日別アーカイブ: 2026年9月1日

韓国で深刻化する食費インフレと家計危機

今日から9月に入り、季節の上では「秋」が到来するわけだが、こちらが8月に予測したとおり、韓国では秋夕に向けて食料インフレが深刻化していく。そして、そのインフレが秋から冬にかけて韓国の食卓物価を襲う。問題はそれだけじゃない。

ここで韓銀は物価高騰して危惧して2回目の利上げを8月に行い、基準金利が3%時代を迎えている。これによって不動産などの融資による住宅金利も上昇。さらに住宅価格の高騰や株価低迷で李在明の支持率はついに4割を切った。

もはや、レームダック政権といっても差し支えがない。このように9月に入って経済状況は予想通り、ますます深刻化していく。

しかし、止める手立ては存在しない。こちらが気にしている秋夕ショックがどこまで加速するのかだ。消費者物価をどこまで押し上げるのか。利上げ効果で多少、緩和されるのか。こちらが予測した4%は越えてくるのか。

それでは韓国経済の専門家の視点で解説しよう。

韓国、9月入りで「秋夕インフレ」が本格化

秋夕に向けて食料インフレが加速

韓国の物価は夏の猛暑・豪雨・供給不安が重なり、秋夕需要とともに食料価格が一斉に上昇している。

特に影響が大きいのは以下の品目:

米、ジャガイモ、ネギなどの基礎食材

卵・鶏肉などのタンパク源

秋夕需要が集中する果物

水産物(イカ・スケトウダラなど)

これらは低所得層ほど支出比率が高く、秋夕インフレは家計の下層ほど深刻な打撃となる。

秋夕は韓国最大の連休であり、食料需要が年間で最も跳ね上がる時期。そのため、9月の物価は季節要因でさらに上昇しやすい。

韓銀は物価高騰を警戒し「2回目の利上げ」

韓国銀行はインフレ圧力を抑えるため、8月に追加利上げを実施。基準金利は 3%に達し、韓国は再び高金利局面へ突入した。

● 利上げの副作用


住宅ローン金利が上昇

家計負債の返済負担が増大

中小企業の資金調達コストが上昇

不動産市場の過熱と停滞が混在

消費が冷え込み、景気の下押し圧力が強まる

韓国は世界最悪レベルの家計負債2000兆ウォン突破しているので、利上げは景気悪化を加速させる両刃の剣となっている。

住宅価格高騰+株価低迷=政権支持率の急落

利上げと物価高騰が同時進行する中、住宅価格は依然として高止まりし、株価は低迷。
これらは中間層の不満を直撃し、政権支持率はついに 4割を割り込む水準まで低下した。

韓国政治では支持率40%割れは「危険ライン」とされ、政策推進力が急速に弱まるため、レームダック化が現実味を帯びる。

9月以降の韓国経済は「止める手立てがない」

現在の韓国経済は、複数の悪材料が同時に進行している。

秋夕インフレ

食料価格が季節要因でさらに上昇

原油高+ウォン安

ガソリン価格が下がらないまま再上昇

利上げの副作用

家計負債・住宅ローン負担が増大

株価低迷

中間層の不満が増幅

政権支持率の急落

政策実行力が低下し、経済対策が遅れる

これらは互いに悪循環を形成しており、短期的に解決できる要素がほとんど存在しない。

これが9月前の経済状況をまとめたものだ。ここから中央日報の最新ニュースを紹介しよう。

韓国で深刻化する「食費インフレ」

低所得層の負担は高所得層の2倍へ──必須食品の値上がりが直撃

韓国では食品価格の上昇が続き、低所得層ほど家計への圧迫が急速に強まるという実態が明らかになった。国家統計ポータルの家計動向調査によると、2026年4〜6月期の食費増加率は全体平均3.3%に対し、低所得層ではその2倍以上に達している。

