日別アーカイブ: 2026年8月8日

韓国若者雇用44カ月減少、貧困ループ深刻化

韓国政府は韓国経済は輸出や経常利益は過去最高だと自慢しているが、実際はただの半導体バブルに過ぎない。それ以外は全滅している。特に青年雇用は44ヶ月連続の減少という。つまり、韓国の青年雇用はAIが登場する前から絶望的だったのだよ。

理由は簡単だ。最低賃金の大幅上昇に企業は採用枠を減らした。特に製造業や自営業は率先して人件費をコスト削減に使った。その結果、若者の就職は中国と同じで絶望的となった。AIのせいにしているが、根本的な理由は韓国の内需が回復してないから。ええ?44ヶ月なら3年も前でしょ?3年経過して内需回復しないておかしくない?

そう思うかもしれないが、これは日本と同じで失われた30年。つまり、低成長時代を迎えたことで起きている現実なんだよ。

今日は先に理由を解説して記事に突っ込んでいこうか。

それでは韓国経済の専門家の視点で解説しよう。

韓国の青年雇用が44カ月連続で減少した“本当の理由”

AIのせいではなく、最低賃金ショック+内需崩壊+低成長化

「AIが若者の雇用を奪った」という韓国政府の説明は“後付けの言い訳”に過ぎない。

青年雇用の減少は 44カ月=約3年8カ月。つまり、ChatGPT登場(2022年末)より前からずっと悪化していた。

では、なぜ3年以上も内需が回復しないのか?その理由は、韓国が日本と同じ「低成長時代」に突入したから。

  1. 最低賃金の急上昇が企業の採用枠を破壊した
    韓国の最低賃金は2018〜2022年で 約40%以上上昇。
    これはOECDでも異常なペース。

● 製造業
人件費が急増

中小企業は耐えられず採用停止

若者の入口(初級職)が消滅

● 自営業
韓国は自営業比率が日本の2倍

最低賃金上昇でアルバイトを雇えなくなる

家族経営化、無人化、採用ゼロ

若者が入る“入口”が物理的に消えた。

これはAIとは無関係。

最低賃金ショックが雇用崩壊の“起点”だった。

  1. 内需が3年以上回復しない理由:韓国は「失われた30年」に入った

韓国は日本と同じ構造に入った。

家計負債がGDPの100%超

世界最悪レベル。消費に回す余力がない。

● 不動産バブル崩壊


韓国の住宅価格は2021年ピークから下落。
住宅ローン返済で消費が死ぬ。

● 少子化で人口減少


若者が減り、消費市場が縮小。

● 高齢化で社会保障費が急増
政府は財政余力を失い、景気対策ができない。

内需が回復しないのは「景気が悪いから」ではなく、構造的に回復不能だから。

日本の「失われた30年」と同じメカニズムが韓国で再現されている。

半導体バブルは“数字だけの好景気”で雇用を生まない


韓国政府は「輸出過去最高」「経常黒字過去最高」と自慢しているが、
これは 半導体価格が上がっただけ。

● 半導体の雇用誘発係数


製造業平均の 半分以下

生産が増えても雇用はほぼ増えない

AI需要で価格が上がっただけで、雇用はゼロ

つまり、

半導体の光は、若者には一切届かない。

若者の雇用が中国と同じ構造で崩壊

● 中国
不動産崩壊

内需崩壊

若者失業率21%(公表停止)

● 韓国
不動産バブル崩壊

家計負債世界最悪

青年雇用44カ月連続減少

新卒の入口が消滅

両国とも、
「内需が死んだ国は若者の雇用が消える」
という同じメカニズムに陥っている。

  1. AIは“加速要因”であって“原因”ではない
    韓国政府はAIのせいにしているが、
    青年雇用の崩壊は AI登場前から続いている。

AIはただ、

初級職を消し

ホワイトカラーの効率化を進め

採用枠をさらに減らした

という「加速装置」に過ぎない。

原因は最低賃金ショック+内需崩壊+低成長化。

このような理由で韓国の若者は就職氷河期を3年以上も前から続けている。しかし、それが一つも回復してないのが青年雇用44ヶ月減少という絶望的な記録からもわかる。

韓国経済は半導体特需で経済成長率だけを見れば2.6%だったか。凄い数値を出してるが、実際は半導体以外は全滅。庶民はウォン安による物価高騰に苦しんでいるときにイラン戦争が始まり、原油高でオイルショックを招いた。

