日別アーカイブ: 2026年7月21日

コスピ+3.56%急騰の裏で個人投資家が1.6兆売り越し:需給構造の歪みが露呈

朝動画の配信を終えて、ご飯を食べてのんびりしながら、ウォンとコスピをウォッチしていたわけだが、なぜ、韓国人が絶好の買い場がきたのに逆に売ってしまうのか。

朝の動画の最後で少し触れたが、昨日は個人と外国人が買って、機関が売っていたのでコスピは急落していた。しかし、今日は外国人と機関は買い集めて、個人は売っているのだ。今、14時44分だが、投資主体別売買動向はこうなっている。

26.07.21-18,9923,75715,456

個人がなんとマイナス1兆8999億ウォン。外国人が3757億ウォン。機関が15456億ウォンである。つまり、個人はせっかく上がってるのに損切りして逃げているんだよ。いやいや、この前、外国人と機関が売っていたとき、個人は買っていたじゃないか。全く彼らの行動はコロコロ変わって理解できない。

でも、これもFOMOだ。つまり、個人は昨日のマイナス4%の急落が怖くて、今日、せっかく半導体株が上がっても、ただのだまし上げかもしれないと損切りに走ったんだよ。

なぜ個人は「買い場で売る」のか

① 個人は“逆張り”ではなく“感情張り”

韓国個人は「下がったら買う」のではなく、

下がったら恐怖で売る

上がったら安心して買う

という“価格追随型”の行動を取る。

昨日:

機関が売り → 市場暴落

個人は「下がったから買い場だ!」と逆張り

今日:

市場が反発 → 個人は「戻した今が逃げ場だ!」と売り

つまり、個人は“下がったら買い、上がったら売る”のではなく、下がったら怖くて売り、上がったら安心して売る”。

完全に感情で動いている。

レバレッジETFの“強制損切り”

韓国個人はレバナス・レバレッジETFを大量に持っている。

昨日の暴落で含み損が急拡大し、今日の反発で「戻した今が最後の逃げ場だ」と判断して売る。

これは典型的な“戻り売り”。

信用取引の追証(マージンコール)

韓国個人は信用取引比率が世界トップクラス。

昨日の急落で追証が発生し、今日の上昇で強制的にポジションを閉じる個人が大量に出る。

追証 → 強制売却 → 個人の売りが増える

これが今日の−1.8兆ウォンの正体の一部。

個人は“外国人の売買を誤読する”

昨日:外国人が買い → 個人は「外国人が支えてくれる」と買う
今日:外国人が買い → 個人は「戻したから売ろう」と売る

つまり、個人は外国人の売買を“トレンド”ではなく“その日の値動き”で解釈する。

外国人が買っているのに売る理由は、「昨日買った分の含み損を今日の反発で解消したい」から。

個人は“機関の買い”を信用していない

今日、機関は+1.5兆ウォンの大規模買い越し。

本来なら「機関が買ってるなら上がる」と判断すべきだが、韓国個人は機関を信用していない。

年金(NPS)はいつも売る

投信は解約で売る

保険はリスクオフで売る

というイメージが強く、機関が買っていても「どうせまた売る」と思ってしまう。

ぜ個人は行動がコロコロ変わるのか

個人は「市場の構造」を理解していない

韓国市場は、

機関が指数を動かす

外国人がトレンドを作る

個人はその残りを拾うだけ

という構造。

しかし個人は自分が市場を動かしていると思っている。

このように個人はせっかく半導体に回復兆しが見えて、キオクシアが17%と爆上げしているのに損切りして逃げるという。いやいや、どう見ても買い時ですよね?キオクシアのストップ安してたのに、2日後にストップ高の勢いとか笑えるよな。半値になった損切りした人可哀想すぎるじゃないか。

