韓国経済、米基準変更なら韓国は為替操作国指定の恐れも=企画財政相
記事要約:既に韓国は米国から為替操作国して認定される1歩手前にいるはずなのに、韓国の柳一鎬(ユ・イルホ)企画財政相によると米基準が変更なら韓国は為替操作国して指定される恐れがあるという。よくわからないが今の基準と次の基準がどう違うというのか。その辺は書いてない。
そもそも米基準の変更ってなんだ。明らかに米政府が韓国や中国を為替操作国して認定するのは時間の問題じゃないか。そのために韓国のウォンは上昇してウォン高なんだろう。市場の投資家は為替操作国して認定されてウォン高になると見込んでいるから今のうち、ウォンを購入しているんじゃないのか。
>柳氏は、現状では米国から為替操作国とされることはないとしながらも、「新たな政権ができ、そうした問題は完全に排除できない」と指摘。為替操作国に指定された場合、通貨のボラティリティーが増す恐れがあると述べた。
よくわからないがこの自信はどこから来るんだろうか。最近、為替操作してないから来ないとか考えているのか。韓国経済の状態はアジア通貨危機やリーマン・ショック前後より最悪なのに、あのウォンの適正レート上下幅や韓国のKOSPIの過去最高値を更新しているのに為替加入を米国は疑ってないと?疑ってないなら為替操作しているとか直接、韓国を名指しにはしないんだよな。
後、通貨のボラティリティーというのは辞書で引くと次のようになる。
《不安定・変動の意》株式などの価格の変動率・変動性。特定の銘柄や商品の値動きの大きさについても、時期による相場全体の値動きの大きさについてもいう。これが大きいと、利益を上げやすい反面、損失の可能性も高まる。
まあ、あまり聞き慣れない用語だと思うの正確な意味を調べておいた。つまり、ヘッジファンドの玩具にされやすいってことだ。ヘッジファンドはハイリスク、ハイリターンの投資がドッド・フランク(金融規制法)法がリーマン・ショック後のオバマ政権で成立したことでリスクのある投資が制限されていた。しかし、トランプ大統領はドッド・フランク法は緩和すると宣言している。
こうした動きも通貨のボラティリティーが増すといえる。為替操作国として認定されたら、韓国は一時的なウォン高になるが、ウォン高だと輸出は振るわなくなるのでそのうちウォン安となる。今のウォンは1122だが、1100を超えればウォン高ということになる。
明らかにギリギリな調整、スムージングオペレーションをしていると思うのだが、決めるのは米国だしな。何はともあれ次の韓国大統領が米国にどれだけ従順かどうかだとおもう。ムン・ジェイン氏ではダメかもしれないが。
韓国経済危機の軌跡(過去のメルマガ無料公開(1回~212回)
韓国経済、米基準変更なら韓国は為替操作国指定の恐れも=企画財政相
[ソウル 24日 ロイター] ー韓国の柳一鎬(ユ・イルホ)企画財政相は24日、米国が従来の基準を変更した場合、韓国が為替操作国に指定される可能性は排除できないとの認識を示した。
柳氏は、現状では米国から為替操作国とされることはないとしながらも、「新たな政権ができ、そうした問題は完全に排除できない」と指摘。為替操作国に指定された場合、通貨のボラティリティーが増す恐れがあると述べた。
(http://jp.reuters.com/article/southkorea-economy-finmin-forex-idJPKBN16V0EZ)
中国が韓国を叩くのって、実は……。
輸出不振にして安目に調達したウォンででっかく儲けるため?