YOUTUBE動画をリニューアルして、今回の記事で11本目となるが、結局、韓国が米国や日本からはぶられていく理由が蝙蝠外交の成れの果てといっても過言ではない。
日本のオールドメディアや韓国政府が日米韓の安保協力は強固だといくら吹聴しようが、米国は韓国のことなど一ミクロンも信用してない。その証拠が米のシンクタンクや寄稿文からボロボロと出てきた。
今回は朝鮮日報の寄稿記事をもとに“韓米関係の亀裂”を韓国経済の専門家の視点で解説していこう。
しかも、既にタイトルから「韓米関係に走る“異常な亀裂、尋常ではない」と。もはや、タイトルからしてヤバイ雰囲気を漂わせている。
表面上は順調でも、内部では不協和音
朝鮮日報の記事をざっと読んでいくと最初は順調だったらしい。この時点で本当かよ!と突っ込みたくなる。実際は反米・反日の李在明が日米韓関係を「順調」に述べている時点で無理があるんじゃないか。
韓国経済の視点から言わせてもらえれば、日本と韓国の関係はほとんど変化ない。しかし、米韓関係は李在明政権が誕生した当時から、恐ろしい勢いで反米だった気がする。
今回は安全保障の視点から語れば、そもそも李在明の支持基盤は反日ナショナリズム。反米・自主路線。北朝鮮との融和。米国から抜け出して中国の属国化。この4つの思想の支持者が多い。
この時点で米国と順調にいくわけないし、そもそも、こちらは李在明政権誕生時から米韓同盟は確実に悪化するとみていた。具体的な米韓関係の悪化兆候をあげるなら、米国が韓国を「センシティヴ国家」に認定したことだ。朝鮮日報のミスリードを暴くとかどうでもいいんだが、この韓国をセンシティヴ国家指定が米韓関係にとってどれだけ致命的かを解説しておく。
韓国をセンシティヴ国家認定が示す絶望的な米韓関係
まず、簡単に振り返るが米国の国防・情報コミュニティでは、同盟国を3つの段階で分類している。
最初は信頼国。2つめ目は通常の同盟国。3つ目はセンシティブ=機密漏洩リスク国となっている。そして、韓国はセンシティヴ国家に指定されたのは2025年1月頃だ。だが、当時は韓国政府すら把握してなかった。
それから3月になってハンギョレ新聞がこの話題を取り上げて、政府が2ヶ月も把握してなかったことで韓国中が大騒ぎ。ここで重要なのは3月というのはトランプ政権が誕生して間もない頃ということ。だから、トランプさんがいきなり韓国をセンシティヴ国家に認定したんじゃない。バイデン前政権の頃から、米国は韓国を信用してない。
正式には2025年4月15日に米国側の内部指針としてそのまま正式に発効される。指定された背景は尹錫悦の核武装論や、2024年末の「12・3非常戒厳宣言」といういわゆる戒厳令から国家分裂。韓国軍・政府内の情報漏洩事件など、色々と騒がれていたんだが、実際はそれらが全てが関係しているとこちらは見ている。
まとめれば、米国は 「韓国に機密を渡すと敵国に漏れる」 「信頼できない国」と判断したわけだ。そして、その判断は実に正しいことが証明された事件がある。覚えているだろうか。記事にもあるが、李在明政権の(チョン・ドンヨン)統一相が国会外交統一委員会で北朝鮮のウラン濃縮施設の所在地として「平安北道亀城」を言及したが、これは公開されてない核施設の情報だった。それから韓国には米国からの北朝鮮情報は全てシャットアウトされた。
韓国政府は米の情報機関が述べたことだといっていたが、その情報機関から否定されて爆笑していたアレだ。韓国政府は必死に嘘を付いて弁明したが、全て「そんなこといってない」とされて、米国からの信頼は地に落ちた。
しかし、韓国メディアというか、朝鮮日報は嘘しか付かない。
民間研究所がすでに公表した内容であっても、現職の大臣が推測に過ぎない内容をあたかも事実であるかのように言及するのは、初歩的な資質の問題だ。
だから、民間研究所は公表してなかった。明確に否定されただろう!つまり、朝鮮日報は事実と虚構を交えて論じてるのだ。韓国政府に忖度しているんだろうな。
米国新軍事ネットワークでハブられた韓国
