なんだろうな。韓国メディアの春の恒例行事が桜の韓国起源説、秋の恒例行事が一つも取れないノーベル症だとしたら、6月はなんだろうか。こちらは毎年、取り上げているのだがMSCIの韓国採用である。
韓国メディアは毎回、この指数に編入されて、韓国証券市場は数兆ウォンの経済効果があるとか、捕らぬタヌキの皮算用をしてきた。そして、今年も・・・MKが騒ぎ始めた。
しかも、今回はいつもと違う!そうMKはいうのだ。なぜなら、モルガンに要求通りに韓国政府は市場を開放してきたとか。
でも、韓国経済の専門家の視点で解説したら今年も無理だというのが結論だ。
今回はなぜ実現できそうにないのかの理由を解説する。
韓国で高まる「MSCI先進国入り」期待
韓国では今、外国為替市場の24時間化。域外ウォン決済の構築。SWIFT連動の改善など、MSCIが求めてきた改革が進んでいるようにみえる。
韓国メディアはこれを受けて、「ついに先進国入りが見えてきた」と報じている。でも、それは毎年のことだ。
しかし、これは “捕らぬタヌキの皮算用” である。なぜなら、MSCIが韓国を採用するかどうかは、韓国の努力だけでは決まらない。そもそも韓国には致命的な欠陥が多すぎる。
Seeking Alpha が示す“MSCIの本質構造”
こちらが調べたサイトで参考にしたのは「MSCI」とは何かを分析しているサイトが「Seeking Alpha 」である。
記事にはMSCI World Index の構造が明確に書かれている。もちろん、英語であるが、翻訳すれば日本語になる。
特に重要なのがこの一文だ。
「この指数の約3分の2はアメリカ合衆国とヨーロッパにあります」
つまり、MSCIは米国と欧州で約7割だということ。重視するのは米国と欧州。
アジアの比重は極端に小さく、新規参入国が入っても指数全体にほぼ影響がない。
だからMSCI側には、韓国を入れるインセンティブがほぼ存在しないことになる。
つまり、韓国入れてもMSCIにメリットがない。
韓国市場がMSCI基準に合わない“構造的理由”
Seeking Alpha は、「GDPではなく利益率サイクルが重要」 と指摘している。
それを韓国市場に当てはめるとどうなのか。
財閥支配が強い
ガバナンス問題
企業収益の変動性が大きい
外国人依存度が高い
これらはすべて、MSCIが嫌う市場特性。そこに先週出した会社の成果給の承認を株主総会の許可が必要とかいう。後付けの法制化。こちらは外資が撤退すると述べたが、もちろん、MSCIがそれを問題視しないわけがない。つまり、韓国の政策は頻繁に変わり、市場の予測可能性が低い。
Seeking Alpha も「世界的な弱さを見せる地域を避けるべき」 と述べている。そもそも、韓国は尹錫悦の戒厳令で国を二分するぐらい、国家構造が安定しない。それは経済も安定しないてことになる。
外国為替市場の自由化が“まだ実施されていない”
MK記事でも、改革はすべて「予定」段階。
24時間FX市場 → 今年下半期に開始予定
域外ウォン決済 → 来年初めに構築予定
MSCIは「制度が実際に運用されているか」を重視する。
予定だけでは絶対に採用されない。
つまり、韓国は運用実績もないのに採用されるとか、意味不明なことを述べているわけだ、韓国はいつもこれ。やる前から利益の計算。
資本移動の自由度が依然として低い
MSCIは「資本移動の自由」を最重要視するが、韓国は:
外国人のウォン取引制限
FXヘッジ制限
決済時間の制約
→ 市場アクセス性が不十分。
以前に、外国人が売るとコスピ下がるからとかいって、空売り禁止したのも韓国である。
韓国を採用すると“MSCI全体が不安定化する
韓国は現在、MSCI新興国指数で20%超の巨大比重を占めている。しかし先進国指数に入ると、比重は4%以下に縮小。これだと、韓国を入れても、買われない。 むしろ売られる。
つまり、新興国指数から抜ける時の“売り”の方が圧倒的に大きい。さらに入れても売られるのでMSCIにメリットがない。
