火の七日間・3日目:サーキットブレーカー再発動の危険日

韓国証券市場で始まった火の七日間。予想外の展開しか見せないため、最高のエンタメがここにあるんじゃないか?と思うぐらいだ。一日目は開幕からサーキットブレーカー発動してから、午後まで騙し上げてからそのままマイナス8%まで戻す。

開幕二日目は絶望的な状況から最高の心理戦。米国のフィラデルフィア半導体株指数が5%ほど上がった材料はあったので、初動の半分戻しは想定内。しかし、それからかなり下げた後に、いきなり反転して今度はプラス8%まであげるという離れ業をやってのけた。まさにジェットコースター相場しか言えない。

でも、信用買いにあって追証・ロスカットを食らって退場した韓国アリは戻って来れないので、そのまま養分となって消えた。しかし、二日目に判明したレバレッジETF依存。その金額は何と6兆円。全部、借金でやっているかは知らないが、信用買いや借金投資が増えている記事はいくつもある。新たに参戦したアリも借金投資の可能性は高い。

まさに何が起こるかわからない韓国証券市場。気になる三日目の動きだが、朝の4時過ぎにはフィラデルフィア半導体株指数がマイナス4%下がっており、S&P500、ナスダック、ダウもマイナスである。一日と同じ展開・・・。つまり、3日目の韓国証券市場は再びナイアガラでサーキットブレーカー発動!?

いやいや、そんなわけないだろうなんて思ってはいけない。なぜなら、二日目のv字回復なんて誰にも読めなかった。こちらも韓国経済の長年看取ってきたが、材料もなしに8%あがる相場なんて記憶にない。だからこそ、昨日の超回復の動きはとてつもなく困惑しているわけで正直お手上げだと突っ込んだわけだ。

1日目はデータ通りなのに、2日目はそのデータを完全無視。では、3日目はデータ通りに動くのか。データ通りだとナイアガラでサーキットブレーカーが発動するわけだ。

では、昨日の動きと3日目の予測を韓国経済の専門家の視点で解説しよう。

昨日の動きと3日目の予測

昨日の動きについて正直、こちらの理解が追いつかない。YOUTUBEの視聴者さんのコメントも困惑気味な意見が多い。そりゃそうだろう。でも、こちらは死ねば助かるのにというアカギの名言を最後に出したが、まさにもう一度、死地に飛び込んだら助かったわけだから、アカギは凄い。でも、このままだと3日目に再び焼かれてしまうわけだが。

でも、大丈夫だ。3日目にサーキットブレーカー発動してマイナス8%になっても、追証要求はくるが、強制ロスカットにはまだならない。ここで韓国の追証とロスカットについておさらいしておこうか。

韓国の追証(マージンコール)とは何か

韓国では信用取引やレバレッジETF、CFD、先物などで証拠金維持率が一定以下になると、追加証拠金(追証)を求められる。

韓国の一般的な維持率

信用取引:140%前後

先物:15〜20%

レバレッジETF:30〜40%

これを見ればわかるが、日本より維持率(日本は30%)が低い。つまり、少ない証拠金で大きなポジションを持てる。しかし、その分、下落時の追証が一気に発生する。

追証の特徴

当日中に入金しないと翌日に強制決済(ロスカット)

入金猶予が短い

下落スピードが速いと、追証通知より先にロスカットが発動することもある。

これを見ればわかるが、当日中に追証通知が来て、それを入金しないと翌日に強制決済である。下がりすぎると追証通知より先にロスカット発動まであるとか、実に興味深い。

韓国の追証・ロスカット:3つの具体例

ここで具体例を出しておこう。

信用取引(現物+信用)での追証・ロスカット例

前提


銘柄:サムスン電子

購入価格:70,000ウォン

信用倍率:3.3倍(韓国の一般的な水準)

自己資金:300万ウォン

借入金:700万ウォン

合計ポジション:1,000万ウォン

ケース:株価が10%下落(70,000 → 63,000ウォン)

含み損
1,000万ウォン → 900万ウォン
損失:100万ウォン

証拠金維持率

維持率=\自己資金損失借入金=300100700=28.5%

韓国の信用維持率は 25〜30% が一般的。

ギリギリ追証ラインに到達

翌日:さらに3%下落(63,000 → 61,000ウォン)

