日別アーカイブ: 2026年7月30日

サムスン決算の虚構!HBM4・LTA・内部取引の矛盾と市場暴落を完全解剖

時刻は14時半を過ぎた。そろそろ夜の原稿に取りかかるために執筆活動を始めたわけだが、食事中にウォッチしていたSKハイニックスの乱高下がメチャクチャ面白いという。まさにヘッジファンドに韓国アリが翻弄されていくのが手に取るようにわかるチャートである。

それについては終わったときに詳しく解説するとしても、サムスン電子の決算が出てきたのでその内容を確認していこうか。

それでは韓国経済の専門家の視点で解説しよう。

サムスン電子、第2四半期は営業利益89.5兆ウォンの過去最高

HBM4量産拡大・テイラー第2工場着工で「AI半導体覇権」へ本格始動


サムスン電子が2026年第2四半期決算で営業利益89.5兆ウォンという過去最高の業績を記録した。売上高は171兆4995億ウォンで、前年同期比130%増、営業利益は前年同期比1813%増という爆発的な伸びとなった。営業利益率は52.2%に達し、半導体事業の収益性が極めて高い水準にあることを示した。

ADR上場は「現時点で検討せず」

決算説明会で注目された米国ADR上場について、サムスン電子は「現在は検討していない」と明確に否定した。理由として、既に安定した現金創出力がある。

新規資金調達の必要性が低い

ADRは開示負担や原株との価値乖離リスクがあると説明した。


ただし「中長期的な株主価値向上の選択肢としては開いておく」と含みも持たせた。

■ HBM4で「質的成長」へ


サムスン電子は次世代HBMロードマップの中心をHBM4に据え、下半期に急速な拡大を見込む。

第3四半期のHBM4売上は前期比3倍以上

下半期のHBM売上のうちHBM4が60%以上を占める見通し

DRAM全体シェア(38%)と同水準のHBMシェア確保を目標

メモリーCAPAの60〜70%を長期供給契約(LTA)に充当

5大グローバルデータセンターとの契約を完了

AI需要の急拡大を背景に、HBM4が同社の収益構造をさらに押し上げる見込みだ。

■ テキサス州テイラー「第2工場」着工を正式化
ファウンドリー事業では、米テキサス州テイラーのFab2(第2工場)を2030年量産目標として、今年末に着工する計画を明らかにした。

既存のテイラーFab1は2026年稼働予定で順調に進行しており、

2nm級プロセスのCAPA拡大

1.4nm級プロセスへの顧客問い合わせ増加
に対応するため、追加Fabの検討も進めている。

■ モバイル事業は赤字転落、AI体験強化で巻き返しへ
一方、モバイル・エクスペリエンス(MX)事業部は、部品原価の高騰により営業損失を計上。DX部門全体としても初の赤字となった。

サムスン電子は下半期の巻き返し策として、

Google Experience Centerとの連携による「エイジョンティックAI」体験強化

Galaxy Z Fold8などフラッグシップ比率の拡大

新フォームファクター「インテリジェント・アイウェア」投入
を掲げ、AIとプレミアム製品で収益改善を図る。

■ まとめ:AI半導体覇権へ向けた「攻めの投資」
今回の決算は、

HBM4の急拡大

テイラー第2工場の着工

長期供給契約の拡大


など、AI半導体市場で主導権を握るための戦略が明確に示された内容となった。

営業利益率52%という異例の高収益を背景に、サムスン電子はAI時代のメモリー・ファウンドリー両面で攻勢を強めている。

このように良好な決算に見えるのだが、いくつかに気になるところがある。

疑問点1:利益の「メモリ一本足打法」とスマホ部門の赤字転落

今回の89.5兆ウォンという営業利益の内訳を分析すると、極めてアンバランスな「一本足巨人」の実態が見えてくる。

  • 半導体(DS部門)が利益のほぼ100%DRAM価格の急騰(前期比約+45%)やNAND価格の上昇(同+60%超)により、半導体部門だけで約89兆〜91兆ウォンもの利益を稼ぎ出した。。
  • 身内のスマホ(MX部門)がメモリ高騰で赤字転落皮肉なことに、メモリ価格が上がりすぎた結果、同社のスマートフォン(Galaxy)事業は部品調達コストの激増に耐えきれず、約0.7兆ウォンの営業赤字に転落という。

総合IT企業を標榜しながら、実質的には「市況次第で乱高下する汎用メモリの単価高騰」だけで稼いでおり、市況が落ち着けば一気に業績が急降下するリスクを孕んでいる。

そもそもサムスン電子は半導体メモリー作っていて、スマホの自社メモリーを市場価格で買うという謎のやり方である。こんなことしている理由は簡単だ。メモリーの売上や利益を大きく見せたいからである。ええ?どういうこと?