MK記事でも、「パッシブ資金で約8兆ウォン流出」 と指摘されている。MSCIは指数の安定性を最優先するため、こうした“構造的な混乱”を避ける。
ギリシャが示す“先進国入りの逆説”
MKの記事ではギリシャを例にあげている。
2001年:先進国入り
2013年:国家危機で新興国へ格下げ
2027年:再び先進国へ復帰予定
しかし → 資金流出が予測されている
つまり、先進国入り=資金流入ではない。むしろ資金が出ていくことすらある。韓国も同じである。
MSCIは“韓国を入れるインセンティブがゼロ”
今までをまとめておくと
入れても指数は変わらない
入れると新興国指数が崩れる
入れても資金流入は起きない
入れるとむしろ市場が不安定化する
MSCIにとって韓国を採用するメリットが存在しない。
では、どうして韓国はMSCIに入りたがっているのか
上で上げた通り経済的なメリットはない。でも、韓国は毎年はいりたがる。そして、これはいつもの「先進国病」なんだよ。
「先進国」という“称号”が欲しい(政治的・象徴的理由)だけ。
本当、アホな国家だよな。
韓国にとって MSCI先進国入りは、「経済的な格上げ」ではなく「国家ブランドの格上げ」と勝手に思っている。つまり、事実上「G8」とか同じ構造である。
OECD加盟
G20
輸出大国
半導体大国
こうした“先進国イメージ”を国内外にアピールしたい。
つまり、「MSCI先進国=国の格が上がる」という“象徴的価値”が最大の目的。
実際には経済メリットがほぼ無くても、政治的には“成果”として使える。
でも、世界の評価はサムスン電子やSKハイニックスが半導体作っても、凄いのはその二社であって、韓国ではないとバッサリ切り捨てられるんだよな。
これは今まで散々述べてきた単極化による説明と同じ。
韓国市場は“サムスンとSKだけ”で成り立っている異常構造である。
コスピの約50%がサムスン+SKハイニックス
他の企業はほぼ存在感ゼロ
産業の多様性がない
財閥依存が極端
世界の投資家からすると、「韓国市場=サムスンとSKハイニックス市場」
これで先進国市場とは言えない。外国人投資家はサムスン電子やSKハイニックス以外に興味がない。
韓国メディアが“期待報道”を繰り返す構造
韓国メディアは経済ニュースを「期待先行型」で報じることばかり。
「今年こそ採用されるか?」
「改革が進んだから可能性が高い」
「証券会社が採用シナリオを提示」
しかし実際には、MSCIは一度も採用していない。
これは“視聴率・クリック数”のための恒例行事。例の今年こそ、韓国はノーベル賞を受賞できるのか。そもそもノーベル賞級の研究している韓国人が誰もいないのだから、もらえるわけがないという視点が抜けている。ノーベル文学賞は作品を出せば、ノミネートされて韓国人でも取れるが、それ以外の科学賞は別物である。
「MSCIも同じで、採用される条件を満たしていないのに、毎年“今年こそ”と言うのは無意味」なのだが、韓国メディアの“期待ビジネス”であり、韓国社会の“成果を急ぐ文化”が生み出した現象なので、毎年、似たような記事が並ぶわけだ。
今年こそ・・・でも、駄目でした。こうして韓国人は毎回、裏切られるのだが、政府は努力しているかんをアピール。マスメディアは視聴率とクリック数が稼げてウハウハてやつだ。毎回、騙される韓国人が間抜けといわんばかりにな。
韓国ネットの反応
①「どうせ今年もダメ」派(最も多い)
“毎年同じこと言ってる。どうせ落ちる。”
“観察対象国?また皮算用だろ。”
根拠としてよく挙げられるのは:
外国為替市場の自由化が“予定”だけで実施されていない(記事[sec8])
過去10年以上、毎年期待→落選の繰り返し
MSCIが韓国市場のガバナンスを信用していない
→ 最も支配的な世論。完全に冷めている。
②「入っても資金流出するだけ」派(記事内容を引用)
記事の以下の部分が韓国ネットで強く共有されている:
先進国指数に入ると比重が20%→4%に縮小
パッシブ資金で8兆ウォン流出
中小型株が大量脱落
これを受けての反応:
“入っても損するだけじゃん。”
“新興国指数の恩恵を捨ててどうするの?”
