全世界的にエネルギー·肥料価格が同伴上昇し食糧価格まで引き上げる「アグフレーション」の兆し

ここからは韓国経済の話題だ。

韓国の原油備蓄が2ヶ月ということが判明して、こちらは原油備蓄がなくなるのは5月末ぐらいだと予想した。問題はホルムズ海峡封鎖の影響は原油だけにとどまらない。こちらが原油の次に危惧しているのは肥料である。何度も食糧危機を訴えてきたのは、この肥料が中東依存だから。そして、韓国も例外ではない。

どうやら韓国の肥料は6月ぐらいになるようだ。じゃあ、他から輸入すればいいとなるが、そうなるとコストが跳ね上がる。肥料価格の上昇は当然、食料価格を高騰させていく。つまり、アグフレーションである。スタグフの次はアグフレーションですか。経済用語がドンドン出てきますね。

まずはアグフレーションを解説しておこうか。まあ、ウクライナ戦争でも小麦価格の急上昇とかで、その時も色々出てきた。

アグフレーションとは、農産物価格の上昇によって引き起こされるインフレ現象で、経済全体に物価上昇の影響を及ぼすことがあります。


定義と語源


アグフレーション(Agflation)は、「農業(Agriculture)」と「物価上昇(Inflation)」を組み合わせた造語で、小麦、トウモロコシ、大豆、米などの農産物価格が急速に上昇する現象を指します。農産物価格の上昇は、加工食品や関連産業にも波及し、物価全体を押し上げる要因となります。

今回の発生原因は簡単だ。ホルムズ海峡封鎖されて中東からの肥料が届かなくなった。つまり、供給不足によるものだ。

では、記事を引用しよう。

農林畜産食品部(農食品部)が肥料需給と農資材価格の点検に乗り出した。 全世界的にエネルギー·肥料価格が同伴上昇し食糧価格まで引き上げる「アグフレーション」の兆しが見えているためだ。

農食品部は26日、ソン·ミリョン長官主宰で「中東戦争対応点検拡大幹部会議」を開き、農業および関連産業全般の影響を点検し対応方案を議論したと明らかにした。

穀物需給と関連しては、短期的に大きな支障をきたす可能性は制限的だという評価だ。

農食品部のビョン·サンムン食糧政策官は「戦争で穀物輸入が阻まれラーメン、パンなど食品生産が難しくなったり飼料不足で畜産物供給に支障が生じる可能性は低い」としながらも「事態が長期化すれば価格上昇など物価全般に悪影響が憂慮される」と話した。

特に肥料は中東発の要素価格上昇の影響が本格化すれば需給不安につながりかねない。 国内農業用要素の38.4%がホルムズ海峡を通過して搬入される。

24日基準の原材料在庫は計8万6000tで、6月までは供給が可能だ。 しかし、その後からは需給支障が現実化する可能性がある。 問題は価格だ。 代替輸入先である東南アジア産の要素価格は1トン当たり750ドルで、戦前比54%暴騰した状態だ。

フィナンシャルタイムズ(FT)は、今回の戦争が全世界の食糧価格を引き上げるアグフレーションを加速化していると診断した。

専門家たちは2007~2008年、2022年のようなグローバル食糧価格急騰事態が再演される恐れがあると警告している。 各国政府が通貨緊縮でインフレを抑えようとしても、地政学的葛藤が触発した供給網崩壊は通貨政策だけで防御しにくいという指摘だ。

ニュースは以上。

世界の食糧危機は静かに進行している。ホルムズ海峡封鎖されて国連が専門チームを設立し出したのも、このアグフレーションからの食糧危機を恐れているためだ。つまり、エネルギー危機だけではなくて、食糧危機が実際に起こりえる。ただ、韓国の場合は6月まではある。でも、それ以降は別の所で買うので54%上昇すると。

だいたい、今、仕入れていた肥料価格は1トン当たりで約350ドルてところか。現時点に二倍に高騰しているてことは、韓国は6月以降、原油備蓄もなければ、食品価格も高騰していて、地獄絵図が展開されていると。しかも、尿素もヤバイものな。