こちらは別に「陰謀論」とかそういうのは好きではないのだが、感染症というのは人類が何度も経験して、そのたびに克服してきた歴史があり、最近ではコロナが世界的に猛威を振るったので、多くの人々はあの時の最悪な光景を忘れることはできない。
だから、世界的に感染拡大にはなってほしくないのだが、それで重要になるのは日々の動向だと思うんだよな。まず、ハンタウイルスについての正しい知識。それは昨日の動画で出したのが、視聴者さんから「濃厚接触」とは何ですかという質問が来ていた。
まずは、濃厚接触者についてだ。これは「感染された方と強い接触を持っており、今後発症する可能性が高い方」のこと。つまり、感染者や感染の疑いがある人に接触するのが濃厚接触である。
これは感染者や感染の疑いがある人と接触。それだけではなくて感染者や感染疑いのある人が触れた物を触ったりすることも濃厚接触の分類される。コロナ禍でもあったよな。家族との一緒に食事禁止。家族の食器などを触って感染することがある。つまり、同居している家族は濃厚接触に分類されていた。
もちろん、感染者のくしゃみなどもそれに該当する。後、コロナと違い、ハンタウイルスが潜伏期間が2週間から6週間と長い。致死率も最大50%と高い。
それで、ここで重要なのは濃厚接触者に濃厚接触した客室乗務員である。彼女は検査して「陰性」だった。つまり、感染者ではないので一安心である。だが、体調不良が気になるところだ。
まずは、ここから記事を引用しよう。
WHO=世界保健機関は、「ハンタウイルス」に感染した疑いのあったオランダの航空会社の客室乗務員が、検査の結果、陰性だったと発表しました。感染して死亡した女性と接触し、体調不良を訴えていました。
WHOは8日、「ハンタウイルス」への感染の疑いがあったKLMオランダ航空の客室乗務員の女性が検査の結果、陰性だったと発表しました。女性は、「ハンタウイルス」に感染して死亡した女性と短期間接触し、その後、体調不良を訴えていました。
WHOはこれまでにクルーズ船の乗客だった5人の感染を確認、ほか3人に感染の疑いがあるとしています。また、このうち3人が死亡しています。
ニュースは以上。
このように客室乗務員は大丈夫だった。それは幸いだったのだが、実際、潜伏期間があるからわかるのかな?
それで気になるのは亡くなった3人。夫婦は濃厚接触しているので感染はわかるんだが、もう一人はどういう人物だったのか。それについてネッドで聞いておいた。
3人目(ドイツ人女性)が“夫婦からの濃厚接触で感染した”可能性は現時点では低く、
むしろ 夫婦とは別のタイミングで同じ環境(船内 or 寄港地)で曝露した可能性 が高いと考えられています。
ただし、アンデス型である以上、完全否定はできません。
以下、最新の一次情報に基づいて整理します。
🧩 1. 3人目の死亡者(ドイツ人女性)は夫婦と無関係の感染源の可能性が高い
WHO・専門家分析によると、死亡した3名は:
症例1:オランダ人男性(夫)
症例2:オランダ人女性(妻)
症例3:ドイツ人女性(別グループ)
ドイツ人女性は夫婦とは別行動の乗客であり、
家族関係・同室・同行の記録は報道されていません。
したがって、
夫婦からの直接の濃厚接触感染は現時点で裏付けがありません。
🧩 2. ではなぜ夫婦以外の人が感染したのか?
専門家が示す“2つの有力シナリオ”があります。
■ シナリオ①:共通環境曝露(最有力)
Noteの医師分析によると、
乗客4名 → その後クルー2名 という発症順が成立しており、
これは 共通の環境で同時に曝露した 可能性を示します。
例:
船内のネズミによる汚染
寄港地(アルゼンチン・ウスアイアなど)での同一曝露
汚染された物品・倉庫・荷物
特に夫婦は ウスアイアの埋立地を訪問 しており、
ここで感染した可能性が報じられています。
ドイツ人女性も同じ寄港地で同様の曝露を受けた可能性があります。
■ シナリオ②:アンデス型による限定的なヒト-ヒト感染
今回のウイルスは アンデス型 が確認されており、
これは 唯一ヒト-ヒト感染が起こり得るハンタウイルス です。
ただし、
性的パートナー
医療従事者
非常に濃密な接触者
に限られるとされ、
一般的な船内接触では感染しにくい とされています。
ドイツ人女性が夫婦とそのレベルの濃厚接触をしていたという情報はありません。
🧩 3. 夫婦とドイツ人女性の“濃厚接触”はあったのか?