当然、その影響から抜け出せるはずもなく韓国経済の成長なんて誰も認めていないという。サムスン電子やSKハイニックスだけが桁違いの成果給をもらっているだけで、庶民は完全に蚊帳の外。唯一できることといえば、レバレッジETFでの一攫千金だった。しかし、それも預託金3000万ウォン必要で完全潰された。

もっとも規制強化以前に韓国アリは11兆円の損失出して、ほとんど全滅していたわけだが、どちらにせよ。若者に夢も希望もないのが現実である。しかも、内需回復しないだけじゃなくてインフレで利上げまで始まり、さらにAIが雇用を奪うので、もう、若者はどうしようもない。

バイトして最低賃金を稼いだところで、借金だらけで、毎月、返済に消えていく。そもそも家が買えないので結婚も出来ない。

ここまで追い詰められてるのに、韓国政府はレバレッジETFで得た税収3兆円でウハウハである。しかも、歴代のどの政権よりも数値だけ見れば大成功しているので、韓国経済の専門家も表だって、政権批判すらできない。

ここまでが前提である。では、中央日報で最新情報を確認しようか。

韓国の雇用、上半期は「実質悪化」

就業者増は10.8万人に鈍化、青年雇用は44カ月連続減少の深刻度

2026年上半期の韓国雇用は、表面上は「増加」だが、実質的には悪化が鮮明になった。就業者数は前年同期比10万8000人増にとどまり、増加幅は昨年の半分。さらに、青年層の就業者数は44カ月連続で減少し、雇用率も26カ月連続で低下した。韓国労働研究院は年間就業者増加見通しを従来の21万人から10万3000人へと大幅に下方修正している。

上半期の雇用指標:増加幅が急減、失業者は増加


上半期の就業者増加:10万8000人(前年同期比)

四半期別推移:

1〜3月期:18万3000人増

4〜6月期:3万2000人増(急減)

5月:就業者が前年同月比で4万人減少

失業者:3万人増

非経済活動人口:10万9000人増

雇用率:0.1%ポイント低下

失業率:0.1%ポイント上昇

労働研究院は「就業者増加の鈍化、失業者増加、労働市場離脱の拡大が重なり、雇用は昨年より悪化した」と評価している。

■ 青年雇用の崩壊:44カ月連続減少という異常事態


韓国の雇用悪化の中心は青年層だ。

● 20代の雇用率


前年同期比 1.3%ポイント低下(全年齢層で最大の下落幅)

● 青年就業者


44カ月連続減少

雇用率は 26カ月連続低下

● 新規就業者の減少


勤続3カ月以下の青年就業者が大幅減

新規卒業者の雇用率も平均以上の下落

● 高学歴層でも進入遅延


大卒者の雇用率は維持されたが、新規就業者は減少

卒業延期・休学増加が背景

韓国の青年は「労働市場に入る前の段階」でつまずいている。


これは賃金・キャリア形成に長期的な損失をもたらすと研究院は警告する。

■ 雇用の質も悪化:常用職が初の減少、自営業が主導
● 常用職(正規職)
増加幅は昨年の 3分の1

5月は 1999年12月以来初の減少

● 非賃金労働者(自営業など)
上半期の就業者増加の 3分の2を占める

コロナ以降で初めて「非賃金労働者が雇用増加を主導」

質の高い雇用が減り、生活防衛型の自営業が増える構造。

■ 産業別:半導体は生産・輸出好調でも雇用は増えず
● サービス業
就業者:30万人増

うち 24万2000人が保健・福祉に集中

専門・科学・技術サービス業は 8万8000人減少

● 製造業


就業者:6万2000人減少

半導体中心の生産・輸出増加は雇用に波及せず

半導体の就業誘発係数は製造業平均の「半分以下」

最近の輸出増は「メモリー価格上昇」が主因

→ 半導体偏重の成長は雇用を生まない。

■ 下半期の見通し:雇用率は6年ぶり下落へ


労働研究院は年間就業者増加見通しを 21万人 から10万3000人 に引き下げた。
下半期の増加幅は 9万8000人 とさらに減少する見込み。

年間雇用率:62.7%(予測)