食費の増加率:所得階層で「2倍以上の格差」

調査によると、全世帯の月平均食費は 89万1417ウォン(約10万4583円) で前年同期比3.3%増加した。

しかし所得階層別に見ると、負担の差は極めて大きい。

所得下位20〜40%(2分位)

月平均食費:65万6530ウォン

前年比 +6.9%(平均の2倍超)

所得下位20%(1分位)

月平均食費:47万3148ウォン

前年比 +6.1%

一方で高所得層の増加率は低く、上位20%(5分位)はわずか +1.8% にとどまった

食費の家計比率:低所得層は「3割」超

食費が家計に占める割合も、低所得層ほど高い。

1分位(最下位):30.3%

2分位:27.2%

3分位:24.0%

4分位:23.3%

5分位(最上位):17.8%

低所得層は支出の約3分の1を食費に充てており、食品価格の上昇が生活に直撃している。

必須食品の値上がりが負担を直撃

物価全体の上昇率は3.0%だったが、必須食品はそれを大きく上回った。

米:+13.2%

ジャガイモ:+11.1%

ネギ:+10.0%

醤油:+9.3%

卵:+9.0%

さらに秋夕(チュソク)を控え、水産物価格も急騰している。

冷凍イカ(中):5321ウォン(前年比 +10.2%)

冷凍スケトウダラ(大):前年比 +15.0%

猛暑・豪雨・秋夕需要が重なり、7から9月期も高物価が続く懸念が強い

専門家の指摘:低所得層の「実質物価」を反映した政策が必要

韓国租税財政研究院のキム・ジョンファン副研究委員は、「低所得1人世帯の物価負担率は、単純な消費者物価指数より高い」と分析している。

さらに、基礎年金や生活保障手当などの物価連動政策について、「低所得層が実際に経験する物価上昇率を反映すべき」と提言した

まとめ:韓国の食費インフレは「階層間格差」を拡大

今回の調査から見えるのは、食品価格の上昇が低所得層ほど深刻な影響を与えているという事実だ。

必須食品の値上がりが家計を直撃

食費の家計比率は低所得層で3割超

高所得層との負担格差は拡大

秋夕需要でさらなる物価上昇の懸念

韓国政府は「買い物かご物価」対策を進めているが、階層別の実質物価を反映した政策設計が不可欠となっている。

この調査から食品価格の上昇が低所得層ほど深刻な影響を与えるというのは当然のことだ。なぜなら、低所得者だって食料品は買わないと生きていけないからだ。だから、必須食品の値上がりによって食費が増加するので家計に直撃する。

問題はまだ途中なんだよ。むしろ、ここから高騰するんだ。ええ?なんでわかるかって?それは秋夕が控えているから。これは何度も伝えているが、日本の正月+お盆が同時にやってくる最大の連休イベントであり、家族が実家に集まるので、食料品価格が跳ね上がるのだ。悪く言えばインフレ加速装置だ。

秋夕(チュソク)需要は「インフレ加速装置」

韓国の物価は季節要因で大きく動く。
特に秋夕は年間最大の食料需要が発生するため、以下の構造が毎年起きる:

果物・野菜・水産物の需要が急増

供給が追いつかず価格が跳ね上がる

卸売価格が小売に転嫁される

秋夕後も価格が高止まりする

今年はこれに加えて、

猛暑による農作物の不作

豪雨による供給不安

ウォン安による輸入価格上昇

原油高による物流コスト増

という「悪材料のフルセット」が揃っている。

つまり、秋夕インフレはまだ序章であり、9〜11月にかけて本格化する。

韓銀の利上げは「物価抑制」ではなく「景気悪化」を招く

先ほど、韓銀が物価上昇を抑えるために2回目のインフレをしたことを取り上げたが、こは食料品価格高騰には効果ない。なぜなら秋夕は必ず来るからだ。必ず来るから、その用意を韓国中がするんだよ。食材をたくさん買うんだよ。それは低所得だろうが、高所得だろうが同じである。