含み損:約130万ウォン 維持率:24% → 追証発生

追証の猶予

韓国では 当日中に入金しないと翌朝ロスカット。

若者投資家の多くは入金できない → 翌朝の寄り付きで強制売却(ロスカット)

ロスカット価格:61,000ウォンで強制決済

損失:約140万ウォン

自己資金300万ウォン → 160万ウォンに減少

つまり、韓国ではだいたい株価がマイナス10%ほど下がれば追証ライン到達。翌日3%下がれば強制売却と。

でも、これは一般株の場合だ。韓国ではサムスン電子やSKハイニックスの株は高すぎて買えないので、レバレッジETFに飛びついた。そして、レバレッジETFは2倍の速さで動くんだよ。

レバレッジETF(2倍ETF)のロスカット例

韓国で最も危険なのがこれ。個人投資家の多くが サムスン2倍ETF・ハイニックス2倍ETF を大量に保有。これが6兆円だったか。

■ 前提
ETF:KODEX サムスン電子2倍

購入価格:10,000ウォン

証拠金維持率:40%

自己資金:200万ウォン

借入金:300万ウォン

合計ポジション:500万ウォン

サムスン電子が5%下落すると…

2倍ETFは 10%下落 10,000 → 9,000ウォン

含み損:50万ウォン

維持率:

20050300=50%

まだセーフ。

翌日:サムスンがさらに3%下落

ETFは 6%下落 9,000 → 8,460ウォン

含み損:77万ウォン

維持率:

20077300=41%

維持率40%割れ → 追証発生

追証に応じられず → 翌朝ロスカット
ロスカット価格:8,400ウォン
損失:約80万ウォン

自己資金200万 → 120万ウォンに減少

上の例では初日の下げでは追証発生してないが、二日目はサムスン電子はマイナス10%下がっていたので、初日から追証が発生していることになる。ここで当日、証拠金を追加で払えない場合、ロスカットになると。しかし、猶予が当日てひどいよな。つまり、二日目で個人投資家はロスカットされて退場した。

だから、3日目は市場がリセットされて一気にコスピが跳ね上がったと考えることもできる。

先物(KOSPI200先物)のロスカット例

韓国では若者が先物に手を出すケースも多い。

■ 前提
KOSPI200先物

証拠金:1枚あたり 約1,500,000ウォン

維持証拠金:1,200,000ウォン

指数が1%動くと損益は約15万ウォン
● ケース:3%下落
損失:45万ウォン

証拠金:150万 → 105万ウォン
維持証拠金(120万)を割る

先物はマイナス5%とか下がっていたので最初から死んでるよな。

➡ 即ロスカット

韓国市場は「レバレッジ依存 × 追証猶予が短い × 個人が多い」という最悪の組み合わせ。だから暴落時に“ロスカットの雪崩”が指数をさらに押し下げるという構造が生まれる。

では、暴落時に何が起きているのか。二日目の市場から振り返ろう。

こちらがどうして寄り付き売れと述べていた理由はここにある。

1日目にマイナス5%落ちた後、2日目の相場はいきなり寄り付きでサーキットブレーカー発動。マイナス8%で取引20分間停止。この時点で追証通知が飛びかう。

サムスン電子・SKハイニックスが下落→ KOSPI全体が下落

証拠金維持率割れ → 追証発生

個人投資家の多くがレバレッジ→ 一気に追証通知

追証に応じられない投資家が続出

韓国は若年層・低所得層の信用取引が多い→ 入金できない

これは簡単だ。彼らは最初から借りられるだけ借りて投資をしているのだ。つまり、限度額一杯まで借りて投資につぎ込む。第二弾の弾など持ち合わせていない。当日、暴落したから金を貸してくれと家族、知人や友人に頼んでも、直ぐに用意なんてできないだろう。その家族や友人も同じ理由で死んでるけどな!

