昨日、こちらはイラン戦争の停戦合意における重要な要素としてイランの外相とイスラム革命防衛隊は内部で激しい対立している可能性について取り上げた。そして、強硬派のほうが力が強くて好き勝手にやっている。
だから、イラン外相がホルムズ海峡封鎖を解除を発表して、数時間後にイランは再封鎖を宣言した。そして、イランは米国との再協議を拒否した。停戦協議期限は22日。もう、あと二日しかないわけだが、これは駄目かもしれんな。
しかし、ヤフーのお花畑コメントの見解が笑えるという。どうしてこんな重要なことを取り上げないでトランプさん批判しかしてないのか。つまり、もうこれはイランの外相と交渉しても無駄ってことだよ。
米国の信用がどうとかじゃないんだよ。イランはイスラム革命防衛隊というテロリストに政権を則られたんだよ。だから、もうシビリアンコントロールが効かない。
だって表に出ないで、何者かがイランを動かしている。モジタバ師ではない。彼は死んでいるか。重傷なのかどちらかだ。しかし、こうなると協議なんてただの時間稼ぎにしかならない。
記事を引用しよう。
イラン軍がホルムズ海峡を一時開放すると発表した同国のアラグチ外相に事実上警告性メッセージを出しイラン政府と軍部の不協和音が現れている。
アラグチ外相は17日、Xを通じて残る停戦期間中に商船に限ってイランが事前調整した航路に沿ってホルムズ海峡の通行を許容すると明らかにした。「事前調整航路」の制限条件がついたが、この発表直後に国際原油価格が急落するなど市場に大きな波紋を呼んだ。
◇軍部は反発…「革命防衛隊の許可受けなければ」
アラグチ外相の発表にイラン軍はすぐにブレーキをかけた。アラグチ外相が投稿した直後、匿名のイラン軍高位関係者は国営放送などを通じ「ホルムズ海峡を通過するには革命防衛隊海軍の許可を受けなくてはならず、敵と関連していない船舶でなければならない」と明らかにした。
これは事実上これまでと大きく変わらない厳格な統制条件を再確認したものと解釈される。
◇軍部性向メディア総攻勢…「トランプに名分与えた」
イラン強硬保守陣営と軍部性向メディアもアラグチ外相の発表を強く批判した。彼のXへの投稿が混乱を呼び起こし、トランプ米大統領に政治的名分を提供したという主張だ。
トランプ大統領はアラグチ外相の投稿直後に「ありがとう」とイランがホルムズ海峡を再封鎖しないという趣旨の発言とともに、濃縮ウラン問題まで取り上げた。これに対してイランは関連内容を否定して火消しに出る状況が起きた。
イランのファルス通信は「外相の予想できない投稿とその後に続いたトランプの焦った虚勢が同時に出てきてイラン社会は混乱の中に陥った」と批判した。
メフル通信も「外相の投稿後に戦争勝利を宣言し誇示しようとするトランプとメディアの接触が急激に増えた。トランプは戦争の最中である時に主張していなかったものまで自身の功績だとして掲げている」と指摘した。続けて「トランプが最も困っている部分がホルムズ海峡再開だった。追加説明が抜けた外相の投稿はトランプに『勝利者』を自任させ勝ちどきを上げられる最適な機会を提供してしまった」と指摘した。
◇イラン外務省は火消しに出たが結局再封鎖
批判が続くとイラン外務省は釈明に出た。イラン外務省報道官はホルムズ海峡開放決定に対し「外務省だけの決定ではなくイランの意志決定体系に基づいた決定で、8日の発表(停戦合意)の約束に従ったもの。相手が合意を破ればイランもそれに相応する必要な措置を取るだろう」と説明した。
米シンクタンクの戦争研究所は「イスラム革命防衛隊系メディアはアラグチ外相の投稿のためにトランプ大統領がホルムズ海峡に関する世論を主導する機会を与えたと批判した」と分析した。