韓国銀行は物価高騰を抑えるため、8月に2回目の利上げを実施し、基準金利は3%へ。
しかし、これは食料インフレの抑制にはほとんど効果がない。

なぜ利上げでは食料インフレは止まらないのか

食料価格は金利ではなく「供給不足」で決まる

農産物は天候・季節・輸入価格の影響が大きい

需要が季節的に集中するため、金利政策が届かない

結果として、利上げは家計負債と住宅ローンの負担だけを増やす。

だから、秋夕前に利上げするのはこちらはしないとおもっていたわけだ。でも、ウォン安がどうとか、先制攻撃がどうとかでやったからな。金利を上げるのは政策的には正しいが、タイミングに関しては議論の余地があるとおもう。

最悪の場合、家計負債と住宅ローンの負担だけを増やしただけかもしれない。

利上げの副作用:家計負債と住宅ローンだけが苦しくなる

利上げの効果が届かない一方で、副作用だけは確実に家計を直撃する。

住宅ローン金利が上昇

家計負債の返済負担が増大

中小企業の資金調達コストが上昇

消費が冷え込み、景気が悪化

不動産市場の停滞と価格高騰が同時進行

つまり、韓銀の利上げは 物価抑制ではなく景気悪化を招く。

さて、ここで李在明の最新支持率を見ておこうか。さっき少し触れたがついに4割を切った。

李在明大統領、支持率ついに38.9%へ

就任後初の「30%台」転落──7週連続下落で政権の求心力が急速に弱まる


韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領の支持率がついに 38.9% まで低下し、就任後初めて30%台へ落ち込んだことが明らかになった。これはリアルメーターが実施した最新の世論調査によるもので、支持率は 7週連続で下落 している。

支持率は前週比 -1.3ポイント

リアルメーターが24〜28日に全国18歳以上の有権者2509人を対象に調査した結果、
肯定評価は 前週より1.3ポイント下落 した。

一方、否定評価は 58.7% と高く、前週より 1.8ポイント上昇。
肯定と否定の差は 19.8ポイント に達し、誤差範囲を大きく超えている。

支持率下落の背景:経済悪化と政策不信

李在明政権は就任当初こそ一定の支持を得ていたが、ここ数週間で支持率が連続して下落している。

背景として考えられるのは以下の要因:

物価高騰と食料インフレ

秋夕(チュソク)を控え、食料品価格が急騰。
低所得層ほど負担が増し、政権への不満が高まっている。

韓銀の利上げによる家計負担増

韓国銀行はインフレ抑制のため利上げを続けているが、
住宅ローン金利の上昇が家計を直撃し、中間層の不満が増大。

株価低迷と景気悪化

半導体好況の裏で内需が冷え込み、「生活が苦しい」という声が広がっている。

政策の方向性への疑問

経済チームの判断ミスや政策の一貫性不足が指摘され、
政権への信頼が揺らいでいる。

就任後初の30%台は「危険ライン」

韓国政治では、支持率40%割れは政権の求心力が急速に弱まる「危険ライン」とされる。今回の38.9%という数字は、李在明政権が レームダック化の入り口に立った ことを示唆する。

国会での政策推進力が低下

与党内の結束が弱まる

野党が攻勢を強める

世論の批判が加速する

特に経済状況が悪化している今、支持率の下落は政権にとって致命的だ。

なぜ、李在明の支持率4割割れが重要なのか。李在明はここから支持率を回復するためには反日に動く可能性が出てくるからだ。ええ?どういうこと?そもそも、今の李在明は支持率を回復させることは難しい。半導体は好調でもコスピが低迷しており、物価高騰が続くからだ。だとすれば、外交でアピールするしかない。すると反日・反米に動く可能性がある。

