韓国政府は内需は回復してきている。韓国は今年、過去最大の成長率になるとか。まるで、韓国経済は順調のように語る。しかし、実態はAI半導体バブルの恩恵を受けたサムスン電子やSKハイニックスの二社のみが好調なだけに過ぎない。
以前に韓国は0.07%だったか。このわずかの企業だけが大きく稼いでおり、それ以外は現状維持、もしくは赤字企業だった。半導体が転けたら、韓国には何も残らない。
実際、今回の記事では1年稼いでも融資の利息すら払えない。昨年上場企業4社に1社が「ゾンビ」という絶望的な数字が並んでる。当然、そんな企業が国内で設備投資などできるわけもない。
しかも、韓国政府はサムスン電子やSKハイニックスに国内で巨額投資を迫っている。全ては半導体関連だ。この政策は自分らで、もう半導体しか儲からないと宣言しているものだ。
半導体で韓国経済の成長率は高くなることは予測されているが、それ以外は全滅なので、経済格差がこれから顕著となってくる。単極化の時代はすでに始まっている。韓国には半導体しかない。もっとも、その半導体も中国企業に猛追を受けている。
先日、アップルがメモリー高騰によって、中国企業から調達を検討しているというニュースがあったが、資本主主義の競争において、いつまでもサムスン電子やSKハイニックスが儲かるとは限らないてこと。
こちらとしてはPCやタブレット。スマホ、ゲーム機などに使用されるメモリーも高騰しているので、現状で新しい製品を買い換えるのは難しい。
こちらが2年前に16万円で買った作業用のPC.今、ちょうど使っているノートパソコンなんだが、これと同じ性能のものを探すと、20万円を軽く超えてくる。円安効果もあるとおもうのだが、メモリー高騰で価格が2割、3割高くなってるのは直ぐに実感できるだろう。
こんな状態が続いて、その手のものが売れるわけないので、企業からすれば売上が大きく下がる。つまり、需要が減るってこと。
だから、サムスン電子やSKハイニックスが稼げる時代はそう長くは続かない。これが業界の判断ではあるのだが、最近はスーパーサイクルがどうとかも叫ばれているので、結局、AI半導体がどこまで進化するか。それを世界のビッグテック企業が投資していくかにかかっている。
この話をしているのは、今日は7月7日。日本では七夕だが、サムスン電子の決算速報というタイムリーなニュースが待っているため。これによってAI半導体の需要はまだ続くのか。それとも頭打ちとなっているのか。米マイクロンと同じように試される。
最後に少しだけ触れておきたいところだ。
では、今回の記事を韓国経済の専門家の視点で解説しよう。
1年稼いでも利息すら払えない──韓国上場企業の4社に1社が「ゾンビ化」
朝鮮日報の記事を最初にまとめておこう。
主要国で最速の悪化、半導体以外の産業は深刻な収益低迷
韓国の上場企業で、営業利益で利息すら賄えない「限界企業(ゾンビ企業)」が急増している。
韓国経済人協会(韓経協)が6月29日に公表した分析によると、2025年の韓国上場企業のうち限界企業の割合は27.6%に達し、2017年の11.8%から15.8ポイントも上昇した。
限界企業とは、税引前利益(EBIT)で利息費用を3年連続で賄えない企業を指す。つまり、韓国企業の約4社に1社は「1年間働いても利息すら払えない状態」が3年続いていることになる。
主要国と比較しても韓国の悪化は突出
韓経協の分析では、2017年から2025年までの限界企業比率の上昇幅は韓国が最も大きかった。
韓国:+15.8ポイント(27.6%)
米国:+9.5ポイント(30.7%)
フランス:+5.5ポイント(26.4%)
英国:+2.8ポイント(22.4%)
ドイツ:+2.3ポイント(12.9%)
日本:+1.9ポイント(3.6%)
韓国は米国に次ぐ高水準であり、主要国の中でも「ゾンビ化の進行が最速」という結果になった。
一時的な限界企業も4割超、3年連続で危険水準
