韓国経済、これから2カ月が韓国経済の「ゴールデンタイム」だ

韓国経済、これから2カ月が韓国経済の「ゴールデンタイム」だ

記事要約:本来、「ゴールデンタイム」という言葉はマスコミ用語でテレビ・ラジオの視聴率・聴取率が最も高い時間帯を指す。通例、午後7時から9時ごろのことでこの時間にドラマとかバラエティーなどを報道している。しかし、最近は色々なところでも使われている。

ゴールデン洋画劇場などきいたことあると思うが、昔から人類は「金」に対して良いイメージを持っている。これは欧州の価値観が一般的だという認識でいいのか。日本も大航海時代の時は黄金の国ジパングとかマルコポーロの東方見聞録などに書かれていたのだったかな。

歴史的な話はこれぐらいにいして、中央日報のコラムによるとこれから2ヶ月が「韓国経済」のゴールデンタイムらしい。うん。何を言っているかはよくわからない。とりあえず、ポルナレフを呼んできた方がいいんじゃないか。韓国の存亡危機に瀕しているのにゴールデンタイムとは何なのか。むしろ、真逆。瀬戸際とか、土壇場とか、窮地とか、正念場とかの方がぴったりじゃないのか。

この単語で思い出したのは今の韓国経済の状況はカイジの高層ビルの間と間に鉄の棒で橋を造って渡るあの競技に似ている。

まさに鉄骨渡り。落ちれば即死。しかし、1つだけ違うところがある。この鉄骨渡りは色々な仕掛けがあるわけだが、必ず最後に「希望」がある。わたりきれば数千万もらえるわけだ。でないとこんな危険なこと誰もしない。しかし、今の韓国経済は2つの大きな分かれ道はあるが、その先にあるのは希望ではない。ただ底なし沼に落ちる仕掛けがあるのみだ。

そもそも今の韓国経済が鉄骨渡りということは、要するに今が綱渡り状態なわけだ。そこにTHAAD配備という米国と中国のどちらかを必ず裏切ることになる究極の選択が舞い込んできた。放置しておいても崖っぷちなのに、その先に見える安全な道がない。地雷原に飛び込むようなものだ。いついかなる時に相手(米国、中国。または両方)が激怒して地雷を踏むことになるかわからないのだ。そんな状態を中央日報はゴールデンタイムと呼んでいる。

この時点で文章を読む価値がない気もするが、これだけだと管理人が好きな漫画を紹介しただけのような気がするので突っ込んでいこう。

>朴槿恵(パク・クネ)政権は発足2年目の2014年に「474」経済ビジョンを提示した。潜在成長率4%、雇用率70%を実現し、1人当たり国民所得4万ドルを達成するという夢がふくらむ計画だった。だが4年間に前進よりも後退を繰り返し、「474」は「262」に落ち込んだ。

実現を目指すのはいいが、そもそも、その経済ビジョンを管理人は4年ほど見てきたが、創造経済とやらの青写真というのは結局、謎のままだ。つまりに実現できないことを公約にしていただけだろう。むしろ、そんなことを信じている韓国人がおかしいだけじゃないか。経済対策で何より重要なのは実現性である。どんな素晴らしい提案だって実現出来なければ意味がない。高い目標を目指すことに意義はあるにしても、実現しなければ評価されないからな。

>経済はこのように後退しているが税収は過去最高だ。昨年の国税収入は242兆6000億ウォンで前年より24兆7000億ウォン(11.3%)急増した。この増加額は年間所得5000万ウォンである会社員50万人が稼がなければならない額だ。

管理人も先日指摘したが、なぜか知らないがしっかり増税だけはしていて税収は過去最高なんだよな。しかも、11.3%も増えているという。日本だと2.3兆円ぐらいか。経済危機なのに韓国政府だけは潤っていたと。実際、朴槿恵前政権の不安はこの辺りにもあるんだろうな。なんだかんだで税金が上がっている。

