韓国経済、韓銀総裁「物価低くても景気回復続けば利上げ検討」

韓国経済、韓銀総裁「物価低くても景気回復続けば利上げ検討」

記事要約:米国の利上げが12月だと市場関係者は予測しているわけだが、最近、輸出が好調の韓国銀行の総裁は「物価低くても景気回復続けば利上げ検討」をしているようだ。物価水準については概ね、2%前後に推移していると以前に1月~9月までのデータを解説した。管理人は2%ぐらいなら緩やかなインフレなので問題ないと述べたわけだが、まあ、先に利上げはないだろうな。

>李総裁は「イエレン議長は政策金利を引き上げていかなければいつかはインフレ問題が発生し、金融の安定が阻害される可能性があり、インフレが2%に到達するまで現在の(緩和的)政策基調を維持するのは適切でないこともある」とし「我々もこの言葉に共感している」と伝えた。

FRBが利上げはそのうちするのは確実視されている。それによって米国と韓国の基準金利が逆転してしまう。それを避けるには韓国も利上げするしかない。なので、追随すると思われる。

>ただ、通貨政策方向に対する立場が変わったわけではないとし、慎重な姿を見せた。李総裁は「我々が注目している不確かな対外環境が依然として続いている」とし「通貨政策方向に関しては先月から一歩踏み出して何らかのメッセージを出す状況ではない」と話した。

今は動くときではないと。基準金利を上げると負債が増加するので慎重な立場なのだろう。でも、まあ、上げるだろうな。

>先月末、外国人投資家が国内債券を大量に売ったことに関しては「外国人投資家、特に中央銀行や国富ファンドが本格的に資金を流出する動きは見られない」と述べた。しかし「北核リスクが高まり、2日(9月26、27日)間に大規模な売り越しがあったため、市場心理が冷え込む可能性がある」とし「市場の動きを注視しながら必要なら対応する」と伝えた。

おそらく調整だろうな。大型連休もあるので持ち越したくなかったと。確かに売りはあったのだが、そこまで大きくはない。

日付 KOSPI ウォン KOSDAQ 先物 外国人(ウォン)

25日 2380.40 1131.80 642.04 316.40 -333億
26日 2374.32 1136.80 642.40 314.29 -3771億
27日 2372.57 1140.70 649.24 313.82 -2847億
28日 2373.14 1149.10 648.09 318.85 -1365億
29日 2394.47 1145.40 642.82 316.27 312億

これはメルマガに載せている週の市場データだが、26日、27日に注目して欲しい。確かに大きな売りはでているのだが、KOSPIはほとんど変化してない。29日にはむしろ、上がっている。つまり、そこまで心配する動きではないと。いずれにしても、KOSPIが2400近くあるなどできすぎている。

>韓中通貨スワップ交渉に関する質問には具体的な返答を避けた。3500億元(約6兆円)規模の韓中通貨スワップは今月10日に満期を迎える。

ノーベル症が終わる頃の次なるネタがこれ。10月10日に韓中通貨スワップ協定は満期を迎える。あの、今、10月4日なんだよな。既に6日前で延長はないんではないか。もっとも、今はサムスン電子と半導体が超強いので、仮に延長なしでもKOSPIの大暴落はないだろうが。

ええ?朝から経済ネタは難しいって?まあ、そうだとは思うのだが、このサイトは韓国経済を扱うのでノーベル賞とか、ラスベガスの大乱射事件とか、カタルーニャ州住民の住民投票とか、まあ、管理人の趣味だからなあ。でも、これらの動きはわりと人類の未来、日本の防衛について考えさせられるので、このサイトの趣旨にはあっているとおもう。でも、韓国経済ネタが中心にはなる。

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韓国経済、韓銀総裁「物価低くても景気回復続けば利上げ検討」

韓国銀行(韓銀)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁が「現在の物価水準が低くても中期的に景気回復傾向が続けば(通貨政策)緩和程度の調整を検討する」と述べた。現在の物価上昇率(2017年は年間1.9%推定)が韓銀の物価安定目標(2%)をやや下回っても、景気状況によっては利上げを検討するということだ。

李総裁は先月29日、韓銀担当記者団との懇談会で政策金利についてこのような立場を明らかにした。李総裁は米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の発言を引用した。李総裁は「イエレン議長は政策金利を引き上げていかなければいつかはインフレ問題が発生し、金融の安定が阻害される可能性があり、インフレが2%に到達するまで現在の(緩和的)政策基調を維持するのは適切でないこともある」とし「我々もこの言葉に共感している」と伝えた。

ただ、通貨政策方向に対する立場が変わったわけではないとし、慎重な姿を見せた。李総裁は「我々が注目している不確かな対外環境が依然として続いている」とし「通貨政策方向に関しては先月から一歩踏み出して何らかのメッセージを出す状況ではない」と話した。

先月末、外国人投資家が国内債券を大量に売ったことに関しては「外国人投資家、特に中央銀行や国富ファンドが本格的に資金を流出する動きは見られない」と述べた。しかし「北核リスクが高まり、2日(9月26、27日)間に大規模な売り越しがあったため、市場心理が冷え込む可能性がある」とし「市場の動きを注視しながら必要なら対応する」と伝えた。

韓中通貨スワップ交渉に関する質問には具体的な返答を避けた。3500億元(約6兆円)規模の韓中通貨スワップは今月10日に満期を迎える。

(http://japanese.joins.com/article/040/234040.html?servcode=300&sectcode=300)

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