“韓国市場はサムスンとSKだけ。先進国指数では埋もれる。”
③「政府の自画自賛にうんざり」派
記事の“政府の積極的な改革”という表現([sec4])に対して:
“政府が成果アピールしたいだけ。”
“どうせ選挙向けのパフォーマンス。”
“実際の改革は何も進んでいない。”
韓国では政権が経済成果を誇張する傾向があるため、
この手の報道は常に疑われる。
④「MSCIは韓国を入れる気がない」派
Seeking Alpha の分析とも一致するが、韓国ネットでもよく言われる:
“MSCIは欧米中心。韓国は枠がない。”
“韓国市場はガバナンスが弱すぎる。”
“外国人規制が多すぎて先進国扱いされない。”
特に引用されるのは:
外国為替市場の自由化不足
政策の一貫性の欠如
財閥支配の強さ
⑤「ギリシャの例を見ろ」派
記事がギリシャを例に出したことで、韓国ネットでも議論が活発。
“ギリシャですら資金流出なら韓国はもっと酷い。”
“先進国入り=資金流入という幻想を捨てろ。”
⑥「ITだけ得して他の業種は死ぬ」派
記事の以下の部分が議論の火種:
ITは恩恵
産業財・金融・必需消費財は比重減
反応:
“またサムスンだけ得する構造か。”
“韓国市場はサムスン市場。多様性ゼロ。”
⑦「そもそも韓国は先進国じゃない」派(辛辣)
韓国ネットには自己批判的な層も多い。
“ガバナンスも法治も未熟。先進国は無理。”
“ノーベル賞も取れない国が先進国?”
“期待だけで現実が伴っていない。”
「ノーベル賞の期待報道」と同じ構造を、韓国人自身も皮肉として使う。
総合すると:韓国ネットの空気は“冷笑・諦め・皮肉”が中心
韓国ネットの反応を一言でまとめると:
「また期待だけ煽って、どうせ今年もダメ。入っても損するだけ。」
という冷めた空気が支配的。
韓国人も理解できてるじゃないか。入っても損をするだけと。
MSCI先進国入り報道と韓国社会の“期待と現実”
■ 韓国メディアは毎年「今年こそMSCI入り」と期待を煽る
でも実際は 10年以上ずっと不採用。
理由は簡単で、視聴率・クリック稼ぎの恒例行事だから。
■ 韓国ネットは冷めている
「どうせ今年もダメ」
「入っても資金流出」
「サムスンだけ得する」
「政府の成果アピールに利用されてるだけ」
完全に“諦め+皮肉”モード。
■ 韓国がMSCI入りしたがる理由は“名誉”だけ
経済メリットはほぼゼロ。
むしろ 新興国指数から抜けると資金流出が増える。
それでも政府は
「先進国になった!」とアピールしたい。
■ 世界の評価はこう
「サムスンとSKは凄い。でも韓国市場は先進国じゃない。」
市場の透明性・ガバナンス・政策安定性が弱すぎる。
■ ノーベル賞報道と同じ構造
ノーベル賞級の研究者がいないのに「今年こそ」
MSCI基準を満たしていないのに「今年こそ」
どちらも 現実ではなく“願望”を報じている。
■ 結局、得をするのは政府・メディア・証券会社だけ
国民は毎年期待して、毎年裏切られる。
最終結論(短く)
MSCI先進国入りは“期待ビジネス”。
現実的には採用される可能性は極めて低い。
毎年同じ期待と失望が繰り返されるだけ。
春の桜と秋のノーベル賞、桜は多少の手入れは必要だがノーベル賞は地道な研究が必須で韓国人の気質に一番そぐわない。その他の季節は「先進国狂騒曲」が沸き起こってるもんね。恐らくだけど韓国が「先進国」だと思っている日本人は居ないと思うぞ!