結局イラン軍部は18日、米国の海上封鎖が続いているとしてホルムズ海峡を再び封鎖すると発表した。
◇「イラン政権内部の分裂反映」の解釈も
このように政府と軍部の異なるメッセージが続き、ハメネイ師の死亡後にイランの権力核心部で実際に亀裂が生じているのではないかとの見方も提起される。
戦争研究所は「イラン政権内部の広範囲な分裂を反映する。イラン国内のそれぞれ異なる派閥が協議案に対し立場が大きく相異する点を示唆している」と分析した。
これに対し米国との2度目の交渉の可能性が大きくなった状況でイランが意図的に強弱戦略を駆使しているという解釈も出ている。
交渉で核心的な武器となるホルムズ海峡をめぐり開放と封鎖を行き来しながら国際原油価格と世界経済に影響を与えることができるという点を印象づけて交渉力を高めようとする戦略と分析される。
◇議論のアラグチ外相、軍部に感謝メッセージ
一方、議論の中心に立たされたアラグチ外相は17日にテレグラムチャンネルにホルムズ海峡開放関連の投稿をしてからは特別なコメントを出していないが、18日の「イラン軍の日」に合わせ「親愛なるイラン軍アミール・ハタミ総司令官に」という投稿を通じ軍の犠牲に謝意を示した。
国営イラン通信(IRNA)は19日、イランが米国との再協議を拒否すると報じた。これに先立ちトランプ米大統領は、米代表団がイランとの協議のため、20日にパキスタンの首都イスラマバードに到着すると明らかにしていた。
米国とイランの2週間の停戦合意は期限が21日(日本時間22日)に迫る。トランプ氏は、イランが合意に応じない場合、「イランのすべての発電所と橋を破壊する」と警告しており、緊張が高まる可能性がある。
IRNAによると、再協議を拒否した理由として、原油輸送の要衝であるホルムズ海峡周辺で米海軍がイランの湾港から出入りする船舶の動きを制限する「逆封鎖」を続けることや、協議での「過剰な要求」を挙げた。【エルサレム松岡大地】
ニュースは以上。
というより中央日報の記事の方がよほど、ことの重要性を捉えているという。日本の毎日新聞は中央日報以下なのか。まあ、知っていたけどな。だって〇〇新聞だもんな。
しかし、イラン内部の激しい対立が表面化したとなれば、交渉は難しいだろうな。だって軍なんてイランは未だに米国に勝ったと思っている連中だろう。あれだけフルボッコにされて勝ったとか。地上戦ならまけないとか言い出す連中だ。
では、ネットの突っ込みを見ておくか。
三牧聖子
同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授
1.交渉の成功のためには相手国のメンツを立てることも重要だが、その姿勢がトランプ大統領に欠けている。昨日も「橋や発電所を攻撃されるか、米側の条件を無条件に受け入れるか」と再びイランに屈服を迫るような投稿をした。こうした条件の提示のされ方をすれば、イランとしても引くに引けない。
相手国のメンツを考えない一方で、トランプ大統領は自身のメンツにはこだわっている。1期目のとき、民主党のオバマ政権時代に合意に至ったイラン核合意から離脱した経緯があり、それゆえにイランのウラン濃縮等について「オバマの核合意以上」の成果にこだわっている。もっともガソリン価格の高騰に苦しむ米国民の中には、こうした個人的なこだわりでイランに強硬な条件を提示し続けるトランプ政権への苛立ちも生まれており、「トランプは何倍ものコストを払って、オバマ時代の核合意に匹敵するものすら得られないのでは」との冷ややかな見方も広がる。
ええ?もう、交渉権はイスラム革命防衛隊が握っているのだからテロリストだよな?米国がテロリストのメンツなんて立てるわけないじゃないか。なんで最初の交渉が21時間が決裂したのか。伝言ゲームになっていたからだろう?