なぜ40%割れが危険なのか

韓国の歴代政権は、支持率が40%を割ると国内政策の推進力を失い、
支持率回復のために外交カードを切るという行動パターンを繰り返してきた。

国内経済が悪化

物価高騰で国民の不満が増大

政策の効果が出ない

与党内の結束が弱まる

こうした状況で政権が選ぶのは、「国内で成果が出ないなら、外交でアピールする」という選択肢だ。

そして韓国政治において、最も手っ取り早く支持率を回復できる外交カードが 反日・反米である。

これはレームダックになった歴代政権がやってきたことだ。反日・反米は韓国人に支持されやすいためだ。

なぜ李在明は反日に動く可能性があるのか

① 経済で支持率を回復することが不可能

半導体は好調でも、コスピは低迷している。
株価が上がらなければ中間層の不満は解消されない。

さらに、

食料インフレ

秋夕ショック

住宅ローン金利上昇

家計負債の増大

これらが重なり、経済で支持率を回復する余地はほぼゼロ。

② 国内政策は与党内の対立で進まない

支持率が下がると与党内の結束が弱まり、政策が通らなくなる。

③ 外交は「大統領が単独で成果を出せる領域」

外交は大統領権限が強く、国会の妨害を受けにくい。

つまり、外交だけが支持率回復のための“最後のカード”になる。

では、どの外交カードを切るのか

韓国政治の歴史を見ると、支持率が下がった政権が選ぶのは以下の順番だ。

反日カード

反米カード

北朝鮮との融和アピール

中国との接近

李在明は進歩系(革新系)であり、伝統的に「反日・反米」に傾きやすい政治基盤を持つ。そのため、支持率が40%を割った今、反日アピールを強める可能性は十分にある。

なぜ反日カードは支持率回復に効果があるのか

韓国の世論構造では、

経済不満

政権不信

生活苦が高まると、「外部への不満転嫁」が起きやすい。

その対象が 日本 であることは歴史的に繰り返されてきた。

日本企業への規制

歴史問題の再燃

輸出管理問題の蒸し返し

日本批判の強化

日韓首脳会談の拒否・延期

こうした行動は、韓国国内では一定の支持を得やすい。

日本にとってはた迷惑だが、こちらは韓国経済の専門家として16年ほど看取ってきたが、歴代政権の大統領の行動は決まっていた。要は不満を政治に向けさせる前に、外部にそらすんだよ。毎回、このパターンがあるから、こちらは支持率4割の節目を度々、言及してきた。そして、条件は全てクリアしている。

韓国で債務調整10万人目前の家計危機

韓国の経済成長率は半導体だけが好調で、ここ数年では3%成長を達成する予測まで出ているが、実際は3年前よりも酷い状態である。それが、今回、見ていく債務調整申請が上半期だけで10万人目前まできていることからでもわかる。

今の韓国はK字二極化となっており、サムスン電子やSKハイニックスの社員は莫大な成果給をもらってウハウハかもしれないが、それ以外の99.9%は厳しい状態にある。特に中小企業や自営業といった底辺層はますます困窮している。

それなのに、韓銀は先手必勝といって連続で利上げを敢行。それによって借金の利息が増えてますます借金地獄に陥ることになった。

これが半導体の光に隠れた闇の部分である。だが、その闇は韓国全体を覆っている。

それでは韓国経済の専門家の視点で解説しよう。

深刻化する韓国の“借金危機”

韓国で庶民の債務負担が急速に悪化している。高金利と物価高が続く中、借金返済に耐えられず債務調整に踏み切った人が、2026年上半期だけで9万7,199人に達し、年間ベースでは10万人に迫る勢いとなった。韓国銀行が基準金利を2回連続で引き上げたことで、貸出金利の負担はさらに増す見通しだ。