今回の営業利益89.5兆ウォンというのは凄い金額に見えるが、その中で数億台のギャラクシー用にメモリーを買っているんだよ。だから、メモリーが数億個売れても、それは半導体の利益に計上されるが、スマホ部門では大きな赤字になるわけだ。

だから、本来はこのギャラクシーに搭載するメモリーの出荷数は弾いて計算してこそ、本当に売上や利益が出てくる。結局、スマホ事業がその赤字を背負わされているんだよ。それでスマホの部門にボーナスは100分の1です!

しかし、これはHBMにはできません。そもそもスマホにHBM使いません!

疑問点2:HBM4アピールと「SKハイニックス追撃」の焦り

記事では「HBM4の出荷量が第3四半期に3倍へ拡大し、下半期のHBM収入の60%超を占める」と強調してるが、これも現状は厳しいだろう。

  • HBM(高帯域幅メモリ)市場では、これまでSKハイニックスがNVIDIA向け供給などで圧倒的優位を保っている。
  • サムスンがHBM4での巻返しを猛アピールしているものの、HBMは高精度な歩留まり管理が必要で製造コストが非常に高く、汎用DRAMほど利益率が出にくい「コスト地獄」の一面を持っている。
  • 「2028年まで供給不足が続く」という経営陣の発言も、顧客からの長期契約を引き出すためのアナウンスメント効果を狙ったポーズという側面が目立つ。

疑問点3:テイラー第2工場と膨れ上がる設備投資の重荷

米国テキサス州テイラーでの第2工場着工や、年間50兆ウォン規模に達する巨額の設備投資(CapEx)の強行も、将来の大きな財務リスクになり得ます。

  • 米国投資の政治的コスト:米国の半導体法(CHIPS Act)や関税・地政学リスクに対応するため、コストの非常に高い米国での工場建設を推し進めざるを得ない状況です。
  • 将来の減価償却費の圧迫:ファウンドリ(受託製造)事業でTSMCから2nmなどの先端ノードでシェアを奪い返せなければ、建設した第2工場が膨大な減価償却費を生み出し、半導体部門全体の足を引っ張ることになる。

そもそも2NMはTSMCに大差を付けられている。ファウンドリー事業で勝てるとは思えないのに、米国に工場建設しても客がいない。生産中断というどこかのパターンに陥ってしまう。

だから、この決算で見るポイントは過去最高の営業利益とか、派手な宣伝じゃないんだよ。なぜなら、それらは水増しと株主にアピールしていて実用性がないんだから。本当に見るところはここだ。

「あわせて、世界的なメモリー供給不足の長期化に対応し、全メモリー生産能力(CAPA)の60~70%水準で長期供給契約(LTA)を推進しており、5大グローバルデータセンター顧客との契約を完了した」

ここが重要です。そして、これは大嘘です。なぜなら、その名前が記事にGoogleしか出てこないから。本来、契約しているならマイクロソフトとか、エヌビディアとか、Metaとか、そういう企業の名前がでてこないとおかしいんだ。5大グローバルデーターセンター顧客ってなんだよ。

そもそも記事に出てくるGoogleだってスマホ関連だから、HBMの記事には該当するかも怪しい。

これだけ突っ込んでおけば今日のサムスン電子の株価がなぜ下がっているかがわかる。とおもったら、すこしはあげてるのか。でも、まだ市場は終わってないか。そんなこといってたら、マイナスに落ちてるな。

これは終わるまではどっちに転ぶかわからない。ただ、好決算のように見えて市場が反応してないのは見せかけの数字だけ並べてるのがばれているんだよ。

韓国ネットの反応まとめ

①「営業利益89兆ウォン?数字だけ派手で中身は危ない」
「営業利益率52%って異常。どうせDRAM価格が上がっただけ」

「メモリー一本足打法の危険性は何も解決してない」

「スマホ部門が赤字なのに“過去最高利益”っておかしいだろ」

「市況が下がったら一瞬で崩れる数字」

→ 半導体市況依存の“ジェットコースター決算”への不信感が強い。

②「HBM4が下半期の60%?絶対に無理」
(記事のHBM4売上60%主張:)

