しか言わなかったのが、まず違和感。アメリカは明日の米中に全力注いでるし、合意内容が本当なら米韓でも安保で何かあったと思う

10.3500億ドルの内、2000億ドルを現金、1500億ドルは造船投資か…

現金は年200億ドルを上限に10年の分割 

韓国の外貨準備は4200億ドルあるが、
米国債は1350億ドルしかない

他の債券を売って米国債を買うしかないなw

以上の10個だ。

米国側の発表がない限り、これが確定とは言いがたいんだが、先進国とか名乗りながら、一年で200億ドル出すのがやっという。凄いよな。しかも、踏み倒す気まんまんなので、トランプさんは合意書に現金2000億ドルは10年で分割とか書きそうだよな。

そもそも投資するにしてもそんな額じゃ、韓国は元利金回収に20年以上かかるんじゃないか。もはや、20年も回収できない時点で韓国は積んでると思うぞ。

それで、韓国の朝鮮日報が先に訪日したトランプ大統領と日本の蜜月な関係に嫉妬している。李在明からすればかなりの圧力になったんだろうな。そういう計算でトランプさんは日本へ先に来たのか。なるほどな。

記事を引用しよう。

米国のドナルド・トランプ大統領と日本の高市早苗首相が28日、「米日の新たな蜜月」を予告した。トランプ大統領と高市首相はこの日の首脳会談で「米日同盟の新たな黄金時代を開こう」とした後、日本に停泊中の米海軍の原子力空母ジョージ・ワシントン(CVN73)にそろって乗艦した。米日同盟の強力さを周辺国に見せつける、象徴的な場面だった。高市首相はこの日、「(トランプ大統領と)北朝鮮の完全な非核化へのコミットメントを改めて確認した」と語った。

 この日、東京の迎賓館(赤坂離宮)で開かれた米日首脳会談で高市 首相は「日米同盟の新たな黄金時代を(トランプ大統領と)共につくり上げていきたい」「今や日米は世界で最も偉大な同盟になった」と述べ、さらに「日本の国益を守り抜くためにも、強い日本外交を取り戻す」と発言した。高市首相はトランプ大統領に対し、年内に防衛費を国内総生産(GDP)の2%まで増やし、今後さらに増額する考えも伝えたという。

 するとトランプ大統領は「われわれは最高レベルの同盟国だ」「米日関係がこれまでにないほど強固なものになるだろう」と応じた。さらに「私は日本を愛しているし、非常に日本という国を尊敬している」「日本を助けるために、何か私たちでできることがあれば、何なりと言ってもらいたい」と述べた。

 両首脳はその後、米大統領専用機「マリーンワン」に乗り、神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地へ移動し、空母ジョージ・ワシントンにそろって乗艦した。日本国内では、安倍晋三・元首相の後継者を自任している高市首相が、就任からわずか1週間で安倍元首相のようにトランプ大統領と経済面・安全保障面での蜜月関係を構築することに成功した、との評が出ている。

■「マリーンワン」に同乗し、米空母で演説…米日、安倍政権時代のように密着

 28日に東京の迎賓館で開かれた米日首脳会談でドナルド・トランプ大統領は、高市早苗首相に「シンゾウから(あなたが)素晴らしい人物だと聞いた」「シンゾウは(あなたが首相になったことを)とても喜んでいるだろう」と発言した。これに高市首相は「安倍首相に対する、長きにわたる友情に感謝をしている」「安倍首相からは、よくトランプ大統領のダイナミックな外交について話を聞いていた」と応じた。

 トランプ大統領と高市首相は約束でもしたかのように、第一声で「安倍晋三」を切り出した。お互いを「シンゾウ」「ドナルド」と呼ぶほどに親密だったトランプ・安倍蜜月が、今回の米日首脳会談を契機に高市政権でよみがえったのだ。この日の会談の通訳も、安倍元首相の通訳担当だった高尾直・外務省日米地位協定室長が務めた。読売新聞は「日米首脳会談の『陰の主役』は安倍晋三だった」と伝えた。

■原子力空母にそろって乗艦

 「強い日本」を掲げる高市首相はこの日の首脳会談後、トランプ大統領と共に横須賀の米海軍基地に停泊している原子力空母ジョージ・ワシントンに乗艦した。横須賀基地までは米大統領専用ヘリ「マリーンワン」を利用した。空母の甲板には「力を通した平和(Peace through strength)」というスローガンを記した巨大な垂れ幕と共に、FA18戦闘機2機が配置されていた。

