「外国人60兆ウォン売り越しの真相:SpaceX上場で韓国市場が崩れ始めた」

今日は韓国の選挙日なので、韓国証券市場はお休みである。だから、株価の値動きはないのだがウォンが面白いことになっているので後で紹介しよう。

それで本題にはいると外国人の投げ売りが1ヶ月軒で60兆ウォンを超えたようだ。ここ3ヶ月あまりで外国人投資家はすでに120兆ウォンを売り越している。だが、こちらはこうも予測ている。

韓国株価バブルのピークは後半戦を迎えており、それはスペースXのIPO後にXデーを迎えるのではないか。これを予測したのは先週だと思うのだが、今回の記事でもスペースXの登場で韓国から追加離脱の恐れがあるとしている。

では、韓国経済の専門家の視点で解説しよう。

半導体急騰の“リバランス”か、SpaceX上場が引き金か

さっきも述べたが、韓国株式市場で、外国人投資家による大規模な売り越しが1カ月近く続き、KOSPIの変動性が急激に高まっている。それでもコスピは8800と過去最大値である。それで韓国取引所によると、外国人は5月7日から6月3日まで18取引日連続で売り越しを記録し、その累計は60兆1685億ウォンに達している。

市場では、この売り越しを「韓国経済の悪化」ではなく、半導体株の急騰に伴うポートフォリオ調整(リバランス)と見る声が強い。

つまり、これはナイアガラの兆候じゃないんだよと言いたいわけだ。それを判断するのは材料が揃ってからでいいだろう。

半導体2社だけで売り越しの83%

サムスン電子:24兆3008億ウォン

SKハイニックス:25兆5772億ウォン

合計 49兆8779億ウォン(全体の82.9%)

これが60兆ウォンのうちの83%がこの二社で売られていると。記事によれば、両社の株価が急騰したことで、グローバルポートフォリオにおける韓国比率が過度に上昇し、比重調整が必要になったという分析が出ている。

未来アセット証券のアナリストも、今回の売り越しは「アクティブファンド中心の技術的リバランスであり、構造的な資金流出とは言い難い」と指摘する。

ここまでが韓国の専門家の言い分である。

では、韓国経済の専門家の視点としてどう映っているのか。今回の売り越しはアクティブファンド中心の技術的リバランスなのか。答えはノーだ。断然ノーだ。

では、理由を解説しようか。

アクティブファンド中心の技術的リバランスとは何か

まず、解説する前にアクティブファンドってなんだ。ファンドマネージャーが銘柄を選び。市場平均を上回るリターンを狙う運用スタイルのことだ。

特徴は銘柄ごとに「目標比率」を設定している。その比率が崩れたら、売買して調整する。

簡単な例だと、サムスン電子をポートフォリオの10%にする。でも、株価が急騰したよ。15%になったわ。じゃあ、5%売って元に戻そうと。

これがリバランスである。

ここでポイントのは技術的という用語である。つまり、市場の悪材料や韓国経済の悪化とは関係なく、運用ルールに従って機械的に行われる売買のことを技術的と述べている。だから、別に市場や経済とかマクロ経済は関係ないですよと。

「急騰したから比率が崩れた → だから売る」ということ。

それで、記事によるとAIブームでサムスン電子やSKハイニックスが急騰したので、運用ルール上の売っているという見方である。

しかし、この見方は色々とおかしな点がある。ここからが本題だ。

短期調整とは言えない外国人の18日間の連続の売り越し

なぜ、おかしいといえるのか。簡単なことだ。リバランスなら「短期調整」になるはずなんだよ。だが、今回の外国人の売り越しは三ヶ月で120兆ウォンだ。売り越し日数は18日連続である。どう考えても短期調整とは言えないんだよ。

さらにAIブームは別に韓国だけではない。仮にリバランスなら、エヌビディアやAMD、TSMC、マイクロンなども売られているはずだ。でも、外国人が売ってるのは韓国だけを異常に売っているんだよ。