債務調整は3年で56%増 “返済不能層”が急拡大

信用回復委員会の資料によると、迅速債務調整・事前債務調整・個人ワークアウトを合わせた債務調整確定者は以下のように増加している。

2022年:12万1,095人

2023年:16万7,370人

2024年:17万4,841人

2025年:18万9,062人

わずか3年で56.1%増という急増ぶりだ。2026年上半期の確定者数はすでに前年の半分を超えており、今年も過去最高を更新する可能性が高い。

個人債務調整が全体の9割 自営業者も1.2万人が申請

上半期の債務調整確定者9万7,199人のうち、個人債務調整が8万5,044人(約87%)を占めた。自営業者の債務調整も1万2,155人に達し、家計だけでなく事業者の資金繰りも逼迫している。彼らの総債務額は5兆7,426億ウォンにのぼる。

“延滞初期”の迅速債務調整が3年で3倍 高齢層の急増が深刻

特に目立つのが、延滞初期の借主を対象とする迅速債務調整の急増だ。

2022年:1万6,766人

2025年:5万3,551人(3倍以上)

2026年上半期:2万7,003人

さらに深刻なのは高齢層の急増である。

70代以上:239人 → 1,684人(7倍)

60代:1,015人 → 5,339人(5倍)

2026年上半期も、60代・70代以上が全体の14.1%を占めており、老後の生活資金が返済不能に陥るケースが増えている。

韓国の個人債務調整とは何か

韓国の個人債務調整は、返済困難に陥った庶民・自営業者が利用する「公的な債務再生制度」。 今回の記事では、以下の3つが「債務調整」として集計されている。

① 迅速債務調整(延滞初期の救済)


対象:延滞が始まったばかりの借主

目的:延滞が長期化する前に、返済計画を再構築する

特徴:審査が早い・再延滞防止が目的

② 事前債務調整(延滞前の再構築)

対象:延滞はまだ発生していないが返済が困難

目的:延滞前に金利引き下げ・返済期間延長などで再建

特徴:延滞前に救済する「予防型」制度

③ 個人ワークアウト(長期延滞者の再生)

対象:延滞が長期化した借主

目的:金利減免・元本減免・長期分割返済

特徴:日本の「個人再生」に近い制度

特に2026年第2四半期は 30,054人 と、過去5年間で最大値。

長期延滞者の“個人ワークアウト”も過去最大ペース

長期延滞者向けの個人ワークアウトも増加傾向が続く。

2022年:8万952人

2025年:9万9,912人

2026年上半期:5万5,213人

特に2026年第2四半期は3万54人と、過去5年間で四半期ベースの最大値を記録した。

専門家「借金して延滞を再調整して再貸出の悪循環を断ち切るべき」

国民の力・パク・ソンフン議員は、脆弱借主が延滞と再貸出の悪循環から抜け出すためには、先制的な財務管理支援と再起支援策の強化が不可欠だと指摘する。「単純に借金を調整し、再び貸し出すだけの事後処方では問題は解決しない」と警鐘を鳴らした。

まとめ:韓国の“家計危機”は構造的段階へ

今回のデータは、韓国の家計が単なる景気悪化ではなく、構造的な債務危機の段階に入ったことを示している。

高金利が長期化

物価高で生活費が増加

自営業者の売上回復が遅い

高齢層の収入減少

延滞初期から返済不能に陥るスピードが加速

これらが複合的に作用し、債務調整の“常態化”が進んでいる。

記事をまとめていくとこんな感じだが、もう少し詳しく見ていこう化。

半導体だけが成長する“虚像の3%成長” 

韓国では、2026年の経済成長率が 3%に達する という予測まで出ている。しかし、この数字は韓国経済全体の健全性を示すものではない。むしろ、半導体だけが突出して好調なために、統計上のGDPが押し上げられているだけなのは上の説明からもわかるだろう。半導体だけが突出しているのだ。

しかし、半導体だけ儲けても国民の生活は困窮するばかり

半導体がGDPを押し上げても、国民生活は悪化するだけ

サムスン電子やSKハイニックスが半導体で莫大な利益を上げれば、当然GDPは跳ね上がる。韓国政府はその数字を見て「韓国経済は好調だ」と叫び、国際機関もGDPだけを見て「韓国は堅調」と評価する。

