韓国経済、産経新聞「朴大統領罷免 韓国国民は危機回避へ冷静になるべきだ」

韓国経済、産経新聞「朴大統領罷免 韓国国民は危機回避へ冷静になるべきだ」

記事要約:先ほど朝日新聞の記事を読んでもらったわけだが、今度は産経の記事を取り上げる。確かに産経新聞が述べていることはもっもとだ。例えばタイトルのこれ。

>産経新聞「朴大統領罷免 韓国国民は危機回避へ冷静になるべきだ」

普通にまともな意見だ。反論することもできない。だが、管理人は敢えて問いたい。韓国国民の「危機回避」って何なのか・・・だ。

正直に述べて2つの道が韓国には残されている。1つは次の政権でも韓国のTHAAD配備を認めて米国の同盟国として生きること。2つ目はTHAAD配備を撤回して中国の属国になること。では、産経新聞は一体どっちの道が危機回避なんだ?でも、残念ながら答えは書いてないのだ。最も産経新聞は日本の安全保障上の問題を論点にしているのだが、実際、日本の問題がどうとかより、緊急の課題はTHAAD配備をどうするかである。

前にも述べたがどちらの道を歩こうがベターな答えはない。なぜなら、どっちにしろ韓国、韓国経済の破綻が決まっているからだ。奇跡的に助かる道があるとすれば、米国か中国のどちらかを説得するしかない。しかし、そんなことは韓国が100年間、朝貢して土下座しますと述べても無理だろう。なぜなら、THAAD配備は米国と中国の大国覇権争いが絡んでいるから。むしろ、韓国は当事者なのに蚊帳の外に置かれているといってもいい。

だから、管理人は最初に説いたのだ。韓国人の危機回避って何なのか?と。どうしようが危機は回避出来ない。これがもう現実路線に存在する。なら、一体どうすればいいのか。1つはもう諦めること。韓国人が良くやることだ。2つ目はその危機を軽減することだ。そして、韓国がしなければいけないことは後者だということ。問題は米国の安全保障を取るか、中国の経済を取るかである。これについては管理人がどれだけ語ろうが明確な答えは出てこない。

いくら北朝鮮から米国が守ってくれるといっても韓国経済が破綻したら餓死者がそこら中に産まれる。では、中国を取れば経済はそれなりに甘い汁を吸えるかもしれないが、米韓同盟は破棄。北朝鮮に滅ぼされる可能性が出てくる。何しろ韓国と北朝鮮ではどうあがいても北朝鮮の勝ちだからな。米国抜きにしての話ではあるが。北朝鮮にソウルが占領されたら奴隷のようにこき使われる運命が待っている。経済破綻して餓死者が産まれるのとどっちがましかなんて比べようがないのだ。

>左派系候補は、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)や米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」韓国配備も疑問視している。

日本の安全保障なら韓国のTHAAD配備が完了するのは良いかもしれないが、そうなれば韓国経済は中国の経済報復で破綻する。万が一でも破綻が免れても中華圏内で商売できないという致命的なリスクを負う。管理人はこのリスクが今後、ずっと続くとなれば北朝鮮の奴隷になったほうがまだましかもしれないと思うほど強いものだと考えている。それだけ歴史的に考えても中華圏内から持たされる恩恵というのは非常に大きい。それらを全て捨てて韓国経済がこの先、成長していけるかなんて、どう考えても「NO」なんだよな。

結論を述べると冷静になろうが、なりまいが何も変わらない。韓国は究極の二択のどちらかを選ぶしかない。そして、その二択は韓国そのものを滅ぼす恐れがある。結局、やれることなんて危機への軽減ぐらいしかない。いくら韓国メディアが中国を批判しようが、ユーラシア大陸における中華圏内に属することはこの先も変わらない。これが日本や他の国のように少し離れていれば別だったんだがな。もう、韓国の未来を真面目に考えてくれた朴槿恵前大統領はいない。

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韓国経済、産経新聞「朴大統領罷免 韓国国民は危機回避へ冷静になるべきだ」

韓国の憲法裁判所が、職務停止中だった朴槿恵大統領の罷免を決定した。朴氏は即時失職し、60日以内に大統領選が実施される。

昨年秋、朴氏知人の国政介入事件が明るみに出て以降、韓国は指導者を失い、政治の停滞が続いてきた。罷免を受け、朴氏の支持者らが機動隊と衝突し、多数の死傷者が出るなどなお混乱は収まらない。

政府も国民も、国家の立て直しへ冷静さを取り戻してほしい。これ以上の政治の遅滞が許されない状況にこそ目を向けるときだ。

北朝鮮は弾道ミサイルの発射を繰り返し、核戦力の脅威は日増しに高まっている。VXを使った金正男氏暗殺事件は、金正恩政権の異常性を一層際立たせた。

韓国が正常な機能を失っていることが、危機をより大きくしていることも否定しがたい。

岸田文雄外相は「韓国とは北朝鮮問題で連携が不可欠だ。新政権とさまざまな分野で協力していかねばならない」と述べた。

北朝鮮の暴走阻止のため、連携する日米韓それぞれが、万全の態勢で策を練り、北朝鮮に圧力をかけることが最大の課題である。

慰安婦問題の最終的解決をうたった一昨年暮れの日韓合意を、韓国側が履行することも重要だ。日本公館前の慰安婦像撤去に向け、韓国政府首脳から前向きな発言はあっても、行動が伴わない。

これは韓国の国際的な信用にかかわる問題である。いかなる政権が誕生しようと、日本との約束は果たされなければならない。

気がかりなのは、世論に朴政権の政策の全てを否定する空気が広がり、左派系候補の多くが、同政権下の日韓合意の見直しなどに言及していることだ。

左派系候補は、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)や米軍の「高高度防衛ミサイル(THAAD)」韓国配備も疑問視している。

もはや「反朴氏」の戦いは終わったのだ。国際情勢を顧みず、大衆迎合的な発言を争うような大統領選を展開するのは、無責任かつ愚かなことである。

朴氏の罷免を大きく後押しした国民世論が、政経の癒着や格差の問題に目を向けさせたのは確かだ。ここは国民もいったん熱を冷ますときだ。次期政権には国と地域の安定がかかっている、そのことを改めて考えてもらいたい。

(http://www.sankei.com/column/news/170312/clm1703120003-n1.html)

 

韓国経済、産経新聞「朴大統領罷免 韓国国民は危機回避へ冷静になるべきだ」」への2件のフィードバック

  1. 韓国の危機回避は不可能でしょうけれど、韓国「民」の危機回避なら
    日本に不法入国
    というこちらにとって最悪の選択肢が残っているような。
    早くビザ復活させないと・・・。

  2. 新大統領が革命を起こして韓国を共産主義国にし、中国共産党の「指導と助言」に忠実に従って国を運営する、という形なら、北の将軍様の奴隷にならなくて済むかも知れません。(例えば総書記は中共から派遣されるとか)
    北と中共に関係がぎくしゃくしているというのが本当であれば、韓国の為に、北の核を実力行使で取り除いてくれる可能性もありそうです。
    韓国としては、これが最善の選択のような気がします。
    もしこれが実現したら、21世紀になって初めて、自由民主主義を捨て共産主義を選択した国が誕生することになりますね。

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