TSMC超絶決算 → SKハイニックス−11.6%!それでも買う韓国アリの自滅構造

朝の動画配信も終わり、お昼ご飯も食べて一息ついたので、今から夜の動画用の原稿を書いていくわけだが、まず、面白いことがわかった。

予想通り、韓国のコスピは開幕すぐでにマイナス5%下がってサイドカーが発動した。それから、売られてマイナス7%まで確認したのだが、今のところはサーキットブレーカーにまで至ってない。

ええ?それが面白いことなの?いいや。面白いのここからだ。

昨日、韓国アリは4兆ウォンの損切りしたら、マイナス8%からプラス4%となり、それから夜にADRが27%もあげたとき、韓国アリは飼いに走るのではなくて、ここから戻したので損切りに走った。オランダのASMLの決算後、1400億ウォン突撃した韓国アリもいたが、まさに昨日は恐怖で行動を制限されていた。

何言ってるんだよ?今日はADRマイナス9%だろう。むしろ、恐怖が倍増してもおかしくない。これは損切りして売り一択だな。そう思うだろう?

だが、韓国アリはまさかの「買い超し」だよ。いやいや、さすがにそんな馬鹿なことがあるか・・・でも、投資主体別売買動向をみれば12時過ぎにこうなっている。

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まじかよ。個人が2兆5億ウォン買い濃し。外国人が1兆1億ウォンが売り越し。機関が1兆3959億ウォンの売り越しだ。これは別に昼に限った話じゃない。こちらは10時頃に見たときも買い超しだったので爆笑した。

つまり、今、SKハイニックスのマイナス10%ぐらい下がってるのに、彼らは支えているんだよ。おかしい、恐怖の冷圧が消えている。彼らはここから上がるという予測を立ててるのだ。こちらからすればクエスチョンマークしかない。

しかし、彼らの行動原理からすれば2日前より、損切りした後に12%まであがったという経験のほうがきついかもしれない。つまり、FOMOMだ。置いて行かれる恐怖。もっとも、この場合は置いて行かれた体験だが。

昨日の“恐怖体験”が今日の行動を決めた

つまり、こういう心理状況だ。

昨日のアリはこうだった:

−8%で投げた

その後+12%まで戻った

夜のADRは+27%

「損切りしたら上がる」という最悪の体験をした

つまり昨日のアリは、

損切り=地獄

持ってれば助かったのに…という“後悔の痛み”を味わった。

今日の恐怖は「損切りしたらまた上がるかも」という恐怖

今日のアリはこう考えている。

昨日みたいに、ここで投げたらまた爆上げするんじゃねえの?

つまり、昨日の恐怖 から 下落が怖い。今日の恐怖 から 損切りが怖い。

恐怖のベクトルが逆転している。

アリは“恐怖の対象”が変わると行動が180度変わる

昨日の恐怖は「下落が怖い」から損切り

今日の恐怖は「損切りが怖い」から買い支え

これは人間の投資心理の典型。

だから、彼らも学習したんだよ。

下がった時に売ると負ける。

下がった時に買えば勝てる。

昨日のチャートが“成功体験”として脳に刻まれた。

だから、なんでそうなるんだよ!昨日は個人が売って外国人が買ってたよな。今、絶賛、外国人は売っているんだぞ。そんなものを代わりに買って、本気で勝てると思い込んだらしい。

外国人はそんな韓国アリを見ながら、売りを増やしてるんだぞ。だいたい、15時からのTSMCの決算は良くても爆上げは期待できない。まして、ここから10%も上がるなんてこともないだろう。

だから、外国人と同じ動きするなら、ここは売り一択なんだよ。なんで買っているんですかね。

そもそも現物ならともかく、レバレッジETFは損失が2倍になる。つまり、10%下がるだけで、20%の損失が出ているのだ。それなのにチャートが下がってるから突撃だ。まあ、焼かれたいなら好きにしろとしかいいようがない。

とりあえず、今は13時50分ぐらいだが、どうせ台湾のTSMCの決算があるので、大きく動くならそこだ。今は韓国アリが必死で買い支えて、致命傷のマイナス12%で済んでるが、それがどうなるのかは後で見ていこう。

最新ニュースを出そう。どうやら韓国銀行が金利を引き上げた。ウォンが上がった理由はこれなのか。でも、1490ウォンだしな。そこまで大きな違いもないか。

それでは韓国経済の専門家の視点で解説しよう。

韓国銀行、3年6カ月ぶりの利上げへ

原油高・物価急騰・家計負債の三重苦で「緊縮」へ転換

韓国銀行(韓銀)は16日、基準金利を年2.50%から2.75%へと0.25%ポイント引き上げた。利上げは2023年1月以来、3年6カ月ぶりとなる。今回の決定は、急騰する物価、ウォン安、首都圏の住宅価格上昇、家計貸出の増加など、複数の金融不安要因に対応するための“緊縮への転換”を意味する。

韓国銀行が利上げに踏み切った最大の理由は、物価圧力の再燃だ。

6月の消費者物価上昇率:3.2%(目標2%を大幅に上回る)