そして韓国メディアはいつものように「韓国は日本に勝った」と宣伝する。

しかし、韓国経済の専門家は誤魔化されない。なぜなら、半導体の利益は国民生活にほとんど反映しないからだ。

半導体の設備投資は雇用をほぼ生まない

半導体企業の成果給は一部の社員だけ

GDPが上がっても家計所得は下がり続ける

つまり、半導体の光は国民生活を照らさない。

韓国は“K字二極化”へ 0.1%だけが豊かになり、99.9%は苦しむ

今の韓国は典型的な K字二極化 に陥っている。

■上向きの線(Kの上側)
サムスン電子

SKハイニックス

一部の大企業

その社員(成果給で年収が爆増)

■下向きの線(Kの下側)


中小企業

自営業

若者

高齢者

非正規雇用

家計負債層

特に中小企業や自営業は、売上減少・金利負担増・物価高の三重苦で、生活が成り立たないレベルにまで困窮している。

だから、彼らは99%の犠牲の上で踊ってるに過ぎない。

韓銀は“先手必勝”と言いながら連続利上げ 家計は地獄へ

韓国銀行は「先手必勝」と称して、基準金利を連続で引き上げた。
しかし、この判断は家計にとって 致命的な一撃 となった。

住宅ローンの利息が急増

自営業者の事業資金の返済負担が増加

カードローン・信用貸付の金利が跳ね上がる

延滞で調整。再貸出してまた 延滞の悪循環が加速

結果として、借金地獄に陥る国民が激増した。

半導体の光がどれだけ強くても、家計の闇は韓国全体を覆い尽くしている。

しかも、個人だけではない。家計債務も2000兆ウォンを軽く突破している。

さらにここにレバレッジETFで強制決済を食らった36万人の韓国アリが追加されていく。差押防止手帳の口座がいきなり36万口座も増えたりするので、借金整理も出来ない状態なんじゃないか。

さて、ここからは高齢者の困窮を状況をさらに深掘りしていく。

以前、こちらが韓国の高齢者の年金が月4万円程度だとのべたとき、コメントで日本の年金も4万円程度だという突っ込みがきていた。確かに日本の国民年金も月4万円程度だが、それはあくまでも国民年金だけである。普通は厚生年金などがある。

しかし、韓国の場合、国民年金以外の年金をもらっても実は「4万円程度」なんだよ。今回はその最新ニュースで確認しておこう。

韓国の高齢者年金の“現実” 受給者の半数が月50万ウォン未満という衝撃の格差構造

韓国では、公的・私的年金の受給が始まった高齢者の生活実態が深刻化している。
国家データ処が発表した「2024年年金統計」によれば、65歳以上の年金受給者の半数(50.3%)が月50万ウォン未満しか受け取れていないことが明らかになった。

平均受給額は73万ウォンだが、中央値は49万ウォンと大きく乖離しており、韓国の高齢者年金は“平均値が実態を隠す典型例”となっている。

年金受給者は912万人、受給率91.2% しかし金額は極端に低い

2024年基準で、基礎・国民・職域・住宅年金など、いずれか1種類以上の年金を受給している65歳以上の人口は 912万人。受給率は 91.2% と高いが、金額の低さが問題の核心だ。

■年金種別の受給割合

基礎年金:67.6%

国民年金:52.1%

職域年金:5.9%

2種類以上の重複受給者:39.3%

重複受給者が4割近く存在するにもかかわらず、中央値が49万ウォンという事実は、韓国の年金制度が高齢者の生活を支えるには不十分であることを示している。

月額受給額の分布:最も多いのは「25〜50万ウォン」層

記事によると、受給額の分布は以下の通り。

25〜50万ウォン:46.7%(最多)