現時点で公開されている情報では:
同室・同行の記録なし
家族関係なし
接触歴の公表なし
WHOの症例記述でも独立した乗客として扱われている
したがって、
夫婦とドイツ人女性が濃厚接触していた可能性は低い。
4. ではなぜ複数人が発症したのか?
専門家が強調しているのは:
「共通曝露」か「限定的なヒト-ヒト感染」のどちらも排除できない
特に重要なのは:
潜伏期間が最大8週間 と長い(乗船前感染の可能性)
寄港地での曝露が複数人に起きた可能性
船内での環境汚染の可能性
つまり、
夫婦とドイツ人女性は“別々に感染した”可能性が十分ある。
結論
3人目(ドイツ人女性)は夫婦とは別の感染源で感染した可能性が最も高い。
夫婦との濃厚接触による感染は、現時点の情報では裏付けがない。
アンデス型なのでヒト-ヒト感染は理論上あり得るが、極めて限定的で、今回のケースに当てはまる証拠はない。
それで、ドイツ人女性はオラン人の夫婦とは違い、別の感染源で感染した可能性が高いと。客室乗務員が接触した程度では感染はしてなかったので、オランダ人夫婦が感染源になった可能性は低い。これで一つの疑問は解消された。
それで、ネズミが多いウスアイアの埋立地や同じ寄港地で観光していた可能性。問題はどうしてウスアイアの埋立地なんて訪問したのか。しかも、ここはとても観光客が来る場所じゃないようだ。
ウスアイアは南米最南端の都市で、 港の外れに 都市廃棄物の埋立処理場(landfill / basural) が存在します。
- 観光地ではなく、地元住民でも近づかないエリア
- ネズミが多く、ハンタウイルス曝露リスクが高い
- 夫婦はここを「訪問した」と報じられている(詳細な目的は不明)
ここでの感染が一番可能性が高い。問題は他の5人はここを訪れてない。まあ、観光地じゃないんだからいかないよな。
ところが、AFPは「ウスアイアが感染源である可能性は極めて低い」と地元当局が述べたと報道がある。
記事を引用しよう。
【5月6日 AFP】大西洋を航行中のクルーズ船「MVホンディウス」での集団感染の疑いが報告された「ハンタウイルス」をめぐり、専門家は5日、クルーズ船の出発地であるアルゼンチン・ウシュアイアである可能性は「極めて低い」とAFPに述べた。
オランダの運航会社オーシャンワイド・エクスペディションズが運航するMVホンディウスは4月1日、アルゼンチンのティエラ・デル・フエゴ諸島にあるウシュアイアを出発し、目的地のカーボベルデに向けて北上した。WHOによると、乗客88人と乗員59人、計23の国籍の人々が乗船していた。
ティエラ・デル・フエゴ州の疫学および環境保健局のフアン・ペトリナ局長は、AFPに対し、ウイルスが地元で感染した可能性は「極めて低い」と述べた。
「ティエラ・デル・フエゴ州を感染の起源として疑うには、まず、同州でのハンタウイルスの症例が確認されている必要があるが、そのような症例はない」とその理由を説明した。
同州の保健省も、国内でハンタウイルスが流行する地域は、主に北部の州で、湿度が高いなど、環境的に特定の条件がそろっていると指摘している。
ペトリナ氏は、疫学調査記録が始まって以降、ティエラ・デル・フエゴ州でハンタウイルスの症例は確認されていないと地元保健当局が5日に発表していると述べた。
またペトリナ氏によると、世界保健機関(WHO)が地元の保健当局に対し、1組のカップルが乗船前に南米の国々を旅行していたことを報告していたとされる。(c)AFP
ニュースは以上。
ここで重要な証言が出てきた、なんとウシュアイアは感染起源ではなかった。つまり、オランダ人夫婦はウシュアイアの港外れでネズミ多いから、感染したと疑われているが、そもそもウシュアイアではハンタウイルスの感染が確認されてない。
最初にこちらが陰謀論がどうとか述べていたのはこのためだ。まあ、陰謀論ではないのだが、中々、ミステリーみたいになってきてる。つまり、最初の感染源は否定されてしまったんだよ。
では、オランダ人夫婦が別の場所で感染して、潜伏期間にウシュアイアなどに寄って船に乗って集団感染なのか。じゃあ、どこなのか。
専門家が現在考えている“より有力な感染源”は次の3つです。
1. 乗船前の別の地域(アルゼンチン内陸部)で感染した可能性