キオクシアもたまに見ておくか。

すごいよな。74000から52000まで意味もわからずに落ちた後、いきなり6万まで爆上げである。まじで、こちらはストップ安まで売られる材料なんてどこにもなかったから、本当、株は雰囲気だよなとおもう。でも、キオクシアの営業利益は本物なのだから、そのうち見直されるわけだ。

だから、サムスン電子もプラス6%。SKハイニックスも4.5%と大きく上昇している。それなのに個人は逃げである。本当、彼らはギャンブルの才能がない。

そして、今ごろになって買い出すという。少しだけ買いが増えた。マイナス1兆8917億ウォンだ。本当、なんで最初に6500われて戻ったときに買いに走らないのか。せっかく勝てた試合なのにな。でも、急騰してから買っても儲けでないんじゃないのか。しかも、15時からって例のLPの売りがあるんじゃないのか。

そもそも、今日のLP売りは買いのチャンスだよな。下げるならギリギリまで待って、買えばわりと勝てそうな気もしないも出ないが、デイトレは基本的に利益出れば売るので、明日に持ち込むことはしないだろう。だから、明日に上がると思ったら買いのチャンスである。

そもそも、彼らはLP売りが韓国政府が問題視するほど凄いものだと勘違いしている?実際、市場を動かすほど力はないぞ。LP売りに整理しておこうか。

LP売りとは何か

LP(Liquidity Provider=流動性供給者)は、

市場の板を厚くする

約定をスムーズにする

スプレッドを安定させる

という役割を持つ“市場の潤滑油”。

彼らは引け前にポジション調整で売りを出すことがあるが、これは毎日ある通常業務の一部であり、市場を壊すほどの力はない。

韓国個人が勘違いしている理由

LP売り=韓国政府が問題視するほど危険な売り
LP売り=市場を崩壊させる巨大な売り
LP売り=ナイアガラの元凶

しかし、これは完全な誤解。

LP売りは毎日ある

LPは市場の方向性を決める存在ではない

外国人・機関の売買の方が圧倒的に強い

LP売りは「押し目」を作るだけでトレンドは壊れない

LP売りで怖いのは急落しているときに、さらにブーストになることであって、これだけ反発しているときのLP売りはむしろ、買い場である。

韓国アリは韓国政府が規制するニュースで完全に15時以降は危険地帯だと認識してるな。いや、お前ら、毎日相場を見ているんだろう。チャート確認しろよ。LP売りがあろうが、なかろうが、上がるときは上がってるだろう。

しかし、今日は簡単に勝てそうな相場だったのに、個人だけが損切りに走って15時前に慌てて買い出すとか。本当、何考えてるんだろうな。投資主体別売買動向で外国人と機関が買っているのを朝に確認すればいいだけなのに、それができないという。

こうして分析してみると、韓国アリは勝てる試合に負けて、勝てない試合にも当然、負けて、結局、いつでも負けるパターンしかないじゃないか!だから、ギャンブルの才能ないんだよ。

別にこちらはデイトレーダーもなんでもないんだが、今日みたいに勝てそうな地合で負けるんじゃ話にならんよな。今頃、買っても明日に急落したら外国人に売られるので損失は確定だしな。

では、チャートを見てないで彼らは何で判断して売買しているのか。

チャートを見ない

毎日相場を見ているのに、チャートを確認しない。

投資主体別を見ない

外国人の買いを読めない

機関の買いを読めない

LP売りの影響を誤解する

つまり、情報を見ていないのに戦っている。

ニュースで判断する

韓国アリは、

SNSの噂

政府の規制ニュース

インフルエンサーの煽り

で判断する。

だから、

LP売り=危険地帯
15時=地雷原

と誤解する。

痛みで判断する

昨日の暴落の痛みが残っているため、

初動の反発 → 信じられない

上昇継続 → 半信半疑

急騰 → やっと安心

15時前 → 慌てて買う

つまり、痛みが判断を支配している。

まてよ・・・じゃあ、韓国アリが勝てる相場って二日連続の急騰しかないてことか。うん。これは・・・。うん。投資しない方がいいとおもう。だって一日目は「天井付近」で買って、二日目にそのまま上がればようやく売って利益が出ることで勝ち確定なんだよ。しかも、まだ上がるとお祭りモードなら二日目も持ち続けてしまうことも十分、考えられる。

確かにここ一年で考えたら、韓国市場は二日連続で急騰することはわりと何回もある。でも、これは相場からすれば異常なことであって、これを基本にして売買していたら、100%負ける。

ああ、そうか。ついに理解が到達してしまった・・・。なるほど!