失業率:2.9%(予測)

雇用率が下落するのは2020年以来6年ぶり

さらに、雇用率低下と失業率上昇が同時に起きるのは2000年以降で5回目。

■ 雇用改善の鍵は「内需」と「非半導体」


研究院は、経済成長率が3%前後に上昇しても雇用改善につながらない可能性を指摘する。理由は、成長が半導体に偏り、雇用誘発効果が弱いためだ。

下半期の雇用改善は以下に左右されると分析する。

内需の回復

非半導体部門の実質的な改善

さらに、中東戦争による外部不確実性、民間消費の不振が雇用の重しとなる。

■ 政策提言:青年の「初期キャリア損失」を防げ


研究院は、青年層の労働市場進入遅延が長期的な賃金・キャリア損失につながると警告し、以下を提言する。

インターンシップ拡大

職業訓練の強化

企業の新規採用を誘導する政策

■ 総括:韓国雇用は「量の停滞 × 質の悪化 × 青年の崩壊」


今回のデータは、韓国雇用の構造的問題を鮮明に示している。

● 量
就業者増は急減

失業者・非経済活動人口が増加

● 質
常用職が減少

自営業が増加し、雇用の質が低下

● 青年
44カ月連続減少という異常事態

労働市場への進入段階でつまずく構造

● 産業構造
半導体偏重で雇用誘発力が弱い

非半導体・内需が弱く、雇用改善につながらない

韓国の雇用は「成長しても雇用が増えない」構造に入りつつある。


特に青年層の雇用崩壊は、将来の生産性・消費・税収に直結するため、最も深刻なリスクだ。

この記事で面白いのはここだ。

雇用率低下と失業率上昇が同時に起きるのは2000年以降で5回目。

韓国経済では当たり前なんだが、韓国では週に1時観働くだけで失業者にカウントされないというシステムがある。だから、それによって失業率は非常に素晴らしい数値を表向けにはいつも叩き出した。その失業率が上がっているんだよ!これはもうカテジナさん出てきもいいぐらい。だって週1時間のバイトすら減っていることになる。

これが44ヶ月以上続いているてことは、それだけ韓国において先の未来がないことを意味する。政府は若者支援がどうとか述べているが、問題はそこじゃないんだよ。だって若者雇用を奪っているのが実は高齢者なんだから。

ここが失われた30年の日本と完璧に異なる点である。そのうちテストに出すので覚えておいてほしい。一言で言えば韓国の高齢者は収入がないんだ。年金が1ヶ月4万円しかもらえないんだよ。ここを理解すると日本も同じだとかアホな発言を完全論破できる。

日本の失われた30年と、韓国の失われた未来の「決定的な違い」

一言で言えば:


日本の高齢者は年金で生活できる。

韓国 は高齢者は年金では生活できない

この一点が、若者雇用の構造を根本から変えている。

日本の高齢者も人手不足で再雇用も増えているが、それは年金が足りないから暮らしていけないじゃなくて、時間が余っていて元気なら仕事をしている感じだ。つまり、働かなくても年金で食べていけるけど、働けば趣味にお金を使える。

韓国:高齢者は年金では生活できない

韓国の高齢者年金は 月4万円(10〜20万ウォン)。

これでは生活できない

70代でも働くしかない

80代でも働く

公共アルバイトに殺到

低賃金の仕事を高齢者が占拠

つまり、

韓国では高齢者が若者の入口を奪っている。

これが、青年雇用44カ月連続減少という異常事態の本当の原因である。

つまり、若者が出来る仕事は力仕事以外は代替は高齢者が出来るし、高齢者は時給安くても食べていくために仕事しないといけないから、低賃金でこき使える。若者を雇う理由がない。しかも、そこにAIや自動化。キオスクだったか。そんなもので雇用がドンドン消えていく。

ええ?こんなのだめじゃん?高齢者は若者から仕事を奪うなんて酷すぎる。でも、彼らだって生きるのに必死なんだよ。そもそも最低時給を大幅に引き上げたのは高齢者の票目当てのムン君の政策である。だが、それをしなければ韓国の高齢者はもっと悲惨だった。つまり、珍しく誰も悪くないんだよ!