アンデス型の主な流行地は:
アルゼンチン中部
パタゴニア北部
チリ南部の一部
ウスアイアより 北の地域 す。
夫婦が乗船前にどこを旅行していたかは公表されていませんが、
南米旅行者が複数都市を回るのは一般的。
→ ウスアイア到着前に感染していた可能性が高い。
このように夫婦はウシュアイア感染ではなくて、別の場所か。あるいは船内ということになる。ただ、そうなってくると亡くなったもう1人のドイツ人女性の存在が気になる。
濃厚接触してない。オランダ人夫婦との面識などもない。じゃあ、別の場所からになるわけだが、もはや、誰がハンタウイルスを持ち込んだかも謎となっている。そして、これは特定は不可能らしい。
理由をまとめると:
潜伏期間が長すぎる
乗船前の行動がバラバラ
ウスアイア感染説が否定された
船内での環境曝露の可能性
限定的なヒト-ヒト感染の可能性
発症順が決定的な手がかりにならない。
このように誰が持ち込んだかは特定は無理。しかし、現実においてハンタウイルスの集団感染は起きた。8人感染して3人が死んでいる。ただ、船に乗った乗客はたくさんいる。この147人の中で8人だけが感染しているのもおかしいと思うんだが、これも聞いてみると感染力が弱いので8人はむしろ、多い方という答えが返ってきた。
あれ?これなら意外と危険視するレベルではないのか?とまあ、このように現時点ではそんな感じなのだが、実際、ウイルスには突然変異というのもがあるからな。
とりあえず、動向には注意しておいたほうがいい。最新ニュースを見ておこうか。
記事を引用しよう。
最初省略。
こうした中、クルーズ船が向かっているスペイン・カナリア諸島のテネリフェ島で8日、寄港に反対するデモが行われました。
クルーズ船は10日午前にテネリフェ島に到着する予定で、デモには港の清掃スタッフなどの関係者が集まり安全性の確保を訴えました。
デモ参加者からは「我々に情報がなく、対処方法が分からず、不安と恐怖を感じている」「2度目のロックダウンは望んでいない」といった声が聞かれました。
この後、テネリフェ島の他の広場でも地元住民による別のデモが予定されています。
ニュースは以上。
つまり、みんなコロナ禍の再来になるかもしれないと不安で、クルーズ船の寄港に反対するデモが起きていると。まあ、気持ちはわかるが、6週間隔離でもしておけということなのか。
ハンタウイルスについての理解が不十分だと、どうしてもコロナ禍の経験が頭によぎるので、このようなデモが起きるわけだ。ただ、船での感染力を見る限りではそこまで脅威には見えないが、死地率が異様に高いので警戒してしまうんだろうな。
しかし、船の中では医療施設が十分にあるわけじゃない。隔離措置もできないなら、それはそれでさらなる感染者を増やす可能性がある。
では、ネットの突っ込みを見ておくか。
1.客室乗務員が陰性か陽性かは大きい。 短時間での接触、例えば濃厚接触でないのに感染したのなら要警戒だった。 結果、仮に従来と同程度の感染力なら正しく恐れて注意を払えばそこまで感染力を恐れる必要はないと思う。 しかし感染したらかなり危険なウイルスなのは変わらないので濃厚接触等は避けなければいけない。
2.何処までの接触で感染するかがまだ不明ですね。
船内で感染者が出たのも接触状況が不透明。
今時点で船内の消毒、滅ウィルスを繰り返しやっていないと話自体するべきではないと思っている。
やるべき事をやっていない感じ。
3.世界中に拡まる前にロックダウンで防げるならやった方がいいわ、早ければ1カ月程度でしょう。今なら燃料の問題であまり外国への往来ないし。様子見てるうちにどんどん拡がって、やっても無意味になるのが一番無駄。
4.まぁそりゃそうですよね。
私も、下船を許可するにはあまりにも時期尚早だと思います。
万が一このままコロナの二の舞になってしまったら、流石にアホすぎるぞ、人間。
5.騒ぎ過ぎですね! こわいものに触れるような扱いをされるのなら、クルーズ船の乗客がかわいそうだ。
まあ、未知のウイルスに対する脅威。人間心理では不安を煽るのは当然だよな。感染力は弱いので、コロナのようにならないと思うのだが、それでも警戒するよな。
残念ながら隔離すべきという意見も、船を寄港させるべきではないという意見もどちらも間違ってはいないんじゃないか。