昨日、韓国証券市場は過去最高の爆上げを記録したのだが、一つ訂正しておく必要がある。どうやらサーキットブレーカーが発動するのは下落時だけだったようで、上場時に8%や15%越えても発動しないようだ。
それじゃ、サイドカーはどうなんだよという話だが、これは上昇時でも5%を上回った場合は発動されるようだ。だから、昨日の相場で17%あげたが、サイドカー発動しても、サーキットブレーカー発動してないのが正しい理解となる。
この場で訂正させていただく。こちらもちゃんと理解できてなかった。ただ、上げだろうが、下げだろうが、普通に考えて17%とかは個別の銘柄ならともかく、株価全体であり得ないのは真実である。だから、昨日の上昇率は圧倒的コスピ1位だった。
問題は17%上がって、韓国株はこのまま順風満帆に行くかどうかなんて、当然、話はそんな単純ではない。なぜなら、キオクシアとアップルの決算で不穏な動きが出ている。一方で決算が好調だったAmazonは14%ほどあげている。さらに昨日、爆上げしていたマイクロやサンディスクなども売られている。これは利益確定売りだと思われる。
つまり、昨日、サムスン電子やSKハイニックスが30%近くの歴史的暴騰したことで、利益確定売りが出るので、8月に入って月曜日にならないとどうなるかは全く読めない。しかし、キオクシア決算、マイクロンやサンディスクの下げを見れば、それ以上の利益確定売りで売られる。30%上がっても、次に10%下がる可能性だってあるんだよ。
だから、個人は容易に飛びつかない。


後、昨日の個人の売りを強制決済じゃないか?という視聴者さんのコメントもあるのだが、実際のところ7月28日から29日で、SKハイニックスは合計24%以上下がってるので、ここでほとんど強制決済は消えている予測できる。
なぜならレバレッジETFならマイナス48%以上下げたから。もちろん、強制決済は信用買いの話なので、普通にレバレッジETFもってるだけでは発生しない。でも、48%も下がって、これから上がると信じて持ち越せた韓国アリはほとんどいないだろう。
だから30日にマイナス6%下がっていて、31日に強制決済を食らった韓国アリもいるとは思われるが、8兆ウォンのような大きな売りにはならない。明らかに個人が30%近く上がったときに、逃げていると思われる。
しかも、レバレッジETFなら60%とか爆上げなので、個人の利益は凄いことになっているわけだが、そもそも7月24日から30日まで大きくさげてるときに個人がSKハイニックスを買える勇気はどれだけあったのか。
つまり、7月24日から7月30日までのSKハイニックスは176万から134万までさがっている。だいたい3割だ。7月24日にレバレッジETFを買っていたら、ここから60%以上下がるわけで、これを持ち越せる韓国人はいない。圧倒的に底で買えたら儲かるわけだが、実際、そこで買える韓国アリはほとんどいなかった。
だから、韓国アリが今回の高騰でもネットを見る限りではお祭りモードになってない。そもそも5日前の水準に戻ってきただけだからな。SKハイニックスのピークは2956000ウォンである。今が171万ウォンなので、残り120万ウォン以上ある。
昨日の30%上げに飛びついた韓国アリもまずいないだろう。普通に30%もあげている株に手を出すなんて難しい。
このように分析していけば、ネットで儲けているのが外国人だけという話に信ぴょう性が出てくる。では、8月以降の市場はどうなるんだ。
そこで重要なのはキオクシア決算だ。なんとここに来てキオクシアは市場予想を下回る結果となった。
それでは韓国経済の専門家の視点で解説しよう。
キオクシア、7〜9月期純利益が31倍の1兆2700億円へ
AI特需でメモリー販売が急拡大、自社株買い8000億円・株式分割も発表**
半導体メモリー大手のキオクシアホールディングスが、2026年7〜9月期の連結純利益(IFRS)が前年同期比31倍の1兆2700億円に達する見通しを示した。AI投資の急拡大を背景に、データセンター向けのNAND型フラッシュメモリー需要が急伸していることが大幅増益の主因となった。
AIデータセンター向け販売が急加速
キオクシアは長期記憶用のNAND型フラッシュメモリーを主力とし、AIサーバーの増設ラッシュにより販売が急増。4〜6月期のデータセンター向け売上高は前年同期比5倍超の1兆1747億円に達し、わずか3カ月で前期通期と同規模の売上を計上した。
需給逼迫が続く中、販売単価は前四半期比で7割上昇。出荷量も増加し、価格上昇と数量増のダブル効果で利益率が大幅に改善した。
株価対策として株式分割と自社株買いを実施
キオクシア株は直近で下落傾向にあるが、最低投資金額が約400万円と高く、東証が望ましいとする「50万円未満」を大きく上回っていた。
この状況を踏まえ、同社は以下の株主還元策を発表した。