悪くないから詰んでいるんだよ。高齢者の仕事を奪えば、高齢差が餓死する。それは社会問題化して支持率を激減させる。高齢者も若者も同じ1票だからだ。そして、人口は若者より高齢者の方が圧倒的に多い。優先されるのは高齢者である。後はわかるな。

若者は犠牲になるしかないんだよ。そして、犠牲になって自分たちが高齢者になったとき、同じ理由で、次の若者を犠牲にしていく。これが韓国経済の最大の負のループ構造の完成形である。

今の若者が高齢者になって生活が改善するわけがない。今、仕事をしないなら年金も増えないからだ。なら、高齢者になっても働くしかない。結局、それが次の世代に引き継がれて状況はドンドン悪化していく。止めようのない負のループが韓国経済に重くのしかかる。だからこそ、彼らはそれを抜け出すために借金してレバレッジETFにかけたんだ。でも、結果は11兆円の損失であり、人生で詰んでしまった。アーメン。

でも、レバレッジETFで人生終了しても、レバレッジETFを避けて人生終了しなくても、行き着く先は「貧困」なんだから、実は同じなんだよな。多少、使えるお金が増える程度で家が買えるわけでもないので、結局、どうしようもない。

DRAM不足2028年まで継続、NANDは来年供給過剰へ

今週、韓国半導体における「二極化」がサムスン電子とSKハイニックスの命運を大きく分けた。先に結果を述べておくとこうなるのだが、実際のニュースでも、DRAMは2028年まで不足。NANDは来年供給過剰という重要な分かれ目が出てきた。

つまり、サムスン電子はDRAM需要で今の勢いを保てるが、SKハイニックスはサンディスクと同じでNANDが来年供給過剰となれば、成長のシナリオが崩壊する。先日の記事でも突っ込んだが、SKハイニックスのDRAMシェア3%落として、マイクロンとの差が1%に縮まったことは衝撃的である。

しかも、この先、SKハイニックスはDRAM需要を増やすのは極めて難しい。HBMに特化しているのがSKハイニックスの最大の特徴であり、ここを崩すとAIデータセンターの需要に応えられない。

それでは韓国経済の専門家の視点で解説しよう。

サムスン電子とSKハイニックスの1週間の動き

今週、サンディスクの決算で市場予測に届かない。増産しないという内容が投資家に嫌気されて、サンディスクは決算後にずっと売られている。今日もそうなれば三日間連続の急落となる。

こちらはサンディスクについて、決算後の掲示板のコメントをまとめた。さすがにマイナス15%は落ちなかったが、既に決算後から二桁台は確実に落ちている。

こんな状態となれば、SKハイニックスが買われるわけがない。それがこのサムスン電子とSKハイニックスの今週の動きでも顕著だろう。

最初は似たような動きだったが、サンディスクの決算前の5日はサムスン電子よりも高く上昇していた。ところが決算後、両社はどちらも下落していくが7日を境にしてサムスン電子は株価を維持して、SKハイニックスはもっと下がった。

サムスン電子はマイナス5.71%。

SKハイニックスはマイナス11.24%である。

なんと2倍近く差が付いた。

理由は最初に述べた通り。同じ半導体株でもDRAM重視のサムスン電子とNAND重視のSKハイニックスでこれからの需要の差が株価に出てきた兆候といえる。そして、投資家はそれをサンディスクの決算から読み取った。メモリー価格は上昇時と下降時のボラが極めて激しい。これは半導体株を買うなら必須知識だが、当然、投資家は需要見通しは最善の注意を払う。