韓国がハブられている兆候を示すのが、動画をリニューアルしてから出てきた「米国新軍事ネットワーク」である「IMM」から韓国が外されたことだ。それを扱った記事では潜水艦の技術漏えい漏れ事件などを紹介したが、米国の国防における最初は信頼国という言葉に注目してほしい。
IMMの参加国は日本、フィリピン、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドとある。
そして、これらの国こそが米国の「最初は信頼国」に分類されるんだよ。つまり、米国が最も信頼している国がこの5つとなる。じゃあ、イギリスはどこなんだよ?今回のIMMに参加してないが、当然、イギリスは米国が信頼する最上位国である。それらはファイブアイズを形成している国家でもわかる。
韓国はセンシティヴ国家に認定されたのは当然、このような枠組みにはいれないし、そもそも、中国が怖い李在明が対中包囲網に参加。そんなことできるはずない。
昨年11月に合意した経済・安保パッケージ・ディール
朝鮮日報の記事に突っ込んでいた嘘だらけで話が進まないんだが、これもそうだ。
韓国政府は多額の負担を受け入れる条件として、韓国製原子力潜水艦建造やウラン濃縮・核燃料再処理への協力約束を引き出した。しかし、米国は未だに原子力協力のための実務協議にも応じていないという。
これはいわゆる米関税協議で合意した3500億ドルのことをいってるのだろう。実際、トランプさんは韓国は原潜造っていいよ。ただし、米国の工場だ。とかいってたが、全く進展がない。
ここまでは事実だが、問題は関税協議で合意した3500億ドルの話で、韓国は何もしてないだろう?日本みたいにアラスカ産のLNGや、人工ダイヤモンド、都市の電力インフラなどの具体的な案件を進めたのか。何一つないじゃないか。
しかも、米国から韓国が米投資する気ないなら、関税を元に戻すといわれたよな。それで、韓国は緊急に国会で法案成立させたわけて、なんとか関税は15%維持している。だが、投資案件が進んでないのだから、当然、韓国製原子力潜水艦建造などの交渉が進むわけないんだよ。
朝鮮日報の記事は大事なことを伝えてない。米韓関係の悪化はあるにせよ。米国はやることしない韓国に餅は与えないんだよ。
米韓関係がぶっ壊れている理由について
それで、朝鮮日報の記事には魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長も認めたように、このような韓米関係は正常ではない。対米投資履行の遅れや「クーパン問題」が重なり、一部閣僚の言動が首脳間における合意精神を損なった面も否めない。
これについてはだいたい合っていると思われる。実際、対米投資履行の遅れはさっき確認した通り。クーパン問題では、米国の議員50人から、韓国のプラットフォーム法案は問題があるから修正しろと激怒されている。
同盟関係をぶち壊す原因を作ってるのは韓国側
そして、最大のツッコミどころがここだ。
同盟国間にも大小の意見の相違や葛藤は常に存在するものだ。米国が無理な要求をする場合も多い。しかし、葛藤を水面下で静かに解決できず、公然と衝突する姿を見せていることが問題だ。
これを読んだとき、この筆者の頭の中はどうかしていると思った。狂っているんじゃないか。まさに認知バイアスもいいところだ。
これはどう見ても韓国式の自己正当化ロジックである。なぜなら、上にあげてきた米韓の衝突は、水面下で解決できないレベルとかの話じゃない。韓国側が同盟の前提を壊しているんだよ。ようするに水面下で話し合って解決できる領域を越えている。
だから、同盟国間にも大小の意見の相違や葛藤は常に存在するものだとか、完全に韓国の自己正当化である。例えば、米国の軍事機密を盗もうとしたり、北朝鮮情報を勝手に国会で暴露したり、米国のインド太平洋戦略に非協力、中国に配慮して米軍の活動を制限などは、どう見ても同盟国という関係をぶち壊す行為である。
つまり、朝鮮日報は米国からクラブケーキを何度も出されるほど、迷惑行為を続けながら、それは大小の意見の相違や葛藤は常に存在するものとか事実を矮小化したあげく、韓国政府の責任を薄めているわけだ。でも、事実は異なる、同盟関係をぶち壊す原因を作ってるのは韓国側である。
だから、この記事は最初から矛盾だらけなんだよ!
