韓国経済、スペースデブリは数千万個!世界初の宇宙ごみ掃除会社が日本で登場

韓国経済、スペースデブリは数千万個!世界初の宇宙ごみ掃除会社が日本で登場

記事要約;宇宙を扱う映画やドラマなどで出てくるスペースデブリ。人工衛星や宇宙ステーションといった宇宙開発が増えるに連れてスペースデブリは増えている。これらのスペースデブリは小さなものをあわせれば数千間個と言われており、宇宙ステーションや宇宙船などに衝突する危険性が高まっている。だが、そんなスペースデブリを掃除する会社が日本で登場した。

こういう宇宙ごみ掃除会社とか聞くと、宇宙船サジタリウスぽいのだが、実際は世界初だった。だが、この宇宙ゴミを掃除する会社はこの先、重要になるかもしれない。宇宙の開発はこれからもどんどん進む。

ただ、宇宙には「ゴミ箱」があるわけではないのでどうやって掃除するかというとこれがまた面白い。軽い宇宙船を製作して表面に接着剤を付着し、ここにごみを付着させるという計画らしい。そのゴミを大気圏まで運べばゴミは自然と燃え尽きるというわけだ。

宇宙船は軌道を回ってゴミを付着させて再度大気圏へと突入すれば、大気圏では熱の壁による空力加熱が発生する。熱の壁というのは飛行速度がマッハ3付近になると高速な機体の移動によって空気が急速に圧縮されて高温が生じることをいう。だから、大気圏に突入するには「決まった角度」でないとだめなわけだ。

これが人間を乗せた宇宙船なら揚力やら加速度やらで出てきて突入角度は難しい計算となる。そういえば、はやぶさ1号も大気圏に再投入して戻ってきたのだった。つまり、大気圏が宇宙ゴミの焼却場に早変わりというわけだ。これ未来の技術だと自動で出来るようなシステムが開発されると思うので、わりと面白い風景になると思う。宇宙好きにはこういう話はたまらない。

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韓国経済、スペースデブリは数千万個!世界初の宇宙ごみ掃除会社が日本で登場

9月、欧州宇宙機関(ESA)が運営する人工衛星に宇宙ごみの破片が衝突した。幸い、破片の大きさが数ミリにすぎず、大きな被害はなかった。しかし宇宙ごみが飛んでくる速度が秒速8キロにもなるため、破片の大きさが1センチ以上であれば衛星を失うことも考えられた。

寿命を終えて宇宙空間を飛んでいる人工衛星やロケットの破片を「宇宙ごみ」と呼ぶ。米空軍は地球で確認可能な大きさの宇宙ごみだけも約2万3000個と見ている。さらに小さいものは数千万個にのぼると推定される。

このように問題に浮上した宇宙ごみの処理に名乗り出た日本企業家がいる。ニューヨークタイムズは3年前に世界で初めて宇宙ごみ処理会社「アストロスケール」を設立した岡田光信氏を紹介した。

岡田氏は公務員として勤務していたが、後にインターネット企業を設立した事業家だ。宇宙開発に参入した国が宇宙ごみ処理問題を放置する中、岡田氏は問題意識を感じて自ら動き出した。

岡田氏が以前の経歴とは関係がない宇宙ごみの解決に乗り出したのは、幼い頃から宇宙に大きな関心を抱いていたからだ。

岡田氏の幼い頃の英雄は人類で最初に月に着陸したニール・アームストロング氏だった。岡田氏は同紙のインタビューで「各国航空宇宙局が国民に『宇宙ごみ処理に税金を使わなければいけない』と説得するのは現実的に難しいと判断した」とし「利益を追求する小さな私企業がより速やかに対処できるという考えで創業を決心した」と述べた。

岡田氏は軽い宇宙船を製作して表面に接着剤を付着し、ここにごみを付着させるという計画を立てた。軌道を回ってごみを除去した宇宙船が大気圏に入れば皿についたごみはすべて燃えてなくなる。同社は日本のある化学企業と提携し、これに利用する特殊接着剤を開発中だ。接着剤を利用すればロボットの腕では処理が難しい大きさ1ミリ未満の微細宇宙ゴミも除去できる。

投資家が大きな関心を見せ、アストロスケールは4300万ドル(約504億ウォン)の事業資金を集めた。会社の本部はスタートアップ(新生ベンチャー企業)運営環境がよいシンガポールにあるが、宇宙船はエンジニアが多い日本で製作している。 ※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

(http://japanese.joins.com/article/186/223186.html?servcode=300&sectcode=330)

韓国経済、スペースデブリは数千万個!世界初の宇宙ごみ掃除会社が日本で登場」への6件のフィードバック

  1. 個人的に「スペースデブリ」というと漫画原作もありアニメ【プラネテス】を思い出しますなw
    これはよい作品でアニメは自身の3本指に数える作品と思っておりますw

    宇宙ゴミ処理部署で働く、ぱっとしないの青年と新入社員女子と仲間たちとの成長物語
    JAXAの監修も受けているので、立派な科学物にもなっていてリアルw
    実際にもデブリ屋が出来るのかぁ、感無量だなぁww

    後は宇宙エレベーターが生きている間に出来るといいなぁw

    1. コメントありがとうございます。

      プラネテスも良いですね。宇宙船サジタリウスが子供の頃に見てて影響をかなり受けた作品だったので最初に出てきたかなと。後、宇宙兄弟とムーンライトマイルでしたけ。この辺りの宇宙漫画も面白かった。宇宙兄弟はアニメで見たのですけど、原作はまだ完結してなくて途中で終わってとても残念でした。

      宇宙エレベーターは出来るかな。ちょっと難しいかもしれないなあ。

  2. 宇宙ゴミ取るより、ゴミ作ってるの何とかしろよ、使えなくなった衛星を地球に
    落とすのは仕方ない、衛星破壊兵器、地球に落とさないで、敵国の衛星にぶつける、いくら取ったってきりがない、日本の衛星を誰かがぶつけなかったか?。

    俺、幽霊は信じてないが、UFOは信じてんだ、夢だな、ゴミがいっぱいあったら
    UFOが来れないじゃないか。。。

  3. 『スターダストボーーーーーイズ』
    子供の頃に見てましたサジタリウス。
    生だったか再放送だったか定かじゃないですし、記憶も断片的ですが、
    歌はOP,ED共に好きでした。ああ懐かしや。
    (懐かしついでに調べたら宇宙運送屋であってゴミ拾い会社では無かったですが)

    宇宙エレベーターは素材にカーボンナノチューブが有力視されていたり、
    登るロボットの競技会がここ数年行われていたり、
    某建設会社が2050年の完成を目指していたりで、
    ・・・恐らく一番の難関は政治的な部分と思われます。

    1. コメントありがとうございます。

      スターダストボーイズを知っているとは・・・。管理人はKBS京都で見たことがあって、その後、アニマックスでやってたときにサジタリウスの何十周年かの記念アルバムを購入しました。スターダストボーイズと夢光年の曲が聴きたくて。確かに収録されていたのですが、シビップが歌う夢光年がなかったんですよね。あれがすごく好きだったのに。

  4. 「団塊世代の我楽多(がらくた)帳」(https:skawa68.com)というブログの
    2019/9/27付けで「宇宙ゴミ掃除」の記事投稿
    しています。つたない記事ですが、もし、ご参考にしていただければ幸いです。

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