反日外交と蝙蝠外交で支持率を上げながら、裏ではしっかり増税していたと。でも、これを見る限りでは反日外交をしてれば多少の増税しても支持は落ちないということだ。

>韓国政府は退社時間を繰り上げ、高速鉄道の割引などを通じて内需を活性化するという。お金を使うことで経済が動くため積極的な消費を誘導するという考えだ。だが名誉退職の嵐でいつ職を失うかも知れない不安感に税金の増加で懐まで軽くなったのにだれがお金を使おうとするだろうか。政府の対策が短期処方、付け焼き刃式の対策だと批判を受ける理由だ。

なんか民主党の高速道路の無料化を思い出すな。そもそも韓国に観光地がないのにどこ行くんだろうか。高速鉄道の割引なんかよりはもっとなんだろうな。酒税でも安くした方がいいんじゃないか。今、輸入酒の方が人気あるんだろ。せっかくのお祭りタイムだ。酒飲んで嫌なことは全て忘れて騒ぐのを応援したほうが内需的には良いと思うぞ。しかも、韓国は少子化なのでこの1年ほどで出来た子供には給付金を与えるとか・・・あれ、これもデジャヴだな。民主党の子ども手当じゃないか。

>現在の韓国経済が置かれた境遇は「風前の灯火」だ。米国・中国のG2の圧迫はますます強まっている。米国は自国の利益を前面に掲げて保護貿易を強化しており、中国は高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を理由に無差別報復を加え韓国を締め上げている。

風前の灯火ね。うん、じゃあ、何でゴールデンタイムなんだ?読者様も疑問に思うだろう。では、回答箇所を示そう。

>そうするには韓国経済の状況はとても厳しい。大統領候補は当選と同時に実行するという考えで経済政策方向を徹底して用意しなければならない。関係官庁の公務員は顔色をうかがいながら新しい大統領が当選する時まで現状だけ維持するという考えをしてはならない。危機に陥った国を救うための長期青写真の準備に全力を尽くさなければならない。今後2カ月が「ゴールデンタイム」だ。

なんとこのコラムは最後にゴールデンタイムとか書いてあるだけで、一体、何がゴールデンタイムかまでは説明されてないのだ。そもそも2ヶ月の選挙期間で韓国の経済対策の方向を用意できるわけないだろう。THAAD配備をするか、しないかで大きく運命が分かれるのだから、まず、これを決めない限りは経済対策しても付け焼き刃にしかならんだろうに。

そもそも現状維持なんて出来るわけない。残り2ヶ月で中国にどれだけの経済報復を受けるか。管理人は楽しみにしているが、サミット不参加、旅行禁止令だけじゃ済まないだろうな。結局、このコラムはただの逃げなので具体的にどうするか書いてない典型的な他人任せの韓国人の文章だった。そこで管理人は韓国人は民主主義というのを誤解しているんじゃないかと。

たぶん、韓国人が思う民主主義とは中世の封建制度に近いと思う。一体、どういうことか説明はそのうちするが、究極の勘違いは国民が選んだ責任を完全放棄している点にあるんじゃないかと思う。

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韓国経済、これから2カ月が韓国経済の「ゴールデンタイム」だ

【コラム】これから2カ月、韓国経済の「ゴールデンタイム」だ

朴槿恵(パク・クネ)政権は発足2年目の2014年に「474」経済ビジョンを提示した。潜在成長率4%、雇用率70%を実現し、1人当たり国民所得4万ドルを達成するという夢がふくらむ計画だった。だが4年間に前進よりも後退を繰り返し、「474」は「262」に落ち込んだ。

経済成長率は2013年の2.9%から昨年は2.7%に下がった。以前の政権で50%台だった雇用率は2014年から60%台に上昇した。しかし製造業の雇用は減り自営業が増え、質的には後退した。

1人当たり国民総所得(GNI)も2013年が2万6179ドル、2014年が2万8071ドルと上昇して2015年には2万7340ドルに落ち込み6年ぶりに減少した。昨年も3万ドルを下回ると予想される。