NAND需要が2027年までしか続かない。一方、DRAMは2028年まで不足する。なんと解消に1年も差が出てきた。

では、なぜDRAMは不足してNANDは供給過剰になるという予測が出てきたのか。

その答えが書いてある財形新聞の記事を今からまとめていこう。

【分析】AIが引き起こすメモリ市場の二極化

DRAMは2028年まで構造的不足、NANDは2027年後半から供給過剰の可能性

世界のメモリ市場で、DRAMとNANDフラッシュの需給が完全に異なる方向へ進む「二極化」が鮮明になっている。

AIインフラを支えるDRAMは2028年まで構造的な供給不足が続く一方、NANDは2027年後半に需給均衡へ到達し、その後は供給過剰へ転じる可能性が高い。

TrendForceが7月30日に公表した最新レポートでは、AI需要の急拡大がメモリ市場の構造を根本から変えつつあることが示された。

DRAM不足は「構造的」──HBMがウェーハを奪い続ける


DRAM不足は景気循環ではなく、HBM(広帯域メモリ)へのウェーハ集中が引き起こす構造的問題である。

HBMはDRAMの3〜4倍のウェーハ面積を消費

HBMはDRAMダイを12〜16層積層し、TSVで接続する特殊構造のため、
同じ容量を作るのに標準DRAMの約3〜4倍のウェーハ面積が必要になる。
(Micronは約3倍、TrendForceは約4倍と推計)

その結果、ファブをフル稼働させても総ビット生産量は大幅に減少する。

HBMはウェーハあたり売上が3〜5倍


HBMはDDR5の3〜5倍の収益を生むため、Samsung・SK Hynix・MicronはHBMへのウェーハ配分を優先する。

この経済性が、DRAM不足をさらに悪化させている。

新ファブの立ち上がりは2027年後半〜2028年


Samsung P5:2028年後半量産開始

SK Hynix M15X:2027年半ば初期稼働

本格的なビット供給増は2028年以降であり、UBSも「2028年第2四半期まで需給逼迫が続く」と予測する。

AIがDRAM不足をさらに悪化させる理由


① AIサーバー1台あたりのHBM搭載量が急増


2027年投入予定のNVIDIA Rubin UltraはGPUあたり384GBのHBMを搭載。
現行288GBから大幅増。

② SOCAMMでサーバーのメモリ搭載量が増加


新規格SOCAMMにより、DIMMより大容量構成が可能となり、
サーバー1台あたりのDRAM需要がさらに増える。

③ Agentic AIが「持続的メモリ負荷」を発生


従来のLLM推論と異なり、Agentic AIは推論+検索+反復処理を継続的に行うため、
DRAMへの負荷が断続的ではなく常時高負荷となる。

④ NVIDIA×SK Groupの5,000億ドル契約


HBM4の長期共同開発+2GWデータセンター建設を含む巨額契約により、
SK HynixのHBM生産分が複数年確保され、一般企業向けの供給量がさらに減少する。

NANDは2027年後半から供給過剰へ


DRAMとは逆に、NANDは高積層化によるビット供給増が進む。

2027年に主要メーカーが高積層品を量産


SK Hynix:321層 V8

Samsung:290層超 V9

Kioxia:332層 BiCS10

積層数が増えるほど、同じダイ面積で生産できるビット量が増えるため、ファブ拡張なしで供給量が急増する。

QLC SSDが需要を牽引


クラウド事業者はAI学習・推論インフラ拡大に伴い、高密度QLC SSDを大量採用する見通し。

ただし「供給過剰は保証されない」


Agentic AIが普及すると、KVキャッシュ退避のため高速SSD需要が急増し、供給増を吸収してしまう可能性がある。

企業の調達戦略:DRAMとNANDで全く異なる


DRAM(AIサーバー・企業向け基盤)
2026年後半の供給量は需要の75〜80%

2027年は60%台まで低下

四半期スポット購入はもはや成立せず、長期契約+前払い+戦略的パートナーシップが必須となる。

NAND(エンタープライズSSD)


2027年後半〜2028年納入分は、数年ぶりに有利な条件で複数年契約を結べる可能性がある。

ただし、Agentic AIの普及速度次第でこの「交渉の窓」は短命となる。

消費者市場への影響


端末価格の上昇で買い替え需要は低迷

NAND供給が緩和しても、メーカーは利益率の高い企業向けSSDを優先

消費者向け価格は2027年まで高止まり

総括:AIがメモリ市場を根本から再編

2026年のDRAM売上高は6,187億ドル(約98兆円)で前年比303%増。
2027年にはメモリ市場全体が1兆2,800億ドル(約203兆円)へ。

AIインフラへの生産能力再配分が進む中、DRAMは「年単位の不足」、NANDは「四半期単位の供給過剰」という対照的な市場構造が2026〜2028年のサイクルを決定づける。