株式分割:1株→3株(10月1日効力発生日)
自社株買い:最大8000億円(3000万株、発行済み株式の5.5%)
取得期間:8月3日〜10月30日
投資単位の引き下げと需給改善を狙った施策で、株価の安定化を図る。
財務体質も急改善、ネットキャッシュがプラスに
キオクシアは上場前に1兆円超の有利子負債を抱えていたが、AI特需による収益力向上で財務が急速に健全化。4〜6月期には、現預金から借入金を差し引いたネットキャッシュがプラス転換した。
また、利益拡大を受けて従業員への還元も強化。年間で500億円規模の特別加算金を計上する。
市場予想はやや下回るも、成長トレンドは強固
7〜9月期の純利益は市場予想平均(QUICKコンセンサス:1兆3431億円)をやや下回ったものの、AI需要の継続とメモリー価格の上昇により、同社は2027年も需給逼迫が続くと見ている。
総括:AI特需の“最大受益企業”の一角へ
キオクシアは、AIデータセンター向けメモリー需要の爆発的増加を背景に、国内企業の中でも突出した利益成長を示している。財務改善、株主還元、価格上昇、出荷増のすべてが揃い、AIサイクルの恩恵を最も強く受ける企業の一つとして存在感を高めている。
このように日経の記事をまとめることができるんだが、キオクシア決算は悪くないが、これではほぼ確実に月曜日に売られる。決算前に韓国のサムスン電子やSKハイニックスに釣られて17%ほど上がっているので、この決算の内容なら利益確定売りと失望売りが始まる。
実際、時間外でも4%ほど下げているし、キオクシア掲示板を覗いても楽観モードはない。
そもそも市場予測を下回った時点で、本当にこの先、順調なのかという疑問が出てくる。いやいや、さすがに厳しい評価じゃないのか。日本人ならキオクシアを応援しろ。YOUTUBEだと決算は高評価だぞという突っ込みがきそうだが、こちらは感情は出来るだけ省いて機械的に見ている。
おそらくGeminiに分析させてもそんな評価出すんじゃないか。ということでやっておこうか。
Geminiの分析
キオクシアの株価(直近46,500円)について「今が買い時か」どうかは、お客様の投資期間とリスク許容度によって結論が大きく異なります。
現在は、巨大な株主還元策による「下支えへの期待」と、相場のボラティリティ(変動率)の高さによる「短期的な急落リスク」が入り混じった局面です。まずは現在の強弱の材料を整理します。
相場環境の整理(強気・弱気の材料)
| 視点 | 主な背景・材料 | 株価への影響(仮説) |
| 強気(買い目線) | 最大8,000億円の自社株買い(8月3日〜10月30日)と10月の1対3の株式分割 | 期間中の強力な下値サポートとして機能し、分割後は個人投資家が参入しやすくなるため需給の好転が期待できます。 |
| 強気(買い目線) | AI向けSSD需要の拡大と歴史的な大幅黒字 | 明確な業績の裏付けがあるため、AI相場が再燃すれば最高値(112,700円)へ向けた反発シナリオも描けます。 |
| 弱気(様子見) | 特許訴訟の敗訴(約371億円)や長期供給契約(LTA)の不透明さ | 市場が悪材料に過敏になっており、短期的に再び大きく売り込まれるリスクが残っています。 |
| 弱気(様子見) | 米国半導体株の動向やマクロ経済への懸念 | 企業業績に関わらず、市場全体の地合い悪化によって連れ安となる可能性があります。 |
仮説に基づく投資シナリオ
現時点での判断例として、2つの仮説シナリオを挙げます。
- 長期目線での仮説シナリオ:「中長期(数年単位)でAI市場の成長を信じ、一時的な30%〜40%の含み損にも耐えられる(リスク許容度が高い)」という前提を置いた場合、株価がピークから大きく調整し、自社株買いが下値をサポートしている現在のタイミングは、段階的に買いを入れる(打診買い)一つのチャンスと捉えることができます。
- 短期目線での仮説シナリオ:「数週間で短期的な利益を狙いたいが、損失は最小限に抑えたい」という前提を置いた場合、キオクシアは直近でも1日で15%以上動くなど非常に値動きが荒いため、今はリスクが高すぎる(見送るべき)相場と言えます。
このようにGeminiだと長期なら、買いをいれるチャンス。短期なら見送るべきだと述べている。しかし、買うにしても465万いるからな。
もちろん、こちらは個別株の投資を推奨しているわけではないんだが、キオクシアが上がらない=サムスン電子やSKハイニックスも売られるという図式が成り立つ。しかも、市場予想を下回った時点で、メモリー需要の真の価値が見直される局面でもある。
8月のAI相場を見る上でキオクシア決算の躓きは不安材料として残る。キオクシア決算一つでも、8月の相場はAI半導体メモリーが急回復なんていうシナリオを描くのは難しいわけだ。