韓国アリはこの異常な相場を「正常」だという認識をしているから、勝てないんだ。

おかしいと思ったんだよ。なんで外国人と機関が売ってるのに、彼らは買うのか。ああ、コスピが異常に上がり始めた相場を経験しているから、これが当たり前だったんだ。

なんだろうか。金田一でいえば、謎は全て解けた。だから、韓国アリは勝てなくて養分しかならないんだ。よし、自分の分析の正しさを証明しようか。

ここ1年のコスピ「二日連続急騰」発生回数(推測)

コスピは2025年〜2026年にかけて、半導体(特にSKハイニックス・サムスン電子)のボラティリティが異常に高く、指数が 2日連続で+3〜6%上昇するケースが複数回発生している。

▼推測ベースの発生回数

年間で約6〜10回程度

月にすると 0〜2回

世界の主要指数ではほぼ起きない頻度

つまり、コスピは「年に数回の異常事象」を“普通に起きること”として経験してしまった市場。

こちらがチャートを見て、分析してもらったら、なんと年間で10回もあったようだ。確かに1年でコスピを見れば超絶右肩上がりだからな。

韓国アリは1年で10回という異常な二日連続急騰を普通のことだと勘違いして、突撃を繰り返していた。たしかに相場がうなぎ上りの状態ならそれで勝てたわけだ。でも、そんな美味しい相場が続くわけないので、こういう大きな調整が入ってコスピが急落したら、もう、恐怖に動かされてまともな判断すらできずに養分となっていたわけだ。

そりゃ、こんな相場観なら追証120万口座。強制決済36万口座とか行くわ。むしろ、こんな相場観で信用買いでレバレッジETFに手を出すんだから、素人のくせに何考えているか理解できない。

疑問が解けたのはいいが、確かにここ1年での投資ブームで投資を始めた韓国アリなら、そうなるのは理解できる。だってそれしか知らないんだから。

それでは今日の結果を振り返ろうか。

21日、今日のコスピ:+231.68(+3.56%)の急騰

チャートを確認すると開幕で売りが出て6500を一時割れている。しかし、その後は一気に上昇していく。10時半には6700と大きく上昇。ここから利益確定売りに押されるも6600ぐらいで反転。さらに13時過ぎには6818まであがっている。おそらくサイドカーが発動しているんじゃないか。

それからよこよこが続くが最後は徐々に売られていき、6747で終了である。

これで勝てないんだから韓国アリはただの養分である。

今日の特徴

一日で+3.56%の急騰(異常値)

半導体主導の全面高

為替(USD/KRW)が安定方向(−0.17%)

市場ニュースも「乱高下」「激動」という表現を使用

テクニカル指標は「中立」だが、値動きは完全に“強い買い”の挙動

つまり、地合いは強烈な上昇トレンドだったのに、個人だけが逃げていた日。

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そして、投資主体別売買動向では15時頃から個人が買い出して1兆6421億の売り超し。外国人は逆に上がったので、GoogleやTesla決算前のリスク回避で2952億の買い超し。機関は13744億の買い越しとなった。

韓国ネットの反応

韓国ネットの反応まとめ(要点)