このように整理してもまだまだ難しいことが書いてあるんだが、実際の記事はもっと複雑である。ただ、こちらが知りたいのは理由と今後のメモリー需要動向である。

それで、記事を超意訳するとHBM作っているからDRAM足りねえんだよ!NANDはファブ拡張なしで供給量が急増するから対応がしやすいんだよになる。

だから、たまに半導体のNANDで見かける「層」の数字に注目すればいい。

2027年に各社が300層級を量産


SK Hynix:321層

Samsung:290層超

Kioxia:332層

積層が増えるほど、同じウェーハでも生産できるビット量が跳ね上がる。

これらは研究開発で増やせるから、供給にそのうち追いつくと。

これがDRAMとNANDが置かれている現在位置と未来予測である。それで、だったらサムスン電子がHBM開発やめて、DRAM作ればいいじゃん!と思うかもしれないが、それはおそらくしない。なぜならDRAMだとこの先に未来で戦えないからだ。

また、中国の半導体企業のCXMTがDDR4/DDR5を量産しており、DRAMは将来的に中国勢が確実に食い込むことも現時点で予測できる。しかし、中国半導体もDRAM不足で供給が追いつかないだけで、これも2028年にはどうなってるかわからない。

ここで問題になってくるのはHBMである。SKハイニックスはHBMシェア8割と独占しているが、実際、DRAM不足による価格上昇とHBMの価格が逆転されている現象が発生している。ええ、ややこしい!と思うかもしれないが、SKハイニックスはHBM特化すればするほどサムスン電子を儲けさせるわけだ。

これがサムスン電子とSKハイニックスにおける株価の二極化から読み取れる。この数値差がどこまで拡大するかは現時点で不明だが、勝ち組はサムスン電子になりそうだな。

では、NANDの逆転シナリオはないのか?

NANDは層数を増やすだけで供給が増えるため、基本的に逆転シナリオは起きないが記事にはこう書いてある。。しかし、Agentic AIが巨大化し、KVキャッシュの退避先としてSSD需要が爆発した場合、NANDがAIに食い尽くされる“例外的な逆転シナリオ”が起きる可能性はゼロではない。つまり、NANDの未来はAIの進化速度に完全に依存している。

ということでNANDがこの先、負け組になるかどうかも微妙であり、じゃあ、買う側が待てばいいという結論にならないわけだ。キオクシアやサンディスクの復活もここにかかっている。

低価格帯の消費者向け端末が市場から姿を消しかねない

今までは半導体を使ってIT製品を作る側(企業側)の視点で見てきたが、実際、製品を買う側、つまり、消費者の場合はどうなのか。ぶっちゃけると、このままだと低価格帯の製品は消えていくだろう。

一昨日だったか。XBOXの最新ゲーム機が3万ほど値上げされた。明らかにメモリー価格を上乗せしてきた。秋に発表される新型iPhoneも大きく値上げしてくるだろう。

我々の仕事や日常でスマホやタブレットはなくてはならない物になった。それなしでは仕事すらできない。だから、壊れたら買い換える必要がある。でも、この先は壊れたら新作を買うかどうかは難しくなる。中国製でもメモリー価格が強気なら、確実に値段はあがってくる。

そうなった場合、消費者はどこまで許容するかなんだよ。2年後には安くなってるなら、新作ではなくて、数年前の安い製品を買って待てばいいという発想だって十分、検討する理由になる。なぜなら最新のスマホやタブレットが2割上昇しても欲しい性能になるとは限らないためだ。

つまり、新作離れが起きやすくなる。こうなった場合、PCサプライヤーは供給台数を減らしてくる。PC市場は縮小する未来が訪れそうだ。もちろん、ゲーム業界もハードを作っているソニーや任天堂からすれば難しい状況だ。

特にソニーはPS6を出す時期が近づいている。でも、そのPS6がこのままだと15万円とかになるので、誰が買うんだよになる。そういう意味ではニンテンドースイッチ2の5万円が安く感じる。ちょうど10月にニンテンドースイッチ2で「地球防衛軍5」が出るからな!地球を守るために入隊は義務ですよ!PS4版を持ってても、当然、入隊しますよ。今から、ニンテンドースイッチ2を購入して地球防衛軍5に備えるべし。

とまあ、推しのゲームの宣伝もしたので、今回の記事はかなり先の未来を見通す記事が完成したと思われる。