5月も3.1%で、2カ月連続の3%台

原油高の影響が、石油類から他のサービス価格へ波及する懸念

食料品とエネルギーを除いたコア物価も2.5%

中東情勢による原油価格の急騰が、韓国の物価を再び押し上げている。

家計負債と住宅価格も「利上げ要因」に

首都圏の住宅価格が再び上昇

家計貸出が増加し、負債リスクが拡大

韓国は世界でも家計負債比率が高い国であり、金利低下局面で再び借入が増えたことが、金融当局の警戒を強めた。

韓国銀行の金利政策の流れ

韓国銀行の政策転換がより明確になる。

2023年1月
基準金利:3.25% → 3.50%

2024年10月〜2025年5月
計4回の利下げで3.50% → 2.50%

2025年5月〜2026年7月
約1年2カ月の「凍結」

2026年7月16日(今回)
2.50% → 2.75%

つまり、韓国銀行は1年2カ月の緩和維持から、ついに緊縮へ舵を切ったことになる。

市場の焦点は「追加利上げの有無」

今回の利上げは“1回で終わるのか”が最大の焦点だ。

市場は追加金利引き上げの可否に神経を尖らせていると明記されている。

物価が3%台で粘着性を示し、原油高が続く場合、韓国銀行は追加利上げを検討せざるを得ない。

今回の利上げが韓国経済に与える影響

① 家計


変動金利比率が高いため、返済負担が即座に増加

住宅ローンの金利上昇で不動産市場の冷却圧力

② 企業

借入コスト増加

中小企業の資金繰り悪化リスク

③ 為替

ウォン安抑制効果

外国人投資家の資金流出抑制

④ 株式市場

金利上昇は株価にマイナス

特に成長株・半導体株は金利敏感

総括:韓国銀行は「物価と金融不安」を最優先

韓国銀行は、物価急騰・原油高・家計負債・住宅価格上昇という複合リスクに直面し、ついに緩和から緊縮へ転換した。

韓国経済は今、物価・不動産・負債・為替という4つの火種を同時に抱えており、利上げはその火消しの第一歩にすぎない。

このように韓銀は利上げに踏み切った。それによって1482ウォンだ。でも、これはSKハイニックスのナスダック上場での265億ドルの資金調達で、ドル買いが加速しているだけであって、0.25%の利上げで70ウォンもあがったわけじゃない。

これは以前に述べたが1480ウォンでは危険領域から抜け出せてもいないので、さらなる利上げをしたほうがいいわけだ。せめて1%はあげないと1400ウォンにすら戻せないだろう。

さらにもう一つニュースを追加だ。どうやらレバレッジETFによってギャンブル相場になっていることへの補完対策をするそうだ。

韓国金融委員長「単一銘柄レバレッジ商品に補完対策」

半導体株の急変動で市場不安拡大、政府が“緊急対応”へ

韓国金融委員会のイ・オクウォン委員長は、最近の韓国株式市場で急激な変動を引き起こした単一銘柄レバレッジ商品について、政府が近く補完対策を発表すると明らかにした。 これは、SKハイニックスやサムスン電子など半導体株の急騰・急落により、個人投資家の損失が急増し、市場の安定性が揺らいでいることへの対応だ。

1.単一銘柄レバレッジ商品が市場変動性を増幅」

イ委員長はラジオ番組「キム・オジュンのニュース工場」に出演し、単一銘柄レバレッジ商品が市場変動性を高めたとの指摘について次のように述べた。

「影響の程度を緊密に点検し、補完案を迅速に用意して近いうちに発表する」
()

この発言は、韓国政府が“レバレッジ商品規制”に本格的に乗り出すことを示唆している。

2.大統領も「迅速な対策」を指示

前日にはイ・ジェミョン大統領が青瓦台での業務報告において、「補完対策を迅速に用意せよ」と指示しており、政府全体で“レバレッジ商品問題”を重大な金融リスクとして認識している。

.3. 一時取引停止案は「副作用が大きい」

市場では、急変動時に単一銘柄レバレッジ商品の一時取引停止を求める声もある。

しかしイ委員長はこれについて、「市場には市場の領域があり、より大きな副作用がある」と慎重な姿勢を示した。

4.金融委員会への批判に「責任を負う」

今回の市場混乱で金融委員会への批判が高まっていることについて、イ委員長は、「金融市場の最高責任者として当然耐えなければならない」と述べ、責任を認めつつ関係部署と緊密に協議していると説明した。

総括:韓国政府は“半導体ショック”と“レバレッジ過熱”に緊急対応

韓国株式市場の急変動は、半導体スーパーサイクルと単一銘柄レバレッジ商品の過熱が重なった結果であり、政府は市場安定化のために規制強化へ動き出した。

SKハイニックスやサムスン電子の急騰・急落で個人投資家の損失が拡大したことが、政府の“緊急対策”を引き出した形だ。

おいおい、こちらは導入直後から危険性を指摘してきた。単一銘柄レバレッジ商品は、政治的な人気取り政策として拡大された側面が強い。市場が混乱した今、金融委員会だけに責任を押し付ける構図は国民の不信を招く。支持率急落の背景には、政策責任の回避という構造的問題がある。