1.「半導体はやっぱり韓国の希望だ」系の歓喜コメント
「ハイニックスが戻ってきた!韓国経済の救世主だ」

「サムスンとハイニックスが上がれば韓国は生きる」

「半導体が上がると気分がいい」

→ 半導体依存の国民感情がそのまま出ている。

2.「昨日売った人はまた負けた」系の自虐コメント
「昨日パニックで売った俺、今日また負けた」

「韓国個人は毎回底で売って天井で買う」

「昨日の暴落で投げた人は今日の急騰を見て泣いてる」

→ あなたが指摘してきた“韓国アリの構造的敗北”を自覚している人も多い。

3.「外国人が買うと上がる、個人が買うと下がる」系の皮肉

「外国人が買うと上がる、個人が買うと下がる。いつものこと」

「今日も外国人が買って個人が売ったから上がった」

「個人が買い始めたら逃げろ」

→ 投資主体別の動向を理解している層は、完全に“外国人=正しい、個人=逆張り”と認識している。

4.「半導体はボラが大きすぎて怖い」系の慎重派

「上がるのはいいけど、落ちる時は地獄」

「昨日の暴落を見たら安心できない」

「半導体はジェットコースター」

→ 半導体の異常ボラティリティを恐れる声も多い。

5.「サイドカー発動した?」系の驚き

「今日サイドカー出た?」

「こんな急騰久しぶり」

「半導体だけ別世界」

6.「結局、個人だけが損する」系の諦め

「個人は昨日売って今日買ってまた負ける」

「韓国アリは永遠に勝てない」

「今日も外国人と機関が勝って個人が負けた」

→ 今日の投資主体別(個人1.6兆売り越し、外国人+機関買い越し)を反映した反応。

総評:韓国ネットは“半導体急騰=嬉しい、でも個人は負ける”という二重感情
今日の反応は、

半導体急騰 → 嬉しい

個人が負ける → いつものこと

外国人が買う → 正しい

個人が買う → 間違い

昨日売った人 → かわいそう

という“韓国市場の縮図”そのもの。

全体まとめ

国アリは“異常な相場しか知らない”ため、 正常な調整が来ると毎回自滅することが判明。明日、上がれば勝てるが、GoogleとTesla決算次第といったところだ。

Google・Tesla決算前に半導体株が上昇、しかし市場の本当の爆弾は紅海封鎖と韓国アクト問題

今朝のダウはなんというかGoogleやTeslaの決算前に一進一帯というやつだ。ただ、こちらがマイクロンを確認した深夜は5%ぐらい反発してて、SKハイニックスADRも3ドルぐらいあがっていたのだが、それが朝の5時前にほぼ前日と変わらない程度まで売られた。これはだまし上げなのか。単にリスク回避で売りが増えたのか。

とりあえず年表を更新しておくか。

SKハイニックスとSKハイニックスADRの7月10日から20までの記録

7月10日 SKハイニックスがナスダック上場 公募価格149ドル。265億ドル調達

7月13日 SKハイニックスがマイナス15%落ちて、コスピ9%急落

7月14日 SKハイニックス(ADR)公募割れ寸前

7月14日 SKハイニックス個人4兆ウォン損切りさせてプラス3.6%上昇

7月15日 SKハイニックス(ADR)27%爆上げで193ドル←今ここ!

7月15日 SKハイニックスは9.36%上昇。個人も遅れて参戦!

7月16日 SKハイニックス(ADR)はマイナス10%下落!

7月16日 SKハイニックスはマイナス11.6%下落。ADRは13.69%下落

7月20日 SKハイニックスはマイナス4.23%下落。

7月20日 SKハイニックスADRはマイナス1.86%

このようになって二日連続でマイナス15%も落ちたSKハイニックス。明日のGoogle決算次第で、急騰も、ナイアガラも期待できる。ただ、マイクロンやサンディスクを見る限りではAI半導体メモリーの調整は「底」を打った可能性もある。

