気ままにシヴィライゼーション6攻略その17・・・「太古の技術ツリーと弓術獲得までの考察その2」

「良弓は張り難し、良馬は乗り難し」春秋戦国時代の思想家・墨子

気ままにシヴィライゼーション6攻略その17。今回は前回の続き「太古の技術ツリー」の3つと弓術獲得までを考察していく。弓術はなるべく早く入手したいのだが、最速で取りに行くと他の技術開発が遅れるといったデメリットがある。これが後にじわじわと効いてくるので、管理人はあまり最速習得はオススメしない。その辺りを理由を後で見ていく。

■前回まで

気ままにシヴィライゼーション6攻略その1「シヴィライゼーション6とは」

気ままにシヴィライゼーション6攻略その2:シヴィライゼーション6のテーマ曲「Sogno di Volare (“The Dream of Flight”)」の歌詞に込められたレオナルド・ダ・ビンチの思い

 気ままにシヴライゼーション6攻略その3:シヴィライゼーション6の「購入方法とダウンロード」
気ままにシヴィライゼーション6攻略その4・・・「ゲームモード」について
気ままにシヴィライゼーション6攻略その5・・・・「ゲームオプション」について
気ままにシヴィライゼーション6攻略その6・・・・ゲーム開始で「最初にやるべきことはマップの地形と資源の確認」

気ままにシヴィライゼーション6攻略その7:「科学力、文化力、ゴールド」について

気ままにシヴィライゼーション6攻略その8・・・「生産力と生産力ブースト」について

気ままにシヴィライゼーション6攻略その9・・・「フォントサイズの変更で文字を見やすくしよう」

気ままにシヴィライゼーション6攻略その10・・・「食料と設備、都市の成長」について

気ままにシヴィライゼーション6攻略その11・・・「開拓者で都市を建設する時に考慮すべき点」

気ままにシヴィライゼーション攻略その12・・・「労働者が造れる建造物」について

気ままにシヴィライゼーション6攻略その13・・・「序盤から脅威となる蛮族対策」について

気ままにシヴィライゼーション6攻略その14「戦闘ユニットの必勝策ついて」

気ままにシヴィライゼーション6攻略その15・・・「最初のターンに何を作るべきか」

気ままにシヴィライゼーション6攻略その16・・・「太古の技術ツリーにおける弓術までの開発考察その1」

■太古の技術ツリー

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今回見ていくのは1番右にある「石工術「青銅器」「車輪」である。この3つも色々と重要な技術だったりする。

■石工術

ブースト条件:採石場を建設する。

科学力120 石材の採取が可能になる。解除は建造物:太古の防壁、ピラミッド(世界遺産)、ユニット:破城槌

■太古の防壁の詳細

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太古の防壁:都心と兵営(区画)の周囲に防壁を作る。防衛は都心と兵営からの長距離攻撃可能にする。敵はこれを突破するまで都市を攻撃できない。外郭の防御力+50

この太古の防壁は都市の防衛力をそれだけで飛躍的に高める効果を持つ。また、都市や兵営の長距離攻撃は自文明で最強の長距離戦闘ユニットの長距離攻撃力によって決まる。射程が2マスなのは変わらないが、その威力は新しい長距離攻撃力ユニットが開発できるようになれば自然と増大していく。これがまた恐ろしく強い。要するにフリゲート艦が開発できれば、そのフリゲート艦並みの攻撃を毎回、都市ができるわけだ。

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そのため、序盤のコツは相手の文明国の都市が「太古の防壁」を設置できてない時期に攻め込むことが重要だ。もし、防壁ができていれば中々、落とせないだけではなく被害も増大する。太古の壁が既に存在していたら、同時に開発できる破城槌がないと全く持って都市に有効なダメージを与えられない。それでも弓兵で4体ほどで囲んで集中していればそのうち落ちるのだが時間がかかりすぎるので破城槌を予め用意しておこう。