そもそも、彼らは規制強化なんてできない。やった瞬間、韓国アリの支える力がなくなるのでナイアガラするからな。既に、この時点でコスピは7000をわれてるしな。規制なんてすれば一気に下がる。

既にレバレッジETFを世に出した時点で、制度設計が間違えていました。一時取引停止は副作用が大きいどころか、コスピが完全崩壊するのでできるわけがない。つまり、せいぜい、講習を強化する程度だろう。せめて落ちるナイフぐらい学習させてやれよ。

政府ができるのは「講習強化」だけ

政府ができるのは講習強化程度であり、実質的な規制は不可能。

レバレッジ倍率の縮小 → 市場崩壊

単一銘柄レバの廃止 → 市場崩壊

一時停止 → 市場崩壊

新規設定停止 → 市場崩壊

どの規制も“市場崩壊”に直結するため、政府は手を出せない。

残された選択肢は、せめて落ちるナイフぐらい学習させる講習強化しかない。

26.07.1628,456-14,399-14,672

個人:+2兆8456億ウォン
外国人:−1兆4399億ウォン
機関:−1兆4672億ウォン

これが14時半の投資主体別売買動向。昼から個人の買いが3000億ウォンほど増えている。そして、外国人は3000億ウォン売りを増やした。まさに外国人が売って、個人がそれを拾う。TSMCの決算前で必死にSKハイニックスを支えている。

その韓国アリパワーでは何とマイナス10.3%だよ。やったね!2%減ったじゃん。韓国アリ大勝利だ。ええ?支えてるんじゃなくて焼かれている?なあに、本番はTSMCの決算が出てからだ。

超絶サプライズを神に祈るのか。こちらは決算良くても売られるとおもうので、その後、個人が損切りして売買動向を減らすかに注目している。だから、今回はこの時間隊に売買動向を出しておいた。

競馬でも15時頃って重賞レースの時間じゃないか。実際、台湾のTSMCの決算はまさにG1クラスですけどね。

台湾のTSMCの決算スタート!

まずは台湾のTSMCの決算を見ていこう。

TSMC、第2四半期は“77%増益”で過去最高更新

AI需要が爆発、純利益は市場予想を大幅に上回る

台湾の半導体受託生産最大手・TSMC(台湾積体電路製造)は16日、2026年第2四半期決算を発表した。純利益は前年同期比+77%の7066億台湾ドル(約219億9000万ドル)となり、過去最高を更新した。市場予想(6326億台湾ドル)を大きく上回る“超サプライズ決算”である。

1.AI向けプロセッサー需要が急拡大

TSMCの増益を牽引したのは、世界的なAIプロセッサー需要の急拡大だ。ChatGPT以降のAIブームで、GPU・AIアクセラレーターの需要が爆発し、TSMCの先端プロセスがフル稼働状態となっている。

特に以下の技術が強力な追い風となった:

3nmプロセス

2nmプロセス

先端パッケージング技術 CoWoS(AI向けの高性能パッケージ)

これらはAIサーバー向けに不可欠で、需要は依然として強い。

純利益は“9四半期連続”で2桁成長

TSMCの純利益は、9四半期連続で2桁成長を記録している。AI需要の継続と、先端プロセスの高い収益性が背景にある。

TSMCは“AI時代の王者”へ

今回の決算は、TSMCがAI時代の中心企業として圧倒的な成長を続けていることを示した。

AIプロセッサー需要の爆発

3nm・2nmの先端プロセス優位

CoWoSの高需要

売上・利益ともに過去最高

サムスン電子を大きく引き離す企業価値

TSMCは、AIサーバー・データセンター・クラウド企業の需要を取り込み、半導体業界の“絶対王者”としての地位を固めつつある。

うん。昨日のオランダのASMLの決算も凄かったが、これは文句なしの超絶決算だわ。どう見ても素晴らしいの一言だよ!

しかし。台湾のTSMCの超絶決算はSKハイニックスにとっては絶望でしかない。これはSKハイニックスだけではなくても、サムスン電子も確実に売られる。

実際、決算後に2%も落ちている。だから、言ったじゃないか。様子見が正解だって。しかし、彼らは2兆8000億ウォンだったか。突撃してしまった。

そして、今確認したら超絶笑えた。

26.07.1636,581-13,761-23,666

個人:+3兆6581億ウォン 外国人:−1兆3761億ウォン 機関:−2兆3666億ウォン

こうやって勝手に韓国アリは自ら焼かれるんだよ。どう見ても決算後に機関が一斉に8000億ウォンほど売りを増やした。こうなると韓国アリは苦しい。

最後は184万ウォン マイナス242000ウォン マイナス11.62%で終わり!

サムスン電子 256,500 マイナス23000ウォン マイナス8.23%

コスピ 6820.61 マイナス463.81 マイナス6.37%

予想通りの結果でしたね!サーキットブレーカーが発動しなかったのはちょっと残念だ。