時刻は15時半。朝が遅れたこともあり、夜の動画記事も送れてるのだが、そんなことより暑くてヤバイぞ。なんと35度で熱中症警戒アラートが鳴っているじゃないか。因みに熱中症は屋内でも、エアコンとかつけてないとヤバイので、とにかくこんな日は外に出ずに警戒してほしい。そして、エアコンつけてても暑いという。
しかし、これでは夜の動画に間に合わないので頑張って記事を更新していく。
それで、朝からコスピがサイドカー発動したり、SKハイニックスやサムスン電子が軒並み売られているのだが、これはまさにサンディスクショックである。
サンディスクの決算が朝にあったのだが、まさかの市場予測に届かないという。つまり、AI半導体の限界が見えた。しかも、これはフラッシュメモリということで、キオクシアもただではすまない。キオクシアもマイナス10%だよ。せっかく半導体に買いが戻ってきたのに、サンディスク決算で全滅だよ。
だから、今日の市場の結果を見ていく前にサンディスクの決算を見ておこう。
それでは韓国経済の専門家の視点で解説しよう。
サンディスク決算まとめ(Q4 2026)
◆ 売上・利益(Q4)
売上:89.65億ドル(前期比 +51%)
一部は数量増、2/3は価格上昇によるもの
GAAP純利益:69.03億ドル(EPS 43.97ドル)
Non-GAAP EPS:39.25ドル
粗利率:84.6%(前期比 +6.2pt)
NAND企業でこの粗利率は異常値(HBM並み)
◆ 通期(FY2026)
売上:202.48億ドル(前年比 +175%)
GAAP純利益:114.33億ドル(EPS 73.76ドル)
データセンター向け売上:前年比 +437%(AI需要の爆発)
セグメント別の伸び(AIの影響が明確)
データセンター(AIサーバー向け)
Q4:29.77億ドル(前期比 +103%)
前年比:+437%
AIサーバー向けSSD需要が爆発していることが数字で証明された。
◆ Edge(企業向けストレージ)
Q4:54.32億ドル(前期比 +48%)
AI推論・ローカル処理向けストレージ需要が急増。
◆ Consumer(一般向け)
Q4:5.56億ドル(前期比 マイナス32%)
コンシューマは弱いが、AI向けが強すぎて全体を押し上げている。
超大型ニュース:140億ドルの自社株買い
取締役会が140億ドルの自社株買いを承認
残りの買い戻し枠は 155億ドル に拡大
時価総額の大部分を買い戻せるレベル。
株価の下支えとしては“異次元”。
2027年Q1ガイダンス(さらに強気)
売上:103〜108億ドル(Q4比 +15から20%)
Non-GAAP EPS:44から46ドル
NAND価格の上昇が続く前提。
決算の本質:NAND企業が“HBM企業のような利益率”を達成
AIサーバーはHBMだけでなく、NAND(SSD)を大量に使う。
今回の数字はそれを完全に裏付けている。
粗利率 84.6%
Micron や SK の HBM事業と同等レベル
NAND企業としては歴史的に異常値
データセンター売上 +437%
AIサーバー向けSSD需要が爆発
価格上昇が続いている(Q4の売上増の2/3が価格要因)
このように決算内容はかなり良いと思われるが、時間外で急落している。しかし、なぜ売られているのか。よくわからないのでサンディスクの掲示板を見ておこうか。
サンディスク決算後の反応まとめ(Yahoo掲示板)
① 強気派(買い・拾い待ち)
強気派は「決算は大成功」「自社株買いが強力」「ガイダンス未達は誤解」と主張。
「今日は仕込む日になりそう」
「そろそろ拾い時がやってくるぞー」
「間違いなく買いです。皆難しく考えすぎ」
「決算大成功ですよね?買い場だと思って買いました」
「ガイダンス未達って言っても実態は5%下だけ」(111億→108億)
「増産なしで自社株買いなんてキオクシアと以心伝心」
決算内容は強すぎるため、押し目は買いという意見が多い。
② 弱気派(失望・売り煽り)
弱気派は「ガイダンスが最悪」「増産なしは愚策」「キオクシアのように毎日下がる」と主張。
「ガイダンス最悪だった」
「増産無しで自社株買いだけの愚策にブチ切れ」(米掲示板の反応)
「生産能力が周知されてしまったのでキオクシアみたいに毎日下がる」
「今日は15%の下落は考えておこう」
「未達株に4桁は許されん」(キオクシアと同じ目に遭う)
ガイダンスと増産姿勢への失望が弱気派の中心。
③ 中立派(困惑・様子見)
決算が強いのに株価が下がる理由が分からないという声。
「なんで下がる?」(英語版掲示板でも同じ反応)
「決算の度に上がるか下がるか解らない」
「今日は触れんな」(雇用統計前で警戒)
決算内容と株価の乖離に戸惑う声が多い。
④ 米国掲示板の空気(日本と同じく割れている)
「米SNDK掲示板は7割弱気・3割強気」
「アメリカでは増産無しで自社株買いだけにブチ切れ」
日本より米国の方が“増産なし”への批判が強い。
反応の構造(なぜ割れたのか?)