2025年単年で利息保障倍率が1未満の「一時的な限界企業」も韓国は43.9%と高い。米国(44.0%)に次ぐ水準で、フランス(40.1%)、英国(36.7%)、ドイツ(27.0%)、日本(9.8%)を上回った。
韓国ではこの「一時的ゾンビ企業比率」が、2023年に40%を突破して以降、3年連続で40%台を維持している。
半導体以外の主力産業が総崩れ
韓経協のイ・サンホ経済本部長は、韓国企業の収益悪化の背景として次の要因を挙げる。
貿易条件の悪化
為替レート上昇
原材料費・人件費の上昇
内需不振
これらが重なり、半導体を除く主力産業の経営環境が急速に悪化しているという。
この記事からでもわかるが、やはり、半導体以外の主力産業は全滅であるということ。
韓国経済の成長率は半導体除けば、0%台の成長の可能性すらあるてこと。
ざっと記事の内容をまとめるとこんな感じだが、このデータを見れば、韓国企業のゾンビ化は世界的に見ても異常な速さで進行している。しかも、2017年から2025年の間にだ。
これは韓国の潜在成長率が年々、落ちているため、韓国企業が稼げなくなっている証拠でもある。

韓国のゾンビ企業が8年間で異常な速さで増えたことと、潜在成長率の低下が影響している。この場合、卵が先か。ニワトリが先かは難しい。
ただ、確実に二つのデータから読み取れるのは潜在成長率の低下はゾンビ企業を増やすてことだ。
理由はさっき少し触れたが一番の問題は設備投資をしないてこと。
ゾンビ企業の急増と潜在成長率の低下
ゾンビ企業が増える → 潜在成長率が下がる
これが増えると、潜在成長率は確実に下がる。
● 理由
ゾンビ企業は投資しない
生産性が低い
新規企業の参入を阻害する
銀行が不良債権化を恐れて資金を正常企業に回せない
経済全体の資源配分が歪む
つまり、ゾンビ企業の増加は潜在成長率を直接押し下げる。
韓国は2017年〜2025年でゾンビ企業比率が11.8% → 27.6%(+15.8ポイント)という主要国で最速の悪化を記録した。
当然、潜在成長率は落ちる。
さらに、潜在成長率が下がる → ゾンビ企業が増えるという因果関係も成立する。
つまり、卵が先か。ニワトリが先なのか判断は難しいが、確実に言えることは韓国に場合は同時に悪化しているてこと。これが普通の国では見られない現象だ。
これは韓国特有の構造にある。このサイトやチャンネルの視聴者さんなら直ぐにいくつも思い当たるんじゃないか。
韓国特有の構造
半導体依存度が極端に高い
半導体以外の産業の生産性が低い
高齢化が世界最速
労働投入が急減
高金利で借入企業が一斉に苦境
内需が弱い
中小企業の競争力が低い
政治的に企業淘汰が進まない
以前の記事でゾンビ企業を潰せば、韓国の付加価値は0.35ポイントだったか。上昇するという予測結果が出たが、その時にこちらはゾンビ企業を潰せない理由を解説した。
もう一度、出しておこうか。
さて、ゾンビ企業が韓国経済を蝕み、国民を破滅へと向かわせることは解説した。次はそれを数値として取り上げる。
記事によると、具体的に産業内の限界企業比重が1%高くなる時、同じ産業に属した正常企業の投資·雇用成長率は0.14~0.18%低くなると分析された。 このような否定的な影響は2~3年間続いた。
特に、資産規模の下位20%に該当する小企業は、産業内の限界企業の割合が高くなるほど、投資と雇用の側面で最も大きな打撃を受けていることが分かった。 規模の大きい限界企業が実際の売上創出や雇用寄与度に比べて過度な金融資源を占め、小規模正常企業の資金調達と成長余力を制約するためだという分析だ。
さっき突っ込んだが、ゾンビ企業が本来、必要であった企業の融資枠を奪うてことだ。
限界企業の構造調整の必要性も提起された。 報告書は、限界企業の25%が退出されれば、総要素生産性(TFP)が0.20%、付加価値は0.35%増加すると推定した。
このようにゾンビ企業を25%潰せば、総要素生産性(TFP)が0.20%、付加価値は0.35%増加すると。凄いじゃないか。事実上、不可能だけどな!