その結果、ロスカットが大量発動

証券会社が自動的に売りを出す→ 市場に“強制売り”が殺到

株価がさらに下落

ロスカット売りが指数を押し下げる→ さらに追証が発生→さらにロスカット

こんな流れとなった。

二日目で市場はリセットされる。3日目の米AI半導体株株の持ち直しで、新しいアリが続々と参戦。そして、コスピは8パーセント上昇したと。

これで正解は難しいところだが、もう一つ韓国ネットの反応でもあったように、

コスピ高騰で、ショートスクイーズというのも考えられる。

「昨日の暴落で空売りが増えた → 今日踏み上げ」

「レバレッジETFの自動買いが指数を押し上げた」

「個人の逆張り買いが一斉に入った」

つまり、この二つがコスピを8パーセント上昇させたと。

今度は空売り勢が焼かれて養分となったわけだ。

では、3日目はまた暴落すればどうなるのか。

米国は下がってるので、韓国証券市場は荒れる可能性は高いわけだ。3日目もサーキットブレーカー発動とかだと面白いが、さすがにそはれないか。

因みに現在の5時半前の日経先物はマイナス1000円近く。コスピ200先物夜間は1230.95、マイナス4.4パーセント下がっている。3日目も大荒れの予感しかしない!

でも、我々の常識やデータで予想しても当たらないので、ここは予想を超えた範疇で予想する。だから3日目もサーキットブレーカー発動を予測する。もはや、データや行動心理学ですらない。ただの勘ですけどね!

データ通りなら、大きく下げるがサーキットブレーカー発動までには至らない。

韓国ネットの反応

🔥 1. パニック系:『明日はブラックデー確定』
「夜間先物 −4.4%って何だよ…明日終わった」

「サムスンとSKがまたロスカット地獄になる」

「追証メールが朝から飛んでくる未来しか見えない」

「KOSPIは寄り付きで−5%から始まるだろ」

特徴
韓国個人投資家はレバレッジ比率が高く、夜間先物の急落に非常に敏感。
特に −3%を超えると「明日は暴落」と判断する傾向が強い。

💥 2. 追証・ロスカット恐怖系:『また強制決済か…』
「夜間でこれなら、明日は信用組が全滅」

「2倍ETFの人たち、もう助からない」

「ロスカット連鎖でさらに下がるパターンだ」

背景
韓国市場は追証猶予が短く、夜間先物の急落は
翌日の寄り付きロスカット → さらに下落 → 追加ロスカット
という連鎖を引き起こすため、ネット民は非常に敏感。

🧊 3. 冷静分析系:『米国の影響をそのまま食らってる』
「夜間先物は米国市場の反応を先に織り込むだけ」

「流動性が薄いから下げ幅が大きく見えるだけ」

「夜間はアルゴが多いから過剰反応しやすい」

根拠
夜間先物は欧米市場と重なるため、
米国株の動き → 韓国夜間先物 → 翌日のKOSPI
という順で価格が動くことを理解している層の反応。

(ページにも「夜間は欧米市場と重なる」と明記 )

📉 4. 絶望系:『韓国市場はもう終わり』
「KOSPIはもう2,000台に戻る」

「半導体頼みの市場の限界」

「外国人が売れば終わり、買ってくれなければ終わり」

特徴
韓国ネットでは暴落時に“国の終わり”と結びつける投稿が急増する。

📈 5. 逆張り強気系:『明日は買い場』
「夜間が下がった日は意外と寄り底になる」

「機関が個人を振り落としてるだけ」

「こういう時に買える人が勝つ」

背景
韓国には“逆張り民族”と呼ばれる層が一定数存在し、
夜間先物の急落をむしろチャンスと見る。

🤖 6. アルゴ批判系:『夜間は機関の遊び場』
「夜間は流動性が薄いから機関が好き放題」

「アルゴが指数を揺さぶってるだけ」

「個人は夜間先物を見ても意味がない」

根拠
ページにも「夜間は流動性が薄く、アルゴ中心」と記載 。

🧩 総合すると:韓国ネットは“恐怖7:冷静3”の反応構造
夜間先物 −4.40%という数字は、韓国ネット民にとって
「明日の暴落を予告する警報」
として受け取られる。

特に以下の層が強く反応する:

レバレッジETF保有者

信用取引の若年層

半導体銘柄に集中投資している層

彼らは夜間先物の下落を
「明日のロスカット地獄の前兆」
として恐怖する。

今日のナイアガラに恐怖しているわけだな。

全体まとめ

結論:韓国市場は“追証とロスカットが暴落を増幅する市場”

韓国市場の本質は、レバレッジ依存の個人投資家が、追証とロスカットによって市場を自ら崩壊させる構造である。

夜間先物 −4.40%という数字は、韓国ネット民にとって「明日のロスカット地獄の予告」として受け取られる。