米国のドナルド・トランプ大統領と日本の高市早苗首相が28日、「米日の新たな蜜月」を予告した。トランプ大統領と高市首相はこの日の首脳会談で「米日同盟の新たな黄金時代を開こう」とした後、日本に停泊中の米海軍の原子力空母ジョージ・ワシントン(CVN73)にそろって乗艦した。米日同盟の強力さを周辺国に見せつける、象徴的な場面だった。高市首相はこの日、「(トランプ大統領と)北朝鮮の完全な非核化へのコミットメントを改めて確認した」と語った。

ジョージ・ワシントンに用意された演壇に上がったトランプ大統領は、在日米軍将兵に向けて「米日同盟は世界で最も素晴らしい関係」だとし、壇上で横に立つ高市首相について「勝利者だ。本当に親しい友人になった」と紹介した。

またトランプ大統領は「日本が軍事的な役割を実質的に拡大している」と言及し、日本のF35戦闘機用に米国産ミサイルを引き渡すことを承認したと公表した。防衛力強化を進める日本の新政権に向けた米国の武器販売拡大と同盟内における役割分担強化に乗り出したもの、と解されている。

さらにトランプ大統領は「(日本の)トヨタは米国全域で100億ドル(約1億5000万円)を超える規模の自動車工場を建設する予定」だとし「トヨタを買いに行け(Go out and buy a Toyota)」と呼びかけた。

トランプ大統領が高市首相について「日本初の女性首相」と言及すると、高市首相は拳を握って突き上げ、歓呼した。高市首相は「平和は言葉だけではなく、確固たる決意と行動によってこそ守られる」「今後、日本の防衛力を抜本的に強化する」と語り、大きな拍手を受けた。

高市首相が舞台から降りると、トランプ大統領は「本当に美しかった」「交渉するにはつらい人物」とジョークも飛ばした。かつて、安倍元首相がトランプ大統領と共に横須賀基地を訪れて演説したことはあるが、米空母で演説したのは高市首相が初めてだ。

日本経済新聞は「米軍と自衛隊の最高指揮官である両首脳が海軍の最前線を共に視察し、堅固な協力関係を国内外に誇示した」と報じた。近々、空母「遼寧」「山東」に続いて年内に3隻目の空母「福建」を就役させる中国を、直接念頭に置いた行動だと分析されている。

■中国に対抗するレアアース同盟

 トランプ大統領と高市首相は28日、「合意の実施 ~日米同盟の新たな黄金時代に向けて~」という文書に署名した。両国の閣僚が先月締結した関税協定を首脳間の合意文書に格上げしたのだ。ここで、レアアースを武器化する中国に対抗して「採掘および加工を通じた重要鉱物およびレアアースの供給確保のための日米枠組み」にも署名した。中国に依存しないレアアース供給網を両国が構築しようという、いわゆる「レアアース同盟」を結んだのだ。

 米国と日本は、今後6カ月以内に具体的な投資対象を選定し、両国の閣僚級「鉱物・金属投資会議」を開く計画だ。両国は金融支援、貿易措置、備蓄制度などの政策手段を動員してレアアースなどの供給網の回復力と安全保障を強化することとした。政府・民間の共同投資も拡大し、補助金・融資・株式投資・保証などさまざまな形で採掘と精製のプロジェクトを支援する。

 米国と日本は、第三国との協力も推進しつつ相互備蓄システムを検討し、鉱物資源の地図作りなど技術協力も並行して進める。今回の協定は、米国が先週オーストラリアと締結した類似のフレームワークに続いて、日本ともレアアース協力体制を構築したもので、中国への依存度を下げ、同盟中心の「脱中国供給網」を強化しようとするトランプ政権の構想を反映したものとの評価だ。

ニュースは以上。

日本のメディアより、海外メディアのほうがトランプさんの訪日や、日米首脳会談について客観的に見ているのが笑えるという。日本メディアはなぜか高市氏を叩いていたものな。あれか支持率下げてやるってやつか。本当、オールドメディアは使えないわ。

ここに重要なことが書いてあるよな。

トランプ大統領は「われわれは最高レベルの同盟国だ」「米日関係がこれまでにないほど強固なものになるだろう」と応じた。

日本とアメリカがさらに仲良くなってしまってオールドメディアではひたすら高市総理を批判する報道である。アホとしかいいようがない。空母に2人でのってるのも明らかに中国に対する牽制なんだよな。

それで韓国の李在明にトランプさんは何かしてくれたのか。何もしてくれてないよな。

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