さらに分割後に売られる可能性も高い。そこで自社株なんだろうが、8000億円程度では、今の水準だと焼け石に水である。配当がどうとかいうが、キオクシアの株価水準で出せる配当だって多いはずもない。
だから、個人的にはキオクシア買いで推奨は難しい。実際、これについては8月5日だったか。サンディスクの決算で色々わかるだろう。
実際、米市場を見ても、マイクロンやサンディスクは売られている。急騰による利益確定売りだろうが、底を打ったかどうかの判断は難しい。
ネットの反応を見ておこうか。
1|失望売り・ストップ安を予想する声(多数派)
決算直後の反応で最も多いのは 「月曜ストップ安」「大幅下落」 の予想。
「失望決算なので、かなり苦しい状況でしょう」
「月曜はコンセンサス未達で失望売りでストップ安か」
「ストップ高の翌日ストップ安なんて楽しい銘柄」
「全部雰囲気ぶち壊したのはキオクシアだ」
決算内容より“市場予測未達”が重いという認識が強い。
2|コンセンサス未達への批判・不信感
コンセンサス(市場予測)に対する不満や誤解も多い。
「コンセンサスの意味がわかってないのかもね」
「コンセンサス未達なのになんで?って騒ぐ」
「日経クイックのコンセンサスが株主の脅威になっとる」
“予測未達=即売り”という短期筋の反応に嫌気が差している層も存在。
3|需給悪化・信用買い残の多さへの悲観
需
給の悪さを指摘する投稿が非常に多い。
「信用買い残まだ売り残の20倍だぞ?」
「上で捕まった個人は数え切れない」
「機関が個人を叩き潰すだけ」
信用買いが多すぎて、下落時に売り圧力が増す構造が恐れられている。
4|“触るな危険”という警戒感
短期売買の危険性を強調する投稿も多い。
「売りも買いも命まで」
「空売りしちゃダメだ!買ってもダメだし」
「こんなとんがった銘柄見たことね〜」
“ボラティリティが高すぎて手を出すな”という警告が増加。
5|自社株買い8000億円への懐疑
自社株買いは好材料だが、効果を疑う声が多い。
「期間設定だけで実際にやるか分からない」
「いきなり全力でやるわけない」
「ニデックは期間設定したのに一切やらなかった」
“焼け石に水”という評価が多く、需給改善効果は限定的と見られている。
6|決算内容は悪くないという少数派の擁護
少数だが、決算内容を評価する声もある。
「内容的にこれから上がる決算だよね」
「稼ぐ力が段違いに見える」
「現物なら年末までに戻るだろ」
ただし、短期では売り圧力が強すぎるため強気派は少数。
7|月曜は“寄り底→リバウンド”と見る中立派
中立派は「下がるが戻す」と予想。
「月曜はジリ安からの戻しで少し高い引け」
「寄り底になると思う」
「レンジ内で暴れるだけ」
短期の乱高下を前提にした“レンジ相場”予想が多い。
8|米国市場・SOXとの比較で冷静な分析も
米国市場との比較で冷静な分析をする投稿もある。
「米指数SOXも全て良いのに日経先物が大幅下落」
「SOXは堅調なのにキオクシアだけ下がる」
“キオクシア単体の問題”として見る声も増加。
9|諦め・撤退宣言(感情的反応)
暴落続きで精神的に疲れた投資家の声。
「祭りは終わり。一攫千金できる時期は終わった」
「休みの間震えて眠れ」
「地獄みてえな上下の振れ幅」
“もう終わりだ”という投げやりな投稿が増加。
総括:決算後の日本ネット反応は「悲観7:中立2:楽観1」
掲示板全体の空気を数値化すると以下の通り。
悲観(売り・失望・恐怖)…約70%
中立(レンジ予想・様子見)…約20%
楽観(買い・長期強気)…約10%
特に強いのは以下の3点。
コンセンサス未達=失望売り
信用買い残の多さ=需給悪化
決算前の急騰17%=売り圧力増大
あなたが指摘した「月曜は売られる可能性が高い」という読みは、
掲示板の空気とも完全に一致している。
このようにキオクシア決算は悪くなくても投資家心理は悲観的である。
ああ、キオクシア決算見ていたら米株の動きまで負えなかった。とりあえずSKハイニックスADRだけ見ておこうか。土日だから時間はあるので重要な米動向は次回に回す。
SKハイニックスADR

SKハイニックスが30%近くあがっても急騰が予想されたSKハイニックスADRだが、開始値は159ドルと高い上昇がすぐに売られていく展開。最初、チャートをみて信じられなかった。あれ?一日前のチャート?疑ったぐらいだ。しかし、これが現実。なんとSKハイニックスADRは143.73ドルで終わったのだ。マイナス5.27ドル。マイナス3.54%。
これを見て月曜日にまた上がるなんて予想できるわけもなく、8月そうそうに外国人の利益確定売りでSKハイニックスは急落する可能性が高い。
結果、コスピ17%上げても、月曜日にナイアガラすれば、サイドカー、サーキットブレーカー発動率も高いてこと。当然、下げる速度も最速になるからな。