この記事からでもゾンビ企業が、他の正常な企業が本来、受けられる融資などを奪うので、それが潜在成長率を低下させていることがわかる。だから、韓国の症状は年々悪化しており、看取る段階となる。なぜなら、ゾンビ企業を韓国政府が潰せないから。潰せないからどんどん増えてるのだ。なんせゾンビは「感染」するからな。
まさに破滅の道に突き進んでおり、8年経過して、それが潜在成長率2%以下にまで落ちたことで、異例の速さで韓国が死んでいく事実が確認されたという。
こんな状態で韓国政府は半導体輸出で、過去最高の輸出が続いている。韓国経済は絶好調とか言い出す。一体、このデータをどう読み取ればそう判断できるのか。馬鹿しか集まってないことだ。
サムスン、4~6月営業利益19倍-AIメモリー需要急拡大で予想上回る
最後にサムスン電子の決算速報が出てきたので取り上げておく。どうやら市場予測を上回ってきたようだ。これを見ればAI半導体はまだまだ強い需要があるてことだ。
(ブルームバーグ): 世界最大のメモリーメーカー、韓国のサムスン電子が7日発表した4-6月(第2四半期)の営業利益は前年同期比19倍と、市場予想を上回った。AIデータセンター向けメモリーチップ需要が急拡大している。
4-6月決算速報値によると、営業利益は89兆4000億ウォン(約9兆5000億円)となり、2025年通期の実績を上回った。アナリスト予想平均は84兆2000億ウォンだった。
売上高は171兆ウォンと、市場予想平均の169兆2000億ウォンを上回った。純利益や事業部門別の業績を含む詳細な決算は月末に公表する見通しだ。
韓国ネットの反応
🔥 1. 「AIバブルじゃないのか?」
「19倍って…完全にAIバブルの数字だろ」
「メモリー価格が上がってるだけ。持続性はない」
「AI特需が終わったらまた赤字に戻る」
韓国ネットは、AIメモリー特需の“持続性”に強い疑念を持っている。
🔥 2. 「サムスンだけ好調で韓国経済は死んでる」
「半導体だけ絶好調で他産業は壊滅」
「サムスンの数字で国全体が好調みたいに言うのは詐欺」
「内需は地獄。中小企業は倒産ラッシュ」
🔥 3. 「SKハイニックスの数字と同じで“盛ってる”」
「速報値はいつも盛ってる。確定値で下方修正される」
「SKハイニックスのADR騒動と同じで数字が怪しい」
「89兆ウォンって本当にそんなに稼いだのか?」
韓国ネットは、最近の“半導体関連の誇張報道”に敏感になっている。
🔥 4. 「営業利益19倍は去年が悪すぎただけ」
「去年が地獄だったから比較すると19倍になるだけ」
「ベースが低いから跳ね上がって見える」
「前年比で騒ぐのはミスリード」
これは事実で、2023年のサムスンはメモリー不況で利益が極端に低かった。
🔥 5. 「半導体依存がさらに深まって危険」
「半導体だけで国を支える構造がもっと悪化してる」
「半導体が止まったら韓国経済は即死」
「潜在成長率が落ちてるのに半導体だけで誤魔化すな」
🔥 6. 「サムスンの好決算=国民生活が良くなるわけではない」
「サムスンが儲かっても賃金は上がらない」
「物価は高いまま。国民は苦しい」
「半導体好況と庶民生活は無関係」
韓国ネットは“半導体好況=国民生活改善”という政府の宣伝を完全に疑っている。
🔥 7. 「株価は上がるが経済は死んでいく」
「株価だけ上がって実体経済は崩壊」
「ゾンビ企業が増えて潜在成長率が落ちてるのに、半導体だけで浮かれてる」
📌 総合すると
韓国ネットの反応は “半導体好況=韓国経済好調”という政府の主張に強い拒否感 を示している。
AI特需は一時的
半導体依存がさらに悪化
他産業は壊滅
ゾンビ企業が増殖
潜在成長率は急落
国民生活は苦しいまま
つまり、
サムスンの好決算は「韓国経済の健康」ではなく「韓国経済の偏り」を示す指標だ
というのが韓国ネットの総意。
全体まとめ
韓国経済は「死のループ」に入り、看取る段階となった
ゾンビ企業は増え続ける
潜在成長率は下がり続ける
正常企業は資金を奪われて死ぬ
政府はゾンビ企業を潰せない
ゾンビ企業は感染して増殖する
半導体だけが好調で国全体を誤魔化す
韓国経済は、卵とニワトリが同時に死んでいく“異常な国家経済”になってしまった。