米軍イラン攻撃で地政学リスク急拡大 韓国市場崩落

9月に入って米国の9月の利上げが行われるかどうかが、微妙な事態となってきた。しかし、ここにまたイラン戦争再開で地政学的リスクが再浮上するという最悪な展開。原油価格も90ドルを突破。おかげで朝の米市場の急落から連動して、日経平均もコスピもフルボッコである。

コスピは7000回復どころか。再び6500以下に落ちそうな気配すらある。とにかくイラン戦争の再開は米国のガソリン価格を高騰させるので、このままだと9月の利上げも普通にあり得てくる。そうなればAIやハイテク、半導体株などは全滅である。

今、時刻は11時半過ぎだが、コスピはマイナス3%急落しており、6616までおちている。サムスン電子やSKハイニックスもそれぞれ3%落ちており、どう見ても、イラン戦争プラス原油価格高騰プラス利上げという最悪コンボを市場は警戒している。

ということでますはイラン戦争から振り返っていこうか。

それでは韓国経済の専門家の視点で解説しよう。

アメリカ軍がイランを再攻撃。トランプ大統領「報復すればさらに強力な攻撃」

ヨルダンへミサイル発射、報復の応酬で中東情勢が急速に悪化

アメリカ軍がイラン国内の標的を再び攻撃し、イラン側もヨルダンへミサイルを発射するなど、報復の応酬が激化している。中東情勢は一気に緊迫度を増し、原油市場・金融市場への影響が避けられない局面となった。

アメリカ軍、革命防衛隊の標的を攻撃


アメリカ軍は 9月1日、イラン国内の革命防衛隊の標的への攻撃を開始した と発表した 。

今回の攻撃は 2日ぶりの再攻撃であり、その理由についてアメリカ軍は以下のように説明している:

革命防衛隊がホルムズ海峡を航行する商業船舶に攻撃を試みた

中東に展開するアメリカ軍兵士に対して攻撃を試みた

これらの行動が「攻撃の正当化理由」として示されている

トランプ大統領「報復すればさらに強力な攻撃」

トランプ大統領は自身のSNSで、イランが報復した場合 「さらに強力な攻撃を行う」 と警告した。


さらに 「最大規模の攻撃はまだ控えている」 と発言し、事態の深刻さを強調した 。

この発言は、アメリカが今後さらに大規模な軍事行動に踏み切る可能性を示唆しており、地政学リスクは一段と高まっている。

イラン、ヨルダンへミサイル発射で報復

イラン側も即座に反応し、ヨルダンに向けてミサイルを発射した とイランメディアが報じている 。

革命防衛隊の報道官は「アメリカは新たな攻撃を後悔するだろう」と警告し、報復の連鎖が止まらない状況だ。

中東情勢の悪化が示すもの

今回の攻撃と報復の応酬は、以下の重大なリスクを示している:

ホルムズ海峡の緊張 → 原油価格の急騰


世界原油の約20%が通過するホルムズ海峡での軍事衝突は、
原油価格の急騰をほぼ確実に引き起こす。

すでに原油は90ドルを突破しており、さらなる上昇が懸念される。

ホルムズ海峡の緊張 → 原油価格の急騰


世界原油の約20%が通過するホルムズ海峡での軍事衝突は、
原油価格の急騰をほぼ確実に引き起こす。

すでに原油は90ドルを突破しており、さらなる上昇が懸念される。

原油高は米国のガソリン価格を押し上げ、
体感インフレを直撃する最悪の要因。

9月利上げの可能性が再浮上し、
市場は「金利ショック」を織り込み始めている。

株式市場への影響

米市場は急落

日経平均・KOSPIも連動して下落

特に韓国市場は半導体比率が高く、金利ショックに脆弱

サムスン電子・SKハイニックスは3%下落

「イラン戦争 × 原油高 × 利上げ」という最悪コンボが市場を直撃している。

まとめ:中東情勢は“危険なフェーズ”に突入

今回のアメリカ軍の攻撃とイランの報復は、単なる局地的衝突ではなく、
原油市場・世界金融市場・地政学リスクを同時に揺さぶる重大局面 だ。

トランプ大統領は強硬姿勢を維持

イランは即座にミサイルで報復

ホルムズ海峡の緊張は原油価格を押し上げ

金利ショックがAI・半導体株を直撃

韓国市場は構造的に最も弱い

市場は今、“最悪の三重苦”を一気に織り込み始めた。

米国大陸から金利という砂嵐が韓国市場に襲いかかる展開を予測していたが、それ以外にも色々と砂嵐は運び込んできたようだ。石でも泥でも何でもいいが、ドンドン悪化しているという。