「HBMはSKハイニックスが独占してるのに、どうやって60%?」

「NVIDIA認証もまだなのに、売上が3倍とか信じられない」

「サムスンのHBMは歩留まりが悪いってずっと言われてる」

「また“希望的観測”で株主を釣ってるだけ」

→ HBM4の生産能力・品質・顧客確保に対する疑念が圧倒的。

③「5大データセンターと契約?名前がないので嘘」

「本当に契約したならAWS・Azure・Metaの名前が出るはず」

「“5大データセンター”って誰?言えない時点で契約してない」

「サムスンは契約が取れない時ほど“契約した”と言う」

→ LTA(長期供給契約)発表は“株主向けの演出”と見られている。

④「テイラー第2工場?客がいないのに米国で工場増やすの?」

「米国で半導体作るのはコスト地獄。誰が買うの?」

「TSMCに2nmで負けてるのに、米国で工場増やしてどうする」

「減価償却でまた赤字になる未来しか見えない」

「CHIPS Actのために無理してるだけ」

→ 米国投資は“政治的コスト”であり、事業的合理性がないという批判。

⑤「スマホ部門が赤字なのに、半導体だけボーナス爆増は不公平」
(記事のMX赤字:)

「スマホ部門はメモリーを市場価格で買わされて赤字」

「DS(半導体)だけボーナスが高くてMXは奴隷扱い」

「内部取引で半導体の利益を水増ししてるだけ」

「Galaxy社員の士気が崩壊してる」

→ サムスン内部の“DS帝国・MX奴隷”構造への不満が強い。

⑥「ADR上場を否定したのは正しいが、成長戦略が見えない」

「ADRは負担が大きいからやらないのは正しい」

「でも株主還元策が弱すぎる」

「結局、半導体市況頼みのまま」

15時半の結果

それでは市場の結果を見ていこう。

今日のコスピは昨日に続いて下げる。5593.57。マイナス69.68。マイナス1.23%。

しかも、これをよく見ればサイドカー発動してますよね。朝に謎の爆上げしてプラス5%越えている。これは空売りの買い戻しなのか。その後、ナイアガラですが。

10時50分ぐらいに5960.つまり、6000回復しそうなほど高騰したが、サイドカー発動後は逆に売られてまさかのマイナスゴールである。

それで面白いのがSKハイニックスだ。

開幕は強制決済による強制売りで129万ウォンまで落ちる。しかし、ここから空売りの買い戻しで、まさかの145万ウォンまで上がるも、そこからナイアガラである。そして、後はまさにヘッジファンドのだまし上げをしながら、ドンドン落ちていくだけ。

最後は132万2000ウォン。マイナス79000.マイナス5.64パーセントで終了。

次に決算があったサムスン電子だ。

サムスン電子も空売りの買い戻しや決算で一度は大きく上がるが、これもSKハイニックスと同じでナイアガラ。最後はまさかのマイナスで着地である。

207000.マイナス1500.マイナス0.72パーセントである。

好決算に見えても、中身がないので売られてるのがよくわかるだろう。

投資主体別売買動向は個人が1兆4310億ウォンで売り。外国人が1兆3437億で買い。機関が660億ウォンで買いとなっている。結局、個人が昨日の下げでロスカットと損切りして、美味しく外国人が底で買っていると。

全体まとめ

サムスンの決算は派手な数字の裏で構造的な弱点が露呈している。

半導体一本足打法

内部取引による利益水増し

HBM4の非現実的な計画

LTA契約の虚偽疑惑

米国工場の財務リスク

スマホ部門の赤字

韓国市場の個人狩り構造

今日の市場の値動きは
「好決算でも売られる理由」をそのまま示した一日だった。

「FOMC据え置きでも米株急落:半導体崩落、MSFT好決算とMeta失速の“明暗”」

昨日、世界で半導体株が売られている原因がSKハイニックスの決算によるものだった。さすがにサイドカー、サーキットブレーカー発動してマイナス12%までコスピが落ちたのは韓国だけであり、その時にSKハイニックスはマイナス20%と近く売られていた。

それから、終値はまさかのコスピは5.98%まで急回復したが、投資主体別売買動向を見れば、外国人だけではなく、個人も売っていたので、こちらはインチキ相場だと述べた。

しかし、SKハイニックスが大きく売られてキオクシアも全面安となったわけだが、今朝の気になるFOMCの金利動向は市場の予想通りの据え置きとなった。こちらも据え置きだと予測したが、これによってフィラデルフィア半導体指数がマイナス4%から急回復して、マイナス1%台まで戻した。さらにS&P500はプラス圏内に戻った。

