〔日本の防衛〕日露首脳会談、「外交勝利」とロシア報道
記事要約:昨日、日露首脳会談の内容が入ってきて日本の北方領土問題に進展があるかが期待されたわけだが、実際は何の進展もなかった。平和条約が締結されたわけでもない。この結果に日本人は不満があるとおもうが、管理人はたいして期待してなかったのでこんなものだと思っていた。2島返還でも難しいと述べた。
>北方領土問題については韓国の政治以上に先が読めない。でも、管理人は返ってくる可能性は低いと考えているので2島返還でも凄いと思う。4島返還はまずない。もし、3島が返還が現実的にあれば一生安倍総理を日本人が尊敬して応援すると誓えるぐらいだ。それだけの大偉業ということになる。しかし、こればっかりは何十年も経過していて進展しているかすらよくわからないし、相手の気分次第てこともある。しかし、それだけ領土というのは一度失うと取り戻すのが難しいということは日本人は知るべきだろう。<
このように書いたわけだが、現実的には返還の話すらなかった。北方領土でロシアの主権を認めたような「共同経済活動」に3000億円を投資するとかして、これが安倍総理の限界といったところだろう。これを外交的に失敗と見るかは微妙だが、今のロシアの立ち位置がかなり難しいんだよな。欧州ではロシアを警戒しているので3000億円を日本が出すことは欧州との緊張も生む。でも、逆に考えればロシアも日本に頼るぐらい経済が厳しいという見方もできる。
また、共同経済活動ということでロシアの主権を認めても、日本の主権を放棄したわけではない。それと、日本の企業が北方領土開発に着手できる状態にしたということはロシアからすれば、自国の領土に相手の国の企業が入ってくるということでそれを歓迎するのも難しいだろう。だから、ロシア紙が安倍総理の成果は「共同経済活動だけ」と皮肉ったのだろう。でも、内心ではわりと冷ややかな感じがする。
北方領土だけに焦点を絞れば日本は主権を認めて金を出してダメだと言う話にはなるが、全体的にどうだったのかというと4:6というところだろう。ロシアの勝ちであるが、日本も頑張ったというところ。でも、具体的に何をするのかといったものは出てないのでこれからの外交次第てこともある。
管理人は何十年も経過した領土が返ってくるなんてことはほとんど考えていなかった。ただ、とっかかりが出来たと見るべきか。もう、北方領土はロシアのものだと見るのか。それは解釈次第てところだ。
少なくとも管理人は「領土」を取り返すには結局、軍事力を背景にしなければ難しいと言わざる得ない。ただの経済国家というだけでは限界がある。日本の竹島も占領されて返ってこない。韓国にすら領土返せといえないのが外交事情である。さっさと中国側にいって敵となれば領土を返せといえるんだがな。米韓同盟がある限りは厳しいだろう。
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〔日本の防衛〕日露首脳会談、「外交勝利」とロシア報道
大衆紙モスコフスキー・コムソモーレツは16日、「シンゾウ・アベの計画はうまくいかなかった」と書き出しから報じた。長時間の会談にもかかわらず、安倍首相が国民に示すことができた成果は北方領土での「共同経済活動だけ」と皮肉った。
(http://this.kiji.is/182583093218869257)
歴史的事案を鑑みれば、露助とは距離を置くのが正解だと思う。
ソ連が消滅したとはいえロシア民族が消滅した訳ではない。
なので、自国利益最優先で合意破棄を公然と行った。
信に値しない民族国家だからだ。
日本政府が中国へ行った愚行を繰り返す事になるだろう。
投資した共同開発を全て奪われる。
そんな事に税金を使うより、将来を見据えて子供たちの教育に3000億円を投資すべきだ。
人・モノ・カネ、人が一番の財産であり資産たりうるからな。
日ソ首脳会談のかなめウクライナ〜クリミヤ半島編入と北方領土返還が焦点と思う。
トランプ次期大統領は、ビジネスの見地から親ロシアの傾向が高いと聞きます。
とすれば、多少外交上の得点が無くても、事前にロシアとのパイプを太くしておいて損はないと思います。
あくまで、政治的なターゲットを対中国に絞るのが正攻法と思われます。
但し、
>「シンゾウ・アベの計画はうまくいかなかった」,「外交勝利」
これがロシア大衆の本音なのは仕方がないのでしょうか、
正直、民度的には韓国と大して差はありませんね・・・。(残念)
やはり領土問題は戦争でしか解決されない、ということでしょうか。
北方領土が戻る訳ないだろ、領土か?、海だろう、北海道にどれだけの人が住んでる、日本には広~~い海と資源が眠ってる、海底の未開発資源と北方領土の海と比べたらどうなのよ、ロシアは中に不信感を持ち始めたんじゃないのか、パクリばかりするから。。。
北方領土で思い出すことがある。
4島一括が良く話題になりますが、昔まだソ連の時代に、アメリカが言い始めたそうです。
その真意はは、返還を難しくして、日本がソ連と親しくするのを阻止するためです。
記憶が正しければ、ごく最近の2009年ネドベージェフ大統領の時です。
3.5島を返還すると、突然言い出しました。
この時、世界的なバブル、つまりサブプライムローンバブル崩壊の真っただ中でした。
日本は、麻生総理の時で、”直接的打撃”は受けなかった記憶があります。
この時、4島一括で無ければとか、マスゴミや民主党がいろいろとケチをつけ、
結局うやむやになってしまいました。
怒った大統領は、その後、北方領土の開発を推進していったと記憶しています。