◆ 1. 決算は“化け物級” から 強気派が買いに走る
粗利率84.6%、データセンター売上+437%など、数字は歴史的に強い。
そのため「押し目買い」「拾い時」という声が多い。
◆ 2. ガイダンスがコンセンサス比で弱いので弱気派が売りに走る
111億ドル予想に対して108億ドル。弱気派は「最悪」「失望」と反応。
◆ 3. 増産なしで米国勢が強く反発
AI需要が爆発しているのに増産しないことが「愚策」と批判されている。
◆ 4. 雇用統計前 → 全体がリスクオフ
「今日は触れない」「15%下落を覚悟」という声が増えている。
掲示板の反応は以下の3つが支配的
決算は超絶から 強気派は押し目買いを主張
ガイダンス弱い・増産なしで 弱気派は失望して売り
雇用統計前で全体がリスクオフ で中立派は様子見
市場の“殴り合い”の理由はこれ
決算は強い
ガイダンスは弱い
増産なしで米国勢が怒る
雇用統計で短期勢が逃げる
強気と弱気が完全に拮抗しているため、株価が乱高下している。
なるほど。掲示板のコメントを見るとこれは下がりそうだな。やはり、市場予想に届かない。しかも、一般向けはマイナス32%なので、値上がりしたサンディスクのメモリを消費者は買ってない。AI向けに需要は増えてるが、増産しない。サンデイスクのNANDの限界が見えた感じか。つまり、今回の主役はDRAMであるということ。
結局、決算後に上げたのはマイクロンだけじゃないか。
サンディスクの決算の影響はサンディスクだけじゃないんだ。キオクシアやSKハイニックスを見ればわかるが、半導体関連全般に飛び火している。だから、怖いのは明日の金曜日だな。サンディスクの決算で米半導体株が急落してコスピが無事で済むと思えないが。
今日である程度、折り込んだとは思うが、この先、厳しいことにかわりない。そして、もう一つニュースがある。それはマイクロンがSKハイニックスにDRAMシェアを縮めたことだ。このまま行けば次回はマイクロンが2位になるかもしれない。
サムスン電子、2026年Q2もDRAM世界シェア1位を維持
韓国サムスン電子は2026年第2四半期(4〜6月)において、DRAM世界シェア39%で首位を維持した。一方、SKハイニックスはシェア26%へ低下し、米マイクロンが25%まで急伸。両社の差はわずか1ポイントとなり、DRAM市場の勢力図が大きく揺らぎ始めている。
サムスン電子:DRAM首位を維持(39%)
サムスンは前四半期比でシェアを1ポイント伸ばし、昨年Q4から続く首位の座を確保した。AIサーバー向けDRAM需要が継続しており、サムスンの供給力が市場を支えている。
SKハイニックス:HBM価格下落で苦戦(26%)
SKハイニックスはHBMの覇者として知られるが、HBM価格が前年から下落傾向となり、DRAM売上高が伸び悩んだ。
その結果、シェアは前期比3ポイント低下し、マイクロンに猛追される展開となった。
マイクロン:シェア25%まで急伸、ハイニックスに肉薄
今回の主役は間違いなくマイクロンだ。
シェア:22% から25%へ急上昇
ハイニックスとの差:1ポイント
マイクロンは汎用DRAMの販売が大きく伸び、HBM価格下落の影響を受けたハイニックスを一気に追い上げた。
中国CXMT:売上716%増の“爆速成長”
中国の長鑫存儲技術(CXMT)はシェア7%で4位だが、
売上高は前年同期比 716%増という驚異的な成長を記録。
中国国内の汎用DRAM需要と生産能力拡大が背景にあり、世界で最も急速に成長するDRAMメーカーと評価されている。
DRAM市場の構造変化:HBM価格下落から 汎用DRAMが主役へ
記事が指摘する重要ポイントはここだ。
◆ HBM価格が下落
SKハイニックスの収益が鈍化
HBM依存度の高い企業が苦戦
◆ 汎用DRAMの価格・需要が堅調
マイクロンが大きく伸びる
サムスンも安定したシェア維持
つまり、2026年Q2は「HBMの時代」から「汎用DRAMの反撃」へ転換した四半期と言える。