金利据え置きで半導体株は少し持ち直したが、マイクロンなどはSKハイニックスの影響で下げている。

それではまずはFOMCから見ていこう。

韓国経済の専門家の視点で解説しよう。

米FOMC、政策金利を3.50–3.75%で据え置き

9対3で声明を承認、3名が利上げを主張


米連邦公開市場委員会(FOMC)は29日、フェデラルファンド(FF)金利の誘導レンジを 3.50–3.75%で維持 することを決定した。今回の決定は 9対3の賛成多数 で承認され、前回の「12対0」から大きく構図が変化した。

景気は堅調、設備投資と生産性が力強い

声明によると、中東情勢の不確実性が高まる中でも米経済は堅調に拡大 している。 設備投資と生産性の伸びが強く、雇用の増加は労働人口の増加に追いついており、失業率は大きく変化していないとした。

インフレは依然高水準、供給ショックの影響が残る

インフレ率は依然として 目標の2%を上回る高水準 にあり、エネルギー価格を含む特定分野の上昇は供給ショックの影響が残っていると分析。 委員会は「物価安定の実現に向けて取り組む」と強調した。

3名の委員が利上げを主張

ハマック、カシュカリ、ローガン氏が0.25%利上げを要求


今回の会合では、ベス・ハマック、ニール・カシュカリ、ローリー・ローガン の3名が反対票を投じ、0.25%ポイントの利上げが望ましい と主張した。
これは前回声明にはなかった新規の記述であり、委員会内の見解の分岐が明確になった。

FOMC内部で「利上げ派」が台頭、政策スタンスは転換点へ

今回のFOMCは、政策金利の据え置き自体は予想通りだったものの、3名の利上げ主張 が明記されたことで、委員会内部の温度差が鮮明になった。

景気は堅調

インフレは依然高い

地政学リスクは継続

委員会内で利上げ論が再浮上

これらを踏まえると、次回以降の会合では 利上げ再開の可能性 が市場で議論される展開が予想される。

このように金利は据え置かれたが、反対票が前回よりも3名増えている。その3名は利上げを要求したので、9月のFOMCで利上げについて議論もでてくるということが予想されると。9月に利上げするかどうかはわからないが、なんか朝の4時過ぎに急に米株は軒並み下がりだしたぞ。

まだ、マイクロソフトやMetaの決算は5時と書いてあるので出ていない。しかも、ダウがマイナス1000ドルだ。嫌な予感しかしない。

米主要株・半導体株まとめ(7月29日)

1. 市場全体:主要指数は全面安、特に半導体が急落


指数 終値 前日比 下落率
NYダウ 51,594.14 −1,153.18 −2.18%
NASDAQ 24,442.94 −433.97 −1.74%
NASDAQ100 27,192.31 −570.82 −2.06%
S&P500 7,316.15 −112.63 −1.52%
NYSE FANG+ 16,483.50 −293.21 −1.75%
PHLX 半導体(SOX) 10,447.49 −588.19 −5.33% ← 最大の下落

結論:半導体が市場全体の下落を主導。


SOXは−5.33%と突出した急落で、AI関連株に強い調整圧力。

2. メガテック主要株(GAFAM+Tesla)


● 下落した銘柄(市場の重し)


Microsoft(−0.71%)

Apple(−0.56%)

Amazon(−1.82%)

Meta(−1.31%)

Tesla(−2.97%)

● 上昇した銘柄(市場を下支え)


Alphabet(+0.90%)

Netflix(+1.71%)

GAFAMは総じて弱いが、GoogleとNetflixが唯一のプラス。
広告・コンテンツ系は底堅い一方、クラウド・消費は軟調。

3. 半導体株:全面安、特にメモリ・装置が壊滅的


● GPU・AIサーバー


NVIDIA:−3.55%

AMD:−5.52%

Intel:−5.08%

→ AIサーバー関連は一斉安。投資過熱の修正局面。

● メモリ(HBM・DRAM・NAND)


Micron(MU):−10.10% ← 最大の下落

SanDisk(SNDK):−7.32%

Western Digital(WDC):−0.32%

→ Micronが10%安と崩落。メモリは最も売られたセクター。

● 製造装置(EUV・エッチング・検査)


AMAT:−8.40%

LAM(LRCX):−6.42%

KLA(KLAC):−10.80%

ASML:−2.04%

→ 装置株も大幅安。設備投資の減速懸念が強い。

4. その他の主要株(ダウ構成銘柄)


