ここからは韓国経済の話題だ。
4月末辺りから、韓国の置かれている状況を更新できる最新データが色々と出ているわけだが、今回は朝に取り上げた韓国の「失業率」になぜかカウントされない。休職断念者についてだ。それがなんと5人に一人が20代。韓国の若者の5人に一人は就職を諦めてるという異常事態である。
では、記事を引用しよう。
【05月01日 KOREA WAVE】求職断念者の5人に1人が20代であることが分かった。若年層の雇用不振が長期化し、労働市場に足を踏み入れる前から求職を諦めるケースが増えているとの分析が出ている。単なる就職難を超え、「労働市場からの離脱」につながっている点で懸念が広がる。
国家データ処のマイクロデータによると、3月時点の20代の求職断念者は7万3407人で、全体35万4000人の20.7%を占めた。全世代で最も多い規模だ。30代の5万8653人、40代の5万704人、50代の4万5760人、60代の6万8947人を上回り、社会に初めて入る若年層がむしろ最も先に求職を諦める逆説的な状況となっている。
雇用指標全般にも悪化傾向がはっきり表れている。3月の20代就業者は1年前より16万7000人減少した。15〜29歳の若年層就業者も14万7000人減り、41カ月連続の減少となった。同じ期間の雇用率は43.6%で、前年より0.9ポイント下落し、23カ月連続で低下した。一方、失業率は7.6%に上昇し、5年ぶりの高水準を記録した。就業者が減り、仕事を探そうとする人まで減る二重の悪化が進んでいる。
産業構造の変化も若年雇用を直撃している。若年層の比率が高い宿泊・飲食業、製造業、情報通信業などで雇用が減った影響が大きいとみられる。景気変動に敏感な業種で採用が縮小し、新卒採用の門そのものが狭まっている。
採用方式の変化も参入障壁を高める要因に挙げられる。企業が随時採用を広げ、経験者を優先する傾向を強める中、実務経験の乏しい若年層は応募機会そのものを制限される構造だ。かつての公開採用のように一定規模の新卒を選ぶ方式とは異なり、今は「すぐに投入できる人材」を中心に採用が進み、若者の居場所が縮小しているとの指摘がある。
さらに人工知能(AI)の導入拡大で、単純・反復型の初級業務が減っている点も若年層の雇用環境を悪化させている。企業側にとっては、少数の熟練人材と自動化を組み合わせるほうが効率的だからだ。
求職市場の外へ押し出された若者が「休んでいた」状態にとどまるケースも増えている。3月の「休んでいた」若者は40万2000人に達した。一方、就職準備者は63万4000人で、7.5%減少し、2015年3月以降で最低水準となった。積極的に仕事を探す若者より、求職そのものを先送りしたり諦めたりする若者が増える構図だ。
専門家は、こうした流れが長期化すれば労働市場全体に悪影響を及ぼすと警告する。中央大社会学科のイ・ビョンフン名誉教授は「就職失敗の経験が繰り返され、求職断念につながる悪循環ができている」とし、「雇用のミスマッチに加え、同世代間の競争まで激しくなり、心理的萎縮が固定化する可能性がある」と指摘した。
ニュースは以上。
韓国は半導体が好調で輸出は過去最高。そういう耳に良い話ばかりをマスメディアは強調するが、実際は半導体だけが好調であり、それが若者の就職難を導き、もはや、就職を諦める若者が続出。
こうなってくると若者は将来において、実は今の高齢者のように年金が少なくなる。働いて年金を払わないと将来にもらえないからな。以前にも述べたが、今、低年金で苦しんでいる高齢者を目の当たりにしながら、現在の若者が同じ道を歩むことになる。
親が生きてるうちならそれでいいかもしれないが、親がいつまでも生きてるとも限らない。せめてバイトでもして、社会経験を積んでおけばいいのだが、就職諦める人間がバイトなんてしないよな。
まあ、日本も就職氷河期で、今の韓国の若者と同じ苦しみを味わってきたが、それで日本が立ち直るに30年ぐらいかかったわけだ。韓国の若者はこれから30年ほどそれは味わうことになるが、実際はその前に社会が崩壊しそうだよな。
ただ、韓国企業に余裕がないのも事実。新卒よりも即実戦で使える人間を選ぶ。当たり前の経営判断だ。だが、新人はそれされるといつまでも新人であり、キャリアを積むこともできない。インターンがどうとか述べているが、企業がインターンを重視するかは怪しいんだよな。インターンで使える子は、そのまま採用されるが、使えない子は放置だろうしな。
では、ネットの突っ込みを見ておくか。
1.求職断念者というのは面白い言い方ですね…笑
ふつうそういうのは、「失業者」というのですよ。
ただ韓国の場合、統計的に失業の定義を「自ら仕事を探している、働く意思がある者」としているので、求職断念者ということにしないと失業の数値がハネ上がっちゃう事情があります。
政府の発表では、韓国の若年層の失業率は7%程度とされています。
しかし一般的な定義に直すと、20%を超えると言われています。要するに「氷河期」なんですよ。
韓国は世界一の少子化が進んでいますが、いま就職市場に出ているのはまだ出生が比較的多かった時代の世代です。急激な少子化が始まったのは10年ほど前からなので、この氷河期は当分続くことになります。
統計数字で誤魔化しでもしないと、とても表に見せられる状況ではないんですよ。
2.韓国は超学歴社会でも就職難が深刻。
卒業後も就職学校みたいな所に就職難の人が殺到してるとのこと。
まあ中国も韓国の若者たちも希望が持てないだろうな。
3.韓国の若者が日本企業に採用されない可能性が出てきた。最近の韓国の大学生は、漢字が読めないから昔の資料や本が読めないという。ハングルだけで漢字を学んでいない若者も急増したのだ。日本で就職するとき、日本語だけではなく漢字も読み書きできないと困るのだ。
4.福岡市は平日でも、韓国の若い観光客で溢れかえってます。韓国も大型連休ではなく、普通に学校や会社があるはずなのに。
福岡市に来てもやる事は、コンビニコーヒーなんかを片手に街をぶらぶら。宿は民泊、ご飯はコンビニ。
暇でやる事ないから日本に暇つぶしに来てるのが多い
5.韓国は日本をはるかに上回る少子高齢化で、しかも徴兵制もあるから、深刻な労働力不足になるはずなのに。
さらに海外移住者もいるから、遠からず行き詰まるのでは?
就活を「休んで」いても再開できるのだろうか?
「終活」になるまでそのままなのでは?
日本のせいでこうなったと責任転嫁して謝罪と損害賠償を要求するつもりなのでは?
以上の5個だ。
韓国企業が韓国の若者を採用しないのは日本に何の関係もない。単にその若者が必要ない人材であるというだけの話。優秀な若者なら、5人の一人に入らないからな。しかし、これが社会問題化するのはそう遠くない話である。
でも、役に立たない若者なんて本当いらないんだよ。だって何か任せるよりAiのほうが電気代やネット代だけで24時間、毎日仕事するんだから。だから残る道はブルーカラーである。韓国の若者が大嫌いな工場勤務である。単純作業であるが、AIにはできないからな。もっともその枠も高齢者と外国人で埋まってるので、やはり、仕事がないと。だから、休んでるだけの若者が増えているわけだ。もう、駄目だよな。
中国と同じで若者に未来がない国の末路なんて見えてるじゃないか。