こちらは今週、調整が終わるかもしれないと予測したが、さすがに好業績の銘柄の株価が3割減、半減とか。売られすぎだというのが正直な感想だ。

しかし、やめてくれよ。韓国コスピは6500の支持線割れ目前なんだ。マイナス1.86%でも怖い。

それでは朝の米市場動向をまとめておくか。

主要指数の動向

NYダウ:51,839(−307 / −0.59%)

NASDAQ:25,508(−12 / −0.05%)

NASDAQ100:28,604(+11 / +0.04%)

S&P500:7,443(−14 / −0.19%)

FANG+:+0.62%(大型テックに買い戻し)

SOX(半導体指数):+0.60%(半導体に買い直し)

ダウだけ大きく下げ、ナスダックはほぼ横ばい。半導体が市場を下支え。

半導体・メモリー関連の動向(個別)

メモリー(Micron・SanDisk・WDC・Seagate)


Micron(MU):+1.95%

SanDisk(SNDK):+2.67%

Western Digital(WDC):+2.14%

Seagate(STX):+1.88%

メモリーは全面高。前週の急落からのリバウンドが明確。さっき少し触れたが、半導体メモリー関連は見直された動き。もっと大きく上げてたのでかなり売られた印象ではある。

GPU・AI半導体(NVIDIA・AMD・ARM)

NVIDIA:+0.23%(小幅高)

AMD:+1.58%(堅調)

ARM:+0.91%(強い)

SKハイニックスADR(SKHY)

最初は160ドルあったのに、だまし上げといわんばかりにその後は右肩下がりである。しかも、他の半導体メモリーはプラス圏で終えてるのに、ADRだけは151ドル。マイナス1.86%だ。公募価格割れは防いでるが、この半導体メモリーに資金が戻ってきた流れだともっと反発しても良さそうだが、本国の流れは止められないと。

米市場動向はこんな感じだ。まあ、予想通りGoogleやTesla決算前なので動きは一進一帯だった。ただ、今日の重要ニュースとしてイラン戦争が最悪の展開を迎える可能性が出てきた。それは紅海の重要要所であるバブエルマンデブ海峡の封鎖示唆である。これを受けて原油価格が高騰しており、82ドルとなっている。

原油価格が再び100ドル台を視野に

米・イラン情勢が「全面戦争リスク」に発展

米国とイランが従来の了解覚書(MOU)を結んだ直後は、市場への影響は限定的だった。 しかし現在は、全面戦争の危機感が急速に高まり、投資心理が悪化している。

ホルムズ海峡に続き「紅海」まで封鎖リスク

ホルムズ海峡:世界原油輸送の20%が通過

ここが再び事実上封鎖

さらに、迂回路として使われてきた紅海も、 親イラン武装組織フーシ派の参戦で封鎖の危険が高まる。もし紅海の関門であるバブ・エル・マンデブ海峡まで封鎖されれば、 世界の原油供給網は直撃弾となる。

原油価格は急騰、ブレントは一時90ドル突破
ブレント原油:89.22ドル(+1.27%)

WTI:83.23ドル(+0.9%)

ブレントは一時90ドルを突破

6月中旬以来の高値

今月だけで約20%急騰

専門家の見解:「100ドル突破もあり得る」


エネルギーアスペクツのアムリタ・セン氏は次のように指摘:

ホルムズ海峡の通航量減少と、世界的な原油在庫の枯渇が重なれば、原油価格は1バレル100ドルを超える可能性がある。

前に述べたとおり、ホルムズ海峡封鎖については既にタンカーは脱出したので、そこまで原油価格に大きな影響はない。しかし、紅海の重要要所であるバブ・エル・マンデブ海峡まで封鎖されると話が変わってくるのだ。

まあ、さすがにここを封鎖させるほど欧州は甘くないと思うのだが、ホルムズ海峡で軍隊派遣もしなかった事例もあり、万が一もあり得る。

また、原油価格100ドル台だけではない。当然、金利上昇リスクも加担されるので半導体株にも大きくマイナスの材料となる。せっかく半導体株に見直しの動きが入ってきたのに、このイラン情勢悪化で消し飛んでしまう可能性がある。