今後の展望:HBM価格はQ3から下げ止まり、2027年に反発へ
カウンターポイントは以下のように予測している。
NVIDIAの新製品出荷が始まる2026年Q3からHBM価格下落が鈍化
2027年には汎用DRAMに追随してHBM価格が反発
つまり、HBMは2027年に再び主役に返り咲く可能性が高い。
総括:DRAM勢力図は“3強+中国”の再編フェーズへ
今回のデータから読み取れる市場構造は以下の通り。
サムスン:安定した首位
マイクロン:汎用DRAMで急伸、ハイニックスに肉薄
SKハイニックス:HBM価格下落で一時的に苦戦
CXMT:中国市場を背景に爆速成長
2026年は「HBMのSKハイニックス」 vs 「汎用DRAMのマイクロン」
という構図が鮮明になりつつある。
そして2027年には、HBM価格反発 から ハイニックスの再加速というシナリオが見えてくる。
記事のまとめるとこうなるが、やはり、今回の決算でDRAM勢の勝ちだと感じたのは偶然じゃなかったな。サムスン電子は自社用スマホでメモリ売ってるので、39%といってもどこまでシェアを確保しているか難しい。しかし、マイクロンはシェアを伸ばしてSKハイニックスに迫っている。まとめるとこうなる。
2026年Q2は「HBMの時代」から「汎用DRAMの反撃」へと市場が転換した四半期だった。 サムスンは内製需要でシェアを維持し、SKハイニックスはHBM価格下落で苦戦。 一方、汎用DRAMの価格上昇を最大限に取り込んだマイクロンが急伸し、 DRAM勢力図はサムスン・ハイニックス・マイクロンの三強時代へと再編されつつある。
そして、黒船の中国企業だ。でも、アップルは交渉に失敗したそうだぞ。なんでも中国企業はサムスン電子やSKハイニックスと同等価格でDRAM提供をしたらしい。すごいな。この中国企業。アップルにここまで強気とは。
まあ、それがいいかどうかは知らないが、アップルはこれによって中国企業からメモリ到達はできなくなった。9月以降のiPhone製品の値上げは必須である。
このように半導体の大きな流れが変わりつつある。ただ、中国企業が薄利多売をしないのは珍しいよな。いつもは焼き畑商法で価格破壊してくるのにな。
だから、この先において急にメモリー価格が下がるてことは難しい。そもそも2027年すらもう完売しているとか。そういう話もある。
このように半導体関連ニュースはまさに激動の時代を迎えている。その中心にいるのがサムスン電子やSKハイニックスということで、当然、今日の市場にも影響が出ていると。
15時半の結果

それでは今日の市場をまとめておこうか。
最近、上昇の勢いを見せたコスピが6日、半導体株の下落で4%台の急落で取引を終えた。 コスピは同日午前、プログラム売り呼び値の一時効力停止(サイドカー)も発動された反面、コスダックは上昇の勢いを続けた。同日、コスピは前日比301.88ポイント(マイナス4.58%)下がった6296.38で取引を終えた。
同日、コスピは前日比119.51ポイント(マイナス1.81%)下がった6478.75で取引を開始した後、下落幅を拡大した。
有価証券市場で個人は3兆3390億ウォンを買い越した反面、外国人と機関はそれぞれ3兆3494億ウォン、1219億ウォンを売り越した。
コスピ時価総額上位10銘柄は、上昇より下落がさらに多かった。 三星電子(マイナス6.30%)、SKハイニックス(マイナス10.37%)、SKスクエア(マイナス13.32%)、三星電気(マイナス9.37%)、現代車(マイナス1.11%)、三星生命(マイナス2.21%)は下落した。
大信証券のイ·ギョンミン研究員は「国内証券市場にメモリー関連投資心理が萎縮し、半導体業種が急落し指数劣勢を主導した」として「反面、消費財業種で循環売りの様相を見せ業種別差別化相場が明確だった」と説明した。
このように説明しているのだが、どう見てもサンディスクショックなんだよな。