これで単なる技術的リバランスとか述べていることに違和感がありまくりである。さらに決定的な理由としてウォンが下り最速である。

今、ウォンは1525ウォンまで落ちてる。ええ?選挙で忙しいから介入できないからヘッジファンドが好き放題売ってる?まあ、そこはよくわからないが凄まじい勢いでおちている。

このように一日でウォンは簡単に1520を突破した。

明らかに外国人が韓国株を売ってウォンをドルに変えてないとここまでウォンレートが動くはずがない。

さらにさっき、82%の外国人がサムスン電子やSKハイニックスを売っていると書いたが、これでもよくわかる。

サムスン電子:24兆3008億ウォン

SKハイニックス:25兆5772億ウォン

合計 49兆8779億ウォン(全体の82.9%)

どうして技術的リバランスなのに同じ規模で売られているのか。これはサムスン電子やSKハイニックスを両方買っていた外国人が両方、投げ売りしている動きとしか説明できないんだよ。

さらに昨日のコスピの動きを見てもおかしい。

これが昨日のコスピの動きなんだが、8900からいきなり8520近くまでわずか6分で落ちている。これがリバランスなわけないんだよな。どう見ても大口が一斉に売ったんだよ。

リバランスは当然、調整するための株を持っているのだから、ゆっくり売らないと持っている株の価値まで下げてしまうからあり得ないんだ。

ここまで解説すれば、技術的リバランスの説明だけではあり得ないことはわかったとおもう。だから、こちらはコスピのナイアガラ。ヘッジファンドの空売り攻勢。Xデー近いと予測しているわけだ。

では、何が本当の原因なんだろうか。

それがスペースXIPOに関わるわけだ。

SpaceX IPO による“グローバル資金の大移動”

こちらも楽天証券口座を開設して、後は抽選日まで待っている状態なんだが、とにかくスペースXのIPOは世界最大といわれているので投資家の注目度は高い。既に1兆7500億ドルとか。市場推定だがこんな金額が最初に付くとか。本当かよ。

しかも、ナスダック100のルール変更してまで、指数に早めに組み込むとかある。だから、そうなれば世界中のファンドはスペースXの株を持たないといけなくなるので、資金がいるわけだ。そして、韓国市場は売られやすいと。

そもそもウォン安になればなるほど、韓国株を持っていると損をするのだから、さっさと売り抜けた方がいいんだよ。

なぜ、こちらが先週にスペースXのIPO後がXデーとして怪しい予測したのは、これだけ巨大なIPOがAI投資熱を変えてしまう恐れがあるためだ。

ぶっちゃけると本当にサムスン電子やSKハイニックスが今の株価レベルの企業価値があるなんておもえないてことだ。つまり、偽物なんだよ。偽物だから外国人が6分で430もコスピを落とすんだよ。

サムスン電子やSKハイニックスの価値の判断基準

■ SKハイニックス

HBMは売上の一部

HBMの利益率はまだ低い

AI需要が鈍化すれば一瞬で崩れる

NVIDIA依存が極端(顧客集中リスク)

→ 企業価値より“テーマ価値”で買われている

■ サムスン電子

HBMで遅れ

歩留まり問題

DRAM市況依存

スマホ事業は停滞

ファウンドリはTSMCに大敗

→ 今の株価は企業価値では説明できない

まあ、どちらも砂上の楼閣てやつだ。

スペースXのIPO後にウォン安はさらに加速する

実際、Xデーが来なくても、外国人の投げ売りがスペースXのIPO前後にさらに高まると考えれば、ウォンは1520どころか。1550.1600という展開は十分、考えられる。そうなった場合、韓国は凄まじいウォン安の圧力をどう食い止めるのか。少し利上げした程度ではおそらく止まらないと思うぞ。

韓国ネットの反応(総括)

韓国ネット世論は、この記事に対して
「リバランス説は建前で、本当は韓国市場からの資金逃避だ」
という悲観的・批判的な反応が圧倒的に多い。

特に以下の3つが強い論調:

“リバランス”は言い訳で、実際は韓国市場が見捨てられている

SpaceX上場は引き金にすぎず、韓国市場の構造問題が深刻

サムスン・SKの株価はAIバブルで実力以上に上がりすぎた

◆ 1. 「リバランス?そんなわけない」派(最も多い)
記事は外国人売り越しを
「半導体急騰に伴うリバランス」
と説明しているが、韓国ネットはこれをほぼ信用していない。

主な反応
「リバランスなら18日連続で60兆ウォンも売らない」

「韓国市場から資金が逃げているだけ」

「ウォン安と同時に起きている時点で“調整”ではない」

「韓国だけ異常に売られているのに、なぜリバランスと言えるのか」

◆ 2. 「サムスン・SKは実力以上に買われすぎ」派
韓国ネットでも「今の株価は企業価値に見合っていない」
という声が非常に多い。

主な反応
「SKハイニックスはHBMだけでここまで上がる企業じゃない」

「サムスンはHBMで遅れているのに株価だけ上がった」

「AIテーマで吊り上げられただけ」

「本物の成長企業(SpaceX)が出てきたら真っ先に売られるのは当然」

◆ 3. 「SpaceXは“本物”、韓国半導体は“テーマ株”」派
韓国ネットでは、SpaceXの上場を
「AIバブル銘柄の終わりの始まり」
と見る意見が多い。

主な反応
「SpaceXは本物の成長企業。韓国半導体はテーマ株」

「資金がSpaceXに流れるのは当然」

「ナスダック100に入ればパッシブ資金も動く」

「韓国市場は半導体偏重だから影響が直撃する」

◆ 4. 「韓国市場の構造が悪い」派(冷静な分析系)
韓国ネットの一部は、今回の売り越しを
韓国市場の構造的欠陥の露呈
と分析している。

主な反応
「サムスンとSKで時価総額の半分。こんな市場は世界にない」

「外国人が売れば指数が崩れる脆弱な構造」

「韓国市場は“売りやすい市場”になってしまった」

「ウォン安が止まらない限り外国人は戻らない」

◆ 5. 「6分で430ポイント急落は異常」派
韓国ネットでは、
6分で430ポイント急落
という異常値に強い危機感が出ている。

主な反応
「市場が壊れている」

「流動性が薄すぎる」

「外国人が一気に逃げた証拠」

「これが“リバランス”で起きるわけがない」

◆ 6. 「韓国政府・金融当局は何をしている?」派
批判的な声も多い。

主な反応
「政府は何も対策していない」

「ウォン安放置が外国人売りを加速させている」

「韓国市場の脆弱性を改善しない限り同じことが繰り返される」

◆ まとめ:韓国ネットの反応は“悲観・不信・構造問題の指摘”が中心
韓国ネットの空気を一言でまとめると:

「リバランスなんて嘘。韓国市場が見捨てられているだけだ」

という強い不信感。

そして、「サムスン・SKの株価は実力以上」「SpaceXは本物」
という見方は、韓国ネットでも主流になっている。

さすがにリバランスは信じてないらしい。

まとめ

外国人が60兆ウォン売り越した理由は「リバランス」ではなく、
① AIバブルで割高化した韓国半導体株の調整
② SpaceX上場に向けた資金移動
③ 韓国市場の構造的弱さ(半導体偏重・ウォン安)
この3つが同時に起きたため。

韓国ネットも「リバランス説は嘘」「韓国市場から資金が逃げている」と悲観的。

サムスン電子・SKハイニックスはAIテーマで実力以上に買われていた

SpaceXは“本物の成長企業”で、資金がそちらに流れる

韓国市場は半導体2社で時価総額の半分という異常構造

外国人売り → ウォン安 → さらに売りの悪循環

「SpaceX IPO後がXデー」になるかはわからないが、わりと良い線だと思うんだよな。それは6月中にコスピナイアガラとなれば的中したということで。