イラン外相が交渉の相手がどうかまで公開されてないが、彼らは直接交渉できる権利がないので、一々、米国がこんなこといっていますがどうですかと伝えていたんだろう。つまり、この時点で米国はこいつらではイランとまともな交渉なんてできない。
さらにイラン内部で軍関係者が我が物顔にしている事実も掴んだのだろう。そして、イスラム革命防衛隊こそ、真のイランを支配する勢力にたどり着いた。そうなれば米国が逆封鎖をするのは当たり前なんだよな。テロリストにメンツなんて立てませんよ。そもそもテロリストとは交渉しないのが世界の常識だっただろう。
だから、この教授はお花畑なんだよな。もう、イランを統治しているのは政治家や最高指導者でもない。イスラム革命防衛隊というテロリストである。そこにたどり着かない時点でお花畑というか。米国批判できたら満足なんだろうな。こんなアホな意見に参考になったとかクリックしているお花畑連中には呆れるしかない。
門倉貴史
エコノミスト/経済評論家
2.そもそも、イランは、交渉しようとしていた矢先に先制攻撃を仕掛けてきた米国に対して強い不信感を抱えているため、ホルムズ海峡を全面的に開放するには、米国側の誠実な対応によってイランからの信頼を獲得することがなによりも重要であるはずだ。
イランが米国の条件を受け入れなければ「橋や発電所をすべて破壊する」など、圧力をかけながら対話を求める圧力戦略では、イランの信用を得ることは難しく、ホルムズ海峡の全面的な開放、エネルギーの供給不安の解消、高騰するエネルギー価格の沈静化は遠のく一方となってしまうだろう。
トランプ大統領は自らの圧力戦略が功を奏したと自画自賛しているが、この戦略は悪手であり、世界経済がエネルギー不足によるスタグフレーションに陥るリスクを高めている。トランプ大統領はこれまでの支離滅裂で不誠実な対イラン戦略を見直し、威嚇や圧力ではなく対話による事態の打開を図るべきだ。
ああ、またこのエコノミストか。だから、テロリストは交渉しないんですよ?
渡辺亮司
米州住友商事ワシントン事務所 調査部長
3.第1回イスラマバード交渉では、イランのモガダム駐パキスタン大使が交渉団の到着をSNSで発表した直後に投稿を削除し、イスラム革命防衛隊(IRGC)に関係があるタスニム通信が政府高官の到着を否定するなど、イラン側の姿勢が揺れる場面があった。
今回もイランは交渉直前まで参加を確定せず、焦りを見せ始めている米国側に揺さぶりをかける意図があるのか注目される。 米国とイランはいずれも終戦を望んでいるものの、前回のように米国側(実質的にはトランプ大統領)が柔軟性を欠けば、交渉そのものが実施されないリスクは依然として残る。ただし、第2回交渉が実現した場合には、前回と比べ、米国が一定の譲歩を示すことを前提に、大枠合意に至る可能性は高いとの見方もある。
ええ?イランが揺さぶり?イランで終戦を望んでるのはイラン外相などの穏健派である。しかし、現実においてはイスラム革命防衛隊は戦争続行派である。だから協議は拒否されたんだろう。
4.革命防衛隊は国軍(正規軍)が有るから存在が不要なんだけど、金と武力持ってるからイランの自助努力ではどうにもならない存在。宗教指導者に従うという名目の組織だけど、ホメイニ師の時代は従順だったがハメネイ師の時に有る程度独自に動くようになった。
今はもう統制が効いてないというより政府に対して上から物を言うような感じだからなぁ。トランプやイスラエルはこっちを集中して何度も指導層を潰して弱体化させるしかない、イラン政府と話し合っても今回のように反故にするから意味が薄い。