残念ながら砂嵐は収まるのを待つしかない。下手に家から出たらそのまま巻き込まれるだけだからな。韓国は金利動向を見守る中で、取引が少ない凪市場だったわけだが、ここに複合的な砂嵐が発生したことで完全に巻き込まれた。

とりあえず、これらのリスクを踏まえた、今後の展開を考えようか。それには韓国市場の脆弱性を説明しておこう。

韓国市場の脆弱性:5つの構造的欠陥

砂嵐(外部ショック)が来るたびに韓国市場が崩れる理由は、「市場そのものが弱い」から。

① 半導体依存度が異常に高い(産業集中リスク)


韓国市場は サムスン電子+SKハイニックスで指数の約50% を占める。

半導体が落ちれば市場全体が落ちる

金利上昇に最も弱いのが半導体

景気後退に最も弱いのも半導体

地政学ショックで最初に売られるのも半導体

砂嵐が吹けば、まず半導体が倒れる → 市場全体が倒れる。

これは構造的欠陥。

② 外国人依存度が高すぎる(資本流出リスク)

韓国市場は外国人が主導する市場。

外国人が買えば上がる

外国人が売れば崩れる

外国人は金利に敏感

外国人はウォン安に敏感

米国の金利砂嵐が吹けば、外国人が一斉に売る。

韓国市場は「自力で立つ市場」ではなく、外部資本の風向きで値動きが決まる市場。

③ ウォン安が自動的に市場を崩す(通貨脆弱性)

韓国はエネルギー・資源を輸入に依存しているため、
ウォン安は以下の悪循環を生む:

輸入コスト上昇

企業利益悪化

景気悪化

外国人がさらに売る

もっとウォン安になると思われるが、実は今はウォン高に向かっているという。といっても、1370程度で足踏みしているが。

砂嵐(原油高・戦争・金利上昇)が吹けば、ウォン安が加速し、市場が自動的に崩れる。

④ エネルギー輸入国ゆえの原油ショック直撃(構造的弱点)

韓国は:

原油依存度が高い

石油化学・輸送・製造業が多い

電力価格が変動しやすい

原油90ドル突破は、韓国企業のコスト構造を直撃する“熱風砂嵐”。

イラン戦争 で原油高から韓国企業の利益悪化というルートは避けられない。

⑤ 国内個人投資家の弱体化(市場の支えが消失)

レバレッジETF規制強化で、
韓国アリの取引が90%消滅。

市場の支えが消えたため:

下落時に買い支える層がいない

外国人が売ればそのまま崩れる

ボラティリティが増大

市場が“仕手株化”しやすい

砂嵐が吹けば、支える人がいない市場。

砂嵐以前に李在明の人災で韓国アリの9割は死んだ状態

レバレッジETFの過剰煽動

信用取引の放置

家計負債の爆発

追証地獄

生活費借金で投資

11兆円損失

差し押さえ防止通帳の大量発行

結果として、韓国アリの9割は市場から消滅。

これは「投資家が減った」ではなく、“市場の支柱が折れた” に等しい。

砂嵐が吹く前から、市場はすでに支柱が無い状態だった。

しかも、それだけじゃない。

韓国アリは米国の半導体3倍へ逃亡 → 西洋アリ化

単一レバレッジETF規制強化で、韓国アリは米国の半導体3倍(SOXLなど)を求めて西洋アリにクラスチェンジした。

しかし、今朝のフィラデルフィア半導体指数がマイナス2%落ちていることからもわかるが、その西洋アリも全滅コースである。半導体大好きな韓国アリは国内でも、海外でも焼かれる運命なのだよ。