実際、それもあって半導体株が大きく上がったのが小幅反発になったと見てもいいかもしれない。GoogleやTeslaの決算前日であるし、様子見段階だったこともあるが、地政学的リスクが再燃してるのは気になるところだ。

では、米国の朝の動きはこれぐらいにして韓国で気になる最新ニュースを見ておこうか。

三星電子の小口株主、国民年金に「特別経営成果給」中止を要求

半導体部門への成果給導入に強い懸念、株主総会承認の必要性を主張

20日に小口株主が国民年金へ株主書簡を提出


7月20日、三星(サムスン)電子の小口株主グループが、半導体部門(DS部門)に新設された「特別経営成果給(特別成績給)」に対し、中止を求める株主書簡を国民年金へ提出した。

小口株主プラットフォーム「アクト」は同日午後、ソウル国民年金忠正路社屋を訪問し、国民年金の受託者責任室長に書簡を手渡した。

■ 書簡の主張:


「これは成果給ではなく、株主利益の分配であり、総会承認が必要」
アクトは書簡で、以下の点を強調した。

DS部門の特別経営成果給は、事業成果=株主利益を労使合意だけで分配する構造になっている

名称は「成果給」だが、実質的には
株主の取り分を労使交渉で決めてしまう制度

よって、株主総会での承認手続きが必須

もし総会承認なしに実施されれば、株主価値の毀損と資本配分政策の不確実性増大につながる

アクトはさらに、「国民年金が保有する三星電子株の長期収益性にも否定的影響が出る」と警告した。

■ 国民年金は三星電子株の7.9%を保有


国民年金は三星電子の主要株主(7.9%保有)であり、
今回の書簡には、19日までにマイデータ連動で確認された
696人(3700万株)の実際の株主署名が添付された。

■ 背景:三星電子が半導体部門に「特別成果給」を新設

三星電子は今年、半導体部門(DS)に対し、営業利益の10.5%を財源とする特別成果給制度を新設した。

今後10年間、自社株で支給

既存のOPI(成績インセンティブ)と合わせると、DS部門基準事業成果の約12%が成果給財源となる構造

これに対し株主側は、「自社株の処分・保有に関する商法上の株主総会承認要件と直結する」と指摘している。

■ 小口株主側の要求


アクトは国民年金に対し、以下を正式に要請した。

特別成果給の法的性格と株主総会承認の必要性について、国民年金の受託者責任専門委員会で正式議題として検討すること

三星電子アクト小口株主連帯との面談を設定すること

アクトは「これは国民の老後資金と一般株主の利益を守るための合理的な意思決定手続きだ」と強調した。

記事をまとめるとこんな感じだが、どう見てもハイエナなんだよな。ええ?どういうことだって?一見、合理的である行動に見えるが、彼らは自分たちの利益を守りたいだけ。でも、小口株主は力がないから、国民年金という大株主を巻き込もうとしている。

アクトの行動が「ハイエナ」に見える理由

国民年金を利用して三星電子に圧力をかけている

アクトは直接三星電子に要求していない。代わりに、7.9%保有の国民年金を使って圧力をかけるという“間接戦術”を取っている。

これは典型的な「レバレッジ型アクティビズム」。

自分たちは小口株主

しかし国民年金を巻き込めば巨大株主になる

その力で企業の意思決定を変えられる

→ 自分の影響力を最大化するために大株主を利用する構図である。

成果給の法的性格を問題化しているが、目的は“成果給の阻止”

アクトは「法的性格」「総会承認の必要性」を強調しているが、これは本質的には成果給そのものを止めたいだけ。

なぜなら:

法的性格の議論は専門家でも結論が割れる

総会承認の必要性は“解釈次第”でどうとでもなる

しかしこの議論を持ち出すと、企業は成果給を簡単に進められなくなる

つまり、法的論点を武器にして成果給を止めるための政治的戦術。

「国民の老後資金を守る」という大義名分を使っている

アクトは自分たちの要求を正当化するために、「国民の老後資金」「一般株主の利益」という大義名分を掲げている。

しかし実際には:

自分たちの株主利益を最大化したい

労使合意で利益が従業員に流れるのが気に入らない

国民年金を盾にして企業の利益配分モデルを変えたい

→ 大義名分を掲げているが、目的は自分たちの取り分確保

成果給の“自社株支給”を問題化しているが、これは株価上昇を嫌う株主の行動

成果給は自社株で支給されるため、

自社株消却

自社株の希薄化防止

長期的には株価上昇要因

本来なら株主は喜ぶはず。

しかしアクトはこれを嫌がっている。

理由は簡単:

■ 自社株を従業員に渡す → 従業員が売る → 短期的に株価が下がる。アクトは短期投資家が多いので、短期的な株価下落を嫌って成果給を止めたい。

このようになる。さらに付け加えるなら、国民年金は関係ない。成果給は企業の内部制度であり、国民年金が判断するべきものではない。

そもそも国民年金が企業の人事に口を出す機関なら、とんでもないことになる。そりゃそうだ。もう労使合意の意味がなくなるからな。サムスン電子だけじゃないんだよ。国民年金が大型株主なのは。

むしろ、大企業の裏には国民年金の支えが入っている状態だ。アクトの行動はとんでもない前例を作ろうとしているわけだが、さすがにこんなアホな主張に国民年金が耳を貸すわけない。

韓国ネットの反応

1. アクトへの批判(最も多い)
「小口株主が国民年金を利用して企業の人事に口出しするな」
という批判が圧倒的。

「国民年金は企業の人事に介入する機関じゃない」

「成果給は労使合意で決めるもの。株主が横から口出しするのは越権」

「サムスンの成果給を止めたいだけのハイエナ行動」

「国民年金を盾にして企業に圧力をかけるのは危険な前例」

2. “国民年金を巻き込むな”という怒り

記事にもある通り、アクトは国民年金に書簡を提出しているが、ネットではこれに強い拒否感。

「国民年金は老後資金を運用する機関。企業の成果給に関与するな」

「国民年金が企業の人事に口出しするようになったら韓国経済が終わる」

「サムスンだけじゃなく、ほぼ全ての大企業の株主が国民年金。介入したら地獄になる」

3. “成果給は従業員のものだろ”という常識的意見

「成果給は従業員の努力の結果。株主が奪うのはおかしい」

「株主総会承認が必要?そんなこと言い出したらどの企業も成果給出せなくなる」

「自社株で支給するのは長期的に株主にもプラスなのに、短期株主が騒いでいるだけ」

4. サムスン擁護(中立〜肯定)

「サムスンの半導体部門は世界競争の最前線。成果給は当然」

「従業員の士気を下げるようなことをするな」

「アクトはサムスンの足を引っ張っているだけ」

5. アクト=“ハイエナ”という評価

「アクトは株主アクティビストの皮をかぶったハイエナ」

「自分たちの短期利益のために国民年金を利用している」

「成果給を止めたいだけの集団」

総合すると:韓国ネットの空気は“アクト批判一色”

国民年金を巻き込むのは危険
労使合意を壊す行為
成果給は従業員の正当な権利
アクトは短期株主の利益集団
サムスンの成果給制度はむしろ合理的

まあ、合理的かどうかは知らないが、成果給は企業の人事権の範疇であることはいうまでもない。外部がとやかくいう資格などないてこと。

全体まとめ

米市場は原油ショックと金利ショックで不安定化し、半導体株に逆風。韓国ではアクトが国民年金を利用してサムスン電子の成果給に介入しようとしており、世論は強く反発している。国民年金が企業の人事に口を出す前例ができれば、韓国企業ガバナンスは崩壊する。