太古の防壁を都市に設置できたら蛮族がいくら攻め込んできても都市からの砲撃だけで対処できるになる。なので序盤のように理不尽に攻められて負けるといったことがほぼなくなる。相手が破城槌まで用意してきたら話は別だが。

■ピラミッドの詳細

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ピラミッド:労働者1ユニットを無料で得る。全ての労働者がもう一つ施設を作れるようになる。丘陵のない砂漠地形(氾濫原を含む)にのみ建設可能。

このピラミッドも空中庭園と同じぐらい建てたい世界遺産。労働者を1回分、多く使えるようになるのはかなりの恩恵といえる。ただし、砂漠地形にしか建設できないので注意。

余談が世界史の授業でエジプトの国王をファラオと呼ぶとか習ったと思うがどうやら呼んでいないという。実は古代エジプトでは王のことをファラオと呼ばれたことは一度もないそうだ。じゃ、何でここまで日本は既成事実化されているのか。そもそも、ファラオの由来はどこなのかというと「旧約聖書」である。

でも、仮にエジプトで王のことをファラオと呼んでいないのが事実なら「旧約聖書」で出てくるエジプトとされているユダヤ人の脱出した国はエジプトではないということになる。

旧約聖書の記述があっているかなんて誰が決めたのか。つまり、エジプトの王がファラオでなければ、モーセの十戒とか、ユダヤの歴史そのものが出鱈目だということで、エジプトとは別の国からの脱出、または作り話の可能性も出てくるわけだ。このように一つの記述が違うとしただけで、実は多くの矛盾が生まれてくるのが古代史だったりする。

歴史好きなら、今の通史と呼ばれる歴史というのが勝者によって作られたものであることは知っているだろう。思いっきり脱線したが、世界史の教科書に書いてあることは必ずしも正しいとは限らない。

■破城槌

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破城槌の役割は漢字が示している通り、城の防壁を壊すために使う。ただし、これは破城槌が都市に隣接しているときだけ効果が発生するので注意。つまり、都市に近づけさせないと意味がない。

■青銅器

ブースト条件:蛮族を3ユニット倒す。

科学力120 熱帯雨林の伐採が可能となり、鉄が出現する。解除はユニット:槍兵。区域:兵営、建造物:兵舎、鉄を発見。

この青銅器を開発するとマップ上に鉄資源が見えるようになる。鉄資源は次の戦士系ユニットである「剣士」を作るのに必要となるので速めに確保したい。基本的に欲しい戦略的資源の近くに都市を建てるのが有効だが、鉄だけ欲しい場合は他の文明国から交渉して譲ってもらうこともできる。

また、鉄や馬といった戦略的資源は相手も欲しがるが渡してはいけない。渡せば強いユニットを生産されてしまうからだ。

■槍兵の詳細

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槍兵は太古の騎兵にユニット対して強い近接ユニット。騎兵が生産できるようになって周囲を探索して蛮族の集落を発見したら、その集落に陣取っているのが大抵、この槍兵である。この槍兵は騎兵に強いので、いくら蛮族の集落だろうが突っ込むと痛い目に遭う。ただ、こちらが生産することはほとんどない。

槍兵が攻めてきても弓兵で返り討ちにできるためだ。文明国が騎兵を作るには馬がいるので、その馬資源を抑えれば相手は騎兵を作れないのも槍兵を作らない理由である。

■兵営の詳細

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兵営は軍事施設を造るための区画。これがないと兵舎や厩舎、武器庫、士官学校などの施設が建造できない。また、都心に隣接して建てることはできない。この区画がないと他の建造物が建てられないのでわりと必須である。

■兵舎の詳細

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兵舎:この都市で生産された近距離・遠距離の陸上ユニットの戦闘での獲得経験値を+25%にする。ただし、兵舎と厩舎は同時の区域に建てることはできない。