韓国ネットの反応
🇰🇷【韓国ネットの反応まとめ】
(記事内容:米韓関係の亀裂・李在明政権の安保混乱)
①「米国が怒るのは当然」派(保守系)
最も多いのがこの反応。
「中国に気を使って米軍に抗議?正気か」
「李在明政権は同盟を壊している」
「DMZ問題で国連軍と衝突とか、外交の基本すら理解していない」
「北朝鮮に情報漏洩するような政権を米国が信頼するわけがない」
「韓国をセンシティブ国家扱いした米国の判断は正しい」
→ 保守層は“米国の怒りは当然”という認識が強い。
②「米国が韓国を見下している」派(進歩・左派系)
李在明支持層はこう反応する。
「米国は韓国を属国扱いしている」
「米軍の行動が挑発的なのに、なぜ韓国が謝らなければならない?」
「中国と対立したくないのは当然だ」
「国連軍司令部は韓国の主権を侵害している」
「米国の要求が無理すぎる」
→ “反米・自主路線”の支持層は、米国批判に向かう。
③「中国に弱腰すぎる」派(中間層)
政治色が薄い層は、韓国政府の“対中弱腰”を批判。
「中国が西海を侵食しているのに、なぜ何もしない?」
「中国軍艦が侵犯しても抗議しないのに、米軍には抗議?」
「中国にだけは絶対に逆らわない政府」
→ “中国にだけ強く出られない”という不満が多い。
④「安保チームが無能すぎる」派(全体に多い)
政権支持・不支持に関係なく、安保チームへの批判が集中。
「外交・安保ラインが完全に崩壊している」
「統一部長官の発言は素人レベル」
「DMZ問題で国連軍と衝突とか、国家運営の基本ができていない」
「NSCが機能していない」
→ “安保チームの統制崩壊”は共通認識。
⑤「米韓関係はもう終わりだ」派(悲観系)
「米国は韓国を同盟国として扱っていない」
「センシティブ国家扱いは致命的」
「米国は日本とフィリピンを優先し、韓国は外された」
「IMNから韓国が除外されたのが全てを物語っている」
→ 米韓同盟の“構造的悪化”を指摘する声も多い。
⑥「李在明政権の外交は危険すぎる」派(保守強め)
「親中・親北政権の限界が露呈した」
「米国との衝突は予想されていた」
「文在寅政権の再来」
「韓国を孤立させている」
→ 保守層は“予想通りの結果”と見ている。
🎯【総合まとめ】
韓国ネットの反応は大きく6つに分かれるが、
最も多いのは“米国が怒るのは当然”という保守系の批判。
特に以下の点が強く批判されている:
米軍に抗議し、中国には弱腰
DMZ問題で国連軍と衝突
北朝鮮情報の軽率な扱い
安保チームの統制崩壊
米韓同盟の信頼低下
つまり、韓国ネット世論は“李在明政権の安保運営は危険”という方向でほぼ一致している。
まとめ
今回の米韓関係の亀裂は、偶然でも一時的な衝突でもない。その本質は 韓国が長年続けてきた“蝙蝠外交”の破綻にある。韓国は米国には「同盟国です」中国には「あなたの側です」北朝鮮には「同胞です」と、相手によって態度を変え続けてきた。
しかし、米中対立が激化した今、蝙蝠外交は通用しない。どちらの陣営にも良い顔をしようとすれば、どちらからも 「信用できない国」 と判断される。
その象徴が米国による「センシティブ国家」指定。IMN(新軍事ネットワーク)からの韓国除外。米軍との衝突。国連軍との対立。北朝鮮情報の共有制限。
つまり、蝙蝠外交のツケが一気に噴き出した結果が、今回の“韓米関係の異常な亀裂”である。外交は信用で成り立つ。信用を失った国は、同盟からも、地域秩序からも、
静かに、しかし確実に外されていく。
今回の記事が示しているのは、まさにその “成れの果て” であるといえる。