● 大幅安


キャタピラー(CAT):−6.91%

ゴールドマン(GS):−5.09%

JPモルガン(JPM):−3.53%

ボーイング(BA):−3.41%

→ 景気敏感株・金融株が弱い。リスクオフが鮮明。

● 上昇した銘柄


コカ・コーラ(KO):+0.92%

ビザ(V):+0.58%

セールスフォース(CRM):+3.79% ← ダウで最強

→ ディフェンシブ(生活必需品)とソフトウェアは堅調。

5. 今日の市場の“要点3つ”


① 半導体が市場の下落を主導(SOX −5.33%)


Micron −10%、装置株 −6〜10% と、AI関連の調整が最も深い。

② メガテックは総じて軟調だが、Google・Netflixは上昇
広告・コンテンツ系は底堅い。

③ 景気敏感株・金融株も売られ、リスクオフが広がる
ダウ構成銘柄の下落幅が大きい(CAT −6.9%、GS −5.1%)。

SKハイニックス ADR(SKHY)まとめ(7/30 早朝時点)


終値:126.79(−2.60%)
出来高:63.81M(非常に大きい)
アフターマーケット:125.70(−0.86%)

韓国本体(000660)は1,401,000(−9.61%) と大幅安で、ADRも連動して下落。

このように軒並み売られる展開である。

しかし、今日はこれだけじゃない。マイクロソフトとMetaの決算もある。

マイクロソフト、4–6月クラウド売上高が43%増(予想上回る)

1. Azureの売上が前年同期比+43%、市場予想(+39.98%)を上回る

マイクロソフトが発表した第4四半期(4–6月)決算で、
Azureの売上高が+43% と強い伸びを示した。

予想は +39.98% だったため、明確に上振れ。

AI需要がクラウド成長を押し上げている構図が鮮明。

2. 時間外取引で株価は約+3%上昇

好決算を受け、時間外で MSFT株は約+3%上昇。

市場は「AIクラウドの成長持続」を評価。

3. Azure売上が初めて“1000億ドル”を突破

CEOサティア・ナデラは

「今年、Azure売上高は初めて1000億ドルを突破した」 と発言。

Azureは完全に“巨大インフラ企業”の規模へ。

4. Microsoft 365 Copilotの有料ユーザーが3000万人突破
ナデラCEOは、

Microsoft 365 Copilotの有料ユーザーが3000万人を超えた と説明。

「顧客がAI変革の推進において当社に寄せる信頼を反映している」とコメント。

AIアシスタントの商用化が急速に進んでいる。

5. 記事の背景:AI関連半導体株の下落が市場の不安要因

記事後半では、FOMCが金利据え置き

AI関連半導体株の下落が市場全体の重しと説明されている。

マイクロソフトの好決算は市場の不安を一部相殺する材料。

決算は悪くない。だから、時間外でプラス3%だ。

メタプラットフォームズ 2Q増収減益 売上高28%増608億ドル、営業益8%減187億ドル、EPS6.18ドル

メタ・プラットフォームズ<META>の2026年度第2四半期(4-6月)の業績は増収、営業減益だった。

 米現地7月29日の通常取引終了後に公開された8-K(重要事項報告書)によると、第2四半期は売上高は前年同期比28.0%増の608億ドルとなった。営業利益は8.2%減の187億ドル。営業利益率は30.9%へ低下した。前年同期は43.0%だった。1株利益(EPS・希薄化後)は6.18ドル(前年同期7.14ドル)となった。

Metaの決算は悪い。だから、時間外で一時マイナス8%下げている。

マイクロソフトとMetaの決算は好材料と悪材料だな。

韓国半導体への影響について

長期:HBM需要はさらに強まる(ポジティブ)

Azure+43%

Copilot3000万ユーザー

Google Cloud+82%


→ AI推論サーバーの増設が続く
→ HBM需要は増加し続ける

② 中期:設備投資は加速(SK・サムスンに追い風)

SKハイニックス:竜仁クラスター、米インディアナ先端パッケージ

サムスン:平沢・華城のHBMライン増設

クラウド企業のAI投資が続く限り、設備投資は止まらない

◆ ③ 短期:株価は不安定(ネガティブ)


韓国市場の急落

半導体セクターの利益確定売り

Meta決算の悪材料

短期はボラティリティが高い

結論:長期は明るいが、短期は荒れる

Microsoft=好材料、Meta=悪材料

この“決算の明暗”が半導体株の短期の揺れを作っている。