■車輪

ブースト条件:資源を採掘する。

科学力120 解除はユニット:ヒッタイト・チャリオット、建造物:水車小屋

車輪の開発でいわゆる古代の戦車と呼ばれるヒッタイト・チャリオットが生産できるようになる。移動力、攻撃力が高くまともに戦うと厄介な相手。シュメールがとくにこれを量産して攻めてくることが多い。こうした場合はとにかく守りを固めよう。騎兵は突っ込んで来てくれるので待ち伏せが有利。弓で撃退もできるが攻撃されるとごっそり体力をもっていかれる。建造物の水車小屋も食料と生産力を増やしてくれるので便利。

■ヒッタイト・チャリオット

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ヒッタイト・チャリオットはこのユニットが最後に止まった場所が平地だった場合、移動力+1を得ることができる。そのため、平地なら斥候と同じ速さで移動できる。戦闘力も高く歩兵に強いので大量に攻め込んできたら守りに徹しよう。こちらから迎え撃つと被害が拡大する。太古の防壁があればそれほど苦戦するユニットでもないが。

■水車小屋の詳細

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水車小屋は米と小麦に食料+1する。さらに特性で食料+1,生産力+1もあるのでわりと便利。ただし、川に隣接させる必要がある。後、区域は都心。

以上が太古の技術ツリーである。太古の技術ツリーだけでも生産できるものが大幅に増えていく。改めて技術を見返すと人間の暮らしぶりが段々と向上してきているのが感じられる。水車小屋とかは今ではもうほとんど見られないわけだが、昔ながらの畜産で生計を立てているモンゴル民族など、まだまだ現在でも使われる技術が色々ある。

さて、こうした様々な技術があるわけだが、どのように取得していくべきかを考察する。

■最初に開発するのは青銅器、畜産、探鉱、占星術、帆走術のどれがいいのか

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最初の3つの技術は青銅器、畜産、探鉱はブーストがないので単純にどれが必要かが重要となる。占星術と帆走術はブーストを満たすことは簡単だが序盤に聖地を作るのは時間がかかりすぎる。帆走術は労働者で漁船が建造できるが、海には資源が少ないのでわざわざ最初に開発する必要がない。そもそも、何度も述べているように最初の都市は沿岸ではなく、川の近くが絶対に良い。なら、帆走術のブーストは狙えない。ということで後の3つに絞られる。

それで何が最初の研究するかはオススメは畜産である。ただし、都市の範囲内に羊や家畜がいる場合である。逆に米や小麦があれば陶磁器が良い。利用出来る資源の上になるべく施設を建てることで資源を利用するのがいい。特に高級資源は施設+1という恩恵が多きい。または資源の上に農場を建設すれば灌漑のブースト効果が得られる。

灌漑で開発できるプランテーションは様々な資源を利用出来るのでかなり便利である。ただし、灌漑資源が近くにない場合は後回しでもいい。その頃には探索も進んで筆記のブースト条件である他の文明国との接触もしていることだろう。

畜産の後に何が良いか。これは陶磁器が良い。最初は都市の人口を増やすことが大事。そのためには穀物庫はかかせない。逆に陶磁器の後も畜産である。畜産が終われば弓術開発をしていこう。また、車輪は戦車がいらない場合。水車小屋を建てなくても十分、食料を満たしている場合は無視していい。

ただし、初手の生産が労働者の場合、探鉱を先に開発して伐採ブーストをしても良いだろう。採石場は石工術のブースト条件にもなる。

この辺りは状況に応じて考えていくのもシヴィライゼーション6の楽しいところだ。つまり、古典時代までのパターンはこんな感じだ。

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畜産→陶磁器→弓術→灌漑→探鉱→石工術→青銅器→筆記→通貨

陶磁器→畜産→弓術→灌漑→探鉱→石工術→青銅器→筆記→通貨

探鉱→畜産→弓術→陶磁器→灌漑→石工術→青銅器→筆記→通貨(古典時代)

技術開発は61ターン目でこのような感じだ。無視した技術は科学力を上げて数ターンで開発できるようになればするといい。筆記の後に通貨は商業ハブ(区域)を建設するのに必要となる。ゴールドを稼ぐなら商業ハブの建設は不可欠なのでこれも速めに欲しい技術である。

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