50〜100万ウォン:33.8%

100〜200万ウォン:9.5%

25万ウォン未満:3.6%

つまり、高齢者の半数が月5万円相当以下で生活していることになる。

性別・資産・就業状況で格差が拡大


年金受給額は性別・資産・就業有無によって大きく差が出る。

男性:95万ウォン

女性:54万ウォン

就業者:82万ウォン

非就業者:69万ウォン

持ち家あり:91万ウォン

持ち家なし:58万ウォン

特に女性の受給額が男性の半分程度にとどまる点は、韓国社会の構造的な所得格差を反映している。

60〜64歳の“空白期間”問題:所得途絶で生活が急激に悪化

国民年金は63歳から、職域年金は62歳から受給が始まる。そのため、60〜64歳は「所得が途絶える空白期間」となりやすい。

記事では、60〜64歳の年金受給者は182万人で受給率44.4%。平均受給額は105万ウォンと高いが、これは「長期間準備してきた一部の層」に偏っており、多くは無収入に近い状態で老後に突入している。

年金制度の構造的問題:平均値が実態を隠す

行政統計課長は、「63歳から基礎年金、62歳から職域年金が始まるため、65歳以上は基礎年金受給者が多く平均を押し下げる傾向がある」と説明している。

しかし、これは裏を返せば、韓国の高齢者の大多数が“低年金層”であることを制度側も認めているということだ。

まとめ:韓国の高齢者は「年金受給率は高いが、金額は極端に低い」二重苦に直面

回の記事が示すポイントは明確だ。

年金受給率は91%と高い

しかし受給額の中央値は49万ウォン

半数が月50万ウォン未満

女性・非就業者・無資産層はさらに低い

60〜64歳は所得空白期間で生活が急激に悪化

つまり、韓国の年金制度は「広く薄く支える」構造であり、高齢者の生活保障としては機能不十分である。

だから韓国の高齢者は働き続けるしかない

韓国の高齢者就業率は OECDでダントツ1位。理由は単純で、年金だけでは生活できないから働くしかない。そして、これが若者の雇用を奪い、韓国の“若者雇用44カ月連続減少”につながっている。

これを見ればわかるが、日本の高齢者は国民年金と厚生年金で、働かなくても食べていけるが、韓国の高齢者はそれらを二つもらっても月4万円程度である。さらに女性になるともっと低い。

このような実態を文在寅は理解していたので、最低賃金を大幅引き上げて高齢者を大量に雇ったんだよ。ムン君の最低賃金を大幅が引き上げて自営業が壊滅して、コロナ禍から利上げでトドメを刺された事実はさっきの借金整理の増加の年代が2022年から増えていることからもわかる。

ただ、これがなければ韓国の高齢者はもっと悲惨であったことも事実だ。

だから、ネットではムン君の最低賃金の引き上げは悪手みたいによく言われるが、実際はそこまで馬鹿げた政策ではなかった。これは専門家としてはちゃんと評価している。

だが、李在明の単一レバレッジETFは異なる。これこそ、韓国歴代政権で最悪の経済対策といえる。なぜなら9割の韓国アリが死んだからだ。つまり、李在明の無能はこの時点で歴代最強なんだよ。李在明がダントツで無能なのに、それを韓国メディアは批判も出来ないからこそ、韓国は滅びるしかないんだよ。

韓国メディアが李在明を批判できない構造こそ、韓国が滅びる理由

韓国メディアは、

政治的圧力

財閥との癒着

野党支持層への配慮

訴訟リスク

言論の自粛文化

などの理由で、李在明の政策失敗を批判できない。

その結果、

政策の検証が行われない

失敗が繰り返される

家計破綻が拡大

若者の未来が消える

国全体が衰退する

という構造が固定化される。

つまり、韓国が滅びるのは“無能な政治家”ではなく無能を批判できない社会構造のせいである。

半導体が好調だから実態が隠れていることもあるが、解説してきたとおり、2022年以降、もっとも酷いんだよ。李在明のやったことはセウォル号沈没事故の対応不手際レベルを超えて即辞任するレベルである。36万人の人生が消えたのだから。セウォル号は数百人死んだが、36万人の人生は奪ってないんだ。