経済はこのように後退しているが税収は過去最高だ。昨年の国税収入は242兆6000億ウォンで前年より24兆7000億ウォン(11.3%)急増した。この増加額は年間所得5000万ウォンである会社員50万人が稼がなければならない額だ。

韓国政府は退社時間を繰り上げ、高速鉄道の割引などを通じて内需を活性化するという。お金を使うことで経済が動くため積極的な消費を誘導するという考えだ。だが名誉退職の嵐でいつ職を失うかも知れない不安感に税金の増加で懐まで軽くなったのにだれがお金を使おうとするだろうか。政府の対策が短期処方、付け焼き刃式の対策だと批判を受ける理由だ。

現在の韓国経済が置かれた境遇は「風前の灯火」だ。米国・中国のG2の圧迫はますます強まっている。米国は自国の利益を前面に掲げて保護貿易を強化しており、中国は高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を理由に無差別報復を加え韓国を締め上げている。ここに「第4次産業革命」(多様な産業が情報通信技術と融合して新しい製品とサービスを作る次世代産業革命)という台風の核が世界に渦巻いている。

ところで韓国はどうなのか。大統領罷免という史上初の事態が起きた。弾劾賛否勢力に分かれ社会対立は極限に突き進んでいる。大企業は崔順実(チェ・スンシル)問題の余波で総帥が捜査を受け事業戦略策定に支障をきたしている。

韓国を率いる経済主体のあちこちでリーダーシップの空白が深刻だ。すでに崔順実問題が起きてから5カ月間に社会は混乱に陥り経済は後回しとなった。60日という厳しい日程のため韓国はすぐに大統領選挙モードに入るだろう。また、2カ月をそのまま過ごしては韓国経済は手のほどこしようもない奈落に落ちかねない。

そうするには韓国経済の状況はとても厳しい。大統領候補は当選と同時に実行するという考えで経済政策方向を徹底して用意しなければならない。関係官庁の公務員は顔色をうかがいながら新しい大統領が当選する時まで現状だけ維持するという考えをしてはならない。危機に陥った国を救うための長期青写真の準備に全力を尽くさなければならない。今後2カ月が「ゴールデンタイム」だ。

(http://s.japanese.joins.com/article/779/226779.html)

韓国経済、これから2カ月が韓国経済の「ゴールデンタイム」だ」への3件のフィードバック

  1.  まともな国家なら、安全保障(米国)と経済(中国)との二択の場合、どう考えても安全保障を優先するはずなんだけどなぁ。
    経済を優先して国が滅ぶとか意味が分からん。
    韓国経済がここまで中国に依存してしまっている以上、脱中国を成し遂げるには相当な痛み(なんとか致命傷で済んだニダ)を伴うだろうが、北に攻め滅ぼされるよりはなんぼかマシだろうに。
    この期に及んで、まだ蝙蝠外交を続けるつもりなのかね、こいつらは。
    韓国が米中の間でうまく立ち回り、双方から利益を引き出すなんて、ちょっと無理ゲーすぎるだろ。(「朴槿恵の野望」的なシミュレーションゲーム誰か作ってくれないかな)
    少なくとも日本は味方につけておかなければいけなかったのに、反日というイデオロギーに支配されると、どこまでも誤った選択を続ける民族だな。
    ああ、でも日本に擦り寄ってこられても困るんで、このまま反日で逝ってくださいね。

  2. 韓国で言う【ゴールデンタイム】とは、有効な手立てを行うための最後のタイミングと言う事だと思います。

    例えば、鳥インフルエンザの拡散を食い止めるためのゴールデンタイムは過ぎた等の記事をよく見かけます。
    これは鳥インフルエンザの拡散を食い止めるための処置が遅れたため、もう拡散を防ぎきれないと言う意味と取れます。

  3. 国が危機に成った時にこういう記事ばかり書いて国民の目を反らして来たんでしようね、だから日本がどんな援助をしょうがそういう事は一切記事にしない、なので国民もそんな事が有った等知らない人が多い、根底に反日が在るだろうが、韓国のメディアはもっと真実を書いてもらいたい物ですね。

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