ここからは韓国経済の話題だ。
サムスン電子の労働組合が来月からストライキを決行するわけだが、その要求額はなんと営業利益300兆ウォンから15%寄越せというもの。つまり、45兆ウォンである。サムスン電子はもちろん、反発するが、それならストライキだという流れである。
しかも、今回のストライキは黄色い封筒法が決まってから初の大規模なものだ。これからストがやりやすくなったことで、サムスン電子も喜んでストを始めると。
それで、今回はストライキの損失が最大30兆ウォン規模になるということ。これは半導体生産ストップさせて数ヶ月、出荷させないつもりかよ。工場というのは一度、ストップしてしまえば、動かすのに数週間かかるし、当然、その間に半導体生産できないので、ストが続けば続くほど損失が拡大する。
しかも、ストの人数はなんと75000人だ。つまり、サムスン従業員の過半数越え。素晴らしいですね!これは来月楽しみだな。
記事を引用しよう。
三星(サムスン)電子の労使対立が深まる中、労組はゼネストが現実化すれば最大30兆ウォンの損失が発生し得るとして、会社側への圧力を強めた。
三星超企業労働組合・三星電子支部(超企業労組)のチェ・スンホ委員長は17日、ソウル瑞草区(ソチョグ)の三星電子瑞草社屋前で記者会見を開き、「ストライキにより最低20兆ウォンから最大30兆ウォン規模の損失が会社側に生じる可能性がある」と話した。今年の三星電子の営業利益見通しが300兆ウォン水準であることを踏まえた推計だ。
超企業労組は同日、過半数労組として労働者代表の地位を確保したとも明らかにした。同労組はこの日までに約7万5000人の組合員を確保し、過半基準の6万4000人を上回った。組合員の約80%が半導体(DS)部門所属で、ゼネストが現実化すれば、三星電子の業績をけん引しているメモリ生産に支障が出るのは避けられない。
同労組は初の集団行動として23日に集会を行い、5月21日から6月7日まで18日間のストに入る方針だ。これに対し会社側は、事業所占拠など違法行為が予想されるとして、労組の争議を差し止める仮処分を裁判所に申請した。また、社内システムを利用して多数の社員の個人情報を収集し第三者に渡した疑いで、所属社員を捜査当局に告発した。会社はこの行為が非組合員への不利益措置と関連しているとみている。チェ委員長はこれについて「違法な争議行為は行わない」と反発した。
労組はまた、李在鎔(イ・ジェヨン)三星電子会長が直接交渉の席に着くよう求めた。チェ氏は「会長に申し上げる」とし、「真の労使関係の確立のため、会長自ら前面に出て率直に対話することを強く求める」と話した。
ニュースは以上。
いやあ。さすがですね。韓国人の敵は韓国人だったということで。それで半導体工場が止まったら、どうして数週間稼働に時間がかかるのか。ネットで聞いておこうか。
結論から言うと、半導体工場は「一度止めたら、ただスイッチを入れ直せば動く」ような仕組みではなく、極端に繊細な“生き物のようなシステム”だからです。
そのため、たった数時間の停止でも、完全復旧には数日〜数週間かかることが普通です。
以下、復旧が長期化する“本当の理由”を、工程順に体系的にまとめます。
◆最重要ポイント:半導体工場は「24時間365日止めない」ことを前提に設計されている
半導体製造装置は、
温度
圧力
真空度
化学薬品の濃度
プラズマの安定性
クリーンルームの気流
などが極端に精密に制御された状態で動いています。
これらは一度止めるとゼロから再調整が必要で、
調整には膨大な時間がかかります。
◆なぜ数週間もかかるのか(工程別に解説)
① 装置の「再キャリブレーション(再調整)」に膨大な時間がかかる
半導体装置は1台数十億〜数百億円。
その装置ごとに、
温度を±0.1℃以内に安定させる
真空度を10⁻⁶〜10⁻⁹ Torrに戻す
プラズマの均一性を再調整
レジスト塗布の膜厚をナノメートル単位で再調整
EUV露光装置ならミラーの位置合わせをナノメートル精度で再調整
など、数百〜数千項目のパラメータを再調整する必要があります。
▶ 1台の装置の再調整だけで数時間〜数日
▶ 工場全体では数百〜数千台あるため、合計で数週間規模になる
② クリーンルーム環境の再安定化に時間がかかる
クリーンルームは「空気の流れ」まで設計されており、停止すると…
粉塵レベルが規格外になる
温湿度が乱れる
気流の層流が崩れる
これを元に戻すには、24〜72時間の連続運転が必要。
③ ウェーハの途中工程が大量に“廃棄”になる
半導体は1枚のウェーハを数百工程かけて作ります。
停止すると、
途中工程のウェーハが劣化
化学薬品が乾燥して不良化
プラズマ処理途中のウェーハが破壊
などが起き、数千〜数万枚単位で廃棄になります。
廃棄した分の工程を取り戻すために、生産ラインの再スケジューリングが必要で、これも数日〜数週間かかる。
④ 化学薬品・ガスの再安定化
半導体製造に使う薬品は極めて繊細で、
濃度
温度
流量
純度
が少しでもズレると不良品になります。
停止すると薬品が劣化するため、全交換 → 配管洗浄 → 再充填 → 安定化が必要。
これだけで数日。
⑤ EUV露光装置は特に復旧が遅い
ASMLのEUV装置は、
真空チャンバーの再立ち上げ
ミラーの位置合わせ
レーザー光源の安定化
露光パターンの再キャリブレーション
などが必要で、1台の復旧に数日〜1週間かかることもある。
EUVは1台で工場の心臓部なので、ここが止まると全体が止まる。
⑥ 工程間の“同期”を取り戻すのに時間がかかる
半導体工場は「流れ作業」ではなく、複雑なネットワーク型の工程です。
停止すると、
工程間の順番が崩れる
装置の稼働率が乱れる
ボトルネック工程が詰まる
これを再同期するのに数日〜数週間。
◆まとめ:なぜ復旧に数週間かかるのか
半導体工場は「止めてはいけない」前提で設計されているから。
停止すると、
装置の再調整(数百〜数千台)
クリーンルームの再安定化
途中ウェーハの大量廃棄
薬品・ガスの再安定化
EUV装置の再立ち上げ
工程全体の再同期
これらが積み重なり、完全復旧まで数週間かかるのが普通です。
このように一度、止まれば半導体生産は大きな支障がでると。そして、最大の損失は3兆円だ。3兆円もでるなら、4.5兆円払った方がいいんじゃないか。3兆円損失出しても、彼らはまたストするだけだしな。しかし、さすが韓国人だよな。DS部門8割参加とか。俺たちが造った半導体で儲けたんだろう?分け前寄越せ。これだもんな。