韓国経済、〔サムスン経済〕韓国サムスン、米に新工場か=トランプ氏「ぜひ来てほしい」-ロイター報道

韓国経済、〔サムスン経済〕韓国サムスン、米に新工場か=トランプ氏「ぜひ来てほしい」-ロイター報道

記事要約:韓国のサムスン電子が米国に新工場を成立するらしい。トランプ大統領がぜひ来て欲しいと既に述べているようだが、サムスン電子はコメントを拒否している。ロイターの飛ばし記事なのか。ロイターとトランプ氏が裏で繋がってサムスン電子に揺さぶりをかけたのか。管理人は後者の方だと思っている。

これでサムスン電子は工場を造らざる得ない理由が出来たのだ。何しろ、アメリカは韓国のダンピングを調査していて、この前は可塑剤(プラスチック製造に主に使用される化学物質)に反ダンピング税を課すというものがあった。

サムスン電子の家電が米国で1番のシェアを取っているので家電(冷蔵庫やテレビ)のダンピングを疑われているわけだ。そのようなダンピングを見逃してもらえるかはサムスン電子の新工場の建設にかかっている。その辺はトヨタと同じだ。トヨタの場合はもう建設すると述べたわけだが、サムスン電子は具体的な計画については触れてない。しかし、ここで断れば確実に家電に反ダンピング税を課せられるだろう。

さて、ここで問題になるのはアメリカの人件費である。韓国製が安い理由は人件費が安い国、アジアなどで生産してそれをアメリカに輸入していたことで低く抑えられていた。ところが、アメリカで工場を造って現地人を雇うとなれば人件費は高騰する。高騰すれば製品の価格が値上げしなければいけなくなるので、それなら日本の家電と値段がたいして変わらなくなる。

つまり、価格競争力が低下するのでサムスン電子にとってはアメリカで工場を造るのはマイナスということだ。あくまでもアメリカは売る市場である。もっとも、それでトランプ大統領を怒らせたら韓国はさらなるダンピングや為替操作の疑いをかけられる。商売しづらくなるのは目に見えている。しかし、トランプ大統領は凄いな。相手がやっていることの痛いところをしっかり突いて、雇用を増やそうとする。

ダンピングを見逃してもらうには米国で工場を造って現地人を雇えと。半分は強制みたいなものだ。でも、ダンピングは事実だからな。サムスン電子がシェアを伸ばす理由はダンピングによる低価格以外ないものな。爆発する洗濯機やテレビなんて安くなければ誰も買わないしな。

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韓国経済、〔サムスン経済〕韓国サムスン、米に新工場か=トランプ氏「ぜひ来てほしい」-ロイター報道

【ニューヨーク時事】ロイター通信は2日、韓国サムスン電子が米国に新たな家電工場を建設する可能性があると報じた。事情に詳しい関係者の話としている。

サムスンは新工場の計画を発表していないが、トランプ米大統領は報道を受け、ツイッターで「ありがとう、サムスン!ぜひとも君たちに来てほしい」と書き込んだ。

ロイターによると、投資額や建設予定地などは未定だが、企業の国外生産を批判し、輸入品への課税強化を唱えるトランプ政権に配慮した動きとみられる。

サムスンはロイターの取材に対し、新工場の具体的な計画の有無についてコメントを拒否する一方、「引き続き米国での新たな投資の必要性を見極めていく」と回答した。(2017/02/03-05:37)

(http://www.jiji.com/jc/article?k=2017020300307&g=int)

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