いい加減、半導体への幻想やレバレッジETFから抜け出せようという。 まあ、焼かれようが投資は自己責任だしな。韓国政府も西洋アリになった韓国アリにはノータッチだ。その屍を拾うこともない。何しろ、国内じゃないからな。

このように突っ込んでたら、ついにコスピは6600を一時割れた。さすがにサイドカー発動のマイナス5%はいかないとおもうのだが、すでにマイナス3.5%だ。ないとはいいきれない。

それでは追加のニュースを出そう。どうやらG20財務相会談の共同声明で中国だけが反対して採択できないでおわったようだ。ええ?どういうこと?G20ってことはロシアもいるよな。ロシアも賛成してるのに中国だけ反対なのかよ。

G20財務相会議が閉幕!中国が反対し共同声明は採択できず

世界経済は「複数のショック」に直面、エネルギー・重要鉱物の供給網が焦点に
主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が、米ノースカロライナ州アッシュビルで2日間の討議を終え閉幕した。
今回の会議は、中国の反対により共同声明が採択できなかった ことが最大の特徴となった。

中国が共同声明に反対。サプライチェーンと経済不均衡が争点

議長国の米国は共同声明の取りまとめを目指したが、
中国が重要鉱物のサプライチェーンや経済不均衡問題で反対し、採択は見送られた
と報じられている 。

中国が反対した理由は以下の通り:

重要鉱物などの供給網(サプライチェーン)

経済不均衡問題

レアアース規制などの輸出管理

「過剰生産」による安価輸出への批判

米国はこれらを「非市場的な政策」と位置づけ、中国の政策が世界の不均衡を悪化させている と強く牽制した。

米国が公表した議長声明のポイント

共同声明が採択できなかったため、米国は代わりに議長声明を公表した。

世界経済は「複数のショック」に直面

議長声明では、イランによるホルムズ海峡封鎖などでエネルギー貿易が混乱している
との認識が示された 。

しかし同時に、「戦争を含む複数のショックに直面しても強じん性を維持している」と世界経済の耐久性にも言及している。

重要鉱物・エネルギー・食料の供給網確保が不可欠

議長声明は、エネルギー・食料・肥料・重要鉱物など主要バリューチェーンの機能確保が不可欠と強調した 。

これは中国のレアアース規制を念頭に置いたものとみられる。

中国の「過剰生産」問題を明確に批判

米国は、中国が巨額の補助金を背景に安価な製品を大量輸出している点を問題視し、
「不均衡を悪化させる非市場的な政策を排除すべき」と明確に批判した

中国以外のG20メンバーは合意

議長声明では、中国を除く全てのG20メンバーが合意したと米国は強調している 。

ベッセント米財務長官は記者会見で、「世界最大かつ持続不可能な経常収支黒字を抱える国、つまり中国が反対した」と牽制した。

結局、中国の過剰生産による世界への輸出はG20国家全てから障害だと認識されたわけだ。共同声明は中国の反対で出なかっただが、この意味は非常に大きい。

こちらは以前から中国の過剰生産が鉄鋼、太陽光パネル、造船、EVなどによって世界シェアを獲得して、このままだと中国産が世界を支配するようになると警告したが、G20国家もそれを危惧している。レアアースなどもそうだが、中国は世界と孤立する中で、完全包囲網を敷かれる体制が整いつつある。

15時半の結果

今日は複合的な砂嵐が発生して韓国市場を巻き込んだ。その結果はなんとマイナス4%下げである。チャートを見ればわかるが、だまし討ちすらなくずっと下がっている。

コスピ6562.73。マイナス3.99%。

サムスン電子は250500.マイナス4.02%。

SKハイニックスは161万3000.マイナス4.73%。

これは酷いな。

投資主体別売買動向

個人が23029億で買い。

外国人が19096億で売り。

機関が20438億で売り。

まさかの砂嵐で個人は2兆3029億も買っているらしい。チャレンジャーだな。さすがに4日連続で米市場は下がらないとみているのか。でも、大きく反発するとはおもえんな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です