5.議会の承認を得ていない戦争は60日以内に終わらせなければならない、という60日ルールは4月末で切れる。 例外的に30日の延長が認められるので、どうあがいても5月末だ。 無法者のトランプのことだからどうなるか分からないが、このままいけば3回目の弾劾となるだろう。 過去2回以上弾劾された大統領はいない(1回は数人いる)ので、トランプは不名誉な大統領として歴史に名を刻むことになりそうだ。
この人は米国の議会がトランプさんの戦争について4回ほど判断して、戦争反対までなってないことを知らないんだろうか。しかも、弾劾なんて下院は過半数が共和党だぞ。なんで共和党議員がトランプさんの敵に回るんだよ。回るわけないだろう。
お花畑連中は米国の議員勢力ぐらい勉強してコメントしろよ。
5.和平合意のポイントは、イランの核濃縮停止期間である。アメリカが20年間停止であるが、イランは最長で5年間であり、乖離が大きい。 アメリカのガソリン価格の高騰・支持率低下と中間選挙の敗北予測、トランプ大統領は追い込まれており、早期にイランとの和平交渉を纏めたい。しかし、そのことをイランは分かっているから、容易には妥協しない。 もし、アメリカがイランの発電所や橋を攻撃したら最悪の事態になる。イランはホルムズ海峡に機雷を設置する。そうなるとホルムズ海峡は数カ月通行出来なくなる。原油不足になり世界経済は崩壊する。
6.オバマ時代の核合意の結果、合意に反して開発継続する時間を与え、核保有まで後一歩に迫ったという事実を無視してはいけない。次に中途半端な合意をすれば、核保有に至る可能性が高くなり、そうなれば、イランの発言権は比較にならないほど増し、ホルムズ海峡も恒久的にイランの支配下に置かれかねないのでは。イランはイスラエル殲滅を叫んで周辺にテロを拡散している。そんな国が核を持たないようにイランに抗議しないと。被団協の活躍も期待したい。
7.やり始めた以上、やるしかない。
対話でどうにかなるなら始める必要すらなかったのだから。
そもそも国家正規軍とは別に、同規模かそれ以上のテロ組織である革命防衛隊が混在してる時点で、国家間の取り決めを行っても無駄。
イランも自国からの輸出入ルートを米国に封鎖せれてるのはかなり痛いはず。
難しいだろうけど、国・正規軍としては米国の要求飲みつつ、共にイランのガンである革命防衛隊を排除することが出来れば変わるのでは。
8.この戦争の根源はイスラエルの建国からという観点はひとまず別として単純にこの紛争だけに絞れば、根源はイランの革命防衛隊が原因となり起こっていると言える。イランを牛耳るこの巨大組織の壊滅なくしてイランの本当の意味での平和はないだろう。そして今アメリカとの協議を阻害しているのがまさにこの集団。世間はこの集団の転覆は不可能というが、イラン国民がいよいよ決起してこの連中を排除しなければいけない状況になりつつあるのかもしれないが、この後のアメリカの出方が注目される。
9.イランは、引き延ばししか方法がない。戦争能力はないから、「海峡の封鎖ができている」風を装って、他国の原油価格、株価や世論に悪影響が出て、トランプが譲歩するのを待っているだけだ。イラン国内も一時は「政府」がアメリカとの停戦を主導したが、ここへきて革命防衛隊が巻き返して主導権をとったようだな。下手に停戦して、アメリカがイラン国内を動き回れるようになったら、革命防衛隊(イスラム坊さん国家)は破綻し、国民からリンチを受けるだろうから、まあ必死だよね。でも、長引かせても経済的に破綻するから、もう革命防衛隊はおしまいなんだけどね。門倉はずっと革命防衛隊の主張に賛同している感じだなあ。
10.イランの政権が革命防衛隊に負けたという事。
残念ながら自滅の道へまっしぐら。
ペルシャ湾を封鎖している米軍。
輸出入の90%を依存するイランにとって経済が完全に終わる。
原油の輸出備蓄も後1週間しか出来ない。
この局面を打開する方法がイランにあるとは思えない。